Atlassian Confluence の RCE 脆弱性 CVE-2024-21683 がFIX:PoC エクスプロイトも提供

High-risk Atlassian Confluence RCE fixed, PoC available (CVE-2024-21683) 2024/06/03 HelpNetSecurity — Atlassian Confluence の Server/Data Center をセルフホストしている場合には、最新のバージョンへとアップグレードし、すでに PoC と技術詳細が公開されている、深刻度の高い RCE の脆弱性 (CVE-2024-21683) を修正すべきである。

Atlassian Confluence の深刻な脆弱性 CVE-2024-21683 などが FIX:ただちにパッチを!

CVE-2024-21683: Atlassian Patches RCE Flaw in Confluence Data Center and Server 2024/05/21 SecurityOnline — Atlassian の Confluence Data Center/Server 製品に存在する、リモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対する緊急アップデートが提供された。この、コラボレーション/プロダクティビティのリーディング・プロバイダーで発生した 脆弱性 CVE-2024-21683 は、認証済みの攻撃者によるシステムを制御を可能にし、データ漏洩や業務妨害につながる可能性が生じるという。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22527:Web シェルをドロップする新たな PoC が登場

Stealth Bomber: Atlassian Confluence Exploits Drop Web Shells In-Memory 2024/03/09 DarkReading — さまざまなケースで標的とされる、Atlassian Confluence Data Center/Confluence Server の、脆弱性 CVE-2023-22527 に対する新たな PoC (Proof-of-concept) エクスプロイト・コードが出回っている。この新たな攻撃ベクターを利用する攻撃者は、ファイル・システムにアクセスすることなく、Confluence のメモリ内で任意のコードを密かに実行することが可能になる。

Atlassian Confluence の XSS 脆弱性 CVE-2024-21678 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-21678: High-Severity Atlassian Confluence XSS – Act Now 2024/02/21 SecurityOnline — Atlassian は、CVE-2024-21678 (CVSS:8.5) に対処するセキュリティ・アップデートをリリースした。この、深刻度の高い蓄積型 cross-site scripting (XSS) 脆弱性は、複数の Confluence Server/Data Center バージョンに影響を与えるものである。影響を受けるソフトウェアを使用している場合には、迅速なパッチ適用もしくは、優先的なアップグレードが必要である。

Atlassian Confluence の深刻な RCE 脆弱性 CVE-2023-22527 が FIX:積極的な悪用を観測

Researchers Published Technical Details for Atlassian Confluence RCE (CVE-2023-22527) 2024/01/22 SecurityOnline — Atlassian Confluence Server/Data Center において、積極的な悪用が確認されている深刻なセキュリティ脆弱性について、Project Discovery のセキュリティ研究者 Rahul Maini と Harsh Jaiswal が技術的な詳細を公開した。この脆弱性 CVE-2023-22527 は CVSS 10.0 とされるが、現時点では修正されている。

Atlassian Confluence の深刻な脆弱性 CVE-2023-22527 が FIX:CVSS 10 の RCE

CVE-2023-22527 (CVSS 10): Critical RCE Flaw in Confluence Data Center and Server 2024/01/16 SecurityOnline — Atlassian の Confluence Data Center/Confluence Server に、新たな脆弱性 CVE-2023-22527 が発見された。この脆弱性は CVSS 10.0 と評価されており、サイバー・セキュリティの脅威の領域における最高レベルの深刻度を示している。

Apache OFBiz の新たな脆弱性:懸念される Atlassian Confluence への攻撃

Apache OFBiz RCE flaw exploited to find vulnerable Confluence servers 2023/12/28 BleepingComputer — Apache OFBiz に存在する、深刻な認証前リモート・コード実行の脆弱性だが、すでに公開されている PoC エクスプロイトを用いる活発な悪用が観測されている。Apache OFBiz (Open For Business) はオープンソースの企業資源計画システムであり、電子商取引の在庫/注文の管理/人事業務/会計業務などで、数多くの企業に利用されている。

