GitLab Cloud 公開リポジトリ 560 万件のスキャンで判明:17,000件超のシークレット漏洩

Public GitLab repositories exposed more than 17,000 secrets

2025/11/28 BleepingComputer — GitLab Cloud 上の 560万件の公開リポジトリをスキャンした結果、2,800 を超える固有ドメインにまたがって存在する、17,000件を超える公開シークレットが発見された。オープン・ソース・ツール TruffleHog を用いることで、セキュリティ研究者である Luke Marshall が調査したのは、リポジトリ内のコードに含まれる API キー/パスワード/トークンといった機密性の高い認証情報である。

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JSONFormatter と CodeBeautify の調査:大規模な機密情報の漏洩の実態が明らかに

Thousands of sensitive secrets published on JSONFormatter and CodeBeautify

2025/11/28 SecurityAffairs — JSONFormatter や CodeBeautify といった開発者向けフォーマット・プラットフォームにおいて、パスワード/シークレット/キーの大規模な漏洩が発生していることが、WatchTowr の最新調査により明らかになった。時として重要なシステムにも見られるインシデントが、過去に起こったものであっても、そこで漏洩した認証情報はインターネット空間を漂い続ける。WatchTowr の研究者たちが浮き彫りにするのは、セキュリティ上の怠慢が根強く残っていることであり、また、機密データが容易に公開されている状況である。

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Discord の個人情報が流出:サードパーティ経由の侵害であり影響は限定的

Discord Says User Information Stolen in Third-Party Data Breach

2025/10/06 SecurityWeek — Discord が発表したのは、同社のサードパーティ・カスタマーサービス・プロバイダーから、ユーザーの個人情報が盗まれたインシデントに関する情報である。同社によると、この事案の影響を受けるのは、Customer Support/Trust & Safety から連絡を受けたユーザーのみであり、侵害はサードパーティ・プロバイダーに限定され、Discord のシステム自体は無事であるという。

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Azure AD の “appsettings.json” ファイルに注意:誤った公開より ClientId/ClientSecret などが漏洩

Azure AD Vulnerability Leaks Credentials, Lets Attackers Deploy Malicious Apps

2025/09/02 gbhackers — Azure Active Directory (Azure AD) の認証情報を取り込んだ ASP.NET Core の “appsettings.json” ファイルが公開されると、深刻な攻撃ベクターが発生し、ユーザー組織のクラウド環境への鍵を攻撃者に渡すことになり得る。先日に実施された、Resecurity HUNTER チームによるサイバー・セキュリティ評価において、公開されている “appsettings.json” ファイルにより、Azure AD アプリケーションの ClientId と ClientSecret が公開されていることが判明した。したがって、Microsoft の OAuth 2.0 エンドポイントに対して直接認証を行う攻撃者は、信頼されたアプリケーションとして振る舞えるようになる。

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Cisco にビッシング攻撃:従業員が騙され CRM から Cisco.com ユーザー・プロファイルが流出

Cisco Hacked – Attackers Stole Profile Details of Users Registered on Cisco.com

2025/08/05 CyberSecurityNews — Cisco が認めたのは、同社 Webサイト “Cisco.com” に登録されているユーザーの基本プロフィール情報が、サイバー攻撃の標的となり盗み出されたという事実である。なお、被害に遭ったユーザー数は非公表とされている。同社によると、この情報侵害は、高度に洗練された音声フィッシング、いわゆる “ヴィッシング” (Vishing) 攻撃により従業員が騙された結果として発生したとされる。

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Leak Zone が引き起こした情報漏洩:ダークウェブ・ユーザーの 2,200 万件のメタデータが暴露

Leak Zone Dark Web Forum Breach Exposes 22 Million User IPs and Locations

2025/07/28 gbhackers — 不正アクセスされたアカウントやハッキング・ツールの売買で知られるダークウェブ・フォーラム Leak Zone において、大規模なデータ侵害が発生し、ユーザーに関する機密情報が漏洩した。セキュリティ企業 UpGuard が発見したのは、約 2,200 万件の Web リクエスト記録を取り込んだ、保護されていない Elasticsearch データベースの存在である。この記録により、違法マーケット・プレイスに訪問した人々の、IP アドレス/位置情報/ISP などに関する詳細な情報を取得できたという。

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S3 バケットの ACL ミスコンフィグで 25万人分の PII が漏洩:Rockerbox で発生したインシデントとは?

