Palo Alto GlobalProtect/SonicWall SonicOS API を標的とするスキャン活動:VPN ログイン試行が再び増加

New wave of VPN login attempts targets Palo Alto GlobalProtect portals

2025/12/06 BleepingComputer — Palo Alto Networks の GlobalProtect ポータルを標的とするログイン試行と、SonicWall SonicOS API エンドポイントに対するスキャン活動が確認された。それらの活動は 12月2日に開始され、ドイツの IT 企業 3xK GmbH が運営するインフラからの 7,000 以上の IP アドレスを起源としている。3xK GmbH は独自の BGP ネットワーク (AS200373) を運用し、ホスティング・プロバイダーとして活動している企業である。

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悪意の ‘Free’ VPN エクステンションに御用心:Chrome Web Store から 900 万件以上もインストール

Malicious ‘Free’ VPN Extension with 9 Million Installs Hijacks Traffic and Steals Browsing Data

2025/11/20 gbhackers — LayerX Security のセキュリティ研究者が公表したのは、ユーザー・トラフィックを傍受して閲覧データを盗み出すことを目的とする、悪意の VPN/広告ブロック・エクステンションを介した巧妙なキャンペーンである。このキャンペーンは、憂慮すべきパターンを示している。これらのエクステンションを背後で操る脅威アクターは、繰り返されてきた検出と削除の後も、より高度な回避機能を備える亜種を継続的にリリースしている。

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WatchGuard VPN の脆弱性 CVE-2025-9242 が FIX:RCE の可能性と PoC の提供

WatchGuard VPN Flaw Allows Remote Attackers to Execute Arbitrary Code

2025/10/17 gbhackers — WatchGuard Firebox アプライアンスに深刻なセキュリティ脆弱性が発見された。この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者は、認証を必要とすることなく、任意のコード実行の可能性を得る。この脆弱性 CVE-2025-9242 (CVSS 4.0:9.3) が影響を及ぼす範囲は IKEv2 VPN サービスであり、それらのセキュリティ・デバイスを使用する組織に重大な脅威を引き起こす。

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Cisco/Fortinet/Palo Alto のデバイスに組織的なスキャン:Firewall/VPN を狙う攻撃が懸念される

Cisco, Fortinet, Palo Alto Networks Devices Targeted in Coordinated Campaign

2025/10/10 securityweek — Cisco と Palo Alto Networks のファイアウォール、および、 Fortinet の VPN を標的とする3件の攻撃キャンペーンが、同一サブネット上の IP アドレスから発信されていることを、GreyNoise が発見した。同社の調査結果により判明したのは、Secure Firewall ASA /Secure FTD デバイスを標的とするスキャン攻撃については、Cisco が2件のゼロデイ脆弱性を公表する約3週間前の9月初旬に、警告が発せられていたことだ。

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複数の VPN アプリに存在する脆弱性:コードの所有権だけではなく欠陥も共有?

New Research Uncovers Connection Between VPN Apps and Multiple Security Vulnerabilities

2025/08/19 CyberSecurityNews — 複数の VPN アプリケーションにまたがる深刻な脆弱性が、7億人以上のユーザーに影響を及ぼしていることが、包括的なセキュリティ分析により判明した。この脆弱性により、VPN が保証するはずのプライバシー/セキュリティが、大きく損なわれる可能性が露呈している。アリゾナ州立大学/Citizen Lab/Bowdoin University のサイバー・セキュリティ専門家の調査により、3つの VPN プロバイダー・グループは、所有権を共有しているだけはではなく、セキュリティ上の欠陥も共有し、通信の傍受と解読の危険にユーザーをさらしていることも明らかになった。

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ExpressVPN Windows Client の脆弱性 CVE-N/A が FIX:ユーザー情報漏洩の可能性

ExpressVPN Windows Client Flaw Could Expose User Information

2025/07/22 gbhackers — ExpressVPN の Windows デスクトップ・クライアントに、ユーザーの接続情報を漏洩する脆弱性が発見された。この脆弱性は、RDP (Remote Desktop Protocol) およびポート 3389 経由で送信される他の TCPトラフィックに関連するものであり、特定の状況下においてユーザーの接続情報が漏洩するという。この脆弱性を発見したのは、セキュリティ研究者の Adam-X であり、ExpressVPN のバグ報奨金プログラムを通じて適切に発見されたという。

