Raspberry Robin マルウェアの C2 ドメイン 約 200件を特定:ロシアとの関係と EU 経由での拡散

Researchers Uncover ~200 Unique C2 Domains Linked to Raspberry Robin Access Broker

2025/03/25 TheHackerNews — Raspberry Robin マルウェアに関連する約 200のユニークな C2 (command-and-control) ドメインが、Silent Push の調査により発見された。Silent Push は、「Raspberry Robin (別名:Roshtyak/Storm-0856) は、複雑で進化し続ける脅威アクターであり、他の犯罪グループに対して初期アクセス・ブローカー (IAB:initial access broker) サービスを提供している。それらのグループの多くは、ロシアとつながりがある」と、 The Hacker News に共有したレポートで述べている。

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PindOS という JavaScript マルウェア・ローダー: Bumblebee/IcedID との関係は?

Powerful JavaScript Dropper PindOS Distributes Bumblebee and IcedID Malware

2023/06/23 TheHackerNews — 新種の JavaScript ドロッパーにより、ネクスト・ステージ・ペイロードが配信されていることが確認された。サイバー・セキュリティ企業 Deep Instinct は、この Bumblebee や IcedID にも似ているマルウェアを、User-Agent 内に名前を持つ PindOS として追跡している。Bumblebee と IcedID は、どちらもローダーとしての役割を担い、侵害したホスト上でランサムウェアなどのベクターとして機能する。最近の Proofpoint のレポートでは、IcedID が銀行詐欺の機能を放棄し、マルウェア配信のみに特化していることが強調されている。

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BumbleBee マルウェア:Google 広告や SEO ポイズニングを介して配布 – Secureworks

Google ads push BumbleBee malware used by ransomware gangs

2023/04/22 BleepingComputer — エンタープライズをターゲットにしたマルウェア Bumblebee が、Zoom/Cisco AnyConnect/ChatGPT/Citrix Workspace などの人気ソフトウェアを宣伝する Google 広告や、SEO ポイズニングを介して配布されている。Bumblebee は 2022年4月に発見されたマルウェア・ローダーであり、ネットワークへのイニシャル・アクセスやランサムウェア攻撃に使用される、バックドア BazarLoader  の代替として、Conti チームが開発したものだと考えられている。

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Havoc という OSS C2 フレームワーク:Microsoft Defender をバイパスする能力とは?

Hackers start using Havoc post-exploitation framework in attacks

2023/02/15 BleepingComputer — Cobalt Strike や Brute Ratel などの有料オプションに代わるものとして、Havoc という新しいオープンソースの Command and Control (C2) フレームワークへと脅威アクターが乗り換えていることを、セキュリティ研究者たちは確認している。クロス・プラットフォームに対応する Havoc は、スリープの難読化/リターン・アドレス・スタックのスプーフィング/間接的なシステムコールを用いて、最新の Windows 11 と Microsoft Defender をバイパスしていく。

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Emotet が新たなバイパス手法で再登場:クレカ窃取と横移動の新モジュールを追加

Emotet Malware Makes a Comeback with New Evasion Techniques

2023/01/24 TheHackerNews — マルウェア Emotet は、Bumblebee/IcedID などの危険なマルウェアの感染経路となる一方で、その手口を改良し、レーダーを回避し続けている。2021年初頭に、捜査当局が Emotet のインフラを排除したが、同年末には活動を再開しており、フィッシング・メールを介して配布される、持続的な脅威として存在し続けている。このウイルスは、サイバー犯罪グループ TA542 (別名 Gold Crestwood/Mummy Spider) に帰属するものであり、バンキング型トロイの木馬として 2014年に登場した後に、マルウェア配布者へと進化してきた。

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Sliver は Cobalt Strike の後継:多様な機能を搭載する C2 フレームワーク

Threat Actors Turn to Sliver as Open Source Alternative to Popular C2 Frameworks

2023/01/23 TheHackerNews — Cobalt Strike や Metasploit に代わるオープンソースのフレームワークであり、合法的な Command and Control (C2) フレームワークである Sliver が、脅威アクターたちの支持を集めていることが判明した。サイバー・セキュリティ企業である BishopFox が開発した Sliver は、Golang ベースのクロスプラットフォームなポスト・エクスプロイト・フレームワークであり、レッドチームが使用することを想定して設計されている。先週に Cybereason が実施した徹底的な分析により、この Sliver の内部構造が詳細まで明らかにされた。

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IcedID マルウェアの蔓延:侵入から24時間以内に Active Directory ドメインを侵害