Rockerbox Data Leak – 245,949 User Records Exposed Including SSNs and Driver’s Licenses

2025/07/11 CyberSecurityNews — 2025年7月の初旬に、Rockerbox における情報漏洩が、脅威インテリジェンスのレーダーに急浮上した。パブリックなインターネット上でインデックス化されている、暗号化されていない 286.9 GB のクラウド・リポジトリが発見されたが、そこには極めて機密性の高い 24万5,949件の記録が含まれていたという。この調査により判明したのは、テキサス州ダラスに拠点を置く、税額控除コンサルタント企業 Rockerbox に、一連のデータが帰属することだ。同社は、全米の雇用主を対象にサービスを提供している企業である。問題のリポジトリ内には、運転免許証/DD214軍歴証明書/給与税関連書類/平文の社会保障番号 (SSN) などが含まれており、単なる HTTP GET リクエストで、誰もが容易に取得できる状態にあったという。

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Apple/Facebook/Google などから 160億件もの認証情報が漏洩:大規模なキャンペーンが発覚

Massive 16 Billion Passwords From Apple, Facebook, Google and More Leaked From 320 Million Computers

2026/06/20 CyberSecurityNews — 新たなレポートが報告するのは、Apple/Facebook/Google/GitHub/Telegram、政府サービスなどの主要プラットフォームからの、160億件ものログイン認証情報の発見である。30種類のデータセットから発見された、この大規模な漏洩は前例のない脅威であり、世界的なサイバー・セキュリティとデジタル・プライバシーへの懸念が生じている。漏洩したデータセットのサイズは大きく異なるものであり、最小のものには 1600万件以上のレコードが、最大のものには35億件以上の認証情報が含まれている。

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MediaTek Chipset の複数の脆弱性が FIX:OEM からのアップデート通知をチェック

MediaTek Fixes Multiple Security Flaws in Smartphone, Tablet, and TV Chipsets

2025/05/05 gbhackers — SmartPhone/Tablet/AIoT/Smart TV 向けチップセット技術のプロバイダーである MediaTek は、製品ポートフォリオの全体にわたる、複数のセキュリティ脆弱性に対処する、重要なパッチをリリースした。新たに公開された MediaTek 製品のセキュリティ速報が説明するのは、脆弱性および、影響を受けるデバイスの範囲、潜在的な影響などの詳細である。

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NVIDIA TensorRT-LLM の脆弱性 CVE-2025-23245 が FIX:コード実行/情報漏洩/データ改竄の可能性

NVIDIA Fixes High-Severity Vulnerability in TensorRT-LLM

2025/05/02 SecurityOnline — NVIDIA が公表したのは、TensorRT-LLMフレームワークの脆弱性 CVE-2025-23245 (CVSS:8.8:High) に対応する、セキュリティ・アップデートのリリースである。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リモート・コード実行/データ改竄/情報漏洩などの深刻なセキュリティ・リスクに、ユーザーをさらす可能性があるとされる。TensorRT-LLM フレームワークの Python Executor コンポーネントに、この脆弱性 が影響を及ぼす。

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Netgear EX6200 の深刻な脆弱性 CVE-2025-4148/4149/4150:パッチ未適用とリモート侵害の恐れ

Netgear EX6200 Flaw Enables Remote Access and Data Theft

2025/05/01 gbhackers — Netgear EX6200 Wi-Fi Range Extender に存在する、3つの深刻な脆弱性について、セキュリティ研究者たちが詳細を明らかにした。これらの脆弱性を悪用するリモート攻撃者は、不正アクセスと機密データを窃取を達成し、リモート・コード実行の可能性を手にする。

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Zimbra Collaboration の CSRF 脆弱性 CVE-2025-32354 が FIX:GraphQL の欠陥が甚大な被害を招く