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Zyxel 製品に対する標的型攻撃を検出:RCE 脆弱性 CVE-2023-28771 を悪用

Zyxel Devices Under Attack as Hackers Exploit UDP Port RCE Flaw

2025/06/17 gbhackers — 2025年6月16日のことだが、Zyxel の Firewall/VPN デバイスに存在する、深刻なリモート・コード実行 (RCE) 脆弱性 CVE-2023-28771 を悪用する、高度に協調されたグローバルなサイバー攻撃が観測された。この攻撃は、UDP ポート 500 (IKE:Internet Key Exchange packet decoder) を通じてシステム・コマンドをリモートから注入し、パッチが適用されていない Zyxel デバイスを完全に制御可能にするものだ。

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Arista CloudVision Portal の脆弱性 CVE-2024-11186 が FIX:不適切なアクセス制御の可能性

Arista Fixes Critical CloudVision Portal Vulnerability with CVSS 10 Score

2025/05/09 SecurityOnline — Arista Networks が公開したのは、CloudVision Portal (CVP) ソフトウェアに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-11186 (CVSS:10.0) に関するセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性の悪用に成功した認証済みのユーザーは、管理対象 EOS デバイスに対して広範な操作を実行する機会を得るため、ネットワーク・インフラ全体が侵害される可能性が生じる。

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SonicWall SMA100 VPN の脆弱性 CVE-2023-44221/CVE-2024-38475:積極的な悪用が警告される

SonicWall: SMA100 VPN vulnerabilities now exploited in attacks

2025/04/30 BleepingComputer — SonicWall が公表したのは、同社の Secure Mobile Access (SMA) アプライアンスに影響を与える複数の脆弱性が、現時点で攻撃に積極的に悪用されているという注意喚起である。4月29日 (火) に SonicWall は、脆弱性 CVE-2023-44221/CVE-2024-38475 に対するセキュリティ・アドバイザリを更新し、これら2つの脆弱性について、潜在的に悪用されている可能性があると説明した。

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SonicWall SSLVPN の脆弱性 CVE-2025-32818 が FIX:ファイアウォール・クラッシュの恐れ

High-Severity SonicWall SSLVPN Vulnerability Allows Firewall Crashing

2024/04/24 SecurityOnline — SonicWall が公開したのは、SonicOS SSLVPN Virtual Office インターフェイスに影響を及ぼす脆弱性に関する情報である。この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者は、ファイアウォール・アプライアンスをクラッシュさせる可能性を手にする。この脆弱性 CVE-2025-32818 (CVSS:7.5) は、SonicWall Gen7 デバイスを用いてセキュアなネットワーク・アクセスを実現している企業にとって、深刻度の高い問題となっている。

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コンテナ・イメージに流れ込む証明書と秘密鍵:SSH や VPN を守るために理解すべきことは?

Hackers Exploit Stolen Certificates and Private Keys to Breach Organizations

2025/04/22 gbhackers — コンテナ化されたアプリケーション領域において、盗み出した証明書と秘密鍵を悪用する脅威アクターが、組織に侵入するという懸念すべき脆弱性が、最近の調査により明らかになった。この戦術は、ハッカーに対して、セキュリティ対策の回避を許すだけではなく、長期間にわたって検知されない可能性もあるため、企業のセキュリティに重大なリスクをもたらすとされる。

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Speedify VPN の脆弱性 CVE-2025-25364 が FIX:システムの制御奪取の可能性

Speedify VPN Vulnerability on macOS Exposes Users to System Takeover

2025/04/22 gbhackers — macOS 向け Speedify VPN アプリケーションに存在する、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2025-25364 により、システム全体への侵害のリスクが、数百万のユーザーに対して生じている。この、Speedify の特権ヘルパー・ツールに存在する脆弱性は、SecureLayer7 の研究者たちにより発見された。この脆弱性の悪用に成功したローカルの攻撃者は、任意のコマンドを root 権限で実行し、影響を受けるシステムを完全に制御する可能性を手にする。

