npm に悪意のパッケージ:特定のディレクトリからソースコードと機密情報を採取

Malicious npm Packages Aim to Target Developers for Source Code Theft

2023/08/30 TheHackerNews — 悪意の npm パッケージを用いる未知の脅威アクターが、被害者のマシンからソースコードや設定ファイルを盗む目的で開発者を標的にするという、オープンソース・リポジトリにおける脅威が消え去らない状況が示唆されている。ソフトウェア・サプライチェーン・セキュリティ企業 Checkmarx は、「このキャンペーンの背後にいる脅威アクターの活動は、2021年ころから発生している。それ以来、彼らは継続的に、悪意のパッケージを公開している」と、The Hacker News と共有したレポートで述べている。

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npm に新たな悪意のパッケージ:開発者たちをサプライチェーン攻撃に組み込む

Malicious npm Packages Found Exfiltrating Sensitive Data from Developers

2023/08/04 TheHackerNews — npm パッケージ・レジストリ上に展開され、機密性の高い開発者情報を流出させる悪意のパッケージ群を、サイバー・セキュリティの研究者たちが発見した。2023年7月31日に、ソフトウェア・サプライチェーン企業である Phylum が発見した “test” パッケージは、その機能が向上し、洗練されていることが確認されている。Phylum の研究者たちは、「このプロジェクトの最終目的は明らかではないが、”rocketrefer” や “binarium” といったモジュールが言及されていることから、暗号通貨セクターを狙った高度な標的型キャンペーンであることが疑われている」と述べている。

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JumpCloud ハッキング:北朝鮮の RGB に属する脅威アクターが関与か?

North Korean Nation-State Actors Exposed in JumpCloud Hack After OPSEC Blunder

2023/07/25 TheHackerNews — 北朝鮮の General Bureau (RGB) に所属する活動家たちが、JumpCloud のハッキングに関与しているようだ。Google 傘下の Mandiant は、UNC4899 という名前で追跡している脅威アクターに起因する活動だとしている。このグループは、ブロックチェーンと暗号通貨セクターを攻撃してきた Jade Sleet/TraderTraitor として監視されている、クラスターと重複している可能性が高いようだ。また、UNC4899 は APT43 とも重なっている。APT43 とは、北朝鮮 (DPRK) に関連する別のハッキング・グループであり、2023年3月の初旬に、標的とした企業から暗号通貨を吸い上げるための、一連のキャンペーンを実施していることが明らかになっている。

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バンキング OSS サプライチェーン攻撃:銀行員を装う脅威アクターが悪意の npm パッケージを展開

Banking Sector Targeted in Open-Source Software Supply Chain Attacks

2023/07/24 TheHackerNews — 銀行業界を初めて標的とする、オープンソース・ソフトウェアのサプライチェーン攻撃が、サイバー・セキュリティの研究者たちにより発見された。Checkmarx は先週に公開したレポートで、「これらの攻撃では、被害者である銀行の Web 資産に悪意の機能を追加することで、特定のコンポーネントを標的にするといった、高度なテクニックが使用されている」と述べている。

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Lazarus が開発者を狙っている:悪意の GitHub プロジェクトに御用心

GitHub warns of Lazarus hackers targeting devs with malicious projects

2023/07/20 BleepingComputer — GitHub が警告しているソーシャル・エンジニアリング・キャンペーンは、ブロックチェーン/暗号通貨/オンライン・ギャンブル/サイバー・セキュリティなどの分野の、開発者のアカウントを標的とし、彼らのデバイスにマルウェアに感染させるものだ。このキャンペーンは、北朝鮮国家支援のハッキング・グループ Lazarus と関連づけられている。Microsoft が Jade Sleet と呼び、CISA が TraderTraitor と呼ぶ、この脅威アクターの手口を詳述したレポートは、2022年に米国政府から発表されている。このハッキング・グループは、暗号通貨企業やサイバー・セキュリティ研究者たちを標的とした、サイバースパイ活動や暗号通貨の窃取を行ってきた。

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AI と Open Source の関係:半数以上のプロジェクトで脆弱なパッケージが使用されている

