Windows の脆弱性 CVE-2025-9491:APT による 2017 年からの悪用が判明

Unpatched Windows vulnerability continues to be exploited by APTs (CVE-2025-9491)

2025/10/31 HelpNetSecurity — 国家の支援を受ける脅威アクターやサイバー犯罪グループが、Windows の脆弱性 CVE-2025-9491 (ZDI-CAN-25373) を、2017 年から悪用し続けていることが明らかになった。Arctic Wolf Labs の脅威研究者たちは、「新たに検知した攻撃キャンペーンが、 UNC6384 に起因すると高い確信を持って評価している。過去に記録された UNC6384 の攻撃との間で、マルウェア・ツール/戦術的手順/標的の選択/インフラの重複などの証拠があり、この帰属を特定した」と述べている。

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Google の Sheets と Calendar を C2 通信に悪用:中国 APT グループ TA415 の洗練された手法とは?

China-Aligned TA415 Hackers Uses Google Sheets and Google Calendar for C2 Communications

2025/09/17 CyberSecurityNews — 中国政府に支援される脅威アクター TA415 は、米国の政府/学術機関/シンクタンクを標的とする最近のキャンペーンにおいて、Google の Sheets や Calendar といった正規のクラウド・サービスを C2 通信に活用する戦術を示し、TTP (tactics, techniques, and procedures) を進化させている。2025年7月〜8月に、この洗練されたグループは、米中間の戦略と競合に関する特別委員会の現委員長などの著名人を装い、米国と中国の経済をテーマとするルアーを用いたスピアフィッシング攻撃を展開していた。

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Kimsuky による ChatGPT の悪用:ディープフェイク ID による標的型フィッシング攻撃

Hackers using generative AI “ChatGPT” to evade anti-virus defenses

2025/09/15 gbhackers — Kimsuky APT グループは ChatGPT を悪用し、韓国軍機関の ID カードのディープフェイクを作成し始めた。このフィッシング詐欺のルアーは、高度に難読化されたバッチ・ファイルと AutoIt スクリプトで構成され、ウイルス対策スキャンを回避するよう設計されている。したがって、組織にとって必要なことは、隠されたスクリプトを検知し、エンドポイントを保護するために、EDR ソリューションを導入することだ。

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Salt Typhoon が侵害する Cisco/Ivanti/Palo Alto のエッジデバイス:80カ国 600 組織に拡大

Salt Typhoon Exploits Cisco, Ivanti, Palo Alto Flaws to Breach 600 Organizations Worldwide

2025/08/28 TheHackerNews — 中国に支援される APT である Salt Typhoon は、世界中の通信/政府/交通/宿泊/軍事インフラなどの組織の、ネットワークを標的とする攻撃を継続している。8月27日 (水) に共同公開されたサイバー・セキュリティ・アドバイザリには、「これらの攻撃者は、大手通信事業者の大規模なバックボーン・ルータ/プロバイダー・エッジ (PE) ルータ/カスタマー・エッジ (CE) ルータを標的としているが、侵害したデバイスや信頼できる接続を悪用して、他のネットワークに侵入することもあり得る。この攻撃者は、ネットワークへの永続的なアクセスを維持するために、ルータを改変することが多い」と記されている。

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Splunk が発表した PLoB (Post-Logon Behavior):APT による認証情報の悪用を素早く発見

Splunk Unveils PLoB Tool to Detect Compromised Credential Usage

2025/08/07 gbhackers — Splunk が導入した PLoB (Post-Logon Behavior Fingerprinting and Detection) は、認証情報の不正使用を素早く検出するためのものだ。サイバー・セキュリティ・インシデントの半数以上において、侵害された認証情報が初期アクセスの主要なベクターになると、Cisco Talos IR Trends report for Q1 2025 は指摘している。また、Verizon の Data Breach Investigations Report では、認証情報の不正使用が、侵害の 22% に関連していると裏付けられている。

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Chrome/Chromium のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-6558 が FIX:積極的な悪用は APT の仕業?