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Fortinet の古い脆弱性を悪用する脅威アクター:シンボリック・リンクと SSL-VPN の悪用

Fortinet Uncovers Threat Actor Persistence via Symbolic Link Exploit in FortiGate Devices

2025/04/14 SecurityOnline — サイバー・セキュリティ・コミュニティへの緊急アラートとして Fortinet が発表したのは、FortiGate アプライアンスの既知の脆弱性を悪用する、脅威キャンペーンの活発な展開に関する詳細である。このキャンペーンでは、セキュリティ・アップデート適用が実施された後であっても、不正な読み取り専用アクセスを可能にする、新たなポスト・エクスプロイトの手法が用いられている。Fortinet の CISO である Carl Windsor は、「最近のインシデントにより、既知の脆弱性が悪用されるという事例が活発に発生している。この問題が、ますます注目を集めている」と述べている

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SonicWall NetExtender VPN クライアントの脆弱性 CVE-2025-23008 などが FIX:だたちにパッチを!

SonicWall Patches Multi Vulnerabilities in NetExtender VPN Client

2025/04/10 SecurityOnline — SonicWall が発表したのは、社内ネットワークへ向けた安全なリモート・アクセスのために組織内で広く利用される、VPN ツール NetExtender Windows クライアントで発見された、3つの脆弱性に関するセキュリティ・アドバイザリである。

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Cisco の ECE/Meraki の脆弱性 CVE-2025-20139/20212 が FIX:サービス拒否の恐れ

Cisco Addresses High Severity Vulnerabilities in Enterprise Chat and Email, and Meraki MX/Z Series Devices

2025/04/04 SecurityOnline — Cisco が公表したのは、同社の Enterprise Chat and Email (ECE) 製品と Meraki MX/Z Series デバイスに存在する、脆弱性に対処するセキュリティ・アドバイザリのリリースである。これらの脆弱性により、サービス拒否 (DoS) 攻撃が発生する可能性があるという。

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SonicWall Firewall の脆弱性 CVE-2024-53704:90日間の猶予を経て PoC が公開

SonicWall Firewall Vulnerability Enables Unauthorized Access

2025/04/03 gbhackers — SonicWall ファイアウォールに影響を及ぼす、認証バイパスの脆弱性 CVE-2024-53704 の悪用を、Bishop Fox の研究者たちが実証した。この深刻な脆弱性を悪用するリモート攻撃者は、アクティブな SSL VPN セッションを乗っ取り、ユーザーの認証情報を必要とせずに、不正なネットワーク・アクセスを可能にするという。SonicWall デバイスにネットワーク・セキュリティ依存する組織において、この脆弱性に対するパッチが未適用の場合には、深刻なリスクが生じることになる。

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Cisco AnyConnect の脆弱性 CVE-2025-20212 が FIX:SSL VPN 接続に中断の恐れ

Cisco AnyConnect VPN Server Vulnerability Allows Attackers to Trigger DoS

2025/04/03 gbhackers — Cisco が明らかにしたのは、Meraki MX および Z シリーズ デバイス用の AnyConnect VPN サーバに存在する、深刻な脆弱性に関する情報である。この脆弱性を悪用する認証済の攻撃者は、サービス拒否 (DoS) 状態をトリガーできるようになる。この脆弱性 CVE-2025-20212 は、SSL VPN セッションの確立中の初期化されていない変数に起因し、エンタープライズ・ネットワークにおける、20 種類を超えるハードウェア・モデルに影響を及ぼす。

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DrayTek ルーターが勝手に再起動:世界中の数多くの ISP が顧客に警告

DrayTek routers worldwide go into reboot loops over weekend

2025/03/24 BleepingComputer — 3月22日 (土) の夜に始まった障害により、 DrayTek ルーターへの接続に問題が発生したことを、世界中の数多くの ISP が顧客に警告している。このインシデントの影響を受けたユーザーは、多様なシリーズ・モデルのルーターが、断続的に接続を失い、ブート・ループに入るのを確認したと報告している。

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Black Basta が開発した BRUTED Framework:ブルートフォース攻撃の最適化と自動化