IcedID Malware Strikes Again: Active Directory Domain Compromised in Under 24 Hours

2023/01/12 TheHackerNews — 先日に発生した IcedID マルウェア攻撃では、イニシャル・アクセスから 24時間以内に、無名ターゲットの Active Directory ドメインが侵害されていたという。今週に発表されたレポートで Cybereason の研究者たちは、「この脅威アクターは攻撃の最中に、偵察コマンド操作/認証情報窃取/横方向への移動に加えて、侵入したホスト上での Cobalt Strike の実行という手順を踏んでいた」と述べている。IcedID (別名 BokBot) は、2017年にバンキング・トロイの木馬としてスタートした後に、他のマルウェアを支援するドロッパーへと進化し、Emotet/TrickBot/Qakbot/Bumblebee/Raspberry Robin などの仲間に加わった。

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Emotet の大規模マルスパム・キャンペーンを検出:IcedID や Bumblebee などをドロップ

Notorious Emotet Malware Returns With High-Volume Malspam Campaign

2022/11/21 TheHackerNews — Emotet マルウェアだが、IcedID や Bumblebee などのペイロードをドロップするためにデザインされた、大規模なマルスパム・キャンペーンの一部として、再び勢いを増して戻ってきた。先週に Proofpoint は、「2022 年11月初旬から、1日あたり数十万通の電子メールが送信されている。この、新たなアクティビティは、Emotet が主要なマルウェア群の配信ネットワークとして機能し、完全に復活したことを示唆している」と述べている。標的となる主な国々としては、米国/英国/日本/ドイツ/イタリア/フランス/スペイン/メキシコ/ブラジルなどが挙げられている。

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Access-as-a-Service へと進化した Raspberry Robin:Clop ランサムウェアの展開を推進か?

Raspberry Robin Operators Selling Cybercriminals Access to Thousands of Endpoints

2022/10/28 TheHackerNews — Raspberry Robin ワームは Access-as-a-Service へと進化し、IcedID/Bumblebee/TrueBot (Silence)/Clop などの、他のペイロード展開に採用されつつある。Microsoft Security Threat Intelligence Center (MSTIC) は、「このマルウェアは、複雑で相互接続されたマルウェア・エコシステムの一部であり、従来からの USB ドライブ拡散を超えた、多様な感染方式を実現している」と詳述している。Raspberry Robin は、USB ドライブを介して Windows システムに拡散するマルウェアであり、感染させた QNAP ストレージ・サーバを Command and Control に使用することから、 サイバー・セキュリティ企業 Red Canary は QNAP Worm とも呼んでいる。

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Black Basta ランサムウェアの新戦術:Qakbot 経由でネットワークに侵入して Brute Ratel C4 を展開

Black Basta Ransomware Hackers Infiltrate Networks via Qakbot to Deploy Brute Ratel C4

2022/10/17 TheHackerNews — Black Basta ランサムウェア・ファミリーの背後にいる脅威アクターは、 Qakbotトロイの木馬を用いる最近の攻撃において、第2段階のペイロードとして Brute Ratel C4フレームワークを展開していることが確認された。Trend Micro は、先週に発表した技術分析で、最新の敵対的シミュレーション・ソフトウェア Brute Ratel C4 が、Qakbot 感染を通じて配信される初めてのケースだと述べている。この侵入は、兵器化された ZIP アーカイブ・リンクを含むフィッシング・メールを介して達成され、横方向への移動には Cobalt Strike が使用されている。

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Bumblebee マルウェア:標的システムに特化したペイロードをロードして攻撃する

Bumblebee Malware Loader’s Payloads Significantly Vary by Victim System

2022/10/04 DarkReading — 3月に表面化した、きわめて悪質なマルウェア・ローダー Bumblebee の最新分析により、企業ネットワークの一部としてのシステム向けのペイロードと、スタンドアロン・システム向けのペイロードでは、その種類が大きく異なることが判明した。たとえば、Active Directory サーバを共有しているような、ドメインの一部として認識されたシステムの場合には、Cobalt Strike のような高度なポスト・エクスプロイト・ツールを実行するよう、このマルウェアはプログラムされている。

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Bumblebee マルウェアはディスクに触れない:高度なスティルス性で侵害し続ける

Bumblebee malware adds post-exploitation tool for stealthy infections

2022/09/08 BleepingComputer — 新たに発見されたマルウェア・ローダー Bumblebee は、PowerSploit フレームワークを用いて、DLL ペイロードをメモリにステルス的に注入するものであり、野放し状態で感染を広げている。Bumblebee は4月に発見され、BazarLoader や TrickBot の背後にいると推測される、Conti シンジケートが組織するフィッシング・キャンペーンに関与している。

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Sliver Tookit という最新/最強の攻撃ツール:Cobalt Strike は過去の遺物に?