Half of AI Open Source Projects Reference Buggy Packages

2023/07/20 InfoSecurity — AI テクノロジー・スタック全体で、オープンソースが役割を拡大しているが、大半のプロジェクト (52%) ではマニフェスト・ファイルを用いて、既知の脆弱な依存関係が参照されていると、Endor Labs は指摘している。セキュリティ・ベンダーである Endor Labs の最新レポート State of Dependency Management によると、ChatGPT の API はリリースから僅か5ヶ月で、”多様な問題領域”にまたがる 900件の npm/PyPI パッケージで使用されており、これらのパッケージの 70% は真新しいものだという。しかし、あらゆるオープンソース・プロジェクトと同様に、脆弱な依存関係に伴うセキュリティ・リスクは管理される必要があると、Endor Labs は警告している。

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NPM パッケージの Manifest Confusion :チェックのための Python ツールがリリース

New Python tool checks NPM packages for manifest confusion issues

2023/07/04 BleepingComputer — NPM JavaScript ソフトウェア・レジストリのパッケージにおける、マニフェストの不一致をチェックする際に有効なツールが開発/公開された。先週に、GitHub/NPM の元 Engineering Manager である Darcy Clarke は、依存関係の中に潜むマルウェアや、インストール中のスクリプト実行の危険性をもたらす、”Manifest Confusion” の問題について警告を発した。”Manifest Confusion” という言葉が指すのは、JavaScript プログラミング言語用のパッケージ・マネージャーであり、Node.js 環境のデフォルトである NPM (Node Package Manager) のセキュリティ問題である。

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NPM の根幹を揺るがす Manifest Confusion:パッケージ情報が信頼できない理由

NPM ecosystem at risk from “Manifest Confusion” attacks

2023/06/28 BleepingComputer — NPM (Node Package Manager) レジストリには、Manifest Confusion と呼ばれるセキュリティ上の欠陥が存在する。具体的に言うと、それにより、依存関係を用いたマルウェアの埋め込みや、インストール中における悪意のスクリプトの実行などが生じ、パッケージの信頼性が損なわることになる。NPM は、JavaScript プログラミング言語用のパッケージ・マネージャであり、広く使用されている Node.js のデフォルト環境である。このパッケージ・マネージャーは、npmjs.com に置かれた npm registry データベースにホストされている、ソフトウェア・パッケージのインストール/アップグレード/コンフィグレーションを、プロジェクト・オーナーが自動化できるよう支援するものである。

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Amazon S3 バケットで悪意のバイナリを配布:新たなサプライチェーン攻撃を発見

New Supply Chain Attack Exploits Abandoned S3 Buckets to Distribute Malicious Binaries

2023/06/15 TheHackerNews — オープンソース・プロジェクトを狙った、新しいタイプのソフトウェア・サプライチェーン攻撃が検出された。この攻撃では、期限切れの Amazon S3 バケットを掌握した脅威アクターが、S3 モジュール自体には手を加えることなく、不正なバイナリを拡散しているという。Checkmarx の研究者である Guy Nachshon は、「悪意のバイナリが盗み出すのは、ユーザー ID/パスワード/ローカルマシン環境変数/ローカルホスト名などであり、それらのデータを乗っ取ったバケットに流出させている」と述べている。

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GitHub リポジトリで発見されたマルウェア拡散の新手口:研究者たちの偽プロファイルを悪用

Fake Researcher Profiles Spread Malware through GitHub Repositories as PoC Exploits

2023/06/14 TheHackerNews — 不正なサイバー・セキュリティ企業の研究者たちによる、少なくとも6つの GitHub アカウントが、7つの悪意のリポジトリをプッシュしていることが確認された。この7つのリポジトリは、Discord/Google Chrome/Microsoft Exchange Server などの、ゼロデイ脆弱性の概念実証 (PoC) だと見られている。

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ChatGPT が推奨する OSS パッケージは安全なのか? LLM に悪意を埋め込む PoC が公開

New ChatGPT Attack Technique Spreads Malicious Packages

2023/06/06 InfoSecurity — OpenAI の LLM である ChatGPT を悪用し、開発者たちの環境に悪意のパッケージを拡散させるという、新たなサイバー攻撃手法が登場した。Vulcan Cyber の Voyager18 research team は、先ほど発表したアドバイザリで、この問題について述べている。同社の研究者である Bar Lanyado と、コントリビュータである Ortal Keizman と Yair Divinsky は、「実際には存在しない URL やリファレンスを、さらにはコード・ライブラリや関数を、ChatGPT が生成することが確認されている。このような LLM (Large Language Model) モデルがもたらす幻覚は以前にも報告されていたが、古い学習データの結果として生じている可能性もある」と、技術文書で説明している。