Ransomware gang creates tool to automate VPN brute-force attacks

2025/03/14 BleepingComputer — Black Basta ランサムウェアは、ブルートフォース攻撃を自動化するフレームワーク “BRUTED” を使用し、ファイアウォールや VPN などのエッジ・ネットワーク・デバイスを標的にしている。このグループは、独自に開発した BRUTED により、効果的にネットワークへのイニシャル・アクセスを獲得し、インターネット上に公開された脆弱なエンドポイントへのランサムウェア攻撃を拡大させている。流出した Black Basta の内部チャット・ログを、EclecticIQ の研究者である Arda Buyukkaya が詳細に分析した結果により、この BRUTED の存在が明らかになったという。

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VPN の正しい使い方について確認しよう:安全なリモートワークのために

How to utilize VPN for safe work and remote work environments

2025/02/24 HackRead — オンライン・プライバシーを強化し、デバイスのセキュリティを向上させたいと考えている人々にとって、VPN は不可欠なツールになっている。いまの時代においては、誰もがデバイスを介して、インターネットに接続している。そして Web は、娯楽/買物/教育などを目的として、ほとんど何でもできる機能を提供している。

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一般的なユーザー向け Top VPN の選び方:低コストでプライバシー保護を実現

Cheap Yet Secure: Top VPNs for Privacy-Conscious Users on a Budget

2025/02/01 HackRead — オンライン・プライバシーへの懸念が高まる中で、完全なプライバシー保護を低コストで実現する VPN (Virtual Private Network) を見つけることは難しいかもしれない。大半のユーザーは、高額なプレミアム VPN を利用するのか、また、データの安全性が危ぶまれる無料サービスを利用するのか、どちらかを選択しなければならない。

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トンネリング・プロトコルの脆弱性:400万台以上の VPN Server や Home Router などに欠陥

Millions of Internet Hosts Vulnerable to Attacks Due to Tunneling Protocol Flaws

2025/01/16 SecurityWeek — インターネット上に配置される VPN Server や Home Router などの 400 万以上のシステムが、トンネリング・プロトコルの欠陥を抱えており、攻撃に対して脆弱だという、新たな調査結果が発表された。この調査は、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学の Mathy Vanhoef 教授と博士課程の学生 Angelos Beitis が、VPN テスト会社である Top10VPN と共同で実施したものだ。Mathy Vanhoef は、Wi-Fi セキュリティ研究で著名な学者であり、Dragonblood/KRACK/FragAttacks などの攻撃を研究してきた。

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Fortinet Firewall を侵害したキャンペーンの詳細:ゼロデイ脆弱性の悪用が入口?

Zero-Day Vulnerability Suspected in Attacks on Fortinet Firewalls with Exposed Interfaces

2025/01/14 TheHackerNews — Fortinet FortiGate ファイアウォールをターゲットとし、管理インターフェースがパブリック・インターネットに露出するデバイスを狙う、新たなキャンペーンについて、脅威ハンターたちが注意を喚起している。先週にサイバー・セキュリティ企業 Arctic Wolf が公開したレポートには、「このキャンペーンを分析した結果として、ファイアウォールの管理インターフェースに関連する、不正な管理者ログイン/新規アカウントの作成などが確認された。具体的に言うと、それらのアカウントを介した SSL VPN 認証や、各種のコンフィグレーション変更などが行われていた」と記されている。

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OpenVPN の脆弱性 CVE-2024-5594/4877/28882 の詳細情報が開示:ただちにアップデートを!

CVE-2024-5594 (CVSS 9.1): Critical Vulnerability in OpenVPN Enables Code Execution

2025/01/08 SecurityOnline — OSS の VPN である OpenVPN は、2024年6月21日にリリースされた OpenVPN 2.6.11 に存在する、3つの重大な脆弱性に対してパッチを適用した。これらの脆弱性 CVE-2024-5594/CVE-2024-4877/CVE-2024-28882 に関する当初の発表では、セキュリティ修正についてのみ言及されていたが、最近になって深刻度も開示された。

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OpenVPN Connect の脆弱性 CVE-2024-8474:プライベート・キー漏洩の恐れ

CVE-2024-8474: OpenVPN Connect Vulnerability Leaks Private Keys

2025/01/06 SecurityOnline — 人気の VPN クライアント・アプリ OpenVPN Connect に存在する、深刻なセキュリティ脆弱性が修正された。この脆弱性が悪用されると、ユーザーの秘密鍵の公開や、VPN トラフィックの復号化などにいたる恐れがあるという。