Atlassian Confluence の脆弱性:パッチを適用後も Effluence バックドアは生き続ける

Alert: ‘Effluence’ Backdoor Persists Despite Patching Atlassian Confluence Servers 2023/11/10 TheHackerNews — Effluence いうステルス性のバックドアを、サイバー・セキュリティ研究者たちが発見した。先日に公開された Atlassian Confluence Data Center/Server の脆弱性だが、その悪用に成功した攻撃者が、その後に Effluence を展開しているようだ。Aon の Incident Response Services に所属する Stroz Friedberg は、「このマルウェアは永続的なバックドアとして機能し、Confluence にパッチを適用しても修復されない」と、今週の初めに発表したレポートで述べている。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22518:Cerber ランサムウェアの攻撃を観測

Critical Atlassian Confluence bug exploited in Cerber ransomware attacks 2023/11/06 BleepingComputer — 先日にパッチが適用された、Atlassian Confluence に存在する深刻な認証バイパスの脆弱性を悪用する Cerber ランサムウェアが、被害者のファイルを暗号化している。Atlassian が不適切な認証の脆弱性と説明する CVE-2023-22518 (CVSS:9.1) は、Confluence Data Center/Confluence Server ソフトウェアの全てのバージョンに影響を及ぼす。10月31日 (火) にセキュリティ・アップデートをリリースした Atlassian は、この脆弱性の悪用によりデータが消去される可能性もあるため、脆弱性のある全てのインスタンスに対して、直ちにパッチを当てるよう管理者たちに警告した。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22518:エクスプロイト情報が出回り始めた

Atlassian warns of exploit for Confluence data wiping bug, get patching 2023/11/02 BleepingComputer — Atlassian Confluence の深刻な脆弱性に対するエクスプロイトが公開され、インターネットに露出している未パッチのインスタンスを狙う、データ破壊攻撃が生じる恐れがあると、管理者たちに警告が発せられている。この脆弱性 CVE-2023-22518 (CVSS:9.1) は、Confluence Data Center/Server の全バージョンに影響を及ぼす不適切な認証の脆弱性である。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22518:データ損失に繋がる可能性

Atlassian Warns of New Critical Confluence Vulnerability Threatening Data Loss 2023/10/31 TheHackerNews — Atlassian は、Confluence Confluence Data Center/Confluence Server に存在する深刻な脆弱性について公表し、この脆弱性が未認証の攻撃者に悪用された場合に、重大なデータ損失につながる可能性があると警告している。この脆弱性 CVE-2023-22518 (CVSS:9.1) は、”不適切な権限付与の脆弱性” と説明されている。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22515:APT による攻撃を Microsoft が警告

Microsoft: State hackers exploiting Confluence zero-day since September 2023/10/11 BleepingComputer — Microsoft の警告によると、Storm-0062 (別名 DarkShadow/Oro0lxy) として追跡されている中国の脅威グループが、2023年9月14日以降において、Atlassian Confluence Data Center/Server の親告な特権昇格のゼロデイを悪用しているという。2023年10月4日に Atlassian は、脆弱性 CVE-2023-22515 について情報を公開した際に、すでに積極的なエクスプロイト状態であることを通知していた。しかし同社は、この脆弱性を悪用している脅威グループについては、具体的な詳細を明らかにしていない。

Atlassian Confluence のゼロデイ CVE-2023-22515:すでに攻撃が観測されている

Atlassian Ships Urgent Patch for Exploited Confluence Zero-Day 2023/10/04 SecurityWeek — 10月4日 (水) に Atlassian が公表したのは、Confluence Data Center/Server 製品に存在する深刻なセキュリティ上の欠陥が、すでにゼロデイとして悪用されているという警告である。Atlassian からの緊急アドバイザリーには、「一握りの顧客が、Confluence Data Center/Server のインスタンス上で、リモートから悪用が可能な脆弱性を狙う、エクスプロイトを受けたことを確認している」と記されている。

Atlassian の4件の脆弱性が FIX:Jira/Confluence/Bitbucket/Bamboo に影響

Atlassian Security Updates Patch High-Severity Vulnerabilities 2023/09/21 SecurityWeek — 今週に Atlassian が発表したのは、Jira/Confluence/Bitbucket/Bamboo に影響を及ぼす、4つの深刻な脆弱性に対するパッチである。これらの問題の中で最も深刻なものは、Bitbucket に存在するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2023-22513 (CVSS:8.5) であり、機密性/完全性/可用性に影響を及ぼす可能性があるという。なお、認証されている攻撃者であれば、ユーザーとの対話を必要とせずに悪用できると、Atlassian は説明している。この問題は、Bitbucket バージョン 8.0.0 で発生したものであり、バージョン 8.14.0 までの大半のリリースに影響する。また、Bitbucket のバージョン 8.9.5/8.10.5/8.11.4/8.12.2/8.13.1.8.14.0 および、それ以降のバージョンでは、この脆弱性に対処している。