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PyPI による 2FA 義務化のアナウンスメント:すべてのアカウントで年末までに対応

PyPI announces mandatory use of 2FA for all software publishers

2023/05/28 BleepingComputer — Python Package Index (PyPI) が発表したのは、同プラットフォーム上でプロジェクトを管理する全てのアカウントに対して、2023年内に二要素認証 (2FA) をオンにすることの義務付けである。PyPI とは、プログラミング言語 Python で作成されたパッケージのための、ソフトウェア・リポジトリのことである。このインデックスには、20万個のパッケージが登録されており、開発者は各種プロジェクトの要件を満たす既存のパッケージを、ここで見つけることにより、時間と労力を節約することが可能となる。

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PyPI の停止について:新規のユーザー登録とプロジェクト作成を一時的に止めます

PyPI temporarily pauses new users, projects amid high volume of malware

2023/05/20 BleepingComputer — オープンソース Python パッケージの、公式サードパーティ登録機関である PyPI において、新規ユーザーのサインアップと新規プロジェクトのアップロードが一時的に停止された。PyPI  の管理者は、悪意のユーザーやパッケージが大量に流入し、レジストリの維持が困難になったことで、この措置を講じたようだ。

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npm で発見された悪意のライブラリ:正規パッケージを装う TurkoRat マルウェア

Once Again, Malware Discovered Hidden in npm

2023/05/19 DarkReading — 人気の npm JavaScript ライブラリ/レジストリに存在する、“nodejs-encrypt-agent” という名前の2つのコード・パッケージに、オープンソースの情報窃盗型マルウェア TurkoRat を含まれていることが判明した。このマルウェアが仕込まれたパッケージを発見した、ReversingLabs の研究者たちによると、2,000 万回以上ダウンロードされている別の正規のパッケージ (agent-base version 6.0.2) への偽装を、背後にいる攻撃者は試みていたという。

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Microsoft VSCode に悪意のエクステンション:パスワード窃取やリモートシェル確立などが目的

Malicious Microsoft VSCode extensions steal passwords, open remote shells

2023/05/17 BleepingComputer — Microsoft の VSCode Marketplace を標的とするサイバー犯罪者たちが、3種類の悪意の Visual Studio エクステンションをアップロードし、Windows 開発者たちが 46,600回もダウンロードしていることが判明した。Check Point のアナリストたちが、それらの悪意のエクステンションを発見し、Microsoft に報告した内容は、これらのマルウェアを操る脅威アクターたちは、認証情報/システム情報を盗み出し、被害者のマシン上に=にリモート・シェルを確立しているというものだ。

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Python パッケージに新たなマルウェア Kekw:データ窃取と暗号ハイジャックを仕掛ける

“Kekw” Malware in Python Packages Could Steal Data and Hijack Crypto

2023/05/05 InfoSecurity — PyPI (Python Package Index) 上で発見された、Kekw と呼ばれる新しいマルウェアを取り込んだ、複数の有害な Python .whl ファイルが存在しているという。Cyble Research and Intelligence Labs (CRIL) の最新の調査によると、Kekw マルウェアは感染済のシステムからの機密情報の窃取および、暗号通貨取引をハイジャックするクリッパー・アクティビティなどを行うという。

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クラウド・セキュリティ警告の解決には約6日が必要:OSS への依存が要因 – Palo Alto 調査

Cloud Security Alerts Take Six Days to Resolve

2023/04/18 InfoSecurity — Palo Alto Networks が最新のレポートが警告しているのは、クラウド・セキュリティ・チームは、アラートへの迅速な対処を怠ることで、サイバーリスクが高まる可能性を生み出し、組織をさらしているということだ。同社は、様々なクラウド・サービス・プロバイダー (CSP) /業界/国々にまたがる組織に配備された数万個のセンサーや、GitHub/NVD (National Vulnerability Database) などの公開ソースを調査した。

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Google が発表した Assured OSS サービス:Java/Python エコシステムからサポートを開始

