Termux Docker の脆弱性 CVE-2025-59951:SSH 認証情報の漏洩 No Patch/Yes PoC

Termux Docker Image Leaking SSH Credentials (CVE-2025-59951)

2025/10/02 gbhackers — Termux の公式 Docker イメージに保持される SSH 認証情報が漏洩するという、深刻な脆弱性 CVE-2025-59951 が発見された。この脆弱性を悪用するネットワーク上の任意のユーザーは、ログインを必要とせずに、ホストアドレス/ユーザー名/パスワードといった機密情報を取得する可能性がある。

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RDP vs SSH:セキュリティ/効率性/運用を成功に導くための重要なプロトコル選択

RDP vs SSH Comparison – Features, Protocols, Security, and Use Cases

2025/09/19 CyberSecurityNews — Remote Desktop Protocol (RDP) と Secure Shell (SSH) は、組織の IT システム管理方法に大きな変化をもたらしている。これらのツールにより、どこからでも従業員たちは自身のコンピュータにアクセスし、制御できるようになり、チームの連携を強化している。RDP と SSH は、職場環境への安全な接続を可能にすることで、今日のデジタル世界における柔軟性と生産性を支えている。つまり、リモート接続の基盤として、RDP と SSH という2つのプロトコルが注目されている。

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SSH Brute Force テスターを装う悪意の GO パッケージ:盗み出した認証情報を Telegram ボットへ送信

Malicious Go Module Package as Fast SSH Brute Forcer Exfiltrates Passwords via Telegram

2025/08/22 CyberSecurityNews — 開発者を標的とする、高度なサプライチェーン攻撃が出現した。この攻撃は、正規の SSH ブルートフォース・ツールを装い、サイバー犯罪者の活動に必要な認証情報を秘密裏に窃取する、悪意の Go モジュール・パッケージを介して展開されている。この “golang-random-ip-ssh-bruteforce” という名のパッケージは、高速 SSH ブルートフォース・ツールを装っているが、実際には脅威アクターが操作する Telegram ボットへと、盗み出したログイン認証情報を送信する隠し機能を備えている。

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Apache ActiveMQ の CVE-2023-46604 が標的のキャンペーン:SSH 改変による永続的バックドアの確立

Hackers Exploiting Apache ActiveMQ Vulnerability to Gain Access to Cloud Linux Systems

2025/08/20 CyberSecurityNews — Apache ActiveMQ の深刻なリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2023-46604 を悪用し、クラウド・ベースの Linux システムを侵害する、巧妙なキャンペーンの存在が明らかになった。このケースにおける攻撃者は、悪用後の脆弱性にパッチを適用することで、排他的アクセスの維持と検出の回避を図っており、国家レベル攻撃者だけが実施するとされる、高度な運用セキュリティ対策を施している。

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SSH キーはミッション・クリティカルな暗号化認証情報:ガバナンスと衝突する分散的な性質とは?

SSH Keys Are Crucial for Secure Remote Access but Often Remain a Blind Spot in Enterprise Security

2025/08/19 CyberSecurityNews — 先鋭化する脅威に対応するために、企業におけるセキュリティ戦略は劇的に進化してきた。しかし、ミッション・クリティカルなシステムへのダイレクト・アクセスを可能にする、重要な暗号化認証情報である SSH キーは、組織全体での統制から大きく逸脱し、適切に管理されていない。サーバ/クラウド・インフラ/自動化プロセスへのリモート・アクセスのセキュリティ確保において、基本的役割を果たしている SSH キーであるが、その存在はというと、企業のセキュリティ・フレームワークにおける重大な盲点の一つとなっている。

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Erlang/OTP SSH の脆弱性 CVE-2025-32433:OT ネットワークへの活発な攻撃を検知

Erlang/OTP SSH RCE Vulnerability Exploited in the Wild to Attack Across OT Networks

2025/08/12 CyberSecurityNews — Erlang/OTP の SSH デーモンに存在する、深刻なリモート・コード実行の脆弱性が活発に悪用され、複数の業界における OT ネットワークが、サイバー犯罪者たちの標的となっている。特別に細工された SSH 接続プロトコル・メッセージを、SSH ポートに送信する未認証の攻撃者により、この脆弱性 CVE-2025-32433 (CVSS:10.0) が悪用され、脆弱なシステム上での任意のコマンド実行の可能性が生じている。

