VMware vConnector などを装う悪意の PyPI パッケージ:開発者をターゲットに展開

Fake VMware vConnector package on PyPI targets IT pros

2023/08/04 BleepingComputer — VMware vSphere のコネクタ・モジュール vConnector を模倣する悪質なパッケージが、PyPI (Python Package Index) に VMConnect という名前でアップロードされている。VMware vSphere は仮想化ツール群であり、vConnector は開発者やシステム管理者が使用するインターフェース Python モジュールであり、全体的な PyPI 経由のダウンロード数は、毎月およそ 40,000件にも達するという。Sonatype の研究者であり BleepingComputer のレポーターでもある Ax Sharma によると、この悪意のパッケージは、2023年7月28日に PyPI にアップロードされた後に、2023年8月1日に削除されるまでに、237 件ほどダウンロードされたという。

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npm に新たな悪意のパッケージ:開発者たちをサプライチェーン攻撃に組み込む

Malicious npm Packages Found Exfiltrating Sensitive Data from Developers

2023/08/04 TheHackerNews — npm パッケージ・レジストリ上に展開され、機密性の高い開発者情報を流出させる悪意のパッケージ群を、サイバー・セキュリティの研究者たちが発見した。2023年7月31日に、ソフトウェア・サプライチェーン企業である Phylum が発見した “test” パッケージは、その機能が向上し、洗練されていることが確認されている。Phylum の研究者たちは、「このプロジェクトの最終目的は明らかではないが、”rocketrefer” や “binarium” といったモジュールが言及されていることから、暗号通貨セクターを狙った高度な標的型キャンペーンであることが疑われている」と述べている。

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AI と Open Source の関係:半数以上のプロジェクトで脆弱なパッケージが使用されている

Half of AI Open Source Projects Reference Buggy Packages

2023/07/20 InfoSecurity — AI テクノロジー・スタック全体で、オープンソースが役割を拡大しているが、大半のプロジェクト (52%) ではマニフェスト・ファイルを用いて、既知の脆弱な依存関係が参照されていると、Endor Labs は指摘している。セキュリティ・ベンダーである Endor Labs の最新レポート State of Dependency Management によると、ChatGPT の API はリリースから僅か5ヶ月で、”多様な問題領域”にまたがる 900件の npm/PyPI パッケージで使用されており、これらのパッケージの 70% は真新しいものだという。しかし、あらゆるオープンソース・プロジェクトと同様に、脆弱な依存関係に伴うセキュリティ・リスクは管理される必要があると、Endor Labs は警告している。

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GitHub リポジトリで発見されたマルウェア拡散の新手口:研究者たちの偽プロファイルを悪用

Fake Researcher Profiles Spread Malware through GitHub Repositories as PoC Exploits

2023/06/14 TheHackerNews — 不正なサイバー・セキュリティ企業の研究者たちによる、少なくとも6つの GitHub アカウントが、7つの悪意のリポジトリをプッシュしていることが確認された。この7つのリポジトリは、Discord/Google Chrome/Microsoft Exchange Server などの、ゼロデイ脆弱性の概念実証 (PoC) だと見られている。

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ChatGPT が推奨する OSS パッケージは安全なのか? LLM に悪意を埋め込む PoC が公開

New ChatGPT Attack Technique Spreads Malicious Packages

2023/06/06 InfoSecurity — OpenAI の LLM である ChatGPT を悪用し、開発者たちの環境に悪意のパッケージを拡散させるという、新たなサイバー攻撃手法が登場した。Vulcan Cyber の Voyager18 research team は、先ほど発表したアドバイザリで、この問題について述べている。同社の研究者である Bar Lanyado と、コントリビュータである Ortal Keizman と Yair Divinsky は、「実際には存在しない URL やリファレンスを、さらにはコード・ライブラリや関数を、ChatGPT が生成することが確認されている。このような LLM (Large Language Model) モデルがもたらす幻覚は以前にも報告されていたが、古い学習データの結果として生じている可能性もある」と、技術文書で説明している。