Zimbra Collaboration GraphQL Flaw Lets Hackers Steal User Information

2025/04/30 gbhackers — Zimbra Collaboration Suite (ZCS) に存在する深刻なクロスサイト・リクエスト・フォージェリ (CSRF) の脆弱性 CVE-2025-32354 により、メール・サーバとユーザー・データに悪用のリスクが生じている。この脆弱性の影響が及ぶ範囲はバージョン 9.0 〜 10.1 であり、その悪用に成功した攻撃者は、認証済みセッションの乗っ取りや、パスワード/連絡先/メールの内容などの機密情報の窃取を可能にするという。

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AI プロトコル MCP/A2A に潜む脅威:新たな視点から AI ツールとデータ流出を考える

Researchers Demonstrate How MCP Prompt Injection Can Be Used for Both Attack and Defense

2025/04/30 thehackernews — AI 分野が急速に進化する中で、Model Context Protocol (MCP) の悪用方法が分析され、プロンプト・インジェクション攻撃だけではなく、セキュリティ・ツールの開発や悪意のツールの特定などもカバーできそうなことが、Tenable の調査により明らかになった。Anthropic が 2024年11月に発表した、新しいプロトコル MCP は、大規模言語モデル (LLM:Large Language Models) と外部のデータソース/サービスを接続するために設計されたものだ。その目的は、LLM が選ぶ外部ツールを通じて、それらのシステムと連携し、AI アプリケーションの精度/関連性/実用性などを高めるところにある。

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CISA 警告:Oracle Cloud ハッキングに関する分析と予防措置

CISA Warns of Potential Credential Exploits Linked to Oracle Cloud Hack

2025/04/17 gbhackers — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Oracle Cloud のレガシー環境に対する不正アクセスの可能性があるとの報告を受け、警告を発した。現時点において、インシデントの全容と影響は調査中だが、CISA の警告が浮き彫りにするのは、認証情報の漏洩リスクに対する深刻な懸念である。この脅威には、組織/個人 のユーザーに影響を及ぼす可能性がある。

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EncryptHub の悪意と SkorikARI の善意:600+ の組織を侵害し Microsoft にはバグを報告する人物とは?

EncryptHub’s dual life: Cybercriminal vs Windows bug-bounty researcher

2024/04/07 BleepingComputer — 618 の組織に対する情報漏洩インシデントに関与したとされる、悪名高い脅威アクター・グループ EncryptHub は、Microsoft に対しても2件の Windows ゼロデイ脆弱性を報告したとみられ、サイバー犯罪とセキュリティ研究の境界線をまたぐ、矛盾した人物の姿を明らかにしている。

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Oracle Cloud 侵害を追跡:顧客たちへの通知でデータ漏洩の発生を認めたようだが

Oracle Confirms Cloud Hack

2025/04/04 SecurityWeek — Oracle は、自社のクラウド・システムの一部が侵害されたことを顧客に対して認めているが、そのプロセスは非公開であり、このインシデントの影響を矮小化しているようだ。

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SendGrid の大規模データ侵害:848,000件の顧客データの窃取と販売を Satanic が主張

Hacker Claims Twilio’s SendGrid Data Breach, Selling 848,000 Records

2025/04/03 HackRead — Twilio 傘下のクラウド型メール配信プラットフォームである SendGrid で発生した大規模な情報漏えいについて、Satanic と名乗るハッカーが、自身の犯行だと主張している。サイバー犯罪者の人気プラットフォーム Breach Forums に、2025年4月3日に投稿された内容によると、Satanic は盗み出したとするデータを $2,000 で提供しており、その主張の裏付けとして、サンプル・データも公開している。

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X (Twitter) ユーザー 28億人分の個人情報が流出か? 内部犯行の可能性​と沈黙する X