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SSHamble という OSS Sec Tool が登場:SSH に関する多様な問題を特定

SSHamble: New Open-Source Tool Targets SSH Protocol Flaws

2025/08/11 gbhackers — SSH 実装における脆弱性やミスコンフィグを、ネットワーク全体にわたり特定する、強力なオープンソース・ツール SSHamble が、セキュリティ研究者たちにより発表された。このツールは、HD Moore と Rob King により開発されたものであり、SSH セキュリティテスト機能の大幅な進歩を示し、Secure Shell 基盤をユーザー組織が評価する際の、重大なギャップを解消するものとして期待されている。

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VMware vSphere を攻撃する UNC3944:ESXi Host 上の SSH を介した巧妙な侵入

UNC3944 Attacking VMware vSphere and Enabling SSH on ESXi Hosts to Reset ‘root’ Passwords

2025/07/24 CyberSecurityNews — UNC3944 という金銭目的の脅威組織について確認されたのは、小売/航空/保険などの業界の VMware vSphere 環境を標的とする高度なサイバー・キャンペーンの展開と、”0ktapus”/”Octo Tempest”/”Scattered Spider” との関連性である。この攻撃者が採用する手口は、ソーシャル・エンジニアリングとハイパーバイザー・レベルへの攻撃の併用であるという。米国の小売業界に対する攻撃が激化しているという FBI の警告を受けて、2025年半ばに Google Threat Intelligence Group (GITG) が、このキャンペーンを分析/特定した。

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sslh の脆弱性 CVE-2025-46807/46806 が FIX:SSH/HTTPS/OpenVPN に大きな影響?

Critical sslh Vulnerabilities Allow Remote Denial-of-Service Attacks

2025/06/17 gbhackers — SSH/HTTPS/OpenVPN などの複数サービスで、単一のネットワーク・ポートを共有するために、広く利用されるプロトコル・マルチプレクサである sslh に存在する2件の深刻な脆弱性が、セキュリティ研究者たちにより明らかにされた。この脆弱性 CVE-2025-46807/CVE-2025-46806 を悪用するリモートの攻撃者は、sslh をクラッシュさせ、その利用を停止することで、結果として正規ユーザーに対するサービス拒否 (DoS) 攻撃うを引き起こす可能性を手にする。

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CISA KEV 警告 25/06/09:Erlang SSH/Roundcube の脆弱性を登録

CISA Adds Erlang SSH and Roundcube Flaws to Known Exploited Vulnerabilities Catalog

2025/06/10 TheHackerNews — 米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Erlang/Open Telecom Platform (OTP) SSH および Roundcube に影響を与える2つの脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。

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Cisco Nexus Dashboard の脆弱性 CVE-2025-20163 が FIX:SSH ホスト・キーに対する不十分な検証

Critical Cisco Nexus Dashboard Vulnerability Lets Attackers Impersonate Managed Devices

2025/06/05 gbhackers — Cisco が発行したのは、Nexus Dashboard Fabric Controller (NDFC) に存在する、深刻な SSH ホスト・キー検証の脆弱性に対する、セキュリティ・アドバイザリ “ID: cisco-sa-ndfc-shkv-snQJtjrp” である。この脆弱性 CVE-2025-20163 (CVSS3.1:8.7) を悪用する、未認証のリモート攻撃者は、Cisco NDFC 管理対象デバイスへの成りすましを達成し、データセンター・インフラに重大なリスクをもたらす可能性を手にする。

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ASUS RT-AC3100/3200/AX55 が標的?AyySSHush ボットネットが 9000台のデバイスを侵害

New AyySSHush botnet compromised over 9,000 ASUS routers, adding a persistent SSH backdoor

2025/05/29 SecurityAffairs — AyySSHush ボットネットが ASUS ルーター 9,000台以上をハッキングし、永続的な SSH バックドアを追加したことが明らかになった。それを発見した GreyNoise は、「AI を活用するネットワーク・トラフィック分析ツール SIFT を開発したことで、新たな攻撃手法を悪用しようとする複数の異常なネットワーク・ペイロードを、一切の労力をかけずに検出した。それらは、ASUS ルーター上の TrendMicro セキュリティ機能を無効化し、ルーターに搭載されている ASUS AiProtection 機能の脆弱性などを攻撃するものだった」と述べている

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コンテナ・イメージに流れ込む証明書と秘密鍵:SSH や VPN を守るために理解すべきことは?