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PyPI に新たな悪意のパッケージ:コンパイルされた Python コードで検出を回避

Malicious PyPI Packages Use Compiled Python Code to Bypass Detection

2023/06/02 infosecurity — ReversingLabs のセキュリティ研究者たちが発見したのは、検出回避のためにコンパイルされた、Python コードを用いる新たな攻撃の手法である。ReversingLabs の Reverse Engineer である Karlo Zanki によると、PYC (Python Byte Code) ファイルのダイレクト実行機能を利用する、最初のサプライチェーン攻撃の事例になる可能性があるという。大半のセキュリティ・ツールは、Python ソースコード (PY) ファイルのみをスキャンするため、このような攻撃を見逃す可能性がある。そのため、この手法は、将来的に新たな種類のサプライチェーン脆弱性をもたらすことになる。Zanki は、Python Package Index (PyPI) に関する有害な投稿の増加とも一致すると指摘している。

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Python ReportLab PDF Lib の深刻な脆弱性:悪意の HTML を読ませるだけでコード実行

Exploit released for RCE flaw in popular ReportLab PDF library

2023/05/31 BleepingComputer — HTML 入力から PDF ファイルを生成するために、数多くのプロジェクトで使用されている人気の Python ライブラリ ReportLab Toolkit に存在する。リモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対応する PoC エクスプロイトが公開された。昨日に GitHub で公開された、脆弱性 CVE-2023-33733 の PoC エクスプロイトには、技術的な詳細を提供する記事も含まれるため、現実世界における悪用の可能性が高くなる。ReportLab Toolkit は、PDF ライブラリとして複数のプロジェクトで利用されており、PyPI (Python Package Index) において、月間約 350万のペースでダウンロードされている。

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PyPI による 2FA 義務化のアナウンスメント:すべてのアカウントで年末までに対応

PyPI announces mandatory use of 2FA for all software publishers

2023/05/28 BleepingComputer — Python Package Index (PyPI) が発表したのは、同プラットフォーム上でプロジェクトを管理する全てのアカウントに対して、2023年内に二要素認証 (2FA) をオンにすることの義務付けである。PyPI とは、プログラミング言語 Python で作成されたパッケージのための、ソフトウェア・リポジトリのことである。このインデックスには、20万個のパッケージが登録されており、開発者は各種プロジェクトの要件を満たす既存のパッケージを、ここで見つけることにより、時間と労力を節約することが可能となる。

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PyPI の停止について:新規のユーザー登録とプロジェクト作成を一時的に止めます

PyPI temporarily pauses new users, projects amid high volume of malware

2023/05/20 BleepingComputer — オープンソース Python パッケージの、公式サードパーティ登録機関である PyPI において、新規ユーザーのサインアップと新規プロジェクトのアップロードが一時的に停止された。PyPI  の管理者は、悪意のユーザーやパッケージが大量に流入し、レジストリの維持が困難になったことで、この措置を講じたようだ。

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npm で発見された悪意のライブラリ:正規パッケージを装う TurkoRat マルウェア

Once Again, Malware Discovered Hidden in npm

2023/05/19 DarkReading — 人気の npm JavaScript ライブラリ/レジストリに存在する、“nodejs-encrypt-agent” という名前の2つのコード・パッケージに、オープンソースの情報窃盗型マルウェア TurkoRat を含まれていることが判明した。このマルウェアが仕込まれたパッケージを発見した、ReversingLabs の研究者たちによると、2,000 万回以上ダウンロードされている別の正規のパッケージ (agent-base version 6.0.2) への偽装を、背後にいる攻撃者は試みていたという。

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Microsoft VSCode に悪意のエクステンション:パスワード窃取やリモートシェル確立などが目的

Malicious Microsoft VSCode extensions steal passwords, open remote shells

2023/05/17 BleepingComputer — Microsoft の VSCode Marketplace を標的とするサイバー犯罪者たちが、3種類の悪意の Visual Studio エクステンションをアップロードし、Windows 開発者たちが 46,600回もダウンロードしていることが判明した。Check Point のアナリストたちが、それらの悪意のエクステンションを発見し、Microsoft に報告した内容は、これらのマルウェアを操る脅威アクターたちは、認証情報/システム情報を盗み出し、被害者のマシン上に=にリモート・シェルを確立しているというものだ。