Atlassian Confluence/Bamboo の脆弱性 CVE-2023-22508 などが FIX:CISA も警告

Atlassian Patches Remote Code Execution Vulnerabilities in Confluence, Bamboo 2023/07/24 SecurityWeek — Atlassian は、Confluence Data Center/Server に存在する2つの RCE 脆弱性、および、Bamboo Data Center の脆弱性に対するパッチをリリースした。これらの脆弱性のうち、最も深刻なものは CVE-2023-22508 (CVSS:8.5) であり、Confluence 7.4.0 に影響を及ぼす。2つ目の脆弱性 CVE-2023-22505 (CVSS:8.0) は、Confluence 8.0.0 に影響を及ぼすものだ。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、機密性/完全性/可用性に影響を与える任意のコードを実行する可能性がある。その悪用にはユーザーとのインタラクションは不要だが、攻撃者は有効なユーザーとして認証される必要がある。

CISA 勧告:Atlassian Confluence パスワードハードコード欠陥の積極的な悪用を検知

CISA warns of critical Confluence bug exploited in attacks 2022/07/29 BleepingComputer — CISA は、Atlassian Confluence の深刻な脆弱性 CVE-2022-26138 を、悪用脆弱性リスト (KVE:Known Exploited Vulnerabilities Catalog) に追加した。この脆弱性の悪用に成功したリモート攻撃者は、ハードコードされた認証情報の窃取が可能になる。先週に、オーストラリアのソフトウェア会社である Atlassian が公開したように、パッチ未適用の Questions for Confluence アプリは、8,000台以上のサーバーにインストールされており、ハードコードされた認証情報を持つアカウントを作成している。

Atlassian Confluence のパスワード・ハードコードの脆弱性:すでに悪用が始まっている

Latest Critical Atlassian Confluence Vulnerability Under Active Exploitation 2022/07/28 TheHackerNews — Atlassian の Confluence Server/Confluence Data Center 用アプリである、Questions For Confluence の深刻な脆弱性を修正するパッチを配布してから 1 週間が経ったが、実際に悪用される事態が発生している。この脆弱性 CVE-2022-26138 は、Questions For Confluence 内でハードコードされたパスワードが使用されており、リモートの未認証の攻撃者に対して、Confluence の全ページへの無制限のアクセスを許す可能性が問題視されている。

Atlassian の Questions for Confluence:パスワード・ハードコードの脆弱性が FIX

Atlassian fixes critical Confluence hardcoded credentials flaw 2022/07/20 BleepingComputer — Atlassian は、Confluence Server/Data Center に存在するハードコードされた認証情報の脆弱性を修正し、リモートの未認証の攻撃者による、未パッチ・サーバーにログインを阻止した。このハードコードされたパスワードは、ユーザー名 disabledsystemuser のユーザー・アカウントで Questions for Confluence アプリ (Ver 2.7.34/2.7.35, 3.0.20) をインストールした後に追加され、管理者がアプリから Confluence Cloud にデータを移行する際に役立つように設計されている。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2022-26134:50件のアクセス権を販売する驚異アクターが登場

Threat actors sell access to tens of vulnerable networks compromised by exploiting Atlassian 0day 2022/06/26 SecurityAffairs — 先日に発見された、Atlassian Confluence のゼロデイ欠陥 (CVE-2022-26134) の悪用により、侵入を許してしまった 50件の脆弱のネットワークへのイニシャル・アクセスが、ある脅威アクターにより販売されている。この発見は、Rapid7 Threat Intelligence チームによるものでありで、その情報は The Record で公開されている。この脆弱なネットワークへのイニシャル・アクセスは、ロシア語のフォーラム XSS で提供されていた。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2022-26134:脆弱なインスタンス数は減ったが攻撃が活発化

