ClickFix の進化する手口を検出:オンライン販売業者のページを模倣してユーザーを欺く

Attackers upgrade ClickFix with tricks used by online stores

2025/11/07 HelpNetSecurity — ClickFix の手法を進化させる攻撃者が、オンライン販売業者を模倣するページで被害者に圧力をかけ、マルウェア感染につながる手順を実行させるという手口が発見された。それらのページに配置されるのは、要求された操作を説明するチュートリアル動画/操作完了までの残り時間を示すカウントダウン・タイマー/過去1時間に認証を行ったユーザー数を表示するカウンターなどであり、いずれもユーザーに考える余地を与えずに、迅速な行動を促すことを目的としている。

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PROMPTFLUX という新型マルウェア:Gemini API を悪用して自身のコードを動的に書き換える

Google Warns of New PROMPTFLUX Malware Using Gemini API to Rewrite Its Own Source Code

2025/11/06 CyberSecurityNews — Google Threat Intelligence Group (GTIG) が公開したのは、Gemini API を悪用して自身のコードを動的に書き換える実験的なマルウェア・ファミリー PROMPTFLUX の詳細である。2025年11月4日に GTIG が発表した最新の AI Threat Tracker レポートによると、このマルウェアの形態が示すのは、単なる生産性向上ツールとして LLM の利用から、リアルタイムでの適応と検知回避のための LLM の直接統合へと、その手法が移行していることだ。

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情報窃取マルウェア Vidar Stealer 2.0:Lumma を凌駕するブラウザ認証情報取得の新手法とは?

Vidar Stealer Exploits: Direct Memory Attacks Used to Capture Browser Credentials

2025/10/22 gbhackers — 2025年10月6日にサイバー犯罪者 Loadbaks は、Vidar Stealer v2.0 のリリースをアンダーグラウンド・フォーラムで発表した。この新バージョンは、メモリへのマルウェアの直接注入により、最新ブラウザのセキュリティ対策を回避する。この高度な情報窃取マルウェアは、C++ から純粋な C 実装への移行によりアーキテクチャを全面的に刷新し、パフォーマンスとステルス性を向上させている。今回のリリースの背景には、Lumma Stealer の活動量の低下があると思われる。それが示唆するのは、脅威環境の変化に適応するサイバー犯罪者たちが、より効果的な代替手段を積極的に模索している状況である。

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Winos 4.0 の脅威が日本とマレーシアに拡大:PDF ファイル経由でマルウェアを配布

Winos 4.0 hackers expand to Japan and Malaysia with new malware

2025/10/18 SecurityAffairs — Winos 4.0 (ValleyRAT) を背後で操る脅威アクターが、台湾財務省の文書を装う PDF ファイルを介してマルウェアを配布しているが、その攻撃範囲が中国/台湾から日本/マレーシアへと拡大しているという。この攻撃者は、HoldingHands RAT (別名 Gh0stBins) を用いて、悪意のリンクを埋め込んだ PDF ファイルを、フィッシング・メールを通じて展開していた。

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TikTok Video で拡散するマルウェア:自己コンパイルで検出を回避して PowerShell を実行

Hackers Using TikTok Videos to Deploy Self-Compiling Malware That Leverages PowerShell for Execution

2025/10/17 CyberSecurityNews — TikTok を悪用するサイバー犯罪者たちは、無料のソフトウェア・アクティベーションを装いながら危険なペイロードを配信するという、高度なマルウェア・キャンペーンを展開している。この攻撃は、 ClickFix 手法を彷彿とさせるソーシャル・エンジニアリング戦術を利用するものであり、何も知らないユーザーを騙して、システム上で悪意の PowerShell コマンドを実行させるものだ。

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Stealit マルウェアの新たな活動を確認:Node.js 機能の悪用とWindows システムの標的化

New Stealit Malware Exploits Node.js Extensions to Target Windows Systems

2025/10/11 gbhackers — 実験的な Node.js 機能を悪用して Windows システムを感染させる新たな Stealit マルウェアの活動を、セキュリティ研究者が確認した。FortiGuard Labs のレポートによると、この攻撃者は Node.js の Single Executable Application (SEA) 機能を用いて、悪意のペイロードをパッケージ化して配布している。この新たな戦術は、Electron フレームワークに依存していた、従来の Stealit バージョンからの転換を示している。このマルウェアは、Mediafire や Discord などのファイル共有プラットフォームを経由し、人気ゲームや VPN ソフトウェアのインストーラーを装いながら拡散している。

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WordPress を標的とする次世代 ClickFix:キャッシュ・スマグリングでステルス性を向上