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SonicWall VPN Firewall:インターネット露出する脆弱なデバイスの数は? – Bishop Fox

Over 25,000 SonicWall VPN Firewalls exposed to critical flaws

2024/12/17 BleepingComputer — インターネットに露出する 25,000 台以上の SonicWall SSLVPN デバイスが、深刻な脆弱性を抱えているとされ、そのうちの 20,000 台に関しては、ベンダーがサポートを終了した SonicOS/OSX ファームウェア・バージョンを使用されているという。サイバーセキュリティ企業 Bishop Fox が実施した調査/分析によると、今年なって公開された一連の重要な脆弱性が、SonicWall デバイスに影響を及ぼしているとされる。

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Citrix 警告:NetScaler アプライアンスへのパスワード・スプレー攻撃が発生

Citrix Warns of Password Spraying Attacks Targeting NetScaler Appliances

2024/12/16 SecurityWeek — Citrix が発している警告は、世界中の企業で導入されている NetScaler/NetScaler Gateway アプライアンスを標的とした、パスワード・スプレー攻撃に関するものだ。2024年4月に観測されたインシデントとして、Cisco/CheckPoint/Fortinet/SonicWall などの VPN/SSH サービスを標的とする、大規模なブルートフォース攻撃があるが、今回の攻撃との関連性が疑われる。

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Mullvad VPN に CVE-2024-55884 などの複数の脆弱性:メモリ破損などの可能性

CVE-2024-55884 (CVSS 9.0): Critical Vulnerability Found in Mullvad VPN

2024/12/15 SecurityOnline — Mullvad VPN アプリケーションに存在する複数の脆弱性が、ホワイトボックス・ペネトレーション・テストにより発見された。サイバー・セキュリティ企業 X41 D-Sec GmbH によるテストでは、合計で6件の脆弱性が発見された。そのうちの3件は、シグナル・ハンドラの問題/インストールプロセス中のサイドローディングに起因するものであり、深刻度は  “High” と評価されている。

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NachoVPN という攻撃シミュレーター:Palo Alto/SonicWall の脆弱性を攻略

New VPN Attack Demonstrated Against Palo Alto Networks, SonicWall Products

2024/11/27 SecurityWeek — 各種の企業において用いられる VPN クライアントを、攻撃するための新たな手口の詳細が、サイバー・ソリューション・プロバイダー AmberWolf の研究者たちにより公開された。セキュアなリモート・アクセスのために多用される VPN だが、それにより生じる攻撃対象領域は無視できないと、AmberWolf の研究者たちは示唆している。

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D-Link VPN ルーターの深刻な脆弱性 CVE-N/A:EOL 製品へのサポートは行われない

D-Link urges users to retire VPN routers impacted by unfixed RCE flaw

2024/11/19 BleepingComputer — D-Link が公表したのは、認証を必要としない深刻なリモート・コード実行の脆弱性が発見されたという情報だ。その対象となるデバイスは、サポートが終了した VPN ルーター・モデルであるため、脆弱性が修正されることはない。したがって、顧客に対する警告は、デバイスの交換を促すものとなる。この欠陥は、セキュリティ研究者 delsploit により発見され、D-Link に報告されたが、大規模な悪用試行の誘発を抑制するために、技術的な詳細は公開されていない。

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Fortinet VPN のゼロデイ CVE-N/A を狙う:BrazenBamboo の戦術とは?

Chinese hackers exploit Fortinet VPN zero-day to steal credentials

2024/11/18 BleepingComputer — Fortinet FortiClient Windows VPN クライアントに存在する、ゼロデイ脆弱性を悪用する中国の脅威アクターたちは、”DeepData” というカスタムなポスト・エクスプロイト・ツールキットを用いて認証情報を盗み出している。このゼロデイ脆弱性の悪用に成功した脅威アクターは、VPN デバイスでユーザーが認証された後のメモリから、認証情報のダンプを可能にする。

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VPN/Botnet を組み合わせた脅威:きわめて危険な ORB (Operational Relay Box) とは?