Urgent: Google Releases Critical Chrome Update for CVE-2025-6558 Exploit Active in the Wild

2025/07/16 TheHackerNews — 2025年7月15日 (火) に Google が発表したのは、Chrome Web ブラウザに存在する、6件のセキュリティ問題に対する修正であり、そのうち1件は既に悪用されていると述べている。この、深刻度の高い脆弱性は CVE-2025-6558 (CVSS:8.8) は、ANGLE/GPU コンポーネントにおける、信頼できない入力への不十分な検証に分類されるものだ。

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米国のサイバー・セキュリティ機関からの警告:OT インフラを標的とするイラン APT の戦略について

U.S. Agencies Warn of Rising Iranian Cyberattacks on Defense, OT Networks, and Critical Infrastructure

2025/06/30 TheHackerNews — 米国のサイバー・セキュリティ機関と情報機関が発したのは、イラン政府が支援/関与する脅威アクターによる、潜在的なサイバー攻撃についての共同で警告である。これまでの数ヶ月間において、ハクティビストおよびイラン政府に関連するアクターたちによる活動が増加している。そして、最近の紛争により、さらにエスカレートする可能性があると、それらの機関は述べている。

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イランからのサイバー攻撃に備える:この数年の攻撃活動と心理操作を分析

Report: Iranian hackers are trying to create a psychological war in cyberspace

2025/06/24 nextgov — 全集にイランとイスラエルの緊張が頂点に達したことを受け、テヘランと連携するハッカーによるサイバー攻撃に備えるよう、当局は国民に対して警告を発した。米国政府機関や専門家たちは、世界各地で長年にわたり重要インフラ基盤の破壊を試行してきた、イランによるサイバー侵入の事例を踏まえ、サイバー空間における脅威に焦点を当てた声明を述べている。

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中国の APT グループ Salt Typhoon:カナダの通信インフラを攻撃対象にし始めた?

China’s Salt Typhoon Hackers Target Canadian Telecom Firms

2025/06/23 SecurityWeek — カナダのテレコムに対するサイバー攻撃は、中国政府の支援を受ける脅威アクターによるものだと、カナダの Centre for Cyber Security と米国の FBI が警告を発している。この警告が焦点を当てる Salt Typhoon とは、米国などの複数の大手テレコムを、スパイ活動の一環として標的にしている APT グループのことである。

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Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-2783:APT グループ Team46 による積極的な悪用を観測

Hackers Exploiting Chrome Zero‑Day Vulnerability in the Wild

2025/06/17 gbhackers — Google Chrome に新たに発見されたゼロデイ脆弱性 CVE-2025-2783 が、高度なサイバー・スパイ活動において、ハッカーたちにより積極的に悪用されている。セキュリティ研究者は、この脆弱性を悪用する標的型攻撃の急増を確認しており、攻撃元については APT グループ Team46 (別名 TaxOff) だとしている。

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WebDAV のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-33053:APT による悪用と PoC エクスプロイトの提供

PoC Exploit Released for Critical WebDAV 0-Day RCE Vulnerability Exploited by APT Hackers

2025/06/13 CyberSecurityNews — WebDAV 実装における深刻なゼロデイ脆弱性 CVE-2025-33053 により、リモートコード実行が可能となっているが、その PoC エクスプロイト・コードが GitHub で公開されている。企業ネットワークを標的とする標的型攻撃において、APT グループによる、この脆弱性の積極的な悪用が報告されている。このエクスプロイトは、悪意の URL ショートカット・ファイルと、WebDAV サーバ・コンフィグを組み合わせ、標的へのイニシャル・アクセスと、侵害後のラテラル・ムーブメントを達成するものだ。

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Windows WebDAV ゼロデイ CVE-2025-33053 の悪用:APT グループ Stealth Falcon の高度な戦略

APT Hackers Exploited Windows WebDAV 0-Day RCE Vulnerability in the Wild to Deploy Malware