Hackers Exploit WordPress Sites to Power Next-Gen ClickFix Phishing Attacks

2025/10/08 TheHackerNews — WordPress サイトを標的とする悪質な JavaScript インジェクション攻撃キャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが注意を喚起している。この攻撃は、怪しいサイトへとユーザーをリダイレクトするよう設計されている。Sucuri の研究者 Puja Srivastava は、先週公開された分析の中で、「悪意のサイトへの訪問者は、偽の Cloudflare 認証のようなドライブ・バイ・マルウェアのコンテンツを挿入される」と述べている。

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TamperedChef マルウェア・キャンペーン:PDF Editor を装う長期潜伏型の攻撃

TamperedChef Malware Disguised as PDF Editor Hijacks Browser Credentials and Opens Backdoors

2025/10/06 gbhackers — TamperedChef と呼ばれる高度なマルウェア・キャンペーンが、正規の PDF Editor アプリを装うことで欧州の組織への侵害に成功したと、WithSecure の Strategic Threat Intelligence & Research Group (STINGR) が発表した。このキャンペーンが示すのは、説得力ある広告戦略と完全に機能するルアー・アプリを用いる脅威アクターが、機密認証情報を窃取し、永続的なバックドア・アクセスを確立した手法である。

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GitHub にホストされたマルウェア:Malwarebytes/LastPass/Citibank/SentinelOne などを装う手口とは?

Weaponized Malware: GitHub Hosts Malware from Malwarebytes, LastPass, Citibank, SentinelOne, and More

2025/09/24 gbhackers — Mac ユーザーを標的とする大規模な攻撃キャンペーンで、偽の GitHub ページが悪用され、人気の正規アプリケーションを装う情報窃取マルウェアが拡散された。偽装されたソフトウェアに含まれていたのは、Malwarebytes for Mac/LastPass/Citibank/SentinelOne などの、数多くの有名ブランドである。ブランドへの成りすまし自体は目新しいものではないが、今回の攻撃キャンペーンが示した戦術の進化は、サイバー犯罪者がユーザーを誘導して有害なコードをインストールさせる手口にある。

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ShadowV2 キャンペーン:AWS Docker と DevOps を悪用する DDoS-as-a-Service

ShadowV2 Botnet Infects AWS Docker Containers to Launch DDoS Campaign

2025/09/24 gbhackers — Darktrace の最新調査により、従来型マルウェアと DevOps テクノロジーを組み合わせる攻撃キャンペーンが確認された。この攻撃の中心には、GitHub CodeSpaces でホストされる Python ベースの C2 (Command and Control) フレームワークが存在する。脅威アクターは、Python スプレッダーにより開始される多段階の Docker デプロイを悪用し、その後に、RESTful な登録/ポーリング機構を持つ Go ベースの RAT を展開するという。

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SonicWall SMA デバイスの OVERSTEP ルートキット対策:緊急パッチによるマルウェア除去

SonicWall Issues Emergency Patch to Remove ‘OVERSTEP’ Rootkit Malware on SMA Devices

2025/09/24 gbhackers — SonicWall SMA アプライアンス上に残存する OVERSTEP コンポーネントを、特定/削除するためのパッチには、強化されたファイル整合性チェックが導入されている。また、今回の更新により SMA システムは、将来における同様のカーネル・レベル脅威に対する防御が強化されるという。

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IIS Server を介した SEO ポイズニング:BadIIS という巧妙なモジュールを検出

Hackers Hijacking IIS Servers Using Malicious BadIIS Module to Serve Malicious Content

2025/09/23 CyberSecurityNews — Operation Rewrite と呼ばれる高度なサイバー攻撃が、Microsoft の Internet Information Services (IIS) の Web サーバを乗っ取り、SEO ポイズニングと呼ばれる手法を用いて悪意のあるコンテンツを提供するという攻撃を活発化させている。2025年3月の時点で、この状況を検知した Palo Alto Networks は、BadIIS と呼ばれる悪意の IIS モジュールを使用する、中国語圏の脅威アクターによる攻撃であると、高い確度で結論付けている。

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AI 搭載マルウェア MalTerminal の発見:GPT-4 を悪用してランサムウェアを生成

First-ever AI-powered ‘MalTerminal’ Malware Uses OpenAI GPT-4 to Generate Ransomware Code