Twitter (X) Hit by 2.8 Billion Profile Data Leak in Alleged Insider Job

2025/03/29 HackRead — X (旧 Twitter) から流出した約 28億7000万件分ものユーザー・データ流出が、アンダーグラウンド・フォーラムの Breach Forums にて発見された。ThinkingOne と名乗るユーザーの投稿によると、X 社における大規模な人員削減の期間中に、不満を抱いた従業員が盗み出したデータに起因するという。もし、それが事実であれば、ソーシャル・メディア史上で最大規模のデータ流出インシデントとなる。しかし、驚くべきことに、X も一般ユーザーも、この件について、まだ認識していないようだ。

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Oracle Cloud のアカウント情報窃取:ユーザーの証言と脆弱性 CVE-2021-35587 の悪用

Oracle customers confirm data stolen in alleged cloud breach is valid

2025/03/26 BleepingComputer — Oracle Cloud フェデレーション SSO ログイン・サーバの侵害と、600 万人分のアカウント・データの窃取について、同社は否定しているが、BleepingComputer が複数の企業に確認したところ、脅威アクターが共有した関連データ・サンプルは有効だと推定できる。

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GitHub Actions の脆弱性 CVE-2025-30154/CVE-2025-30066:サプライチェーン攻撃の可能性を考える

Impact, Root Cause of GitHub Actions Supply Chain Hack Revealed

2025/03/21 SecurityWeek — GitHub Actions “tj-actions/changed-files” は、ファイルやディレクトリの変更を追跡するために、23,000 以上のリポジトリで積極的に使用されているアクションである。先週末のことだが、この GitHub Actions に発生した攻撃により、CI/CD シークレットをダンプしてログを作成するように設計された、悪意のスクリプトが実行されたことが判明した。

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GitHub Action の脆弱性 CVE-2025-30066:侵害によるシークレット漏洩と是正の手順

Popular GitHub Action “tj-actions/changed-files” Compromised (CVE-2025-30066)

2025/03/15 SecurityOnline — GitHub Action “tj-actions/changed-files” は、広く使用されている ソフトウェア・ワークフローのためのものだが、新たに検出された深刻なセキュリティ・インシデントが懸念を生じている。セキュリティ侵害を積極的に調査する Step Security は、ユーザーに警告を発し、速やかに是正措置を取るよう促している。このインシデントを追跡するコードとして、公式に CVE-2025-30066 が採番されている。

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Have I Been Pwned に追加された 2億8,000万の漏洩アカウント:あなたも居るかもしれない

Have I Been Pwned adds 284M accounts stolen by infostealer malware

2025/02/25 BleepingComputer — ​Have I Been Pwned (HIBP) データ侵害通知サービスに追加されたのは、Telegram チャネルで発見された 2億8,400万件以上のアカウントだ。それらの情報は、情報窃盗マルウェアにより盗まれたものであると見られている。

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American National Insurance Company (ANICO) でデータ侵害が発覚:MOVEit の悪用?

American National Insurance Company (ANICO) Data Leaked in MOVEit Breach

2025/01/25 HackRead — American National Insurance Company (ANICO) に属すとされる、279,332 行の機密データを含むデータベースへのリンクが、データ侵害 Web プラットフォーム Breach Forums で共有されていることを、SafetyDetectives のサイバー・セキュリティ・チーム が発見した。一連のデータは、2023年に発生したサイバー侵害によるものと思われ、顧客情報に加えて一部の従業員情報も含まれている。

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HPE がサイバー攻撃について公表:IntelBroker が主張するデータ侵害とは?

HPE investigates breach as hacker claims to steal source code

2025/01/20 BleepingComputer — Hewlett Packard Enterprise (HPE) は、同社の開発環境から文書を盗んだとする脅威アクターの主張を受けて、新たな侵害に関する調査を実施中であると公表した。HPE の広報担当である Clare Loxley は、「セキュリティ侵害の証拠は見つかっていないが、脅威アクターの主張を調査中である。2025年1月16日の時点で、HPE の情報を所有していると、IntelBroker と呼ばれるグループが主張していることを認識した」と、BleepingComputer に語っている。

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Google Ads を舞台にしたマルバタイジング:ユーザーの認証情報や 2FA コードを盗み出していく