2025/06/10 CyberSecurityNews — APT グループ Stealth Falcon による高度なサイバー攻撃キャンペーンでは、未知とされてきたゼロデイ脆弱性が悪用され、トルコの大手防衛企業を標的とする、リモートからマルウェアが実行された。この攻撃では、リモート・コード実行の脆弱性 CVE-2025-33053 が悪用された。それにより脅威アクターは、正規の Windows ツールの作業ディレクトリを操作し、攻撃者が管理する WebDAV サーバからの、悪意のファイル実行を可能にしていた。

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Zimbra の脆弱性 CVE-2024-27443 が FIX:APT による悪用の可能性と CISA KEV への登録

Zimbra CVE-2024-27443 XSS Flaw Hits 129K Servers, Sednit Suspected

2025/05/24 hackread — 人気のメール/コラボレーション・プラットフォーム Zimbra Collaboration Suite (ZCS) に、新たなセキュリティ上の脆弱性が発見された。この脆弱性 CVE-2024-27443 は、クロスサイト・スクリプティング (XSS) の一種であり、情報窃取やユーザー・アカウント乗っ取りを、攻撃者に許す可能性がある。

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Windows Ancillary Function Driver の脆弱性 CVE-2025-32709 が FIX:すでに悪用を観測

Windows Ancillary for WinSock 0-Day Vulnerability Actively Exploited to Gain Admin Access

2025/05/14 gbhackers — Microsoft が確認したのは、Windows Ancillary Function Driver for WinSock の深刻な特権昇格の脆弱性 CVE-2025-32709 の悪用である。この、use-after-free 脆弱性の悪用に成功した、基本的なユーザー権限を持つローカル攻撃者は、SYSTEM レベルのアクセス権を取得する可能性を手にし、パッチを未適用のシステムに対して重大なリスクをもたらす恐れがある。この脆弱性は 2025年5月13日に初めて公表され、CVSS 基本スコアは 7.8 (High) /temporal スコアは 6.8 とされている。これらの評価は、パッチの公開前の、実環境での攻撃の確認が反映されたものだ。

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Output Messenger のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-27920 が FIX:スパイ・キャンペーンでの悪用を確認

Türkiye-Linked Hackers Exploit Output Messenger Zero-Day (CVE-2025-27920) in Espionage Campaign

2025/05/12 SecurityOnline — Microsoft Threat Intelligence が公表したのは、Output Messenger のゼロデイ脆弱性を悪用する地域的なサイバー諜報キャンペーンと、トルコ由来の脅威アクター Marbled Dust を関連付けたという情報である。この、イラクの組織を標的とするキャンペーンは、2024年4月に初めて観測され、その攻撃対象には、クルド系軍事組織に関係する個人も含まれていた。この攻撃では、ディレクトリ・トラバーサル脆弱性 CVE-2025-27920 を、ゼロデイとして悪用する高度な侵害チェーンが活用されている。

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トランプ政権の安全保障会議:攻撃的ハッキングの可能性について述べる – RSAC 2025

Top NSC official wants to normalize offensive hacking as tool of US might

2025/05/01 nextgov — SAN FRANCISCO ― 国家安全保障会議 (NSC:National Security Council) サイバー・セキュリティ担当トップとして、初めての重要な議論に臨んだ Alexei Bulazel は、米国の国家権力の手段としての攻撃的なサイバー活動の利用を常態化させたいと述べた。ドナルド・トランプ大統領の1期目において NSC サイバー政策局長を務めた Alexei Bulazel は、全米の重要インフラシステムを標的とする、中国をはじめとする敵対勢力からのサイバー攻撃に対して “同等の対応” を講じることが可能だと、サンフランシスコで開催された RSAC Conference でサイバー・セキュリティ専門家たちに述べた。

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2024年に発生したゼロデイ攻撃は 97件:50%以上がスパイウェア攻撃に関連 – Google 調査