Atlassian Confluence Server Bug Under Active Attack to Distribute Ransomware 2022/06/18 DarkReading — Atlassian Confluence Server における、先日に公開リモートコード実行 (RCE) の深刻な脆弱性が一連の攻撃に頻繁にさらされ、マルウェアやランサムウェアなどが展開されている。Sophos の研究者たちによると、Windows/Linux サーバ上で動作する脆弱な Atlassian Confluence インスタンスに対して、脅威アクターによる自動化されたエクスプロイト攻撃が、これまでの2 週間で複数回観測されているという。

Atlassian Confluence の深刻な脆弱性 CVE-2021-26084 を Linux ボットネットが侵害

Linux botnets now exploit critical Atlassian Confluence bug 2022/06/08 BleepingComputer — Atlassian の Confluence Server/Data Center に存在するリモートコード実行 (RCE) 脆弱性を、複数のボットネットが狙っており、パッチが適用されていない Linux サーバーへの感染が広まっている。この脆弱性 CVE-2021-26084 の悪用に成功した未認証の攻撃者は、新たな管理者アカウントを作成し、コマンドを実行し、インターネットに公開されたサーバーを乗っ取り、最終的にはバックドアとしてリモート操作することが可能となる。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2022-26134:パッチ適用までの対応を詳述する

Actively Exploited Atlassian Zero-Day Bug Allows Full System Takeover 2022/06/04 DarkReading — UPDATE — Atlassian Confluence の深刻な脆弱性を悪用する攻撃が多発しており、サーバーが完全に乗っ取られる可能性があると、セキュリティ研究者たちが警告している。この脆弱性 CVE-2022-26134 は、未認証のリモート・コード実行を可能にするコマンド・インジェクションの問題であり、Confluence Server/Confluence Data Center のすべての現行バージョンに影響を及ぼす。Volexity による、2つのゼロデイ攻撃に関するフォレンジック調査では、特別に細工した Web リクエストを Confluence のシステムに送信するだけで、認証情報やユーザーの操作を必要とせずに、攻撃者による悪用が成功する可能性があるとのことだ。なお、Atlassian Cloud サイトに影響はない — UPDATE

Atlassian Confluence のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-26134:広範な悪用/攻撃が始まっている

Atlassian fixes Confluence zero-day widely exploited in attacks 2022/06/03 BleepingComputer — Atlassian は、Confluence Server/Data Center のゼロデイ脆弱性に対してセキュリティ・アップデートを公開し、インターネットに露出しているサーバーがバックドアとして悪用される問題に対処した。このゼロデイ脆弱性 CVE-2022-26134 は、Confluence Server/Data Center の全ての現行バージョンに影響し、認証されていない攻撃者に対して、未パッチ・サーバー上でのリモート・コード実行を許す可能性がある。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2022-26134:パッチ適用前にハッカーが悪用

Hackers Exploiting Unpatched Critical Atlassian Confluence Zero-Day Vulnerability 2022/06/02 TheHackerNews — Atlassian が発した警告は、Confluence Server/Data Center に影響をおよぼすリモート・コード実行の脆弱性に関して、パッチ適用前のシステムが数多く存在し、それらが活発に悪用されているというものだ。 オーストラリアに本拠を置く Atlassian は、サイバーセキュリティ会社 Volexity が、脆弱性 CVE-2022-26134 を特定したことの功績を認めている。

Atlassian Confluence を狙うランサムウェア Atom Silo は LockFile と酷似している

New Atom Silo ransomware targets vulnerable Confluence servers 2021/10/04 BleepingComputer — 新たに発見されたランサムウェア・グループ Atom Silo は、ラン先日にパッチが適用されたが、活発に悪用されている Atlassian Confluence Server and Data Center の脆弱性を標的とし、サムウェアのペイロードを展開しようとしている。Atlassian Confluence は、様々なプロジェクトで共同作業を行うための、Web ベースの企業向けチームワーク・スペースとして高い人気を誇っている製品である。

Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2021-26084:トロイの木馬が見つかった

Threat actors use recently discovered CVE-2021-26084 Atlassian Confluence 2021/09/30 SecurityAffairs — Trend Micro の研究者たちは、最近公開された重要なリモートコード実行の脆弱性が、積極的に悪用されるという暗号マイニング・キャンペーンを発見した。8月末に Atlassian は、企業向けコラボレーション製品 Confluence に影響を与える、重大な 脆弱性 CVE-2021-26084 に対応するセキュリティ・パッチを公開している。

VMware とバグ報奨金:Atlassian Confluence 脆弱性 PoC をめぐる混乱

VMware denies allegations it leaked Confluence RCE exploit 2021/09/10 DailySwig — VMware は、独立系のセキュリティ研究者が同社のサーバー用に作成した、 Atlassian Confluence 脆弱性の PoC エクスプロイトを、流出させたという非難に反論した。研究者である Thanh Nguyen は、9月7日に公開されたブログ記事の中で、17時間前に VMware に送信した認証前リモートコード実行 (RCE) エクスプロイトと同一のペイロードが、GitHub 上に現れたと主張している。

Jenkins Project にも影響:Atlassian Confluence 脆弱性の大量悪用

Jenkins project succumbs to ‘mass exploitation’ of critical Atlassian Confluence vulnerability 2021/09/07 DailySwig — Jenkins Project は、Atlassian のチーム・コラボレーション・ソフトウェアである Confluence の、深刻な脆弱性を狙った広範な攻撃の餌食になったと発表している。先週に、攻撃者たちは、Jenkins における非推奨の Confluence サービスを侵害し、9月4日 (土) には、このオープンソース・オートメーション・サーバーの背後にいるチームのことを明らかにした。

米政府 警告:Atlassian Confluence の大規模な悪用が進行中

US govt warns orgs to patch massively exploited Confluence bug 2021/09/03 BleepingComputer — 今日、米国 US Cyber Command (USCYBERCOM) は、随所で悪用されている Atlassian Confluence の深刻な脆弱性に直ちにパッチを当てるよう、米国の各組織へ向けて異例の警告を発した。 Cyber National Mission Force (CNMF) は、「Atlassian Confluence CVE-2021-26084 の大規模な悪用は進行中であり、加速することが予想される」 と述べている。また、USCYBERCOM Unit は、脆弱な Confluence サーバーに対して、可能な限り早急にパッチを当てることが重要性だ。まだパッチを当てていない場合は、直ちにパッチを当てべきで、週末に済ませるべきだ」と述べている。

Atlassian Confluence の悪用は暗号マイニングの範囲に留まるか?

Atlassian Confluence flaw actively exploited to install cryptominers 2021/09/02 BleepingComputer — 先日に公開された Atlassian Confluence のリモートコード実行の脆弱性をスキャンし、PoC エクスプロイトが公開された後に、クリプト・マイナーをインストールするという、ハッカーたちの積極的な悪用が検知されている。Atlassian Confluence は、企業の従業員たちがプロジェクトで共同作業を進めるための、とても人気のある Web ベースのチーム・ワークスペースである。

New York Times のソースコードが盗まれた:GitHub トークンの悪用からリポジトリ侵害にいたる

New York Times source code stolen using exposed GitHub token 2024/06/08 BleepingComputer — The New York Times 内部のソースコードとデータが、同社の GitHub リポジトリから盗まれたのは 2024年1月のことだが、それらが 4chan 掲示板に流出した。New York Times から盗まれた 273GB のデータ含むアーカイブが、匿名のユーザーにより投稿されたの 6月6日 (木) のことであり、最初に発見したのは VX-Underground だった。

Atlassian の脆弱性 CVE-2023-22518:Linux 版 Cerber ランサムウェアの配布に悪用されている

Linux Cerber Ransomware Variant Exploits Atlassian Servers 2024/04/17 InfoSecurity — パッチ未適用の Atlassian サーバを悪用する攻撃者たちが、Cerber ランサムウェア (別名:C3RB3R) の Linux 亜種を展開していることが確認された。Atlassian Confluence Data Center/Server に存在する、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2023-22518 の悪用に成功した攻撃者たちは、認証なしで Confluence をリセットし、管理者アカウントを作成することが可能になる。

Atlassian Bamboo Data Center/ Server の深刻な脆弱性が FIX:直ちにパッチ適用を!