2025/09/20 CyberSecurityNews — MalTerminal と呼ばれる AI 搭載マルウェアは、OpenAI の GPT-4 モデルを悪用することでランサムウェアやリバースシェルなどのコードを動的に生成し、脅威の開発と展開の方法に重大な変化をもたらしている。この発見は、AI 搭載マルウェア PromptLock の分析に続くものであり、攻撃者が大規模言語モデル (LLM) を武器化する明確な傾向を示している。

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Ivanti EPMM に展開されているマルウェア:標的とされる脆弱性を CISA が分析

CISA Analyzes Malware From Ivanti EPMM Intrusions

2025/09/19 SecurityWeek — 米国のサイバー・セキュリティ機関である CISA は、Ivanti Endpoint Manager Mobile (EPMM) の2つの脆弱性を標的とする、マルウェアに関する技術情報を公開した。その対象となる脆弱性 CVE-2025-4427 (CVSS:5.3)/CVE-2025-4428 (CVSS:7.2) は、ハッカーたちによる攻撃で悪用された後の、2025年5月13日に公表された。

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Ivanti EPMM の脆弱性 CVE-2025-4427/4428 を武器化:CISA が警告するマルウェアとは?

CISA Alerts of Hackers Targeting Ivanti Endpoint Manager Mobile Vulnerabilities to Distribute Malware

2025/09/19 gbhackers — Ivanti EPMM (Endpoint Manager Mobile) に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2025-4427 (認証バイパス)/CVE-2025-4428 (コードインジェクション) を武器化したサイバー脅威アクターたちが、侵害したサーバ上に高度なローダーとリスナーを展開している。このマルウェアを構成する2つのコンポーネントは、Loader 1 (web-install.jar/ReflectUtil.class/SecurityHandlerWanListener.class) と、Loader 2 (web-install.jar/WebAndroidAppInstaller.class) であり、Apache Tomcat 環境に任意コードを挿入して永続性を維持するよう設計されている。

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AWSDoor によるコンフィグ・ベースの永続化手法:AWS 環境内にマルウェアを隠蔽

AWSDoor – New Persistence Technique Allows Attackers to Hide Malware Within AWS Cloud Environment

2025/09/16 CyberSecurityNews — 攻撃者たちは、クラウド環境への長期的アクセスを維持するために、高度な手法を活用している。そして、新たに登場した AWSDoor という手口が、強大な脅威になり始めている。この悪意のツールは、IAM およびリソース・ベースの永続化手法を自動化し、従来からのマルウェアを配備することなく、AWS アカウント内に潜み続ける。

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EvilAI というマルウェアを検出:LLM を用いて生成され静的シグネチャ・スキャナを回避

EvilAI: Leveraging AI to Steal Browser Data and Evade Detection

2025/09/12 gbhackers — Trend Research が追跡する新たなマルウェア・ファミリー EvilAI が、この数週間にわたり、正規の AI 駆動型ユーティリティを装いながら活動している。これらのトロイの木馬は、プロフェッショナルなユーザー・インターフェイスや有効なコード署名に加えて実際の機能を備えており、企業/個人のセキュリティ対策を回避していく。

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ToneShell の最新亜種を検知:Scheduler COM を悪用する Mustang Panda グループの戦略とは?

New ToneShell Variant Uses Task Scheduler COM Service to Maintain Persistence

2025/09/12 gbhackers — ToneShell の最新の亜種は、Windows Task Scheduler COM サービスを悪用する戦術により、永続化における顕著な進化を示している。これまでは、この軽量バックドアは、DLL サイド・ローディング手法で配信されていたが、新たな機能として高度な永続化メカニズムと解析回避を搭載しており、セキュリティ・チームにとって大きな課題が生じている。Intezer のサイバー・セキュリティ研究者たちが確認した、ToneShell バックドアの新亜種は、中国拠点の Mustang Panda グループにおける攻撃手段の進化を示すものである。

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人気の npm パッケージ 18種類にマルウェア侵害:それらの総ダウンロード数は 20億回/週

Hackers Hijack 18 Popular npm Packages Downloaded Over 2 Billion Times Weekly

2025/09/09 gbhackers — 毎週 20億回以上もダウンロードされている、きわめて人気の高い npm パッケージ 18個をハッカーが乗っ取り、暗号通貨のユーザーと開発者を標的とする高度なマルウェアを注入しているという。Aikido のレポートによると、9月8日の早朝にセキュリティ・フィードが警告したのは、chalk/debug/chalk-template/supports-color などの人気パッケージ 18個が迅速に更新され、悪意のコードにより汚染されたことだ。

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X の Grok AI が手助け:ブロックを回避して悪質な広告やマルウエアを展開する手法とは?