Google: 97 zero-days exploited in 2024, over 50% in spyware attacks

2025/04/29 BleepingComputer — Google Threat Intelligence Group (GTIG) によると、2024年には 75件のゼロデイ脆弱性が実際の攻撃で悪用され、そのうちの半数以上がスパイウェアによる攻撃に関連していたという。この数値は、2023年の 97件から減少しているが、2022年の 63件からは増加している。GTIG のアナリストたちは、この変動について、「ゼロデイ脆弱性の悪用件数は全体として増加傾向にあり、このばらつきは想定内である」と分析している。なお、Google によるゼロデイ脆弱性の定義は、「ベンダーがパッチを公開する前に実環境で悪用された脆弱性」である。

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CISA KEV 警告 25/04/17:Apple OS 群と Windows NTLM の脆弱性を登録

U.S. CISA adds Apple products and Microsoft Windows NTLM flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/04/18 SecurityAffairs — 米国 CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Apple 製品および Microsoft Windows NTLM の脆弱性を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。今回、KEV に追加されたのは、以下の3件の脆弱性である。

  • CVE-2025-31200:Apple 製品群におけるメモリ破損の脆弱性
  • CVE-2025-31201:Apple 製品群の任意の読取/書込の脆弱性
  • CVE-2025-24054:Windows の NTLM ハッシュ漏洩の脆弱性
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中国政府と Volt Typhoon:昨年 12月のジュネーブ秘密会談で中国当局が関与を示唆?

China admitted its role in Volt Typhoon cyberattacks on U.S. infrastructure

2025/04/13 SecurityAffairs — 米国当局者が行った中国サイドとの秘密会談で、Volt Typhoon オペレーションに関連する、米国インフラへのサイバー攻撃の実行が、暗に認められたと Wall Street Journal (WSJ) が報じている。同紙によると、2024年12月のジュネーブ首脳会談で、中国当局者は米国のインフラへの Volt Typhoon オペレーションに関連するサイバー攻撃を間接的に認めたという。この攻撃は、米国の台湾支援に関連していると報じられている。

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Ivanti の脆弱性 CVE-2025-22457:APT による攻撃の解析と PoC の提供

Ivanti 0-Day RCE Flaw Exploitation Details Revealed

2024/04/11 gbhackers — Ivanti が公表した、認証不要の深刻なリモート・コード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2025-22457 により、サイバー・セキュリティ業界全体に懸念が広がっている。この脆弱性は複数の Ivanti 製品に影響を及ぼすものであり、攻撃者に対してリモート・コード実行を許すため、企業の機密環境が危険にさらされる可能性がある。その一方で、Rapid7 の脆弱性対策チームなどの研究者たちが、この脆弱性の悪用の方法と、その修正に必要な手順について、詳細な分析結果を公開している。

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CISA KEV 警告 25/04/04:Ivanti CS/Policy Secure/ZTA の脆弱性 CVE-2025-22457 を登録

U.S. CISA adds Ivanti Connect Secure, Policy Secure and ZTA Gateways flaw to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/04/07 SecurityAffairs — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Ivanti Connect Secure/Policy Secure/ZTA の脆弱性 CVE-2025-22457 を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性 CVE-2025-22457 は、スタックバッファ・オーバーフローに起因し、リモート・コード実行 (RCE) を引き起こすという深刻なものである。

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Ivanti ICS の脆弱性 CVE-2025-22457:中国スパイ・グループ UNC5221 による悪用を観測

Ivanti patches Connect Secure zero-day exploited since mid-March

2025/04/03 BleepingComputer — Ivanti が 2025年4月3日に公開したのは、Ivanti Connect Secure (ICS) に存在する、深刻なリモート・コード実行の脆弱性を修正するセキュリティ・アップデートだ。この脆弱性は、中国関連のスパイ・グループにより、遅くとも 2025年3月中旬から、マルウェアの展開で悪用されていたことが確認されている。

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中国ハッカー Weaver Ant:アジアのテレコムへの4年超の不正アクセス

Chinese Hackers Breach Asian Telecom, Remain Undetected for Over 4 Years

2025/03/25 TheHackerNews — 中国の国家支援ハッカーにより4年以上にわたって、あるアジアの大手テレコムがシステム侵入の被害を受けていたことが、インシデント対応企業 Sygnia の最新レポートで明らかになった。Sygnia は、このインシデントを “Weaver Ant” という名称で追跡しており、きわめてステルス性が高く執拗な攻撃者だと述べている。 なお、侵入を受けたテレコムの名称は公表されていない。