Critical Flaw In Atlassian Bamboo Data Center And Server Must Be Fixed Immediately 2024/03/20 SecurityAffairs — Atlassian の Bamboo/Bitbucket/Confluence/Jira などに存在する、複数の脆弱性が修正された。最も深刻なのは、SQL インジェクションの脆弱性 CVE-2024-1597 (CVSS:10) であり、Bamboo Data Center/Server の org.postgresql:postgresql サードパーティ依存関係に影響及ぼすものだ。

JetBrains TeamCity の脆弱性 CVE-2024-27198:BianLian ランサムウェア攻撃に悪用されている

BianLian Threat Actors Exploiting JetBrains TeamCity Flaws in Ransomware Attacks 2024/03/11 TheHackerNews — BianLian ランサムウェアを操る脅威アクターが、JetBrains TeamCity セキュリティ欠陥を悪用して、恐喝のみを目的とした攻撃を行っていることが確認されている。最近の侵入インシデントを調査した GuidePoint Security のレポートによると、このインシデントは、TeamCity サーバーの悪用から始まり、最終的には BianLian の Go バックドアの PowerShell 実装が展開されという。

Exploit-DB

2024-06 2024-06-26:CVE-2024-28999:SolarWinds Platform 2024.1 SR1 – Race Condition 2024-06-14:N/A:Zyxel IKE Packet Decoder – Unauthenticated Remote Code Execution (Metasploit) 2024-06-14:N/A:PHP < 8.3.8 – Remote Code Execution (Unauthenticated) (Windows) 2024-06-01:CVE-2023-26602:ASUS ASMB8 iKVM 1.14.51 – Remote Code Execution (RCE) & SSH Access 2024-06-01:N/A:FreePBX 16 – Remote Code Execution (RCE) (Authenticated) 2024-06-01:N/A:Akaunting 3.1.8 – Server-Side Template Injection (SSTI) 2024-05 … Continue reading “Exploit-DB”

SSH-Snake という最新のマルウェア:SSH キーを効果的に窃取してネットワーク全体に拡散

New SSH-Snake malware steals SSH keys to spread across the network 2024/02/21 BleepingComputer — SSH-Snake というオープンソースのネットワーク・マッピングツールを操る脅威アクターが、被害者のインフラ上で密かに秘密鍵を探し出し、横方向へと移動している。Sysdig の Threat Research Team (TRT) が発見した SSH-Snake は、”自己修正型ワーム” と表現されている。このマルウェアは、一般的なスクリプト攻撃に散見されるパターンを回避するという意味で、従来からの SSH ワームとは一線を画している。

CISA KEV 警告 24/02/15:Cisco ASA/FTD の脆弱性 CVE-2020-3259 を狙う Akira

CISA Warning: Akira Ransomware Exploiting Cisco ASA/FTD Vulnerability 2024/02/16 TheHackerNews — 2024年2月15日 (木) に米国 Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Cisco の Adaptive Security Appliance (ASA)/Firepower Threat Defense (FTDI) の脆弱性 (パッチ適用済み) が、Akiraランサムウェア攻撃で悪用されている可能性が高いとの報告を受け、それらを Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。

PoC Exp

2024/06 2024/06/05:Exp:Zerologon の脆弱性 CVE-2020-1472:RansomHub ランサムウェアが狙っている 2024/06/05:PoC:libaom Video Codec Library の深刻な脆弱性 CVE-2024-5171 (CVSS 10) が FIX:RCE の恐れ 2024/06/04:PoC:Parallels for Mac の脆弱性 CVE-2024-34331 が FIX:root 権限奪取の PoC が提供される 2024/06/04:PoC:Windows 11 の新機能 Recall:深刻なデータ漏えいを証明する TotalRecall という PoC 2024/06/04:PoC:Apache HugeGraph の RCE 脆弱性 CVE-2024-27348 が FIX:PoC も提供! 2024/06/04:PoC:Linux カーネルの脆弱性 CVE-2023-3390:技術的詳細と PoC エクスプロイトが公開 2024/06/03:PoC:macOS の権限昇格の脆弱性 :CVE-2024-27822:PoC エクスプロイトが公開 2024/06/03:PoC:MySQL2 の脆弱性 CVE-2024-21512 (CVSS:8.2) が FIX:PoC エクスプロイトも公開 2024/06/03:PoC:Qdrant の脆弱性 CVE-2024-3584 … Continue reading “PoC Exp”