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Python パッケージに新たなマルウェア Kekw:データ窃取と暗号ハイジャックを仕掛ける

“Kekw” Malware in Python Packages Could Steal Data and Hijack Crypto

2023/05/05 InfoSecurity — PyPI (Python Package Index) 上で発見された、Kekw と呼ばれる新しいマルウェアを取り込んだ、複数の有害な Python .whl ファイルが存在しているという。Cyble Research and Intelligence Labs (CRIL) の最新の調査によると、Kekw マルウェアは感染済のシステムからの機密情報の窃取および、暗号通貨取引をハイジャックするクリッパー・アクティビティなどを行うという。

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クラウド・セキュリティ警告の解決には約6日が必要:OSS への依存が要因 – Palo Alto 調査

Cloud Security Alerts Take Six Days to Resolve

2023/04/18 InfoSecurity — Palo Alto Networks が最新のレポートが警告しているのは、クラウド・セキュリティ・チームは、アラートへの迅速な対処を怠ることで、サイバーリスクが高まる可能性を生み出し、組織をさらしているということだ。同社は、様々なクラウド・サービス・プロバイダー (CSP) /業界/国々にまたがる組織に配備された数万個のセンサーや、GitHub/NVD (National Vulnerability Database) などの公開ソースを調査した。

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Google が発表した Assured OSS サービス:Java/Python エコシステムからサポートを開始

Google delivers secure open source software packages

2023/04/13 HelpNetSecurity — Google が発表したのは、セキュアなオープンソース・パッケージの信頼できるソースを目指す Google Cloud Assured Open Source Software (Assured OSS) サービスと、5000 万以上のオープンソース・パッケージ・バージョンのセキュリティ・メタデータへのアクセスを提供する deps.dev API である。この Assured OSS により、Google が使用するセキュリティ保護されている OSS パッケージと同じものを、開発者のワークフローに組み込む機会を、Google はユーザー組織に提供する。

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悪意のオープンソース・パッケージが約 7,000 個も発見された – Sonatype 調査

Researchers Uncover 7000 Malicious Open Source Packages

2023/04/12 InfoSecurity — セキュリティ・ベンダーの Sonatype は、悪意のオープンソース・パッケージを3月だけで 6,933 個も検出し、2019年以降に発見された合計は 115,165個となった。これらの悪意のコンポーネントのうち、かなりの割合を情報スティーラーが占めている。それには、idklmaoという開発者による microsoft-helper などのような、人気の W4SP スティーラーの模倣品も含まれている。

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PyPI に reverse-shell という悪意のパッケージ:あからさまな名前を用いる理由は?

‘Blatantly Obvious’: Spyware Offered to Cyberattackers via PyPI Python Repository

2023/04/12 DarkReading — 研究者たちは、プログラミング言語 Python のパブリック・リポジトリである PyPI (Python Package Index) で、大胆な方法で情報スティラーを公開しているマルウェア販売者を発見した。このプログラムは、“reverse-shell” という安直な名前が付けられており、Sonatype の研究者たちは、スペインを拠点とする Malware-as-a-Service (MaaS) グループの SylexSquad と関連づけている。リバースシェルとは、ハッカーが遠隔操作でコマンドを実行する際や、標的となるコンピュータからデータを受信するときに用いるプログラムを指す。

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Python の Unicode を悪用:新たな情報スティーラーは巧妙に検出を回避する

Python info-stealing malware uses Unicode to evade detection

2023/03/23 BleepingComputer — PyPI 上の悪意の Python パッケージが、難読化技術として Unicode を悪用することで検出を回避し、侵害したデバイスから開発者のアカウント情報などの機密データを、盗み出して流出させている。この onyxproxy と名付けられた悪意のパッケージは、ソースコード内で複数の Unicode フォントを組み合わせて使用している。それにより、悪意の関数を特定するための、自動スキャンや文字列照合といった防御を回避していく。Phylum のサイバー・セキュリティ専門家たちが onyxproxy を発見し、その手法を説明するレポートを発表している。