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Raspberry Robin マルウェアの C2 ドメイン 約 200件を特定:ロシアとの関係と EU 経由での拡散

Researchers Uncover ~200 Unique C2 Domains Linked to Raspberry Robin Access Broker

2025/03/25 TheHackerNews — Raspberry Robin マルウェアに関連する約 200のユニークな C2 (command-and-control) ドメインが、Silent Push の調査により発見された。Silent Push は、「Raspberry Robin (別名:Roshtyak/Storm-0856) は、複雑で進化し続ける脅威アクターであり、他の犯罪グループに対して初期アクセス・ブローカー (IAB:initial access broker) サービスを提供している。それらのグループの多くは、ロシアとつながりがある」と、 The Hacker News に共有したレポートで述べている。

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Windows MMC の脆弱性 CVE-2025-26633 を悪用:Water Gamayun が展開するキャンペーンとは?

CVE-2025-26633: Water Gamayun Exploits Windows MMC in Active Zero-Day Campaign

2025/03/25 SecurityOnline — Windows の脆弱性 CVE-2025-26633 だが、Water Gamayun として知られるロシア由来の高度な脅威アクターにより積極的に悪用されているという。この脅威アクターは、EncryptHub や Larva-208 といった別名でも活動している。Trend Research が発表したのは、この攻撃者が MSC EvilTwin という手法を用いて、Windows の Microsoft Management Console (MMC) を悪用するキャンペーンに関する情報である。

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Windows ショートカット・ファイルの問題:11 のスパイ・グループが 2017年から積極的に悪用

11 Nation-State Hackers Exploit Unpatched Windows Flaw Since 2017

2025/03/19 HackRead — Windows で発見された新たなゼロデイ脆弱性だが、北朝鮮/中国/イラン/ロシアなどの、少なくとも 11 の APT グループにより、何年も前から積極的に悪用されているものだという。広範な攻撃の証拠は 2017年にまで遡るが、Microsoft はセキュリティ・パッチの発行を拒否し、サービス基準を満たしていないとしている。

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CISA KEV 警告 25/03/19:Edimax/ NAKIVO/SAP の脆弱性3件を登録

CISA Warns of Three Actively Exploited Security Vulnerabilities in IoT, Backup, and Enterprise Systems

2025/03/19 SecurityOnline — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、3件の脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加し、サイバー・セキュリティ専門家とシステム管理者に対して緊急の対応を呼びかけている。これらの脆弱性は実際に悪用されており、深刻なリスクをユーザー組織にもたらしている。

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Edimax Camera の脆弱性 CVE-2025-1316:パッチが提供されない状況を Mirai が狙っている

Unpatched Edimax Camera Flaw Exploited for Mirai Botnet Attacks Since Last Year

2025/03/17 TheHackerNews — Edimax IC-7100 ネットワーク・カメラに存在する、未修正のセキュリティ上の脆弱性が、Mirat ボットネット・マルウェアの亜種を配信するために、遅くとも 2024年5月以降に、脅威アクターたちにより悪用されている。この脆弱性 CVE-2025-1316 (CVSS v4:9.3) は、深刻な OS コマンド・インジェクションの欠陥であり、それを悪用する攻撃者は、特別に細工されたリクエストにより、影響を受けやすいデバイス上でのリモート・コード実行の可能性を手にする。

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Fortinet Firewall の脆弱性 CVE-2024-55591/CVE-2025-24472 を悪用:SuperBlack の手口とは?