Cloudflare にも影響を及ぼした Okta 攻撃:盗まれたアクセス・トークンの悪用が発生

Cloudflare hacked using auth tokens stolen in Okta attack 2024/02/01 BleepingComputer — 今日、Cloudflare が公表したのは、同社内の Atlassian サーバが APT と疑われる人物に侵入され、Confluence wiki/Jira Bug Database/Bitbucket Source Code Management System への不正アクセスが発生したことだ。この脅威アクターは、11月14日の時点で Cloudflare のセルフ・ホスト型 Atlassian サーバにアクセスし、偵察段階を経た後に、同社の Confluence/Jira システムにアクセスした。

Apache DolphinScheduler の脆弱性 CVE-2023-49299 が FIX:ただちにパッチを!

Apache DolphinScheduler Hit by Severe CVE-2023-49299 Flaw 2023/12/31 SecurityOnline — 急速に進化するデータ・オーケストレーションの世界において、Apache DolphinScheduler は、複雑なデータ・ワークフローの処理方法に革命を起こす先駆者として登場した。DolphinScheduler のアジャイルでローコードな高性能ワークフロー機能と、堅牢なユーザー・インターフェイスで有名であり、データ・パイプラインの複雑なタスクの依存関係を巧みに管理し、数多くのジョブタイプを速やかに提供してきた。しかし、先日に発見された脆弱性により、セキュリティの堅牢性が試されている。

Atlassian Companion App の脆弱性 CVE-2023-22524:PoC エクスプロイトが登場

Atlassian Companion Update Now! PoC for CVE-2023-22524 Puts Businesses on High Alert 2023/12/18 SecurityOnline — Atlassian Confluence Data Center/Server でのファイル編集を拡張するためのオプションである、Atlassian Companion App デスクトップ・アプリケーションに、深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性 CVE-2023-22524 (CVSS :9.6) は、最新のソフトウェアにおけるリモート・コード実行 (RCE) に関する、複雑な課題とリスクを浮き彫りにしている。

Microsoft 2023-12 月例アップデート:1件のゼロデイと 34件の脆弱性に対応

Microsoft December 2023 Patch Tuesday fixes 34 flaws, 1 zero-day 2023/12/12 BleepingComputer — 今日は Microsoft の December 2023 Patch Tuesday であり、合計で 34件の脆弱性が修正されたが、その中には AMD CPU ゼロデイ脆弱性1件に対する更新プログラムも含まれている。Microsoft は、8件のリモート・コード実行 (RCE) バグを修正したが、そのうちの3件のみが Critical と評価されている。全体では、4件の Critical 脆弱性があり、1件はPower Platform (スプーフィング) 、2件はインターネット接続共有 (RCE)、1件はWindows MSHTML Platform (RCE) であった。

Apache Struts の RCE 脆弱性 CVE-2023-50164 が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2023-50164: Apache Struts Remote Code Execution Vulnerability 2023/12/07 SecurityOnline — Java Web アプリケーション開発の領域において、Apache Struts は効率性とモダンなデザインの指標として存在している。このオープンソースの MVC (Model-View-Controller) フレームワークにより、開発者たちは、洗練された Web アプリの開発が比較的簡単にできるようになる。しかし、最近に発見された致命的な脆弱性が、その堅牢なアーキテクチャに影を落としている。

Atlassian 製品群における4件の脆弱性が FIX:リモートコード実行にいたる可能性

Atlassian Releases Critical Software Fixes to Prevent Remote Code Execution 2023/12/06 TheHackerNews — Atlassian はのソフトウェアに存在する4件の深刻な欠陥に対して、修正プログラムがリリースされた。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者により、リモート・コードが実行される可能性が生じるという。

Apache ActiveMQ の脆弱性 CVE-2023-46604:Kinsing マルウェアも侵害に参戦

Kinsing malware exploits Apache ActiveMQ RCE to plant rootkits 2023/11/20 BleepingComputer — Apache ActiveMQ に存在する深刻な脆弱性 CVE-2023-46604 を、Kinsing マルウェアが積極的に悪用し、Linux システムを侵害しようとしている。このリモート・コード実行の脆弱性は、すでに 10月下旬に修正されている。Apache が開示した情報では、この問題により、OpenWire プロトコルのシリアライズされたクラス型を悪用し、任意のシェルコマンドを実行できると説明されている。研究者たちが発見したのは、パッチのリリース後も数千台のサーバーが攻撃にさらされ、HelloKitty や TellYouThePass などのランサムウェア・ギャングが、この機会を利用し始めていることだ。