Hackers Exploit Stolen Certificates and Private Keys to Breach Organizations

2025/04/22 gbhackers — コンテナ化されたアプリケーション領域において、盗み出した証明書と秘密鍵を悪用する脅威アクターが、組織に侵入するという懸念すべき脆弱性が、最近の調査により明らかになった。この戦術は、ハッカーに対して、セキュリティ対策の回避を許すだけではなく、長期間にわたって検知されない可能性もあるため、企業のセキュリティに重大なリスクをもたらすとされる。

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Erlang/OTP SSH の深刻な脆弱性 CVE-2025-32433:PoC がリリース

Critical CVE-2025-32433 PoC Released: Erlang/OTP SSH Vulnerability Enables RCE

2025/04/18 SecurityOnline — Erlang/OTP SSH アプリケーションに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2025-32433 に対する、PoC エクスプロイト・コードを、匿名のセキュリティ研究者が公開した。この脆弱性により、脆弱なバージョンの Erlang/OTP SSH サーバを実行するシステム上で、認証を必要としないリモート・コード実行が可能になる。この状況は、テレコム・グレードの高可用性インフラを、Erlang に依存する環境にとって大きな懸念事項となる。

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Erlang/OTP の脆弱性 CVE-2025-32433 (CVSS 10) が FIX:SSH の欠陥と未認証での RCE

Erlang/OTP CVE-2025-32433 (CVSS 10): Critical SSH Flaw Allows Unauthenticated RCE

2025/04/17 SecurityOnline — 通信/分散システム/リアルタイム・プラットフォームなどの領域で広く使用される、Erlang/OTP の SSH サーバ・コンポーネントに深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性 CVE-2025-32433 は、悪用の容易さと潜在的な影響への考慮により、最高の CVSS 深刻度である 10.0 が割り当てられている。

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Apache Tomcat の脆弱性 CVE-2025-24813 への攻撃:ハッカーたちの高度な戦術を解明する

Hackers Exploit Apache Tomcat Flaw to Hijack Servers and Steal SSH Credentials

2025/04/03 gbhackers — 新たに発見された攻撃キャンmasuペーンにより露呈した、Apache Tomcat サーバの脆弱性 CVE-2025-24813 を悪用するハッカーたちは、リソースの乗っ取りと SSH 認証情報の窃取を可能にしている。この問題の発見から 30 時間以内にボットネットを武器化した一連の攻撃は、暗号化されたペイロードと高度な永続化メカニズムを用いるものであり、Windows/Linux プラットフォームで稼働するシステムに侵入したことを、Aqua Nautilus の研究者たちが明らかにした。

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VyOS/Debian の深刻な脆弱性 CVE-2025-30095 が FIX:SSH キーの想定外の再利用

VyOS and Debian Systems Vulnerable to Man-in-the-Middle Attacks (CVE-2025-30095)

2024/04/02 SecurityOnline — 人気の OSS ネットワーク OS である VyOS に、深刻な脆弱性 CVE-2025-30095 が発見された。この欠陥は、Dropbear ベースのコンソール・サーバでのプライベート SSH キーの再利用に起因し、アクティブな中間者 (MITM) 攻撃を可能にするものだ。なお、この脆弱性を報告したのは、Viasat の Morgan Jones である。

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Cloudflare の OPKSSH が OSS として提供:SSH に Single Sign-On がやってくる

Cloudflare open sources OPKSSH to bring Single Sign-On to SSH

2025/03/28 HelpNetSecurity — OPKSSH は IdP (identity providers) との緊密な統合により、信頼できるサードパーティであっても介在をすることで、合理的かつ安全性の高い方法で SSH 認証を管理するものだ。今週に、OpenPubkey プロジェクト傘下に位置するかたちで、OPKSSH は 正式にオープンソース化された。OpenPubkey 自体は、2023 年に Linux Foundation のオープンソース・イニシアチブになったが、これまでの OPKSSH はクローズド・ソースだった。

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SSH デーモンを狙う中国の Evasive Panda:ネットワーク・デバイスにバックドアを仕掛ける

Chinese cyberspies use new SSH backdoor in network device hacks

2025/02/04 BleepingComputer — ネットワーク・デバイスの SSH デーモンを乗っ取る中国のハッキング・グループが、プロセスにマルウェアを注入し、秘密裏に永続的なアクセスを取得しているという。2024年11月中旬に発生した、新たに特定される攻撃スイートは、中国のサイバー・スパイ集団 Evasive Panda (別名 DaggerFly) によるものとされている。

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OWASP の Non-Human Identity (NHI) Top-10 とは? 隠れたリスクを可視化する

Do We Really Need The OWASP NHI Top 10?