SuperBlack Ransomware operators exploit Fortinet Firewall flaws in recent attacks

2025/03/14 SecurityAffairs — Fortinet の2つの脆弱性を悪用し、SuperBlack ランサムウェアを展開する脅威アクターの活動を、2025年1月〜3月に Forescout Research – Vedere Labs の研究者たちが観察した。この攻撃では、ロシア語のアーティファクトが用いられ、独自の運用シグネチャである Mora_001 を示すとおり、この脅威アクターによるものだと、専門家たちは考えている。Mora_001 が LockBit エコシステムに関連している可能性があると、専門家たちは推測している。つまり、ランサムウェア・オペレーションの、複雑さが増していることを反映している。

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CISA KEV 警告 25/03/13:Juniper の CVE-2025-21590 と Apple の CVE-2025-24201 を登録

U.S. CISA adds Apple products and Juniper Junos OS flaws to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2025/03/14 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに、以下の脆弱性を追加した:

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Juniper Junos OS の脆弱性 CVE-2025-21590:攻撃の報告とパッチ適用までの緩和策

Juniper Issues Urgent Fix for Actively Exploited Junos OS Flaw – CVE-2025-21590

2025/03/13 SecurityOnline — Juniper Networks がリリースした緊急のセキュリティ速報は、ローカル攻撃者に対して任意のコード実行を許す可能性のある Junos OS の脆弱性に対処するものである。この脆弱性 CVE-2025-21590 は、Junos OS の複数バージョンに影響を及ぼす。

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npm リポジトリ汚染:Lazarus にリンクする6つの悪意のパッケージを発見

North Korean Lazarus hackers infect hundreds via npm packages

2025/03/11 BleepingComputer — npm (node package manager) で発見された6つの悪意のパッケージだが、悪名高い北朝鮮のハッカー集団 Lazarus にリンクしていたことが特定された。これらの 330 回もダウンロードされたパッケージは、アカウント認証情報の窃取/侵害済みシステムへのバックドア展開/機密性の高い暗号通貨情報の抽出などのために設計されていた。このキャンペーンを発見した Socket Research Team によると、一連の悪意のパッケージは、以前から知られている Lazarus のサプライ・チェーン・オペレーションにリンクしていたという。

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中国由来の Silk Typhoon の戦術:脆弱性悪用とパスワード・スプレーの採用

China-Linked Silk Typhoon Expands Cyber Attacks to IT Supply Chains for Initial Access

2025/03/05 TheHackerNews — Microsoft Exchange サーバのセキュリティ欠陥を、2021年1月のゼロデイ攻撃で悪用していた中国由来の脅威アクターだが、企業ネットワークへのイニシャル・アクセスの手段を、IT サプライチェーンを標的とする戦術へと転換しているようだ。この情報は、Microsoft Threat Intelligence チームの新たな調査結果によるものであり、いまの Silk Typhoon (旧 Hafnium) ハッキング・グループは、攻撃の足がかりを得るためにリモート管理ツールやクラウド・アプリなどの、IT ソリューションを標的にしているという。

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大規模ブルートフォース・キャンペーンを検出:米中の 4,000 社以上の ISP が標的

Over 4,000 ISP IPs Targeted in Brute-Force Attacks to Deploy Info Stealers and Cryptominers

2025/03/04 TheHackerNews — 侵害済のホストに情報窃取や暗号通貨マイニングなどのツールを展開する、大規模なエクスプロイト・キャンペーンのターゲットとして、中国と米国西海岸の ISP (Internet Service Providers) が攻撃されている。この悪意のアクティビティにより、データの流出が容易になるだけではなく、標的システム上で永続性を確立するための、各種のバイナリも配信されたと、調査を実施した Splunk Threat Research Team は述べている。

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AWS のミスコンフィグを狙う未知の脅威アクター:SES/ WorkMail を悪用するフィッシング活動を検知

Hackers Exploit AWS Misconfigurations to Launch Phishing Attacks via SES and WorkMail

2025/03/03 TheHackerNews — Amazon Web Services (AWS) 環境を標的にして、疑いを持たないターゲットにフィッシング・キャンペーンを展開する脅威アクターたちの存在を、Palo Alto Networks Unit 42 の調査結果が明らかにしている。Unit 42 が TGR-UNK-0011 という名前で追跡する、この活動クラスターは、JavaGhost として知られるグループと重複しているという。そして、TGR-UNK-0011 は、2019年 から活動していることが知られている。