Google delivers secure open source software packages

2023/04/13 HelpNetSecurity — Google が発表したのは、セキュアなオープンソース・パッケージの信頼できるソースを目指す Google Cloud Assured Open Source Software (Assured OSS) サービスと、5000 万以上のオープンソース・パッケージ・バージョンのセキュリティ・メタデータへのアクセスを提供する deps.dev API である。この Assured OSS により、Google が使用するセキュリティ保護されている OSS パッケージと同じものを、開発者のワークフローに組み込む機会を、Google はユーザー組織に提供する。

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悪意のオープンソース・パッケージが約 7,000 個も発見された – Sonatype 調査

Researchers Uncover 7000 Malicious Open Source Packages

2023/04/12 InfoSecurity — セキュリティ・ベンダーの Sonatype は、悪意のオープンソース・パッケージを3月だけで 6,933 個も検出し、2019年以降に発見された合計は 115,165個となった。これらの悪意のコンポーネントのうち、かなりの割合を情報スティーラーが占めている。それには、idklmaoという開発者による microsoft-helper などのような、人気の W4SP スティーラーの模倣品も含まれている。

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npm への DoS 攻撃:レジストリが断続的にダウンするという最悪の事態に

Malicious Spam Campaign Downs npm RegiSEO poisoningstry

2023/04/05 InfoSecurity — この1ヶ月の間に、npm レジストリが断続的なサービス拒否 (DoS) 停止に陥っていたことを、セキュリティ専門家たちが明らかにした。そして、ボット対策技術を導入するよう促している。 npm は、世界最大のソフトウェア・レジストリとして知られており、200万以上の JavaScript パッケージがダウンロードできるようになっている。Checkmarx の Head of Software Supply Chain Security である Jossef Harush Kadouri は、「過去にもスパム・キャンペーンによる被害があったが、この1ヶ月間における被害は、それらとは比較にならないほどの酷いものであった」と述べている。

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Npm に大量の悪意のパッケージ:分散型フィッシング・リンクを備えている

Npm Packages Used to Distribute Phishing Links

2023/02/22 InfoSecurity — 複数のユーザー・アカウントから、数時間のうちに 15,000以上のスパム・パッケージを、OSS リポジトリ npm にアップロードするという脅威が確認されている。2023年2月21日に、JavaScript 開発者である Jesse Mitchell は、「npm に対するスパム攻撃を検知した。何万ものパッケージがレジストリに殺到し、トップページを占拠している」と、Twitter に投稿している。続いて、Checkmarx の Cybersecurity Expert である Yehuda Gelb が、さらに調査/分析を行い、その結果についてアドバイザリで述べている。

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PyPI に 悪意の Python パッケージ:すでに 450回もダウンロードされている

Researchers Uncover Obfuscated Malicious Code in PyPI Python Packages

2023/02/10 TheHackerNews — Python Package Index (PyPI) に侵入した4種類の悪意のパッケージが、マルウェア投下/netstat ユーティリティ削除/SSH authorized_keys ファイルの操作などの、数々の悪質なアクションを実行することが確認されている。問題のパッケージの名称は、aptx/bingchilling2/httops/tkint3rs であり、いずれも削除までの間に、450回ほどダウンロードされている。なお、aptx は Qualcomm の同名オーディオ・コーデックを模倣したものであり、httops と tkint3rs は、それぞれ https と tkinter のタイポスクワッティングである。

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NPM に悪意のパッケージ aabquerys:タイポスクワッティングでマルウェア配布

Malicious Npm Package Uses Typosquatting, Downloads Malware

2023/02/10 InfoSecurity — オープンソース JavaScript の npm リポジトリで、タイポスクワッティングを用いて悪意のコンポーネントをダウンロードさせる、aabquerys というパッケージが発見された。今回の発見は、ReversingLabs のセキュリティ研究者によるもので、aabquerys は感染済のシステムに対して、第2段階/第3段階のマルウェア・ペイロードをダウンロードすることも可能だとされる。

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NPM/PyPI に悪意のパッケージ:Python-drgn と bloxflip に要注意

Malicious NPM, PyPI Packages Stealing User Information

2023/02/01 SecurityWeek — NPM/PyPI に存在するパッケージの中に、ユーザー情報の窃取と追加のペイロードをダウンロードの行うものあると、先日に Check Point と Phylum が警告を発した。アプリケーション開発において広く利用されているオープンソース・コードを悪用する脅威アクターたちは、開発者とユーザーをマルウェアに感染させるために、ソフトウェア・サプライチェーン攻撃を多用している。2022年10月の Sonatype のレポートによると、2022年に観測されたソフトウェア・サプライチェーン攻撃の数は、前年比 633% 増となっている。

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Auth0 が JsonWebToken の脆弱性を FIX:22,000 以上プロジェクトに影響か?