2025/01/27 TheHackerNews — 先日に OWASP (Open Web Application Security Project) は、新たな指針としての Non-Human Identity (NHI) Top-10 に取り組み始めた。長年にわたり OWASP は、広く利用される API Top-10 や Web App Top-10 などのプロジェクトを通じて、セキュリティの専門家と開発者に対して、重要なガイダンスと実用的なフレームワークを提供してきた。Non-Human Identity (NHI) セキュリティは、サイバー・セキュリティ業界で新たな関心を集めている。そこで OWASP は、NHI Top-10 により、API キー/サービス・アカウント/OAuth アプリ/SSH キー/IAM ロール/シークレットなどのマシン認証情報とワークロード ID に関連する、リスクと監視の欠如を指摘している。

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iTerm2 の脆弱性 CVE-2025-22275 (CVSS 9.3) が FIX:情報漏洩に至る可能性

CVE-2025-22275 (CVSS 9.3): iTerm2 Patches Critical Security Flaw Exposing User Input and Output

2025/01/02 SecurityOnline — macOS 用の人気ターミナル・エミュレータである iTerm2 に、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-22275 (CVSS 9.3) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、機密性の高いユーザーデータへの不正アクセスの可能性を手にする。なお、この脆弱性の影響の範囲は、バージョン 3.5.6〜3.5.10/3.5.6 以降のベータ版であり、すでに修正されている。

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Citrix 警告:NetScaler アプライアンスへのパスワード・スプレー攻撃が発生

Citrix Warns of Password Spraying Attacks Targeting NetScaler Appliances

2024/12/16 SecurityWeek — Citrix が発している警告は、世界中の企業で導入されている NetScaler/NetScaler Gateway アプライアンスを標的とした、パスワード・スプレー攻撃に関するものだ。2024年4月に観測されたインシデントとして、Cisco/CheckPoint/Fortinet/SonicWall などの VPN/SSH サービスを標的とする、大規模なブルートフォース攻撃があるが、今回の攻撃との関連性が疑われる。

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GitHub CLI の RCE 脆弱性 CVE-2024-52308 が FIX:ただちにアップデートを!

CVE-2024-52308: GitHub CLI Vulnerability Could Allow Remote Code Execution

2024/11/18 SecurityOnline — GitHub CLI (Command Line Interface) に、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2024-52308 (CVSS:8.1) が発見された。この脆弱性を悪用する攻撃者に対しては、ユーザーのワークステーション上での RCE (remote code execution) を許される可能性があるという。それのより、浮き彫りにされるのは、開発者によるソフトウェア更新の適切な実施と、セキュリティに対する意識の重要性である。

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Cisco ASA SSH の脆弱性 CVE-2024-20329 (CVSS 9.9) が FIX:システムの完全な制御にいたる恐れ

CVE-2024-20329 (CVSS 9.9): Critical Cisco ASA SSH Flaw Allows for Complete System Takeover

2024/1o/23 SecurityOnline — Cisco が発行したのは、Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアの SSH サブシステムに存在する、深刻な脆弱性に関するセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性 CVE-2024-20329 (CVSS:9.9) の悪用に成功した、認証済のリモート攻撃者は、ルート権限でのコマンド実行を達成し、影響を受けるシステムの完全な制御にいたる可能性を手にする。

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Ubuntu Authd の深刻な脆弱性 CVE-2024-9313 が FIX:su/sudo/ssh などを介した攻撃の恐れ

Authd Vulnerability (CVE-2024-9313) Allows User Impersonation on Ubuntu Systems

2024/10/03 SecurityOnline — Ubuntu マシン上でセキュアな ID およびアクセス管理に使用される、認証デーモン Authd に深刻度の高い脆弱性 CVE-2024-9313 (CVSS:8.8) が発見された。この脆弱性を悪用する攻撃者は、侵害したシステム上で他のユーザーになりすまし、機密性の高いデータやリソースへの不正アクセスの可能性を手にする。