Beyond VPNs and Botnets: Understanding the Danger of ORB Networks

2024/11/05 SecurityOnline — 最近の Team Cymru の S2 研究チームは、サイバーセキュリティ分野で拡大している脅威である、ORB (Operational Relay Box) ネットワークにフォーカスしている。VPN と Botnet のハイブリッドとして定義される ORB ネットワークは、攻撃の難読化における新たなレベルの洗練を示し、それを悪用する脅威アクターたちは、強化された匿名性と回復力で活動を継続している。このレポートは、「ORB ネットワークは、隠蔽/メッシュ/難読化ネットワークであり、回避手法を継続的に改良する脅威アクターたちの間で、その普及の度合いを増している」と指摘している。

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DrayTek Vigor2960 Routers の脆弱性 CVE-2024-48074 が FIX:RCE と PoC

CVE-2024-48074: RCE Flaw Discovered in DrayTek Vigor2960 Routers, PoC Published

2024/10/30 SecurityOnline — 堅牢な VPN ソリューションを必要とする企業に人気の、DrayTek Vigor2960 ルーターに重大なリモートコード実行 (RCE) の脆弱性が存在することを、セキュリティ研究者たちが発見した。この脆弱性 CVE-2024-48074 (CVSS:8.0) は、ファームウェア・バージョン 1.4.4 を実行するデバイスに影響を及ぼす。

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Red Hat NetworkManager-libreswan の脆弱性 CVE-2024-9050 が FIX:権限昇格の可能性

Red Hat Warns of Privilege Escalation Flaw CVE-2024-9050 in NetworkManager-libreswan

2024/10/22 SecurityOnline — Red Hat が発行したのは、NetworkManager-libreswan パッケージに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-9050 に関する警告である。この脆弱性の悪用に成功したローカル攻撃者は、権限昇格を達成し、ルート権限で任意のコードを実行する可能性を手にする。

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TeamViewer の脆弱性 CVE-2024-7479/7481:PoC エクスプロイトがリリース

Exploit Releases for TeamViewer Flaws (CVE-2024-7479 & CVE-2024-7481) Let Unprivileged Users Load Arbitrary Kernel Drivers

2024/10/07 SecurityOnline — 人気のリモート・アクセス・ツールである TeamViewer で発見された、2つの深刻度の高い脆弱性 CVE-2024-7479/CVE-2024-7481 (CVSS:8.8) に対する技術的詳細と PoC エクスプロイトコードを、セキュリティ研究者である Peter Gabaldon が公開した。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、Windows ローカル権限昇格を達成し、ドライバーのインス トール中に発生する暗号署名の不適切な検証を突いて、システム・レベルのアクセスを取得して任意のコード実行を可能にする。

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Cisco VPN Router の脆弱性:EoL 製品 RV340/RV340W/RV345/RV345P はパッチ未適用

Privilege Escalation and Remote Code Execution Threaten Cisco Routers: No Updates Available

2024/10/06 SecurityOnline — 先日のセキュリティ・アドバイザリで Cisco は、Small Business Dual WAN Gigabit VPN Routers RV340/RV340W/RV345/RV345P に影響を及ぼす、複数の脆弱性について明らかにした。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザー企業に深刻なセキュリティ・リスクが生じる可能性があるという。

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Microsoft Defender の新機能:アンセキュアな Wi-Fi ネットワークを検出

Microsoft Defender adds detection of unsecure Wi-Fi networks

2024/09/30 BleepingComputer — Microsoft Defender のプライバシー保護機能がアップデートされた。具体的に言うと、セキュリティが適切に保護されていない Wi-Fi ネットワークに対して、Microsoft 365 Personal/Family のサブスクリプション・ユーザーが接続する際に、自動的に問題を検出してユーザーに通知するようになった。

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WikiLoader マルウェア:Palo Alto VPN 販売を装う犯罪者が配信

Cyberattackers Spoof Palo Alto VPNs to Spread WikiLoader Variant

2024/09/04 DarkReading — サイバー犯罪者たちは、Palo Alto の VPN (virtual private network) ソフトウェアである GlobalProtect の販売者になりすまし、SEO (search engine optimization) ポイズニングを通じて WikiLoader マルウェアの新しい亜種を配信している。