Auth0 fixes RCE flaw in JsonWebToken library used by 22,000 projects

2023/01/09 BleepingComputer — Auth0 が修正したリモートコード実行の脆弱性は、22,000 以上プロジェクトで使用され、NPM からは毎月 3600 万回以上もダウンロードされている、人気のオープンソース・ライブラリ JsonWebToken に存在するものだ。このライブラリは、Microsoft/Twilio/Salesforce/Intuit/Box/IBM/Docusign/Slack/SAP などのオープンソース・プロジェクトでも使用されている。

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SentinelOne SDK を装う悪意の PyPI パッケージ:SentinelSneak はトロイの木馬

Malicious Python Trojan Impersonates SentinelOne Security Client

2022/12/20 DarkReading — 最新のサプライチェーン攻撃を仕掛ける未知の脅威アクターが、SentinelOne の人気のSDK (Software Development Kit) を装う、悪質な Python パッケージを作成しているようだ。月曜日にサイバー・セキュリティ企業 ReversingLabs が発表したアドバイザリによると、この SentinelSneak と名付けられたパッケージは、高機能な SentinelOne クライアントのように見えるものであり、Python コードの主要リポジトリである Python Package Index (PyPI) で、頻繁に更新されながら開発中であるとのことだ。

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GitHub の 2FA 義務化:2023/03〜2023/12 で全ユーザーに対応

GitHub to require all users to enable 2FA by the end of 2023

2022/12/15 BleepingComputer — 2023年末までに GitHub は、このプラットフォーム上でコードをコントリビュートする全ユーザーに対して、アカウント保護の追加措置として 2FA の有効化を義務付ける予定である。2FA (二要素認証) とは、ワンタイム・コードを入力する追加ステップを、ログイン時に導入することで、アカウントのセキュリティを向上させるものだ。

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OSS リポジトリを悪用するサプライチェーン攻撃が増加中:ReversingLabs レポート

Software Supply Chain Attacks Leveraging Open-Sources Repos Growing

2022/12/09 InfoSecurity — 12月5日に発表された ReversingLabs のレポート The State of Software Supply Chain Security によると、2020年から2022年初頭にかけて急激に増加したサプライチェーン攻撃は、緩やかながらも 2022年を通じて着実に増加しているようだ。同社の調査は、npm/PyPi/Ruby Gems などのオープンソース・リポジトリにアップロードされた、悪意のパッケージの件数を対象に行われた。

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npm 悪意のライブラリ侵入経路が判明:プレ・リリース・バージョンに要注意

Researchers Find a Way Malicious NPM Libraries Can Evade Vulnerability Detection

2022/11/30 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ企業である JFrog の最新調査によると、npm エコシステムを標的とするマルウェアは、npm Command Line Interface (CLI) ツールの “unexpected behavior” を悪用することで。セキュリティ・チェックを回避できることが判明した。

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PyPI からドロップされる W4SP Info-Stealer:タイポスクワットで開発者を狙い続ける

Dozens of PyPI packages caught dropping ‘W4SP’ info-stealing malware

2022/11/02 BleepingComputer — 研究者たちが発見したのは、PyPI レジストリ上において、情報窃取マルウェアをプッシュしている 20件以上の Python パッケージだ。それらの大半は難読化されたコードを含んでおり、感染させたマシンに上に W4SP Info-Stealer をドロップしていく。また、他のマルウェアは、教育を目的として作成されたと称している。

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API Token が脅かすソフトウェアの完全性:数千件が Web 上で公開されている

Thousands of Publicly Exposed API Tokens Could Threaten Software Integrity

2022/10/21 InfoSecurity — 機密情報/データ/プライベート・ネットワークなどへのアクセスを脅威アクターに許し、ソフトウェアの完全性を脅かしてしまう数千のアクティブな API Token が、Web 上で公開されていることが発見された。この結果は、JFrog のセキュリティ研究者たちが、同社のセキュリティ・ソリューションの新機能をテストしている際に発見されたものだ。