Threat actors abuse X’s Grok AI to spread malicious links

2025/09/03 BleepingComputer — X に搭載されている AI アシスタント Grok を悪用する脅威アクターが、このプラットフォームが悪質広告の抑制を目的として導入した、リンク投稿への制限を回避している。Guardio Labs の研究員 Nati Tal によると、この広告主はアダルト・コンテンツなどの怪しい動画広告を掲載することが多く、意図的に本文にリンクを取り込まず、X によるブロックを迂回しているという。

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Python マルウェア Inf0s3c Stealer が新登場:Discord チャネル経由で Windows データを窃取

New Stealthy Python Malware Leverages Discord to Steal Data From Windows Machines

2025/09/03 CyberSecurityNews — Python ベースの高度な情報窃取マルウェア Inf0s3c Stealer が、サイバー・セキュリティ分野に登場した。このマルウェアは、Discord チャンネルを介してデータを窃取する、先進的な機能を実現している。具体的に言うと、従来からのシステム偵察技術と、現代的な通信プラットフォームを、組み合わせるように設計されている。それにより検出を回避しながら、侵害した Windows システムからホスト識別子/CPU 情報/ネットワークコンフィグ/ユーザーデータなどの機密情報を、体系的かつ効率的に収集する包括的なグラバーとして機能している。

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新たな ClickFix 攻撃を検出:AnyDesk を装い MetaStealer マルウェアを拡散

New ClickFix Attack Mimic as AnyDesk Leverages Windows Search to Drop MetaStealer

2025/09/02 CyberSecurityNews — 新たに検出された ClickFix の亜種が、正規の AnyDesk インストーラーを装いながら、情報窃取マルウェア MetaStealer を拡散している。この攻撃者は、偽の Cloudflare Turnstile 認証ページを介してユーザーを誘導し、細工された Windows プロトコル・ハンドラを実行させるものだ。そして最終的には、PDF に偽装された悪意の MSI パッケージを配信していく。

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AppSuite PDF Editor を装うバックドア:Windows システムを侵害して任意のコマンドを実行

AppSuite PDF Editor Exploit Lets Hackers Run Arbitrary Commands

2025/08/29 gbhackers — AppSuite PDF Editor に巧妙なバックドアを仕掛けた脅威アクターは、Windows システムを侵害し、任意のコマンドを実行できる状況にあった。そのインストール動作を疑問視した AppSuite は、潜在的に迷惑なプログラムとしてフラグ付けしていたが、難読化されていた悪意のコンポーネントが分析されたことで、その本質が明らかになった。

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武器化された PuTTY が Bing で配布:永続化されたバックドアから Kerberos と AD を攻撃

Weaponized PuTTY Via Bing Ads Exploit Kerberos and Attack Active Directory Services

2025/08/26 CyberSecurityNews — Microsoft Bing 上のスポンサード検索結果を悪用する、マルバタイジング・キャンペーンにより武器化された PuTTY が配信されている。この悪意の PuTTY は、永続性を確立し、キーボードによる操作を可能にするものであり、Active Directory サービス・アカウントを標的とする Kerberoasting 攻撃を実行できる。LevelBlue の MDR SOC が公開した調査結果によると、検索広告と SEO ポイズニングを介して配布された、トロイの木馬化された管理ツールに関連する Oyster/Broomstick バックドア追跡調査により、悪意の PuTTY 展開が裏付けられているという。

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新たな Mirai 亜種が登場:Cisco/TP-Link などの脆弱性を標的に DDoS 攻撃を実行

New Stealthy Malware Hijacking Cisco, TP-Link, and Other Routers for Remote Control

2025/08/26 gbhackers — Cisco/TP-Link などの重要インフラ・デバイスを標的とする、高度なマルウェア攻撃キャンペーンを、FortiGuard Labs が発見した。この Gayfemboy マルウェアは、新たな Mirai 亜種であり、高度な回避技術とマルチ・プラットフォーム対応の機能を備えている。すでに、DrayTek/TP-Link/Raisecom/Cisco などの脆弱性を悪用し、バックドア・アクセスと分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃の機能を備えた、永続的なボットネット・インフラを構築している。

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YouTube 動画の偽ダウンロード・サイトで DigitalPulse/Honeygain/Infatica の亜種が拡散:新たなプロキシウェア脅威とは?