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CrowdStrike の 2025 Global Threat Report:高度化する犯罪グループを数値で分析する

Unpatched Vulnerabilities Attract Cybercriminals as EDR Visibility Remains Limited

2025/02/27 gbhackers — CrowdStrike 2025 Global Threat Report によると、サイバー攻撃者たちの集団は、合法的なビジネスの業務効率を模倣し、高度に組織化されたプロ組織へと進化している。このレポートが強調するのは、2024年のサイバー脅威の状況が大きく変化し、高度な戦術を採用する攻撃者が、GenAI などの最新テクノロジーを活用して、そのアクティビティを拡大している状況である。

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台湾を攻撃する Silver Fox APT:Winos 4.0 マルウェアと洗練された手口とは?

Silver Fox APT Uses Winos 4.0 Malware in Cyber Attacks Against Taiwanese Organizations

2025/02/27 TheHackerNews — 台湾で新たに発見された攻撃キャンペーンは、同国の国税局を装うフィッシング・メールに潜ませた、Winos 4.0 という名のマルウェアにより、企業を狙うものだ。2025年1月に、この攻撃を検出した Fortinet FortiGuard Labs は、悪意のゲーム関連アプリケーションを介していた、それまでの攻撃チェーンからの脱却を示していると指摘している。

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Confluence の脆弱性 CVE-2023-22527 の悪用と LockBit 展開:2時間で完了する脅威アクターの手口とは?

From Confluence Vulnerability (CVE-2023-22527) to LockBit Encryption: A Rapid Attack Chain

2025/02/24 SecurityOnline — DFIR Report のセキュリティ研究者たちが発見したのは、Confluence の深刻なリモート・コード実行の脆弱性 CVE-2023-22527 を悪用し、侵害の2時間後には LockBit ランサムウェアを展開するという、高度に調整された攻撃である。

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中国政府によるインターネット検閲と民間企業の関与:SentinelOne が分析する漏洩データとは?

Leaked Files Tie Chinese Cybersecurity Firm to Government Censorship

2025/02/21 HackRead — 中国の著名なサイバー・セキュリティ企業 TopSec で生じたデータ漏洩により、同社の業務の詳細が明らかになり、また、中国政府によるインターネット検閲への関与が懸念されている。

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Ivanti ICS の脆弱性 CVE-2025-0282 を悪用:SPAWNCHIMERA マルウェアの洗練度とは?

SPAWNCHIMERA Malware Exploits Ivanti Buffer Overflow Vulnerability by Applying a Critical Fix

2025/02/21 gbhackers — SPAWNCHIMERA マルウェア・ファミリが、Ivanti Connect Secure のバッファ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2025-0282 を悪用していることが、最近の JPCERT/CC の調査により確認されている。

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Salt Typhoon が悪用した Cisco の脆弱性:2018年から NVD で警告されていた

Salt Typhoon hackers exploited stolen credentials and a 7-year-old software flaw in Cisco systems

2025/02/20 NextGov — 2025年2月20日に Cisco が明らかにしたのは、ハッキング・グループ Salt Typhoon が、米国などの通信システムの宝庫に侵入した、大規模なハッキング・キャンペーンに関する情報である。

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Snake Keylogger というマルウェア:Chrome/ Edge/Firefox ユーザーが標的

Snake Keylogger Targets Chrome, Edge, and Firefox Users in New Attack Campaign

2024/02/19 gbhackers — Snake Keylogger (別名 404 Keylogger) の新たな亜種が、Google Chrome/Microsoft Edge/Mozilla Firefox などの Web ブラウザのユーザーを、ターゲットにしていることが判明した。FortiGuard Labs は、高度な AI/ML を搭載した最先端のマルウェア検出プラットフォーム FortiSandbox v5.0 (FSAv5) を使用して、この脅威を特定したという。

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Microsoft APP-v Tool を LOLBin として悪用:中国の Mustang Panda が採用する検知回避チェーンとは?