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HashiCorp Vault の脆弱性 CVE-2024-7594 が FIX:無制限の SSH アクセスが発生

HashiCorp Vault Flaw (CVE-2024-7594): Unrestricted SSH Access Threatens System Security

2024/09/26 SecurityOnline — インフラストラクチャ自動化ソフトウェアの大手プロバイダーである HashiCorp は、同社のシークレット管理ツール Vault の脆弱性に関する、重要なセキュリティ・アドバイザリを発行した。脆弱性 CVE-2024-7594 (CVSS:7.7) は、Vault Community および Enterprise Edition の、バージョン 1.7.7 〜 1.17.5 に影響を及ぼす。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、標的システムに対する無制限の SSH アクセスが許可されるため、重要なインフラにおけるデータ侵害/サービス中断/不正制御の可能性を手にする。

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SSHamble という SSH 実装のための検査ツール:BlackHat で公表され GitHub で提供

SSHamble: runZero’s Open Source Tool to Secure Your SSH Implementations

2024/08/09 SecurityOnline — 2024年3月に検出された XZ Utils データ圧縮ユーティリティのバックドアに関する調査中に、セキュリティが不十分/不適切に実装された SSH サービスに関連する数多くの脆弱性が、runZero の専門家たちにより発見された

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JumpServer の深刻な脆弱性 CVE-2024-40628/40629 が FIX:不正アクセスの恐れ

CVE-2024-40628 & CVE-2024-40629: Two Maximum Severity Flaws in JumpServer

2024/07/21 SecurityOnline — OSS の PAM (privileged access management) ツールとして広く利用されている、JumpServer の2つの深刻な脆弱性が公表された。これらの脆弱性 CVE-2024-40628/CVE-2024-40629 (CVSS:10.0) の悪用に成功した攻撃者は、機密システムやデータに不正アクセスできる。

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XZ Utils の脆弱性 CVE-2024-3094 とバックドア:検出のためのツール/スクリプト/ルールが公開

XZ Utils backdoor: Detection tools, scripts, rules

2024/04/08 HelpNetSecurity — XZ Utils のバックドアに関する分析が続く中で、Linux システム上のバックドアの存在を検出するためのツールやアドバイスが、複数のセキュリティ企業から提供され始めた。先日に判明したのは、オープンソースの XZ Utils 圧縮ユーティリティに対して、バックドア CVE-2024-3094 が、熟練した脅威アクターにより注入されていたことである。脅威アクターたちの狙いは、主要 Linux ディストリビューションに悪意のパッケージを埋め込むことで、世界中の Linux システムに対する SSH ステルス・アクセスを、無制限に獲得することにある。

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XZ Utils for Linux に仕込まれた悪意のコード:RCE を引き起こすという調査結果

Malicious Code in XZ Utils for Linux Systems Enables Remote Code Execution

2024/04/02 TheHackerNews — 主要 Linux ディストリビューションで広範に使用されている、OSS ライブラリ XZ Utils に挿入された悪意のコードは、リモートからのコード実行も可能であることが、新たな分析により明らかになった。脆弱性 CVE-2024-3094 (CVSS:10.0) を悪用する大胆なサプライチェーン侵害は、Microsoft のエンジニアであり、PostgreSQL の開発者でもある Andres Freund が、先週に警告したものである。このデータ圧縮ユーティリティにバックドアが存在するため、リモートの攻撃者がセキュア・シェル認証を回避し、影響を受けたシステムへの完全なアクセスを提供することが明らかになっている。

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XZ Utils に注入されたバックドア:主要の Linux ディストリビューションに影響

Supply Chain Attack: Major Linux Distributions Impacted by XZ Utils Backdoor

2024/04/01 SecurityWeek — データ圧縮ライブラリである XZ Utils のバックドア付きバージョンにより、主要な Linux ディストリビューションがサプライチェーン攻撃の影響を受けている。このバックドアは、Microsoft の Software Engineer である Andres Freund により発見されたものである。彼によると、2024年2月にリリースされた XZ Utils 5.6.0 の tarball ダウンロード・パッケージに、悪意のコードが混入していたという。その直後にリリースされたバージョン 5.6.1 では、難読化の追加や一部の設定で発生するエラーの修正など、悪意のコードが更新されていた。