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PyPI に colorfool という悪意のパッケージが登場:情報スティーラー/RAT を配布

Experts Identify Fully-Featured Info Stealer and Trojan in Python Package on PyPI

2023/03/02 TheHackerNews — 完全な機能を備えた情報スティラーとリモート・アクセス型トロイの木馬を含む、悪意の Python パッケージが、PyPI (Python Package Index) にアップロードされていたことが判明した。この、colorfool と名付けられたパッケージは、Kroll の Cyber Threat Intelligence Team により発見され、このマルウェア自体は Colour-Blind と呼ばれている。Kroll の研究者である Dave Truman と George Glass は、「Colour-Blind マルウェアは、他から調達したコードから複数の亜種を生成する。つまり、サイバー犯罪の不偏化により、脅威が激化していく可能性を示している」と、The Hacker News と共有したレポートで述べている。

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PyPI に 451 個のタイポスクワッティング・パッケージ:Chrome エクステンションを侵害

451 PyPI packages install Chrome extensions to steal crypto

2023/02/13 BleepingComputer — 暗号ウォレットや Web サイトを介した暗号通貨取引をハイジャックするために、450 個以上の悪意の PyPI Python パッケージが、悪意のブラウザ・エクステンションをインストールしていることが確認されている。2022年11月の時点で、わずか 27個の悪意の PyPI パッケージから始まったキャンペーンだが、この数ヶ月で大きく拡大している。

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PyPI パッケージに潜む W4SP Stealer:あらゆる機密情報を盗み取る

Devs targeted by W4SP Stealer malware in malicious PyPi packages

2023/02/12 BleepingComputer — Python Package Index (PyPI) 上で発見された5つの悪意のパッケージは、無防備な開発者からパスワード/Discord 認証クッキー/暗号通貨ウォレットを盗み出すものだ。PyPI とは、プログラミング言語 Python で作成されたパッケージのためのソフトウェア・リポジトリであり、約 20万個のパッケージをホストしている。そのため、開発者は各種のプロジェクト要件を満たす、既存のパッケージを見つけることが可能となり、時間と労力を節約できる。

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PyPI に 悪意の Python パッケージ:すでに 450回もダウンロードされている

Researchers Uncover Obfuscated Malicious Code in PyPI Python Packages

2023/02/10 TheHackerNews — Python Package Index (PyPI) に侵入した4種類の悪意のパッケージが、マルウェア投下/netstat ユーティリティ削除/SSH authorized_keys ファイルの操作などの、数々の悪質なアクションを実行することが確認されている。問題のパッケージの名称は、aptx/bingchilling2/httops/tkint3rs であり、いずれも削除までの間に、450回ほどダウンロードされている。なお、aptx は Qualcomm の同名オーディオ・コーデックを模倣したものであり、httops と tkint3rs は、それぞれ https と tkinter のタイポスクワッティングである。

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NPM に悪意のパッケージ aabquerys:タイポスクワッティングでマルウェア配布

Malicious Npm Package Uses Typosquatting, Downloads Malware

2023/02/10 InfoSecurity — オープンソース JavaScript の npm リポジトリで、タイポスクワッティングを用いて悪意のコンポーネントをダウンロードさせる、aabquerys というパッケージが発見された。今回の発見は、ReversingLabs のセキュリティ研究者によるもので、aabquerys は感染済のシステムに対して、第2段階/第3段階のマルウェア・ペイロードをダウンロードすることも可能だとされる。

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NPM/PyPI に悪意のパッケージ:Python-drgn と bloxflip に要注意