Chinese hackers abuse Microsoft APP-v tool to evade antivirus

2025/02/18 BleepingComputer — 中国の APT ハッキング・グループ Mustang Panda が、Microsoft Application Virtualization Injector ユーティリティを LOLBin として悪用し、正規のプロセスに悪意のペイロードを挿入し、ウイルス対策ソフトウェアによる検出を回避していることが確認された。

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FrigidStealer マルウェアに注意:偽のブラウザ・アップデートで macOS ユーザーを騙す

New FrigidStealer Malware Targets macOS Users via Fake Browser Updates

2025/02/18 TheHackerNews — Webインジェクションを悪用する、FrigidStealer という Apple macOS マルウェアを配信する新たなキャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが警告している。

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Telegram を C2 として悪用:Golang ベースの新たなバックドアが発見された

New Golang-based backdoor relies on Telegram for C2 communication

2025/02/17 SecurityAffairs — C2 に Telegram を悪用する Golang ベースのバックドアを、Netskope Threat Labs が発見した。このマルウェアは、現在も開発中のようだが機能しており、クラウド・アプリの悪用により検出を回避している。この新しい Go バックドアは、ロシア起源である可能性があると、専門家たちは考えている。

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Ivanti のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-0282 が標的:SPAWNCHIMERA という高度なマルウェア

SPAWNCHIMERA: New Malware Exploits Ivanti Zero-Day Flaw (CVE-2025-0282)

2025/02/16 SecurityOnline — SPAWN マルウェア・ファミリーが大幅にアップグレードされ、高ステルス性のサイバー脅威 SPAWNCHIMERA として登場したことが、JPCERT/CC のサイバー・セキュリティ研究者たちにより報告された。この新たな亜種は、2025年1月に公開された Ivanti Connect Secure のバッファ・オーバーフロー脆弱性 CVE-2025-0282 を積極的に悪用している。この脆弱性が公開される以前において、SPAWNCHIMERA マルウェアによる攻撃が特定されたことが、彼らの戦術の大きな変化を表している。

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ConnectWise/Fortinet/Exchange/Zimbra の脆弱性が標的:ロシアの BadPilot

CVE-2024-1709 and CVE-2023-48788: Exploits Fueling Russia’s BadPilot Campaign

2025/02/16 SecurityOnline — ロシア政府が支援するハッキング・グループ Seashell Blizzard (別名 APT44/Sandworm/BlackEnergy Lite) のサブグループが、複数年にわたって実行したサイバースパイ活動を、Microsoft Threat Intelligence が明らかにした。この、BadPilot として追跡されるアクティビティは、遅くとも 2021年から実行されており、エネルギー/通信/軍需/行政などの重要セクターに存在する、世界の組織を侵害してきたという。

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SocGholish マルウェアの脅威:武器化された ZIP を侵害済みの Web サイトからドロップ

SocGholish Malware Dropped from Hacked Web Pages using Weaponized ZIP Files

2025/02/14 gbhackers — SocGholish マルウェア・フレームワークによる一連のサイバー攻撃では、正規のブラウザ更新を装う悪意の ZIP ファイルを配信するために、すでに侵害された Web サイトが悪用されていることが判明している。

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Salt Typhoon の標的は Cisco の CVE-2023-20198/20273:止まらないテレコム・ハッキング

Salt Typhoon Targeting Old Cisco Vulnerabilities in Fresh Telecom Hacks

2025/02/14 SecurityWeek — 中国政府が支援する APT グループ Salt Typhoon は、最近のテレコムに対する攻撃において、Cisco デバイスに存在する2つの既知の脆弱性を悪用していると、Recorded Future が報じている。

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HPE からの警告:ロシアの Cozy Bear が Office 365 メール・ボックスに不正アクセス

HPE notifies employees of data breach after Russian Office 365 hack

2025/02/07 BleepingComputer — HPE が従業員たちに通知しているのは、2023年5月のサイバー攻撃でロシアの APT により、同社の Office 365 メール環境からデータが盗まれたインシデントに関する警告である。

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