Proxyware Malware Poses as YouTube Video Download Site, Delivering Malicious JavaScript

2025/08/26 gbhackers — YouTube 動画の偽ダウンロード・ページを介して、プロキシウェア・マルウェアを拡散する攻撃が継続的に行われていることを、AhnLab Security Intelligence Center (ASEC) のサイバー・セキュリティ研究者たちが発見した。正規の動画ダウンロード・サービスを模倣する攻撃者は、WinMemoryCleaner などの正規のツールを装う悪意の実行ファイルを、ユーザーにインストールさせるよう促す。この攻撃者は、GitHub をマルウェアのホスティングに悪用するという、過去の事例と共通する手口を採用しており、特に韓国で感染が拡大している。

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Google Play からダウンロードされた悪意のアプリは 1,900 万+:バンキング・トロイの木馬 Anatsa を調査

Malicious apps with +19M installs removed from Google Play because spreading Anatsa banking trojan and other malware

2025/08/25 SecurityAffairs — Anatsa (Tea Bot) というバンキング・トロイの木馬の感染調査において、Zscaler の ThreatLabz が発見したのは、合計で 1,900 万回以上もインストールされた、77 個の悪意の Android アプリの存在である。複数の Anatsa デコイ・アプリは、それぞれが5万回以上ダウンロードされている。これらの悪意のアプリから、Google Play ユーザーへと、複数のマルウェア・ファミリが配信されていた。

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QuirkyLoader などの戦略を検証:Agent Tesla/AsyncRAT/Snake Keylogger の配信経路を整理する

Hackers Using New QuirkyLoader Malware to Spread Agent Tesla, AsyncRAT and Snake Keylogger

2025/08/21 TheHackerNews — QuirkyLoader という新たなマルウェア・ローダー の詳細が、サイバー・セキュリティ研究者たちにより公開された。このローダーは、2024年11月からスパム・メール・キャンペーン経由で展開されており、InfoStealer から RAT (remote access trojans) にいたる、次世代のマルウェア・ペイロードの配信で利用されている。

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PipeMagic マルウェアが ChatGPT アプリを偽装:Windows の脆弱性 CVE-2025-29824 を悪用

PipeMagic Malware Imitates ChatGPT App to Exploit Windows Vulnerability and Deploy Ransomware

2025/08/19 gbhackers — PipeMagic マルウェアを背後で操るのは、金銭目的の脅威アクター Storm-2460 だとされており、常に変化し続けるサイバー脅威の顕著な例を示している。このマルウェアは、GitHub 上の正規のオープンソース ChatGPT デスクトップ・アプリケーションを装っている。この高度なモジュール式のバックドアは、Windows の Common Log File System (CLFS) における、権限昇格の脆弱性 CVE-2025-29824 を悪用し、標的型攻撃を容易にするものだ。

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WinRAR のゼロデイ CVE-2025-8088 が FIX:フィッシングを介した RomCom マルウェア配信で悪用

WinRAR 0-Day in Phishing Attacks to Deploy RomCom Malware

2025/08/11 CyberSecurityNews — WinRAR に発見された深刻なゼロデイ脆弱性を悪用する攻撃者は、高度なフィッシング攻撃を通じて RomCom マルウェアを拡散させている。悪意のアーカイブ・ファイルを配信する攻撃者は、この脆弱性 CVE-2025-8088 (CVSS v3.1:8.4) を悪用することで、被害者のシステム上で任意のコード実行を可能にする。

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SVG ファイルによるフィッシング攻撃:埋め込まれた悪意の JavaScript でマルウェアを実行

Hackers Weaponizing SVG Files With Malicious Embedded JavaScript to Execute Malware on Windows Systems

2025/08/07 CyberSecurityNews — Scalable Vector Graphics (SVG) ファイルを、高度な攻撃ベクターとして悪用し始めたサイバー犯罪者たちは、無害に見える画像ファイルをフィッシング攻撃ツールへと変化させ、Windows システム上で悪意の JavaScript 実行を可能にしている。この脅威は、SVG ファイルの XML ベース構造を利用し、ユーザーのデフォルト Web ブラウザ上で悪意のファイルが開かれる際に、そこに埋め込まれたスクリプトを実行することで、従来からのセキュリティ対策を回避していく。

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マルウェアの複雑さを定量化:89 万回以上のスキャンから得られた悪意の行動テレメトリとは?