Malicious NPM, PyPI Packages Stealing User Information

2023/02/01 SecurityWeek — NPM/PyPI に存在するパッケージの中に、ユーザー情報の窃取と追加のペイロードをダウンロードの行うものあると、先日に Check Point と Phylum が警告を発した。アプリケーション開発において広く利用されているオープンソース・コードを悪用する脅威アクターたちは、開発者とユーザーをマルウェアに感染させるために、ソフトウェア・サプライチェーン攻撃を多用している。2022年10月の Sonatype のレポートによると、2022年に観測されたソフトウェア・サプライチェーン攻撃の数は、前年比 633% 増となっている。

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PyPI に悪意の3つのパッケージ:数日で 500件以上のダウンロードにいたる

Malicious ‘Lolip0p’ PyPi packages install info-stealing malware

2023/01/16 BleepingComputer — ある脅威アクターが、PyPI (Python Package Index) リポジトリにアップロードした3つの悪意のパッケージには、開発者たちのシステムに情報窃取マルウェアをドロップするコードが搭載されている。Fortinet が発見した悪意のパッケージは、その全てが 2023年1月7日〜12日の間に、”Lolip0p” という作者によりにアップロードされたものだ。それらの名称は、colorslib/httpslib/libhttps であり、すでに PyPI からは削除されている。

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PyPI に悪意のパッケージが登場:CloudFlare Tunnel を悪用するトロイの木馬

Malicious PyPi packages create CloudFlare Tunnels to bypass firewalls

2023/01/07 BleepingComputer — PyPI (Python Package Index) 上の6つの悪意のパッケージが Cloudflare Tunnel を悪用し、リモート・アクセスに対するファイアウォール制限をバイパスしている間に、InfoStealer/RAT (Remote Access Trojan) 機能を備えたマルウェアをインストールしていることが発見された。これらの悪意のパッケージは、ブラウザーに保存されている機密情報の窃取/キーロガーを用いた入力情報の窃取に加えて、シェルコマンドの実行などを試みる。この6つのパッケージを発見したのは、新しいキャンペーンについて PyPI を注視している Phylum Research Team である。

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PyPI に W4SP Stealer:大量の亜種が出回り 2500回もダウンロードされた

Hackers bombard PyPi platform with information-stealing malware

2022/12/20 BleepingComputer — Python パッケージ・リポジトリである PyPI に、情報窃取マルウェアを取り込んだ悪意のパッケージが相次いでドロップされ、ソフトウェア開発者のデータが盗み出されている。このキャンペーンでドロップされたマルウェアは、オープンソース W4SP Stealer のクローンであり、PyPI 上で 2022年11月に広まったマルウェア感染の原因となったものでもある。それ以来、W4SP をドロップする 31個のパッケージが、PyPI リポジトリから削除されてはいるが、このマルウェアの運営者は、マルウェアを再導入するための新たな方法を模索し続けているようだ。

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SentinelOne SDK を装う悪意の PyPI パッケージ:SentinelSneak はトロイの木馬

Malicious Python Trojan Impersonates SentinelOne Security Client

2022/12/20 DarkReading — 最新のサプライチェーン攻撃を仕掛ける未知の脅威アクターが、SentinelOne の人気のSDK (Software Development Kit) を装う、悪質な Python パッケージを作成しているようだ。月曜日にサイバー・セキュリティ企業 ReversingLabs が発表したアドバイザリによると、この SentinelSneak と名付けられたパッケージは、高機能な SentinelOne クライアントのように見えるものであり、Python コードの主要リポジトリである Python Package Index (PyPI) で、頻繁に更新されながら開発中であるとのことだ。

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GitHub の 2FA 義務化:2023/03〜2023/12 で全ユーザーに対応

GitHub to require all users to enable 2FA by the end of 2023

2022/12/15 BleepingComputer — 2023年末までに GitHub は、このプラットフォーム上でコードをコントリビュートする全ユーザーに対して、アカウント保護の追加措置として 2FA の有効化を義務付ける予定である。2FA (二要素認証) とは、ワンタイム・コードを入力する追加ステップを、ログイン時に導入することで、アカウントのセキュリティを向上させるものだ。

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OSS リポジトリを悪用するサプライチェーン攻撃が増加中:ReversingLabs レポート