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LofyGang という犯罪グループ:ソフトウェア・サプライチェーン攻撃への大規模な関与が判明

LofyGang Group Linked to Recent Software Supply Chain Attacks

2022/10/07 InfoSecurity — Checkmarx の最新調査により、ソフトウェア・サプライチェーンに対する注目すべきサイバー・インシデントの大半に、1年以上前から活動している攻撃グループ LofyGang が関与していることが判明した。研究者たちは、LofyGang に関連する約 200の悪意のパッケージと数千のインストーラを発見した。これらのパッケージには、いくつかのクラスに分類される悪意のペイロード/一般的なパスワード窃盗ツール/Discord 専用の永続的マルウェアなどが含まれていたという。

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Tailwind CSS/Material Design を模倣:発見された悪意の NPM パッケージとは?

Malicious NPM Package Caught Mimicking Material Tailwind CSS Package

2022/09/22 TheHackerNews — Material Tailwind の正規のソフトウェア・ライブラリを装う、悪意の NPM パッケージが発見され、オープンソース・ソフトウェアのリポジトリで悪意のコード配布を試みる、脅威アクターたちの狙いが再確認された。Material Tailwind は、CSS ベースのフレームワークであり、「Tailwind CSS と Material Design のための使いやすいコンポーネント・ライブラリ」だと、メンテナは宣伝している。

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オープンソース・リポジトリへの攻撃が3年間で 700% 増加:サプライチェーンの深刻な危機

Open Source Repository Attacks Soar 700% in Three Years

2022/09/21 InfoSecurity — Sonatype の調査結果によると、アップストリームのオープンソース・コード・リポジトリを標的とする悪意の活動の量は、この3年間で3桁の増加に達したという。同社は、新たに公開したデータの中で、ソフトウェア・コンポーネントにマルウェアを仕込むことを目的とした攻撃が、700%増加していることを検出したと主張している。また、同社は、これらのコンポーネントがダウンストリームの DevOps チームに悪影響をおよぼすことで、大混乱が引き起こされる可能性があると述べている。

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PyPI のセキュリティ対策:人気パッケージの3分の1を誤検知するスキャナーに苦慮

One-Third of Popular PyPI Packages Mistakenly Flagged as Malicious

2022/08/24 DarkReading — オープンソース・コードのリポジトリ Python Package Index (PyPI) で、悪意のパッケージを検知するスキャナーが、かなりの数の誤報を生成していたことが、研究者たちにより明らかにされた。PyPI とは、Python で記述されたアプリケーションが使用する、ソフトウェア・コンポーネントのメイン・リポジトリのことである。Chainguard の分析によると、そのスキャナーにより、悪意のパッケージの 59% が検出されるが、人気のある正規 Python パッケージの3分の1に対して、また、ランダムに選択されたパッケージの 15% に対して、悪意の判定フラグを立ててしまうことが判明した。

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RubyGems でも MFA の運用がスタート:人気パッケージのメンテナに義務化

RubyGems Makes Multi-Factor Authentication Mandatory for Top Package Maintainers

2022/08/16 TheHackerNews — プログラミング言語 Ruby の公式パッケージ・マネージャである RubyGems は、NPM や PyPI に続くかたちで、人気のパッケージ・メンテナに対して多要素認証 (MFA) を義務付けるプラットフォームになった。そのため、総ダウンロード数が 1億8000万を超える gem の所有者は、2022年8月15日から MFA をオンにすることが義務付けられた。

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PyPI に仕込まれた悪意の Python ライブラリ 10件:認証情報や個人情報などを窃取

10 Credential Stealing Python Libraries Found on PyPI Repository

2022/08/09 TheHackerNews — Python Package Index (PyPI) から、パスワードや API トークンなどの重要なデータを取得する、10件の悪意のパッケージが削除された。イスラエルのサイバー・セキュリティ企業である Check Point は、月曜日の報告書で、「これらのパッケージは、攻撃者による悪意のツールのインストールを実行し、開発者の個人データや個人情報を盗むことを可能にする情」と述べている。

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GitHub に 35,000 の悪意のリポジトリ:バックドア付きのクローンに御用心