Hackers adopt Sliver toolkit as a Cobalt Strike alternative

2022/08/25 BleepingComputer — 脅威アクターたちの好みが、正規のペンテスト・スイートである Cobalt Strike から、あまり知られていない類似のフレームワークを使う方向へと変化している。Brute Ratel (Red Teaming Tool) のに続くものとして、Sliver と呼ばれるオープンソースのクロスプラットフォーム・キットが、魅力的な代替品になりつつありる。さらに、Sliver を悪用するアクティビティは、ツールキット/動作/コンポーネントなどの分析から導き出された、ハンティング・クエリから検出されている。

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Active Directory と Bumblebee:侵害後に BazarLoader/TrickBot/IcedID などをロード

Hackers Using Bumblebee Loader to Compromise Active Directory Services

2022/08/18 TheHackerNews — BazarLoader/TrickBot/IcedID といった脅威アクターたちが、ターゲットのネットワークを侵害する際に、マルウェアローダーとして Bumblebee を利用するケースが増大している。Cybereason の研究者である Meroujan Antonyan と Alon Laufer は、技術文書で、「Bumblebee のオペレーターたちは、集中的な偵察活動を行い、実行されたコマンドの出力をファイルへリダイレクトして抽出する」と述べている。

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Windows の脆弱性 Follina CVE-2022-30190 を悪用する Rozena バックドアに注意!

Hackers Exploiting Follina Bug to Deploy Rozena Backdoor

2022/07/09 TheHackerNews — 新たに観測されたフィッシング・キャンペーンは、先日に公開された脆弱性 Follina (CVE-2022-30190) を悪用し、これまで文書化されていなかったバックドアを、Windows システム上に配布するものだった。今週に発表したレポートで、Fortinet FortiGuard Labs の 研究者である Cara Lin は、「Rozena は、攻撃者のマシンに戻ってリモートシェル接続を注入することが可能なバックドア・マルウェアだ」と述べている。

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LockBit の最近の戦術:著作権違反を主張する偽のメールに御用心

Fake copyright infringement emails install LockBit ransomware

2022/06/26 BleepingComputer — LockBit ランサムウェアのアフィリエイトは、標的に対して著作権違反を主張することで、そのデバイスにマルウェアを感染させるという、興味深いトリックを使用している。これらのマルウェアを送りつけられる電子メールの受信者は、クリエイターのライセンス承諾なしにメディアファイルを使用したと主張され、著作権侵害について警告される。一連のメールの文面には、受信者の Web サイトから侵害コンテンツを削除するか、法的措置に対処することを要求している。

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Bumblebee という新たなマルウェア:TrickBot/BazaLoader 系で最凶か?

Cybercriminals Using New Malware Loader ‘Bumblebee’ in the Wild

2022/04/28 TheHackerNews — これまでマルウェア・キャンペーンにおいて、サイバー犯罪者たちが BazaLoader と IcedID を配信してきたことは確認されているが、現在では Bumblebee という、活発に開発されている新しいローダーに移行したと言われている。エンタープライズ・セキュリティ企業である Proofpoint が The Hacker News と共有したレポートには、「Bumblebee が脅威の現場に現れたタイミングや、複数のサイバー犯罪グループにより使用されていることから、BazaLoader の直接の代替品ではないにしても、他のマルウェアを好んでいた脅威アクターたちが好んで使用する、新しい多機能ツールが登場したと思われる」と記されている。

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Google が追跡:Conti/Diavol と連携するアクセス・ブローカー Exotic Lily

Google Uncovers ‘Initial Access Broker’ Working with Conti Ransomware Gang

2022/03/18 TheHackerNews — Google の Threat Analysis Group (TAG) は、ロシアのサイバー犯罪組織である Conti や Diavol などと密接に関係しているとされる、新たなイニシャル・アクセス・ブローカーの情報を公表した。この Exotic Lily と名付けられた脅威アクターは、Microsoft Windows の MSHTML プラットフォームに存在する、修正済みの深刻な脆弱性 CVE-2021-40444 を悪用し、世界 の 650 の標的組織に対して、1日に 5000通以上のビジネス提案をテーマにした電子メールを送信する、フィッシング・キャンペーンを広く展開していると確認されている。

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