ビッシングとリアルタイム・フィッシングを組み合わせて MFA を突破:Okta Threat Intelligence が警告

Okta Flags Customized, Reactive Vishing Attacks Which Bypass MFA

2026/01/26 InfoSecurity — リアルタイムで内容を変更するフィッシング・サイトと、ビッシング攻撃を組み合わせるサイバー犯罪者が、被害者に対してソーシャル・エンジニアリングを仕掛け、多要素認証 (MFA) による防御を突破している。1月22日に Okta Threat Intelligence が発出したアラートは、ビッシング・キャンペーンにおけるフィッシング・キットの利用が拡大している実態を示すものだ。それらのサイバー犯罪者は、企業の Google/Microsoft/Okta アカウントならびに各種暗号資産サービスの、アカウント・ログイン情報へのアクセスを狙っている。

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Cisco にビッシング攻撃:従業員が騙され CRM から Cisco.com ユーザー・プロファイルが流出

Cisco Hacked – Attackers Stole Profile Details of Users Registered on Cisco.com

2025/08/05 CyberSecurityNews — Cisco が認めたのは、同社 Webサイト “Cisco.com” に登録されているユーザーの基本プロフィール情報が、サイバー攻撃の標的となり盗み出されたという事実である。なお、被害に遭ったユーザー数は非公表とされている。同社によると、この情報侵害は、高度に洗練された音声フィッシング、いわゆる “ヴィッシング” (Vishing) 攻撃により従業員が騙された結果として発生したとされる。

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Salesforce を介する悪意のキャンペーン:UNC6040 Vishing Group が展開する狡猾な侵害の手法とは?

Google Exposes Vishing Group UNC6040 Targeting Salesforce with Fake Data Loader App

2025/06/04 TheHackerNews — Salesforce ポータルを悪用し、金銭を目的とした侵害を繰り返す、脅威クラスターの詳細について Google が情報を公開した。この脅威クラスターが専門としているのは、企業の Salesforce インスタンスに侵入し、大規模なデータ窃取と恐喝を目的とする、ヴィッシング (Vishing:Voice Phishing) キャンペーンである。

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CrowdStrike の 2025 Global Threat Report:高度化する犯罪グループを数値で分析する

Unpatched Vulnerabilities Attract Cybercriminals as EDR Visibility Remains Limited

2025/02/27 gbhackers — CrowdStrike 2025 Global Threat Report によると、サイバー攻撃者たちの集団は、合法的なビジネスの業務効率を模倣し、高度に組織化されたプロ組織へと進化している。このレポートが強調するのは、2024年のサイバー脅威の状況が大きく変化し、高度な戦術を採用する攻撃者が、GenAI などの最新テクノロジーを活用して、そのアクティビティを拡大している状況である。

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LastPass の CEO になりすました音声フィシング:従業員の機転により被害には至らず

LastPass: Hackers targeted employee in failed deepfake CEO call

2024/04/11 BleepingComputer — 今週に LastPass が明らかにしたのは、ディープフェイク音声を使って同社の CEO Karim Toubba になりすますという、音声フィッシング攻撃を受けたことだ。しかし、McAfee による最近のグローバル調査によると、25% の人々が AI 音声を用いるなりすまし詐欺の被害にあった、もしくは、知り合いが被害にあったと回答している。ただし、その LastPass の従業員は、攻撃者が WhatsApp を使用していたことを、つまり、きわめて珍しいビジネス・チャネルを使っていたことを不審に思い、被害には至らなかったとのことだ。

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Letscall という音声フィッシング:自前のコールセンターを備えて銀行と顧客を騙す