Google Ads Users Targeted in Malvertising Scam Stealing Credentials and 2FA Codes

2025/01/15 TheHackerNews — Google Ads で広告を出稿する企業や個人を装い、不正な広告を通じて認証情報を盗み取ろうとする、新たなマルバタイジング・キャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが警告している。Malwarebytes の senior director of threat intelligence である Jerome Segura は、「この悪意のオペレーションは、Google 広告を装うことで被害者のアカウントを盗み出し、偽のログイン・ページへとリダイレクトするものだ」と、The Hacker News に共有されたレポートで述べている。

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Telefonica から盗まれた 2.3 GB のデータ:Hellcat ランサムウェアとの関連は?

Hackers Breach Telefonica Network, Leak 2.3 GB of Data Online

2025/01/13 HackRead — スペインの多国籍テレコム Telefonica は、社内のチケット発行システムにおけるデータ侵害の発生を認めた。このインシデントが確認されたのは、サイバー犯罪とハッキングのフォーラムである Breach Forums に、同社から盗み出されたデータが掲載された後のことである。Telefonica のビジネスは 12カ国で展開されており、その従業員数は 104,000 人以上とされている。同社へのサイバー攻撃により、チケット発行システムが侵害されたことが確認されている。

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ヨーロッパの Top-100 社:レジリエンス評価 A の企業は僅か 26% – SecurityScorecard

Only 26% of Europe’s top companies earn a high rating for cybersecurity

2025/01/06 HelpNetSecurity — 2025年1月17日に設定された EU の Digital Operational Resilience Act (DORA) の期限が迫っているが、ヨーロッパの Top-100 企業はというと、緊急のサイバー・セキュリティの課題に直面していると、SecurityScorecard が報じている。

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Cisco から盗まれた 4.5 TB のデータ:IntelBroker が第二弾のサンプル 4.84 GB を公開

Hackers Release Second Batch of Stolen Cisco Data

2024/12/27 HackRead — 2024年10月に発生した、Cisco のデータ・インシデントで盗まれたとされる第二弾のデータが、ハッカーにより公開された。この侵害を背後で操る IntelBroker によると、12月24日に Breach Forums で公開された最新リークには、盗み出されたとされる 4.5 TB のデータの一部である、4.84 GB 分が含まれているという。

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Krispy Kreme でデータ侵害が発生:Play ランサムウェアが犯行を主張

Ransomware Group Claims Theft of Personal, Financial Data From Krispy Kreme

2024/12/20 SecurityWeek — 2024年11月29日に、米国のドーナツ・チェーン Krispy Kreme に対してサイバー攻撃が発生した。このインシデントにより、同社の一部の業務に支障が生じた一方で、ランサムウェア・グループ Play が犯行声明を出している。

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IntelBroker による Cisco のデータ侵害:2.9GB のデータがダークウェブに流出

Hackers Leak Partial Cisco Data from 4.5TB of Exposed Records

2024/12/17 HackRead — 2024年12月16日に、ハッカー・グループである IntelBroker は、サイバー犯罪フォーラム Breach Forums において、Cisco のデータ 2.9GB を流出させた。IntelBroker の主張によると、それらのデータは、彼らが 2024年10月に Cisco から盗み出したデータの一部であるという。

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AWS のミスコンフィグを狙うハッカーたち:分業化された犯罪シンジケートの存在

Hackers Exploit AWS Misconfigurations in Massive Data Breach

2024/12/10 InfoSecurity — ハッキング・グループ Nemesis/ShinyHunters と関連付けられる大規模なサイバー攻撃は、不適切にコンフィグレーションされた公開 Web サイトの脆弱性を悪用するものであり、顧客情報/インフラの認証情報/独自のソースコードといった、機密データの漏洩につながっている。独立系サイバー・セキュリティ研究者である Noam Rotem と Ran Locar によると、Amazon Web Services (AWS) の IP レンジ内で攻撃者たちは、脆弱なエンドポイントを標的とする大規模なインターネット・スキャンを組織化していたという。