Software Supply Chain Attacks Leveraging Open-Sources Repos Growing

2022/12/09 InfoSecurity — 12月5日に発表された ReversingLabs のレポート The State of Software Supply Chain Security によると、2020年から2022年初頭にかけて急激に増加したサプライチェーン攻撃は、緩やかながらも 2022年を通じて着実に増加しているようだ。同社の調査は、npm/PyPi/Ruby Gems などのオープンソース・リポジトリにアップロードされた、悪意のパッケージの件数を対象に行われた。

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PyPI 内の apicolor という悪意のパッケージ:画像ファイルに悪意のコード隠蔽

Researchers Uncover PyPI Package Hiding Malicious Code Behind Image File

2022/11/10 TheHackerNews — PyPI (Python Package Index) が提供されるパッケージの中に、ステガノグラフィを用いて画像ファイル内に、悪意のコードを隠すものが発見された。イスラエルのサイバー・セキュリティ企業 Check Point の説明によると、そのパッケージは apicolor という名前で提供される、REST API 用の Core lib とのことだ。2022年10月31日に apicolor は、Python のサードパーティ・リポジトリにアップロードされたが、その後に削除されている。

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PyPI からドロップされる W4SP Info-Stealer:タイポスクワットで開発者を狙い続ける

Dozens of PyPI packages caught dropping ‘W4SP’ info-stealing malware

2022/11/02 BleepingComputer — 研究者たちが発見したのは、PyPI レジストリ上において、情報窃取マルウェアをプッシュしている 20件以上の Python パッケージだ。それらの大半は難読化されたコードを含んでおり、感染させたマシンに上に W4SP Info-Stealer をドロップしていく。また、他のマルウェアは、教育を目的として作成されたと称している。

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API Token が脅かすソフトウェアの完全性:数千件が Web 上で公開されている

Thousands of Publicly Exposed API Tokens Could Threaten Software Integrity

2022/10/21 InfoSecurity — 機密情報/データ/プライベート・ネットワークなどへのアクセスを脅威アクターに許し、ソフトウェアの完全性を脅かしてしまう数千のアクティブな API Token が、Web 上で公開されていることが発見された。この結果は、JFrog のセキュリティ研究者たちが、同社のセキュリティ・ソリューションの新機能をテストしている際に発見されたものだ。

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Tailwind CSS/Material Design を模倣:発見された悪意の NPM パッケージとは?

Malicious NPM Package Caught Mimicking Material Tailwind CSS Package

2022/09/22 TheHackerNews — Material Tailwind の正規のソフトウェア・ライブラリを装う、悪意の NPM パッケージが発見され、オープンソース・ソフトウェアのリポジトリで悪意のコード配布を試みる、脅威アクターたちの狙いが再確認された。Material Tailwind は、CSS ベースのフレームワークであり、「Tailwind CSS と Material Design のための使いやすいコンポーネント・ライブラリ」だと、メンテナは宣伝している。

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PyPI の脆弱性 CVE-2007-4559:35万件のオープンソース・プロジェクトに影響

350K Open-Source Projects At Risk of Supply Chain Vulnerability

2022/09/21 InfoSecurity — Trellix が設立を発表した Advanced Research Center は、最新のサイバー・セキュリティ脅威を検出/対応/修復するための、リアルタイムのインテリジェンスと脅威指標の作成を目的とするものだ。Trellix の最高製品責任者である Aparna Rayasam は、「脅威の状況は、洗練され、影響を与える可能性が拡大している。我々は、デジタルと物理的な世界で全ての人々を安全にするために、この事業に取り組んでいる。脅威アクターたちは、人材と技術的ノウハウに戦略的に投資している。したがって、サイバー・セキュリティ業界は、最も好戦的な行為者とその手法を研究し、より速い速度で革新していく義務がある」と述べている。

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オープンソース・リポジトリへの攻撃が3年間で 700% 増加:サプライチェーンの深刻な危機