35,000 code repos not hacked—but clones flood GitHub to serve malware

2022/08/03 BleepingComputer — GitHub における数千のリポジトリがフォーク (コピー) され、そのクローンにマルウェアが仕込まれていることが、ソフトウェア・エンジニアたちにより発見された。オープンソース・リポジトリでのクローン作成は、一般的な開発手法であり、開発者の間で推奨されることもあるが、今回のケースは異なるものとなる。具体的に言うと、脅威アクターたちが正規のプロジェクトのコピーを作成し、それを悪意のあるコードで汚染し、悪意のクローンに仕立て上げ、無防備な開発者をターゲットにするという流れになる。GitHub は、エンジニアの報告を受けた後に、悪意のあるリポジトリの大半を追放した。

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GitHub が npm セキュリティ強化を実施:パッケージ署名の検証システムなどを追加

GitHub introduces 2FA and quality of life improvements for npm

2022/07/27 BleepingComputer — GitHub は、npm (Node Package Manager) に対して、3つの重要な改良点の提供を発表したが、それにより、npm 利用が安全かつ管理しやすくなる。新機能の概要は、より合理化されたログインおよび公開エクスペリエンスと、Twitter/GitHub アカウントの npm リンク、そして、パッケージ署名の検証システムの追加などである。さらに GitHub は、2022年5月に導入された2要素認証プログラムのベータが終了し、すべての npm ユーザーも利用できるようになるとも述べている。

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PyPI の Critical プロジェクトで 2FA が義務化:突然の決定に反発する開発者も

PyPI mandates 2FA for critical projects, developer pushes back

2022/07/09 BleepingComputer — 金曜日に、サードパーティのオープンソース Python プロジェクトための、公式リポジトリである Python Package Index (PyPI) は、重要なプロジェクトのメンテナに対して二要素認証 (2FA) を義務付ける計画を発表した。この動きに対して、多くのコミュニティ・メンバーが賞賛したが、ある人気 Python プロジェクトの開発者が、自分のプロジェクトに与えられた Critical ステータスを無効にするために、PyPI からコードを削除して再公開することになった。 

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NPM サプライチェーン攻撃:IconBurst 混入のモジュールが 27,000回以上もダウンロード

NPM supply-chain attack impacts hundreds of websites and apps

2022/07/05 BleepingComputer — NPM のサプライチェーン攻撃は、2021年12月からたどる必要がある。そのとき、難読化された Javascript コードを含む、数十の悪意の NPMモジュールが用いられ、数百の下流にあるデスクトップ・アプリケーションと Web サイトが危険にさらされた。

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Travis-CI API からの OAuth トークン流出:GitHub や AWS S3 に影響が生じた理由が判明

Unpatched Travis CI API Bug Exposes Thousands of Secret User Access Tokens

2022/06/14 TheHackerNews — Travis-CI API における未パッチの脆弱性により、数万人のユーザー・トークンが潜在的な攻撃にさらされ、脅威アクターによるクラウド・インフラの侵害/不正なコード変更/サプライチェーン攻撃がなど事実上可能になっている。クラウド・セキュリティ企業である Aqua の研究者たちは、月曜日のレポートの中で「無料ユーザーの 7億 7000万件以上のログが公開され、そこから GitHub/AWS/Docker Hubといった人気のクラウドサービス・プロバイダーに関連する、トークン/機密情報/認証情報などが容易に抽出できる」と述べている。

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GitHub の OAuth 問題:追跡調査により 100K 件分の npm ログイン情報の窃取が判明

GitHub: Attackers stole login details of 100K npm user accounts

2022/05/27 BleepingComputer — GitHub が明らかにしたのは、4月中旬に発生したセキュリティ侵害において、Heroku と Travis-CI に発行された OAuth アプリ・トークンを悪用した攻撃者により、約10万件の npm アカウントのログイン情報が盗み出されたという状況である。この脅威アクターは、数十の組織が所有するプライベート・リポジトリからの侵入と、データの窃取に成功したという。

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GitHub が 2FA への完全移行を 2023 年末まで実施:ソフトウェア・サプライチェーンを攻撃から守る

GitHub to require 2FA from active developers by the end of 2023

2022/05/03 BleepingComputer — 今日、GitHub は、同社のプラットフォーム上でコードをコントリビュートする、約 8300万人の開発者が使用するアカウントに対して、2023年末までに二要素認証 (2FA) の有効化を義務付けることを発表した。この、2FA 有効化が要求されるアクティブなコントリビューターに含まれるのは、コードのコミット/Actionsの使用/プルリクエストの open/merge/パッケージの公開などを行う GitHub ユーザーとなるが、それらに限定されるものではない。