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XZ Utils の脆弱性 CVE-2024-3094:Fedora で発見されたバックドア – Red Hat 警告

Red Hat warns of backdoor in XZ tools used by most Linux distros

2024/03/29 BleepingComputer — 3月29日に Red Hat が公開したのは、最新のデータ圧縮ツール/ライブラリである XZ Utils にバックドアが見つかったという警告である。同社は、Fedora の開発版/実験版を実行しているシステムの使用を、直ちに停止するようユーザーに求めている。Red Hat は通知で、「FEDORA 41/FEDORA RAWHIDE INSTANCES の使用を直ちに中止してほしい」と述べている。

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Cisco IOS RX の深刻な脆弱性 CVE-2024-20320/20318/20327 が FIX:ただちにパッチを!

Cisco Fixed High-Severity Elevation Of Privilege And Dos Bugs

2024/03/14 SecurityAffairs — Cisco IOS RX ソフトウェアに存在する、複数の脆弱性の修正が行われた。そのうちの、3件の深刻度の高い脆弱性が悪用されると、特権の昇格やサービス運用妨害 (DoS) 状態が引き起こされる可能性がある。

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SSH-Snake という最新のマルウェア:SSH キーを効果的に窃取してネットワーク全体に拡散

New SSH-Snake malware steals SSH keys to spread across the network

2024/02/21 BleepingComputer — SSH-Snake というオープンソースのネットワーク・マッピングツールを操る脅威アクターが、被害者のインフラ上で密かに秘密鍵を探し出し、横方向へと移動している。Sysdig の Threat Research Team (TRT) が発見した SSH-Snake は、”自己修正型ワーム” と表現されている。このマルウェアは、一般的なスクリプト攻撃に散見されるパターンを回避するという意味で、従来からの SSH ワームとは一線を画している。

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NPM に悪意のパッケージ:開発者を騙して盗んだ SSH Key を GitHub に隠して保存

Malicious NPM Packages Exfiltrate Hundreds of Developer SSH Keys via GitHub

2024/01/23 TheHackerNews — npm パッケージ・レジストリで発見された2つの悪意のパッケージは、開発者システムにインストールされた後に、Base64 暗号化された SSH キーを盗み出し、GitHub に保存するものだったと判明した。2024年1月初旬に公開された、warbeast2000 と kodiak2k という名のモジュールは、npm のメンテナンスにより削除されるまでに、それぞれ 412回と 1,281回のダウンロードを記録している。また、最新のダウンロードは 2024年1月21日に行われているという。

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Terrapin 攻撃に対して脆弱な SSH サーバ:オープンなインターネット上に 1100万台

Nearly 11 million SSH servers vulnerable to new Terrapin attacks

2024/01/03 BleepingComputer — インターネットに公開されている約 1100万台の SSH サーバが、SSH 接続の完全性を部分的に脅かす、Terrapin 攻撃に対して脆弱であるという。Terrapin 攻撃とは、SSH プロトコルを標的とし、クライアントとサーバの双方に影響を与えるものであり、ドイツの Ruhr University Bochum の学術研究者たちにより考案されたものだ。

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Linux SSH サーバに対する攻撃の調査:脆弱なパスワードがブルートフォースの標的に!

Experts Analyzed Attacks Against Poorly Managed Linux SSH Servers

2023/12/27 SecurityAffairs — AhnLab セキュリティ緊急対応センター (ASEC:AhnLab Security Emergency Response Center) の研究者たちが警告しているのは、管理の不十分な Linux SSH サーバが、DDoS ボットや CoinMiners のインストールを目的とした、攻撃の標的になっていることだ。

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OpenSSH の脆弱性 CVE-2023-51385/CVE-2023-6004 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-51385 and CVE-2023-6004 – A Dual OpenSSH Threat

2023/12/23 SecurityOnline — 最近のことだが、セキュアなネットワーキングにおける重要コンポーネントである OpenSSH が、手ごわい難題に直面している。現在はパッチが適用されているセキュリティ脆弱性 CVE-2023-51385 (CVSS:9.8) が、セキュアチャネル・オペレーションの根幹を脅かしていたのだ。この脆弱性は、9.6p1 未満の全バージョンの OpenSSH に影響を及ぼす。

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OpenSSH 接続を劣化させる Terrapin 攻撃:新たな研究成果が発表された