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脆弱性が増えている:2024年 H1 は前年比で 43% 増 – Forescout

Published Vulnerabilities Surge by 43%

2024/08/30 InfoSecurity — 2024年 H1 と 2023年 H1 の比較において、公開された脆弱性 は 43% も増加している。また、攻撃者が狙うイニシャル・アクセス・ベクターが、VPN などのエッジ・デバイスの欠陥に集中していることが、Forescout の最新レポート “Threat H1 2024” により明らかになった。2024年前半に報告された脆弱性は合計で 23,668件となり、1日あたりの平均として、111件の新たな CVE が採番されている。

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VPN のポスト・エクスプロイト:Ivanti と FortiGate を例として狡猾な手口を解説する – Akamai

Akamai Unveils New VPN Post-Exploitation Techniques: Major Vulnerabilities Discovered in Ivanti and FortiGate VPNs

2024/08/12 SecurityOnline — Virtual Private Network (VPN) サーバを侵害した脅威アクターが、さらに攻撃を拡大させる可能性のある一連の脆弱性とテクニックを、Akamai の研究者たちが明らかにした。この分析では、人気の高い VPN 製品である、Ivanti Connect Secure と FortiGate VPN で発見された脆弱性に焦点を当てる。これらの調査結果が浮き彫りにするのは、いったん侵害された VPN サーバが、重要なネットワーク資産へのゲートウェイとして機能し、組織のインフラ全体のセキュリティを脅かす可能性である。

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AWS Client VPN の脆弱性 CVE-2024-30164/30165 が FIX:早急なアップデートを!

AWS Security Update: CVE-2024-30164 and CVE-2024-30165 Flaws Found in Client VPN

2024/07/21 SecurityOnline — AWS が発表したのは、同社の Client VPN サービスに存在する、2つの脆弱性に関するセキュリティ・アドバイザリである。これらの脆弱性 CVE-2024-30164/CVE-2024-30165 を悪用する、ユーザー・デバイスにアクセス可能な攻撃者は、管理者権限などへの昇格を達成し、その権限で任意のコマンドを実行する可能性を手にする。

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Cisco RV340/RV345 ルータの脆弱性 CVE-2024-20416 を警告:EoL でパッチは適用されない

Cisco Warns of Unpatched Vulnerability (CVE-2024-20416) in RV340 and RV345 Routers

2024/07/19 SecurityOnline — Cisco が発表したセキュリティ・アドバイザリは、RV340/RV345 Dual WAN Gigabit VPN ルーターに存在する脆弱性に関するものだ。この、脆弱性 CVE-2024-20416 の悪用に成功した認証済みの攻撃者は、影響を受けるデバイス上でリモートから任意のコードを実行する可能性を得る。

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SonicWall SonicOS の IPSec VPN における未認証 DoS 脆弱性 CVE-2024-40764 が FIX

SonicWall Patches Unauthenticated DoS Flaw (CVE-2024-40764) in SonicOS IPSec VPN

2024/07/18 SecurityOnline — SonicWall が発表したのは、同社の SonicOS に存在するヒープベース・バッファオーバーフローの脆弱性に対処するセキュリティ・パッチである。この脆弱性 CVE-2024-40764 (CVSS:7.5) の悪用に成功した未認証の攻撃者により、脆弱なデバイスに対してサービス拒否 (DoS) 攻撃が仕掛けられる可能性が生じる。

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EstateRansomware という新たなランサムウェア:Veeam Backup & Replication の脆弱性を悪用

New Ransomware Group Exploiting Veeam Backup Software Vulnerability

2024/07/10 TheHackerNews — Veeam Backup & Replication ソフトウェアの、すでにパッチが適用されているセキュリティ欠陥が、EstateRansomware という新たなランサムウェアに悪用されている。この脅威を 2024年4月初旬に発見したのは、シンガポールに本社を置く Group-IB であり、その悪質な活動は CVE-2023-27532 (CVSS:7.5) を悪用して行われたと述べている。ターゲットの環境へのイニシャル・アクセスは、Fortinet FortiGate firewall SSL VPN アプライアンスの、休眠アカウントを使用して確立されていた。