Vishing Goes High-Tech: New ‘Letscall’ Malware Employs Voice Traffic Routing

2023/07/07 TheHackerNews — Letscall と呼ばれる、音声フィッシング (vishing) の新たな高度な形態について、研究者たちが警告を発している。現時点において、この手口により、韓国の個人が標的にされているようだ。Letscall の背後にいる犯罪者たちは、ユーザーを欺いて偽の Google Play Store の Web サイトから、悪意のアプリをダウンロードさせるために、多段階攻撃を採用している。悪意のソフトウェアがインストールしてしまうと、ユーザーへの着信は犯罪者の管理下にあるコールセンターにリダイレクトされる。そして、最終的には、銀行の行員を装うように訓練されたオペレーターが、疑うことを知らない被害者から機密情報を引き出すことになるという。

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フィッシングの 2022年を総括:AI ツールにより高度化/急増しているキャンペーン – Zscaler

AI tools help attackers develop sophisticated phishing campaigns

2023/04/25 HelpNetSecurity — Zscaler のレポートによると、フィッシング詐欺の手法が洗練され、検知やブロックが困難になっていることで、サイバー犯罪の脅威が増大しているとのことだ。このレポートでは、現代のフィッシング攻撃の大半が、盗まれた認証情報に依存していることも明らかにされている。さらに、最近トレンドとして、中間者攻撃 (AitM) や、InterPlanetary File System (IPFS) の利用増加、ブラックマーケットから調達したフィッシング・キット、ChatGPT などの AI ツールへの依存についても概説している。

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モバイル・フィッシング 2022年レポート:BYOD ポリシー緩和につけ込む攻撃者たち

Record Number of Mobile Phishing Attacks in 2022

2023/03/01 InfoSecurity — Lookout によると、2022年においては、過去最大のモバイル・フィッシングが観測され、世界のスマフォ・ユーザーの半数が、四半期ごとにフィッシング攻撃にさらされていたこと判明した。この調査結果は、2023年3月1日に Lookout 発表した Global State of Mobile Phishing Report から得られたものだ。 このレポートによると、モバイル・フィッシングの発生率は、3年前からの上昇傾向を裏付けるものであり、2020年 Q4 以降においては四半期ごとに増加している。ただし、この数字は、個人の携帯電話のみを対象としている。

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フィッシング攻撃の変化:コールバック型が 2021/2022 比較で 625% の大幅増

Callback phishing attacks see massive 625% growth since Q1 2021

2022/08/15 BleepingComputer — ハッカーたちは、企業ネットワークに侵入するために、そして、ランサムウェアやデータ窃取の攻撃を仕掛けるために、Eメールと音声コールを組み合わせたソーシャル・エンジニアリングという、ハイブリッド型のフィッシング攻撃に主軸を移行しつつある。 Agari の 2022年 Q2 のサイバーインテリジェンス・レポートによると、フィッシング詐欺の件数は、2022年 Q1 と比較して6%しか増加していない。しかし、ハイブリッドなヴィッシング詐欺の利用は、625% という大幅な伸びを見せているという。​

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Morgan Stanley の顧客にソーシャル・エンジニアリング攻撃:顧客の一部に被害

Morgan Stanley client accounts breached in social engineering attacks

2022/03/24 BleepingComputer — Morgan Stanley の資産運用部門である Morgan Stanley Wealth Management は、顧客の一部がソーシャル・エンジニアリング攻撃に遭い、その口座が侵害されたと発表した。Vishing (Voice Phishing) とは、音声通話中に詐欺師が、信頼できる団体 (この場合は Morgan Stanley) になりすまし、ターゲットに銀行口座やログイン情報といった機密情報を、開示させるソーシャル・エンジニアリング攻撃である。

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APWG:フィッシング活動は継続して増加し 2021年 Q1 はワースト記録

APWG: Phishing maintained near-record levels in the first quarter of 2021

2021/06/13 SecurityAffairs — Anti-Phishing Working Group (APWG) が、2021年 Q1 の状況を示す新たな Phishing Activity Trends Report を発表した。このレポートよると、2021年 Q1 フィッシングは記録的なレベルを維持しており、フィッシング Web サイトの数は、2021年1月に 245,771件というピークを記録した。2月には、わずかに減少したことが確認されたが、3月には再び 20万件を超え、APWG 史上4番目の悪い月となった。

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