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OpenSSF の新プロジェクトが実用段階に:OSS リポジトリから悪意のパッケージを探し出す

New OpenSSF Project Hunts for Malicious Packages in Open Source Repositories

2022/04/29 SecurityWeek — Open Source Security Foundation (OpenSSF) が発表した新しいプロジェクトとは、オープンソース・リポジトリ内の悪意のパッケージの特定を、支援することを目的とするものだ。OpenSSF によると、この Package Analysis プロジェクトは、オープンソース・パッケージの挙動と機能 (アクセスするファイル/サポートするコマンド/接続する IP など) を特定し、疑わしい活動を明らかにし、変更を追跡することを目的としている。

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NPM の深刻なバグ:不正ライブラリを正規のものとして混入する問題が FIX

NPM Bug Allowed Attackers to Distribute Malware as Legitimate Packages

2022/04/26 TheHackerNews — Node.js JavaScript 実行環境における、デフォルト・パッケージ・マネージャである NPM の「論理的欠陥」により、悪意の行為者が不正ライブラリを正規のものとして見せかけ、騙された開発者にインストールさせることが可能であることが判明した。このサプライチェーンの脅威は、クラウド・セキュリティ企業である Aqua の研究者たちにより、Package Planting と名付けられている。2月10日に Aqua から開示され、4月26日には NPM により、問題の根本が修正された。

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悪意の NPM パッケージを量産:サプライチェーン攻撃のための驚異のシステム

A Large-Scale Supply Chain Attack Distributed Over 800 Malicious NPM Packages

2022/03/29 TheHackerNews — RED-LILI と呼ばれる脅威アクターが、約800の悪質なモジュールを公開したが、NPM (Node Package Manager) パッケージ・リポジトリを標的として進行中の、大規模なサプライチェーン攻撃キャンペーンに関与していることが明らかになった。イスラエルのセキュリティ企業である Checkmarx は、「一般的に、攻撃者は匿名の使い捨ての NPM アカウントを使用し、そこから攻撃を開始する。今回の攻撃者は、NPM アカウントの作成プロセスを完全に自動化し、パッケージごとに1つの専用アカウントを開設していたようであり、新しい悪意のパッケージを一括して発見することを難しくしていた」と述べている。

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25 種類の 悪意の JavaScript ライブラリ:NPM 公式パッケージ・レジストリ

25 Malicious JavaScript Libraries Distributed via Official NPM Package Repository

2022/02/22 TheHackerNews — 悪意を持った 25種類の JavaScript ライブラリが、公式の NPM パッケージ・レジストリに新たに登録され。感染したシステムから Discord トークンや環境変数を盗みだそうとしている。DevOps セキュリティ企業である JFrog は、「問題のライブラリは typosquatting 技術を活用し、colors.js/crypto-js/discord.js/marked/noblox.js といった正規パッケージを装っているが、これらのパッケージは “ビギナー・マルウェア作者の作品” だ」と指摘している。

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Node.js NPM パッケージにバックドア:2200万回/週も DL される人気のライブラリ

Two NPM Packages With 22 Million Weekly Downloads Found Backdoored

2021/11/07 TheHackerNews — オープンソース・ソフトウェアのリポジトリを標的とした、新たなサプライチェーン攻撃が発生した。毎週の累積ダウンロード数が、約2,200万にも上る人気の NPM パッケージ2つが、開発者のアカウントへの不正アクセスにより、悪意のコードで侵害されていたことが判明した。

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Node.js NPM の Proxy Auto-Configuration パッケージに深刻な脆弱性が発見される

Critical Bug Reported in NPM Package With Millions of Downloads Weekly

2021/09/13 TheHackerNews — JavaScript 用の NPM パッケージ Pac-Resolver に存在する、深刻なリモートコード実行の脆弱性に対する修正プログラムが提供された。さまざまな局面で利用される Pac-Resolver だが、この脆弱性が悪用されると、HTTP リクエストが送信されるたびに、Node.js アプリケーション内で悪意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性 CVE-2021-23406 は、CVSS 値が 8.1 であり、Pac-Resolver の 5.0.0 以前のバージョンに影響する。

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