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Check Point VPN のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-24919:PoC エクスプロイトも提供

13,800+ Check Point Gateways Exposed: 0-Day CVE-2024-24919 Flaw Under Attack

2024/06/02 SecurityOnline — インターネット上に露出した Check Point のゲートウェイが 13,800 台以上あり、その大部分が中小企業向けの Quantum Spark Appliance であるという。さらに、それらのうちの、IPSec VPN/Mobile Access ブレードを有効化した Check Point セキュリティ・ゲートウェイに、ゼロデイ脆弱性 CVE-2024-24919 が存在する可能性があることが、Censys の調査により判明している。

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Check Point VPN の脆弱性 CVE-2024-24919:企業ネットワークへの不正アクセスで悪用

Hackers target Check Point VPNs to breach enterprise networks

2024/05/27 BleepingComputer — Check Point のRemote Access VPN デバイスを標的とする、エンタープライズ・ネットワークへの侵害キャンペーンが進行中であることが、同社が 5月27日に公開だけしたアドバイザリで明らかになった。このリモート・アクセス機能は、Check Point の全てのネットワーク・ファイアウォールに組み込まれている。この機能の設定により、VPN クライアントを介して企業ネットワークにアクセスする Client-to-Site VPN として、また、Web ベースでアクセスする SSL VPN ポータルとしての利用が可能となる。

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TunnelVision という新たな VPN トンネル侵害:DHCP サーバのオプションを悪用する手法とは?

New ‘TunnelVision’ Technique Leaks Traffic From Any VPN System

2024/05/08 SecurityWeek — DHCP のビルトイン機能を悪用して VPN トンネルを強制的に外すという、新たな VPN バイパス・テクニックを用いる脅威アクターは、被害者のトラフィックを盗み見ることが可能になると、ペンテスト会社 Leviathan Security Group が警告している。この TunnelVision と呼ばれるテクニックは、送信するネットワーク・トラフィックをコンピュータが決定するために用いる、一連のルールである Route Table 操作に依存するものだ。それにより攻撃者は、DHCP サーバを侵害することなく、この手法を使用できるという。

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サイバー保険請求の 56%はEメールの受信トレイから発生している – Coalition 調査

56% of cyber insurance claims originate in the email inbox

2024/04/24 HelpNetSecurity — サイバー保険会社である Coalition は、2023年1月1日〜12月31日に報告された保険金支払いデータに基づき、新たなレポート ”2024 Cyber Claims Report” を公開した。Coalition の Head of Global Claims である Robert Jones は、「金銭的な利得を求める攻撃者は、Eメールの受信トレイで支払情報を見つけ出し、支払プロセスに潜在的に介入して資金を盗む。つまり、受信トレイは、犯行が容易な場所であることが証明されている」と述べている。

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Cisco 警告:VPN サービスに対する大規模なブルートフォース攻撃が発生している

Cisco warns of large-scale brute-force attacks against VPN services

2024/04/16 BleepingComputer — 世界中の Cisco/CheckPoint/Fortinet/SonicWall/Ubiquiti デバイス上の VPN/SSH サービスを標的とする、大規模なクレデンシャル・ブルートフォース・キャンペーンについて、Cisco が警告している。ブルートフォース攻撃 (総当たり攻撃) とは、不特定多数のユーザー名とパスワードを使用して、正しい組み合わせが見つかるまで、アカウントやデバイスへのログインを試みるというものだ。正しい認証情報を発見した攻撃者は、それらを使用することで、デバイスの乗っ取りや、内部ネットワークへのアクセスを可能にする。

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Fortinet の FortiClient EMS の脆弱性 CVE-2023-48788:悪用キャンペーンが検出された

Critical Fortinet Vulnerability Exploited: Hackers Deploy Remote Control Tools and Backdoors

2024/04/08 SecurityOnline — Fortinet の FortiClient Enterprise Management System (EMS) において、先日にパッチが適用された脆弱性 CVE-2023-48788 を狙う憂慮すべきキャンペーンを、Red Canary のセキュリティ研究者たちが発見した。この脆弱性に対してパッチが適用されていない場合には、完全な管理者権限を取得する攻撃者により、脆弱なシステム上でのリモートコード実行の可能性が生じる。

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