Atlassian の脆弱性 CVE-2023-22515:悪用について CISA/FBI/MS-ISAC が共同勧告

CISA, FBI urge admins to patch Atlassian Confluence immediately 2023/10/16 BleepingComputer — 10月16日 (月) に、CISA/FBI/MS-ISAC はネットワーク管理者に対して、攻撃で積極的に悪用されている Atlassian Confluence の脆弱性に対して、直ちにパッチを適用するよう警告した。この深刻な特権昇格の脆弱性 CVE-2023-22515 は、Confluence Data Center/Server 8.0.0 以降に影響を及ぼすものであり、ユーザーによる操作を必要としない、リモートからの容易な悪用が可能なものである。

Microsoft Office を攻撃する Agent Tesla RAT:古い脆弱性が悪用されるという現実

Old vulnerabilities are still a big problem 2023/09/06 HelpNetSecurity — Microsoft Office に存在する、古いリモートコード実行の脆弱性を悪用して、無防備なユーザーに Agent Tesla RAT 配信するィッシングキャンペーンが、つい先日に発見された。Fortinet の研究者である Xiaopeng Zhang は、「脆弱性 CVE-2017-11882/CVE-2018-0802 に対するパッチは、2017年11月と 2018年1月に、Microsoft からリリースされている。しかし、脅威アクターたちにとって、これらは依然として人気の脆弱性であり、5年以上が経過した今でも、まだパッチが適用されていないデバイスが野放しになっていることが示唆される。私たちは、IPS レベルで、1日あたり 3000件の攻撃を観測し、緩和している。観測された脆弱なデバイスの数は、1日あたり約 1300台である」と述べている。

2022年に悪用された脆弱性 Top-12:Five Eyes/FBI/CISA/NSA の共同勧告

FBI, CISA, and NSA reveal top exploited vulnerabilities of 2022 2023/08/03 BleepingComputer — Five Eyes のサイバー・セキュリティ当局は、CISA/NSA/FBI と共同で、2022年に最も悪用された 12件の脆弱性リストを発表した。米国/英国/豪州/カナダ/ニュージーランドの5カ国からなるサイバー・セキュリティ当局は、世界中の組織に対し、これらのセキュリティ上の脆弱性に対処し、パッチ管理システムを導入して、潜在的な攻撃にさらされる機会を最小限に抑えるよう呼びかけた。2022年に脅威アクターたちは、新たに公表された脆弱性よりも、古いとされる脆弱性に対して、攻撃を集中させる傾向を強め、特にパッチが適用されずにインターネット上に露出したままのシステムを標的としてきた。

積極的に悪用された 41 件のゼロデイ脆弱性 – 2022年調査 Google TAG

In 2022, more than 40% of zero-day exploits used in the wild were variations of previous issues 2023/07/30 SecurityAffairs — Google Threat Analysis Group (TAG) の Maddie Stone が、野放し状態のゼロデイ脆弱性について執筆する、2022年のイヤー・イン・レビューが公表された。これは、2019/2020/2021 年に続く、4年目のレビューでもある。研究者たちは 2022年において、アクティに悪用された 41 件のゼロデイ欠陥を開示したが、これは2014年半ばに追跡を開始して以来、2番目の記録となった。ちなみに、最悪だったのは、2021 年の 69 件である。

2022年の CVE は 25% 増で 25,096件:6年連続で前年を上回る

CVEs Surge By 25% in 2022 to Another Record High 2023/06/07 InfoSecurity — Skybox Security がまとめたデータによると、米国政府から報告された新たな脆弱性の数は毎年 25%ずつ増加しており、2022年には過去最高となる25,096件に達したという。セキュリティベンダーである同社は、Vulnerability and Threat Trends Report 2023 をまとめるにあたり、NVD (National Vulnerability Database) の分析を行った。