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macOS Ventura の脆弱性 CVE-2023-32428 が FIX:PoC エクスプロイトも提供

macOS Vulnerability (CVE-2023-32428) Grants Root Access, PoC Published

2024/11/26 SecurityOnline — Apple の MallocStackLogging フレームワークに存在する、ローカル権限昇格 (LPE) の脆弱性を悪用する攻撃者が、macOS システムの制御を取得する可能性について、セキュリティ研究者の Gergely Kalman が解説している。この脆弱性 CVE-2023-32428 (CVSS:7.8) の悪用が実証するのは、正当に見える開発ツールを操作して、セキュリティ対策を回避し、高権限アカウントを侵害する方法である。

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Microsoft Power Pages のミスコンフィグ:深刻なデータ漏洩が発生している

Microsoft Power Pages Misconfiguration Leads to Data Exposure

2024/11/14 InfoSecurity — ローコード SaaS Web プラットフォーム Microsoft Power Pages 内のミスコンフィグにより、深刻なデータ漏洩が発生している。AppOmni の新しいブログ投稿によると、過剰なアクセス権限を付与するユーザー組織では、PII (personally identifiable information) を取り込んだ機密データが、適切な権限を持たないユーザーに公開されるリスクが生じている。

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IntelBroker によるデータ窃取の主張:Cisco の DevHub ポータルがオフラインに

Cisco takes DevHub portal offline after hacker publishes stolen data

2024/10/18 BleepingComputer — Cisco の発表は、DevHub ポータルのオフラインに関するものであり、同社の “非公開” のデータを脅威アクターが流出させたという報告を受けてのものである。しかし Cisco は、自社のシステムが侵害された証拠はないと主張している。Cisco のインシデント・レポートには、「問題のデータは、パブリックな DevHub 環境に存在するものであると判明した。DevHub とは、Cisco のリソース・センターであり、必要に応じてソフトウェア・コードやスクリプトなどを利用できるようにし、コミュニティをサポートするものだ」と記されている。

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Cisco から窃取したデータ:IntelBroker がハッキング・フォーラムでの販売?

Cisco investigates breach after stolen data for sale on hacking forum

2024/10/14 BleepingComputer — Cisco が認めたのは、同社に侵入したハッカーが盗み出したとするデータが、ハッキング・フォーラムで販売され始めたという、インシデントの調査に着手したことだ。Cisco の広報担当者は「あるハッカーが、Cisco 関連の特定のファイルにアクセスしたと、主張していることを認識している。いま、この主張を評価するために調査を開始しており、調査は継続中である」と、BleepingComputer に語っている。

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英仏 議会職員のデータが漏えい:約 3,191 人分の個人情報がダークウェブで販売

Data of 3,191 congressional staffers leaked in the dark web

2024/09/26 SecurityAffairs — インターネット セキュリティ企業 Proton と Constella Intelligence の最新調査によると、約 3,191 人の議会職員の個人情報がダーク・ウェブに漏洩したようだ。それらの漏洩したデータに含まれるものには、パスワード/IP アドレス/ソーシャル・メディア情報などがあるという。この情報を最初に報じた The Washington Times は、研究者たちが発見した 1,800 件以上のパスワードは議会職員が使用しているものとし、それらがダーク・ウェブで入手可能であるとしている。議会職員の5人に1 人の個人情報がダーク・ウェブに漏洩したことになる。そして、10件を超える各種のインシデントで、約 300人の職員のデータが侵害されている。

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Fortinet のデータ侵害:Fortibitch が 440GB のファイルを盗んだと主張

Fortinet confirms data breach after hacker claims to steal 440GB of files

20224/09/12 BleepingComputer — Fortinet の Microsoft Sharepoint サーバから、 脅威アクターが 440GB のファイルを盗んだと主張したことを受けて、同社はデータ侵害の発生を認めた。Fortinet は、ファイアウォール/ルーター/VPN デバイスなどのセキュアなネットワーク製品を販売しており、SIEM/ネットワーク管理/EDR および XDRソリューション/コンサルティング・サービスなども提供している。

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Toyota で発生したデータ侵害:ZeroSevenGroup による 240GB の個人情報の流出