Terrapin attacks can downgrade security of OpenSSH connections

2023/12/19 BleepingComputer — 広く普及している暗号化モードにおいて、ハンドシェイク・プロセス中のシーケンス番号を操作することで SSH チャネルの整合性を破壊する、Terrapin という新しい攻撃手法を学術研究者たちが考え出した。この操作により、通信チャネルを通じて交換されるメッセージの削除/変更が、攻撃者に許されることになる。結果として、OpenSSH 9.5 のユーザー認証に使用される公開鍵アルゴリズムのダウングレードや、キーストローク・タイミング攻撃に対する防御の無効化などにいたるという。

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SSH 接続から RSA 秘密鍵を抽出:研究者たちが実証した方法とは?

Experts Uncover Passive Method to Extract Private RSA Keys from SSH Connections

2023/11/27 TheHackerNews — ネットワークを介したパッシブ攻撃において、接続の確立中に自然に発生する計算障害を悪用することで、脆弱な SSH サーバから RSA ホスト・キーの入手が可能になることが、新しい研究により実証された。Secure Shell (SSH) プロトコルは、安全でないネットワーク上で安全にコマンドを送信し、コンピュータにログインするための方法である。SSH は、クライアント・サーバー・アーキテクチャーに基づいて、暗号を使用してデバイス間の接続を認証/暗号化するものだ。

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SSH に存在する深刻な脆弱性:計算エラーにより RSA アルゴリズム・キーに影響

SSH Security Breach: Researchers Discover Vulnerability in Crypto Keys

2023/11/16 SecurityOnline — カリフォルニア大学サンディエゴ校とマサチューセッツ工科大学の研究者チームが、SSH 接続のデータ保護に用いられる暗号キーに存在する、深刻なセキュリティ脆弱性を発見した。この脆弱性は、接続確立プロセスにおける計算エラー時に顕在化し、RSA アルゴリズムを採用するキーに影響を及ぼす。この問題は、検査された署名 32億件のうちの 30% 以上に影響を及ぼすのであり、100万件に1件の割合で、ホスト上の秘密キーが暴露される可能性があるという。

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StripedFly という APT:5年間で 100万台以上の Windows/Linux システムに感染

StripedFly malware framework infects 1 million Windows, Linux hosts

2023/10/26 BleepingComputer — StripedFly と名付けられた洗練されたクロスプラットフォーム・マルウェアが、サイバー・セキュリティ研究者たちの検知を5年間にわたり回避し、100万台以上の Windows/Linux システムに感染しているという。2022年に Kaspersky は、この悪質なフレームワークの正体を突き止め、2017年 から活動している証拠を発見した。アナリストたちは StripedFly の特徴について、洗練された TOR ベースのトラフィック隠蔽メカニズム、および、信頼できるプラットフォームからの自動アップデート、ワームのような拡散能力、脆弱性の公開前に作成されたカスタム EternalBlue SMBv1 エクスプロイトなどを列挙し、印象的なものであると述べている。

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ShellBot マルウェア:Hex IP アドレスを用いた新たな回避手法で Linux SSH サーバを狙う

ShellBot Cracks Linux SSH Servers, Debuts New Evasion Tactic

2023/10/14 DarkReading — ShellBot マルウェアを操り Linux SSH サーバを狙うサイバー攻撃者たちが、新たな手法である 16 進数 IP (Hex IP) アドレスを用いて、振る舞いベースの検出を回避し、その活動を隠していることが判明した。AhnLab Security Emergency Response Center (ASEC) の研究者たちによると、この脅威アクターは、従来のドット付き10進数 Command-and-Control URL 形式 (hxxp://39.99.218[.]78) を、Hex IP アドレス形式 (hxxp://0x2763da4e/など) に変換することで、大半の URL ベースの検出シグネチャを回避しているという。

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日米の共同勧告:中国の APT BlackTech が Cisco ルーターをバックドアにしている

US and Japan warn of Chinese hackers backdooring Cisco routers

2023/09/27 BleepingComputer — 日本と米国の法執行機関およびサイバーセキュリティ機関が、中国の BlackTech というハッカーがネットワーク機器を侵害し、企業ネットワークにアクセスするためのカスタム・バックドアを設置していると警告している。この共同勧告は、FBI/NSA/CISA に加えて、日本の NISC と警察庁が発行したものであり、国家に支援されたハッカー集団が、事前に海外子会社のネットワーク機器を侵害し、本社のネットワークに軸足を移していると説明している。