Malware Complexity Jumps 127% in Six Months

2025/08/06 InfoSecurity — サイバー攻撃の標的に対して、脅威アクターが用いるツールセットが急速に進化しており、これまでの6ヶ月の間に、マルウェアの複雑性が 127% も増加したと、重要インフラに特化するサイバー・セキュリティ企業 OPSWAT が述べている。

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JPEG を武器化する北朝鮮の APT37:多段階攻撃によりmspaint などのプロセスに悪意のコードを挿入

APT37 Hackers Weaponizes JPEG Files to Attack Windows Systems Leveraging “mspaint.exe”

2025/08/04 CyberSecurityNews — 北朝鮮の APT37 (Reaper) グループによる、洗練された新しいサイバー攻撃の波が確認されている。この攻撃は、JPEG イメージ・ファイルに埋め込まれた高度なマルウェアを用いて、Microsoft Windowsシステムを侵害するものであり、セキュリティ回避戦術およびファイル・レス攻撃手法の進化を示す事例でもある。

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CISA が公表した OSS プラットフォーム Thorium:マルウェア/フォレンジック分析を支援

CISA open-sources Thorium platform for malware, forensic analysis

2025/07/31 BleepingComputer — 2025年7月31日 (木) に米国の CISA が発表したのは、マルウェア/フォレンジック用の OSS プラットフォーム Thorium を、政府/公共部門/民間部門へ向けて公開するという声明である。この Thorium は、スケーラブルなサイバー・セキュリティ・スイートであり、サンディア国立研究所との提携により開発されたものである。

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Cobalt Strike Beacon を展開するキャンペーンを発見:標的国がロシアから日本/中国などへと拡大

Hackers Deploy Cobalt Strike Beacon Using GitHub and Social Media

2025/07/30 gbhackers — ロシアなどの IT 業界に混乱をもたらす、高度なサイバー攻撃キャンペーンの存在が確認されたが、そこでは Cobalt Strike Beacon が展開され、高度な検出回避技術が駆使されているという。 このキャンペーンを背後で操る攻撃者は、GitHub/Microsoft Learn Challenge/Quora に加えて、ロシアの SNS などのプラットフォーム上のユーザー・プロファイル内に、ペイロード情報を巧妙に隠している。つまり、悪意のデータを、正当なユーザーが生成するコンテンツに混在させることで、この攻撃者はセキュリティ検出の回避を試みている。この手法により、広く使用されるポスト・エクスプロイト・ツール Cobalt Strike の、複雑な実行チェーンの構築が可能になっている。

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SAP の深刻な脆弱性 CVE-2025-31324 を悪用:Linux マルウェア Auto-Color の抑制的な振る舞い

Critical SAP flaw exploited to launch Auto-Color Malware attack on U.S. company

2025/07/30 SecurityAffairs — SAP NetWeaver の脆弱性 CVE-2025-31324 を悪用する脅威アクターが、米国の化学関連企業を標的として Auto-Color Linux マルウェアを展開した事例について、サイバー・セキュリティ企業 Darktrace が報告している。Darktrace によると、2025年4月の時点で、米国拠点の化学企業のネットワーク内において、Auto-Color バックドア・マルウェアの活動が確認されたという。そのときの脅威アクターは、3日間にわたりネットワークにアクセスし、複数の不審なファイルのダウンロードを試行しながら、Auto-Color に関連する不正なインフラと通信していたようだ。

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マルウェアの開発能力を考える:AI が人間を凌駕する状況を “Koske” が証明

AI-Generated Linux Miner ‘Koske’ Beats Human Malware

2025/07/25 DarkReading — 新たに発見されたクリプトマイナーが示すのは、人工知能 (AI) を駆使して開発されるマルウェアは完全に新しいものであり、人間が作成するマルウェアを超えるコードを生成しているという事実である。Aqua Nautilus の研究者たちは、ハニーポットから新たな Linux マルウェアを発見し、それを Koske と命名した。このマルウェアは、本質的にクリプトマイナーであり、感染させたコンピュータの能力を特定し、Monero/Ravencoin などの 18種類の暗号通貨を獲得するために最適化された、マイナーを実行するように設計されている。

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Amazon Q の脆弱性 CVE-N/A が FIX:リポジトリの侵害と謎めいたマルウェアの展開

Amazon AI coding agent hacked to inject data wiping commands

2025/07/25 BleepingComputer — Visual Studio Code 用の GenAI アシスタントである Amazon Q Developer Extension に、あるハッカーがデータ・ワイパー・コードを埋め込んだという。この Amazon Q の GenAI アシスタントを用いる開発者たちは、無料のエクステンションに支援され、コーディング/デバッグ/ドキュメント作成/カスタム・コンフィグ設定などを可能にしている。Microsoft の Visual Studio Code (VSC) マーケットプレイスで入手が可能な Amazon Q の人気は高く、インストール数は 100 万件近くに達している。

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LLM-Powered マルウェアが登場:ロシアの APT28 が採用する AI 機能の統合とは?