Toyota confirms breach after stolen data leaks on hacking forum

2024/08/19 BleepingComputer — Toyota のネットワークが侵害され、同社のシステムから盗まれた 240GBのデータのアーカイブが、ハッキング・フォーラムに流出した。同社は、「我々は状況を認識している。この問題は限定的なものであり、システム全体の問題ではない」と述べ、 BleepingComputer に対して攻撃者の主張を検証するよう求めている。

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National Public Data が認めた情報漏洩:そこから考えるべきこと 実践すべきこと

National Public Data Confirms Massive Breach

2024/08/19 DarkReading — データ・アグリゲーターである National Public Data (NPD) は、米国/英国/カナダに所在する一般的なインターネット・ユーザー数億人分の、個人情報記録が流出した可能性があることを最終的に認めた。フロリダ州コーラル・スプリングスを拠点とする NPD は、詳細を全く明らかにしない声明の中で、2024年4月に悪質な第三者の行為者が、NPD のデータベース内のデータにアクセスしたことについて、他の多くの企業が報告している内容を認めた。同社の説明によると、不特定多数の人々のフルネーム/電子メールアドレス/電話番号/社会保障番号/住所などが含まれるデータが、脅威アクターによりアクセスされたという。

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暴露された API キーの問題:35% が有効な状態を保持していた – Nightfall 調査

35% of exposed API keys still active, posing major security risks

2024/08/13 HelpNetSecurity — パスワードや API キーなどの機密情報の流出先だが、最も多かったサイトは GitHub のようだ。また、そのペースとしては、従業員 100人あたり毎年 350件近くの暴露にいたっているという。このような実態が、Nightfall AI の調査結果である 2024 State of Secrets Report により明らかにされた。

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National Public Data のデータ侵害:30億人の個人情報の流出と集団訴訟

Hackers attempt to sell the personal data of 3 billion people resulting from an April data breach

2024/08/04 SecurityAffairs — National Public Data と連携して活動する Jerico Pictures Inc が、2024年4月に発生したデータ流出インシデントにおいて、約 30億人の個人情報を流出させたと訴える、集団訴訟案が提出された。4月8日のことだが、USDoD と名乗る脅威アクターが、ダークウェブ・フォーラムで National Public Data のデータベースを販売すると発表した。USDoD は29億人分の個人データを販売するとし、$3,500,000 という価格を設定した。

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CrowdStrike への侵入に成功した:ハクティビスト集団 USDoD の主張の信憑性は?

CrowdStrike Data Leak Claims Spark Concern, Hacktivist Credibility Questioned

2024/07/25 SecurityOnline — 2024年7月24日に、ハクティビスト集団の USDoD が、大手サイバー・セキュリティ企業 CrowdStrike への侵入に成功したと、サイバー犯罪フォーラム BreachForums を通じて発表した。USDoD は、CrowdStrike が保有する “全脅威アクター・リスト” と、それに付随する “侵害指標(IOC)” を流出させたと主張し、さらなる公開を近日中に行うとしている。

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Verizon が $1.6 Million の和解金に合意:TracFone のデータ流出問題

Verizon to pay $16 million in TracFone data breach settlement

2024/07/23 BleepingComputer — Verizon Communications は、完全子会社である TracFone Wireless が 2021年の買収後に被った3件のデータ漏洩に対して、$1.6M の和解金を支払うことで、米連邦通信委員会 (FCC:Federal Communications Commission) と合意した。電気通信サービス・プロバイダーである TracFone は、Total by Verizon Wireless/Straight Talk/Walmart Family Mobile などを介してサービスを提供する企業である。

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米国のデータ漏洩被害者数が前年比で 1170% の急増 – ITRC 調査

US Data Breach Victim Numbers Surge 1170% Annually

2024/07/18 InfoSecurity — この3ヶ月間におけるインシデント発生数は 12% 減であるが、2024年 Q2 における米国のデータ漏えいの被害者数は、前年同期比で 100倍以上も増加していることが、Identity Theft Resource Center (ITRC) の調査により判明した。NPO 組織である ITRC は、米国で公に報告された侵害事例から、H1 2024 Data Breach Analysis 分析を実施した。