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VMware の SSH 認証バイパスの脆弱性 CVE-2023-34039:PoC エクスプロイトが登場

Exploit released for critical VMware SSH auth bypass vulnerability

2023/09/01 BleepingComputer — VMware の Aria Operations for Networks 分析ツール (旧 vRealize Network Insight) に存在する SSH 認証バイパスの脆弱性について、PoC エクスプロイト・コードが公開された。この脆弱性 CVE-2023-34039 は、ProjectDiscovery Research のセキュリティ・アナリストにより発見され、その報告を受けた VMware は、8月30日 (水) にリリースしたバージョン 6.11 でパッチを適用した。

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VMware の Network Monitoring 製品の脆弱性が FIX:直ちにパッチを!

VMware Patches Major Security Flaws in Network Monitoring Product

2023/08/29 SecurityWeek — 8月29日 (火) に VMware は、Aria Operations for Networks 製品ラインに存在する、2件の深刻な脆弱性を修正するため、大規模なセキュリティ・アップデートを配布した。VMware は緊急アドバイザリにおいて、これらの脆弱性の悪用に成功した脅威アクターは SSH 認証をバイパスし、Aria Operations for Networks のコマンドライン・インターフェイスにアクセスする可能性があると述べている。VMware は、このネットワーク認証バイパスの脆弱性 CVE-2023-34039 について、CVSS 値 9.8 と評価している。

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Proxyjacking という新たなキャンペーン:SSH サーバを Peer2Profit などに参加させて帯域を搾取

Cybercriminals Hijacking Vulnerable SSH Servers in New Proxyjacking Campaign

2023/06/30 TheHackerNews — 金銭的な動機を持つ活発なキャンペーンが、脆弱な SSH サーバを標的とし、それらを秘密裏にプロキシ・ネットワークに参加させている。6月29日 (木) のレポートで Akamai の研究者である Allen West は、「SSH をリモートアクセスに活用する攻撃者が、悪質なスクリプトを実行して被害者のサーバを、 Peer2Profit や Honeygain などの P2P プロキシ・ネットワークへと、密かに参加させる活発なキャンペーンである」と述べている。

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Azure における XSS の脆弱性:ユーザー・セッションに対する未認証のアクセスが生じていた

XSS Vulnerabilities in Azure Led to Unauthorized Access to User Sessions

2023/06/15 SecurityWeek — Azure Bastion と Azure Container Registry (ACR) に存在する2つの XSS (cross-site scripting) の脆弱性により、ユーザー・セッションへの不正アクセスおよび、データの改ざん、サービスの中断につながる可能性があったと、クラウド・セキュリティ企業 Orca が警告している。この問題は、2023年4月/5月で解決されたが、具体的に言うと、postMessage iframe の欠陥に起因するものであり、攻撃者による iframe タグを介したリモートサーバ内へのエンドポイントの埋め込むみが可能になり、悪意の JavaScript コードを実行できるものだったという。

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GobRAT という Golang ベースの RAT:日本国内の Linux ルーターを侵害 – JPCERT/CC

New GobRAT Remote Access Trojan Targeting Linux Routers in Japan

2023/05/29 TheHackerNews — 日本国内において、Linux ルーターが、新たな Golang RAT である GobRAT の標的になっている。今日の JPCERT Coordination Center (JPCERT/CC) の報告によると、「この攻撃者は、最初に WebUI が公開されているルーターを狙い、脆弱性を悪用するスクリプトを実行し、最終的に GobRAT に感染させている」と述べている。

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Legion マルウェアがアップデート:AWS の認証情報や SSH サーバを標的に追加

Legion Malware Upgraded to Target SSH Servers and AWS Credentials

2023/05/24 TheHackerNews — コモディティ・マルウェアの一種である Legion がアップデートされ、DynamoDB/CloudWatch に関連する AWS (Amazon Web Services) の認証情報や、SSH サーバを侵害する機能などが追加された。Cado Labs の研究者である Matt Muir は、「最新のアップデートでは、Laravel の Web アプリからの AWS 固有の認証情報の窃取や、SSH サーバの侵害やなどの、新しい機能が追加されており、攻撃範囲の拡大が示されている」と、The Hacker News と共有したレポートの中で述べている。

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