First Known LLM-Powered Malware From APT28 Hackers Integrates AI Capabilities into Attack Methodology

2025/07/24 CyberSecurityNews — 新たに明らかになった LAMEHUG 攻撃が示唆するのは、サイバー・セキュリティにおける画期的な出来事である。大規模言語モデル (LLM) を実環境のマルウェアにダイレクトに組み込むロシア政府系 APT28 (Fancy Bear) は、それぞれの感染させたホストから、カスタマイズされたシェル・コマンドを即座に受信できるようにしている。Hugging Face の公開 API を介することで、攻撃者は Qwen2.5-Coder-32B-Instruct モデルを呼び出す。この手法により、従来の静的ペイロード制約を回避し、これまでにはなかった柔軟性を実現している。

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DeerStealer は最先端のマルウェア:武器化された LNK と LOLBin Tool による動的な攻撃とは?

DeerStealer Malware Spread Through Weaponized .LNK and LOLBin Tools

2025/07/22 gbhackers — 高度に難読化された多段階の攻撃チェーンを通じて、DeerStealer インフォスティーラーを拡散する、新たなサイバー攻撃の波が出現している。そこで用いられるのは、Windows ショートカット・ファイル “.LNK” と、正規のシステム・ユーティリティを悪用する、Living-off-the-Land Binaries and Scripts (LOLBin/S) という手口である。

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SVG ファイルに取り込まれる悪意の JavaScript:ステガノグラフィによる武器化が進んでいる

Threat Actors Weaponizing SVG Files to Embed Malicious JavaScript

2025/07/17 CyberSecurityNews — Scalable Vector Graphics (SVG) ファイルを精密誘導型マルウェアへと、脅威アクターたちが巧妙に変貌させている。フィッシング攻撃で配信される、無害に見える “.svg” 形式の悪意の添付ファイルが、メール・フィルターにより静止画像として誤認され、安全のためのメールゲート・ウェイをすり抜けていく。さらに、それらのファイルを受信者がプレビューするだけで、隠された JavaScript がブラウザ内で実行され、目に見えないリダイレクト・チェーンがトリガーされ、攻撃者のインフラへと被害者が誘導されていくという。

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Chrome の武器化された Extension 群: アップデートにより悪意へと変貌し 170 万人を騙す

Weaponized Chrome Extension from Webstore With Verification Badge Infected 1.7 Million Users

2025/07/08 CyberSecurityNews — Chrome ユーザー 170万人以上を感染させた、高度なマルウェア攻撃キャンペーンは、正当に見える 11個のブラウザ・エクステンションを配布するものだった。それらの、すべてのエクステンションは、Google による認証済みバッジを取得し、Chrome Web Store において注目の広告として掲載されていた。このインシデントは、最大級のブラウザ・ハイジャック攻撃であり、ユーザーが安全なエクステンションを見分けるための信頼シグナルが、悪用されたことになる。なお、この “Malicious11” キャンペーンを発見したのは、Koi Security のサイバー・セキュリティ研究者たちである。

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LNK ファイル攻撃が 50% も急増:4種類のマルウェア・カテゴリーを特定/分析する

Surge in LNK File Weaponization by 50%, Fueling Four Major Malware Types

2025/07/03 gbhackers — Palo Alto – Unit 42 のテレメトリ・データによると、マルウェア配布における Windows ショートカット (LNK) ファイルの武器化が前年から 50% も増加し、悪意の LNK サンプルは、2023年の 21,098 件から 2024年の 68,392 件へと急増しているという。本来の LNK ファイルは、複雑なフォルダ構造をナビゲートせずに、ファイルやアプリケーションへアクセスするための仮想リンクとして使用されるが、その柔軟性からサイバー犯罪者にとっても、強力な攻撃ツールとなっている。

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C4 Bomb Attack という脅威:Chrome の AppBound Cookie 防御をすり抜けていく

New C4 Bomb Attack Breaks Through Chrome’s AppBound Cookie Protections

2025/07/01 gbhackers — C4 Bomb (Chrome Cookie Cipher Cracker) と呼ばれる新たな攻撃手法を、サイバー・セキュリティ研究者たちが公開した。この攻撃手法は、Google Chrome に導入された、注目の AppBound Cookie Encryption を回避するものである。最近の Google は、情報窃取型マルウェア対策として Chrome の保護強化を進めているが、この C4 Bomb 攻撃により、Cookie 窃取・認証情報の漏洩に加えて、潜在的なデータ漏洩という新たなリスクに、数百万のユーザーが直面することになった。