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パスワード 100億件がハッキング・フォーラムで流出 – Cybernews

10 Billion Passwords Leaked on Hacking Forum

2024/7/8 InfoSecurity — 100億近いユニークなパスワードがサイバー犯罪フォーラムに流出し、世界中のオンライン・ユーザーがアカウント漏洩の危険にさらされていることが、Cybernews の調査により判明した。7月4日に、Cybernews の研究者たちは、史上最大規模のパスワード・コンパイルと思われる 994万件の平文パスワードが、人気のハッキング・フォーラムに投稿されているのを発見した。

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シンガポールの個人情報とダークウェブ:アンダーグラウンド取引が前年比で 230% 増 – Resecurity

Dark Web Sees 230% Rise in Singapore Identity Theft

2024/06/25 InfoSecurity — シンガポール国民から盗んだ個人情報を流通させる、ダークウェブ活動が大幅に増加していることを明らかになった。6月24日に Resecurity が公開したアドバイザリによると、サイバー犯罪者たちが販売している一連の盗難データが、詐欺/ID 窃盗/なりすまし詐欺/Know Your Customer (KYC) プロトコル回避などに悪用されるという。同社による指摘は、シンガポールのユーザーから盗み出した ID データを販売するアンダーグラウンド業者が、前年比で 230% 増加しているというものだ。この急増と、データ侵害の増加は連動しており、消費者情報を保存する各種のオンライン・プラットフォームを危険にさらしている。

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Wikileaks 創設者の Julian Assange が釈放:ロンドンでの5年間の収監が終わる

Wikileaks Founder Julian Assange Is Free

2024/06/25 SecurityAffairs — 米国における機密情報漏えいに関与したとして起訴され、ロンドンのベルマーシュ刑務所に5年間収監されていた、Wikileaks の創設者である Julian Assange が釈放された。彼は、サイパンの裁判所に出廷した後に、母国のオーストラリアに帰国予定だという。

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Fickle Stealer という新たな情報スティーラー:PowerShell を介した UAC バイパスとデータ流出を達成

New Rust-based Fickle Malware Uses PowerShell for UAC Bypass and Data Exfiltration

2024/06/20 TheHackerNews — Fickle Stealer という Rust ベースの新しい情報窃取マルウェアが、複数の攻撃チェーンを介して配信されて、侵害したホストから機密情報を採取している。Fortinet FortiGuard Labs によると、VBA ドロッパー/VBA ダウンローダー/リンク・ダウンローダー、実行型ファイル・ダウンローダーという4種類の配布形態が確認されており、その中には PowerShell スクリプトを使用して、ユーザー・アカウント制御 (UAC:User Account Control) をバイパスし、Fickle Stealer を実行するものもあるという。

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AWS 環境を狙うキャンペーン:Secrets Manager/S3 Bucket に加えて Glacier vault も標的に

AWS Under Siege: Attackers Target Vaults, Buckets, and Secrets in Widespread Campaign

2024/06/19 SecurityOnline — Amazon Web Services (AWS) 環境を標的とするキャンペーンは、クラウド・リソースの侵害を目的とした活動の、新たな流れを浮き彫りにしている。この DataDog Security Labs が発見したキャンペーンにおいて、攻撃者が採用する多方面からのアプローチは、Secrets Manager/S3 Bucket からと、これまで未開拓であった S3 Glacier vaults からの、データの抽出と流出に焦点を当てたものとなっている。

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Google の Privacy Sandbox:欧州の非営利団体 noyb から痛烈に批判される

Google’s Privacy Sandbox Accused of User Tracking by Austrian Non-Profit

2024/06/14 TheHackerNews — Google Chrome の Privacy Sandbox において、サードパーティのトラッキング・クッキーを非推奨にする計画だが、新たな問題にぶつかっている。この機能は、依然としてユーザー追跡のために使用できると、オーストリアのプライバシー非営利団体 noyb (none of your business) が指摘しているのだ。

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