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Remcos RAT がフィッシング経由で拡散中:戦術は “.pif” ファイルの悪用と UAC バイパス

Hackers Deliver Remcos Malware Via .pif Files and UAC Bypass in Windows

2025/06/30 gbhackers — DBatLoader マルウェアを介して、Remcos リモート・アクセス型トロイの木馬 (RAT:Remote Access Trojan) が配信する、高度なフィッシング・キャンペーンが確認されている。ANY.RUN のインタラクティブ・サンドボックスで解析された、この攻撃チェーンは、UAC (User Account Control) バイパス技術/不明瞭化されたスクリプト/LOLBAS (Living Off the Land Binaries and Scripts) の悪用/永続化メカニズムなどを組み合わせ、検出を回避しながらシステムへの侵入を図るものだ。

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Rust マルウェアを解析する RIFT (Rust Identification and Function Tagging):OSS ツールとして Microsoft が公開

RIFT – Microsoft’s New Open-Source Tool to Analyze Malware in Rust Binaries

2025/06/30 CyberSecurityNews — Rust バイナリ内に隠されたマルウェアを識別/分析する、サイバー・セキュリティ・アナリストたちを支援するためにデザインされた、画期的な OSS ツールである RIFT (Rust Identification and Function Tagging) が、Microsoft からリリースされた。これまでの5年間で、サイバー・セキュリティ・コミュニティが目の当たりにしてきたのは、Rust ベースのマルウェア開発へと向かう大きな移行だった。注目すべき Rust への移行例としては、2021年12月の BlackCat ランサムウェア、そして、2022年6月の Hive ランサムウェアが挙げられる。

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Windows/Linux を標的とする活動を観測:正規ツールとマルウェアを組み合わせる戦術

Threat Actors Exploit Windows and Linux Server Vulnerabilities to Deploy Web Shells

2025/06/28 gbhackers — ファイル・アップロードの脆弱性を悪用する脅威アクターが、Windows/Linux システムに対して、Web シェルや高度なマルウェアを展開する様子が確認されている。この攻撃キャンペーンの特質は、公開されている正規ツールと悪意のカスタム・ペイロードの組み合わせにあり、イニシャル・アクセス/永続化/ラテラル・ムーブメントなどを介して組織ネットワークの侵害を試行する、高度に組織化された取り組みを示している。

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ConnectWise コンフィグを悪用する EvilConwi マルウェア:Authenticode スタッフィング攻撃とは?

Threat Actors Abuse ConnectWise Configuration to Build a Signed Malware

2025/06/24 CyberSecurityNews — 正規の ConnectWise リモート・アクセス・ソフトウェアを悪用し、有効な署名を持つ悪意のアプリケーションを作成するという、高度なマルウェア攻撃が出現した。このマルウェアが示すのは、サイバー犯罪の戦術の大きな進化である。2025年3月以降において、セキュリティ研究者たちが確認しているのは、EvilConwi と呼ばれる手法を用いる攻撃の急増である。それは、ConnectWise アプリケーションの正規のデジタル署名を維持する攻撃者に対して、カスタムなリモート・アクセス・マルウェアの作成を許す手法である。

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Shadow Vector マルウェアの脅威:SVG イメージを入口に AsyncRAT/RemcosRAT を展開

Shadow Vector Malware Uses SVG Images to Deliver AsyncRAT and RemcosRAT Payloads

2025/06/23 gbhackers — Acronis Threat Research Unit (TRU) が発見したのは、驚くべきサイバー脅威の展開である。Shadow Vector と呼ばれる脅威キャンペーンが、悪意の SVG (Scalable Vector Graphics) ファイルという新たな攻撃ベクターを用いて、コロンビアの国民を積極的に標的化しているのだ。信頼できる国家機関を装うスピアフィッシング・メールに埋め込まれた、これらの SVG ファイルは緊急の裁判所通知を装うものであり、国民の信頼を悪用して危険なペイロードをダウンロードさせようとする。

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PowerShell Loader の進化:中国で発見された高ステルス性のポスト・エクスプロイト・ツール

PowerShell Loaders Use In-Memory Execution to Evade Disk-Based

2025/06/20 gbhackers — 最近の脅威ハンティング・セッションで明らかにされたのは、中国のサーバ “IP: 123.207.215.76” のオープン・ディレクトリにホストされている、“y1.ps1” という名の高度な PowerShell スクリプトの存在である。このシェルコード・ローダーとして動作するスクリプトは、2025年6月1日に初めて検出されたものであり、高度なインメモリ実行技術を用いて、従来からのディスク・ベースの検出メカニズムを回避していくという。

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