Open Source Repository Attacks Soar 700% in Three Years

2022/09/21 InfoSecurity — Sonatype の調査結果によると、アップストリームのオープンソース・コード・リポジトリを標的とする悪意の活動の量は、この3年間で3桁の増加に達したという。同社は、新たに公開したデータの中で、ソフトウェア・コンポーネントにマルウェアを仕込むことを目的とした攻撃が、700%増加していることを検出したと主張している。また、同社は、これらのコンポーネントがダウンストリームの DevOps チームに悪影響をおよぼすことで、大混乱が引き起こされる可能性があると述べている。

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PyPI パッケージ・メンテナを攻撃:巧妙なフィッシングでプロジェクトを乗っ取る

PyPI packages hijacked after developers fall for phishing emails

2022/08/25 BleepingComputer — 昨日に検出されたフィッシング・キャンペーンは、PyPI レジストリで公開される Python パッケージの、メンテナをターゲットにするものだったようだ。Python パッケージである exotel と spam は、マルウェアが混入された数百のパッケージの中の1つであり、フィッシング・メールで騙したメンテナのアカウントへ、攻撃者たちが侵入に成功した結果である。 

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PyPI のセキュリティ対策:人気パッケージの3分の1を誤検知するスキャナーに苦慮

One-Third of Popular PyPI Packages Mistakenly Flagged as Malicious

2022/08/24 DarkReading — オープンソース・コードのリポジトリ Python Package Index (PyPI) で、悪意のパッケージを検知するスキャナーが、かなりの数の誤報を生成していたことが、研究者たちにより明らかにされた。PyPI とは、Python で記述されたアプリケーションが使用する、ソフトウェア・コンポーネントのメイン・リポジトリのことである。Chainguard の分析によると、そのスキャナーにより、悪意のパッケージの 59% が検出されるが、人気のある正規 Python パッケージの3分の1に対して、また、ランダムに選択されたパッケージの 15% に対して、悪意の判定フラグを立ててしまうことが判明した。

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PyPI に悪意のパッケージ:Discord を改ざんしてパスワードなどを盗み出す

Malicious PyPi packages turn Discord into password-stealing malware

2022/08/17 BleepingComputer — Discord (VoIP and Instant Messaging) クライアントを、情報に隠し持つバックドアに改変し、Web ブラウザや Roblox からデータを盗むマルウェアをインストールしていく、12個の悪意の PyPI パッケージが発見された。これらの 12個のパッケージは、2022年8月1日に scaredcoder というユーザーが Python Package Index (PyPI) にアップロードしたものであり、Snyk の研究者たちにより発見された。

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RubyGems でも MFA の運用がスタート:人気パッケージのメンテナに義務化

RubyGems Makes Multi-Factor Authentication Mandatory for Top Package Maintainers

2022/08/16 TheHackerNews — プログラミング言語 Ruby の公式パッケージ・マネージャである RubyGems は、NPM や PyPI に続くかたちで、人気のパッケージ・メンテナに対して多要素認証 (MFA) を義務付けるプラットフォームになった。そのため、総ダウンロード数が 1億8000万を超える gem の所有者は、2022年8月15日から MFA をオンにすることが義務付けられた。

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PyPI に悪意のパッケージ 12個:Counter-Strike への DDoS 攻撃に巻き込まれる恐れ

Malicious PyPi packages aim DDoS attacks at Counter-Strike servers

2022/08/15 BleepingComputer — 今週末、ロシアの Counter-Strike 1.6サーバーにDDoS攻撃を仕掛けるタイポスクワッティング攻撃のために、悪意の Python パッケージ 12個が PyPI レポジトリにアップロードされた。Python Package Index (PyPI) とは、オープンソースのソフトウェア・パッケージのリポジトリであり、開発者は自身の Python プロジェクトに、それらのパッケージを簡単に組み込み、最小限の労力で複雑なアプリを構築できる。

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PyPI で発見された悪意のパッケージ:ファイルレス・マルウェアを Linux に配布

A new PyPI Package was found delivering fileless Linux Malware

2022/08/15 SecurityAffairs — Sonatype の研究者たちは、Linux マシンシ・ステムのメモリへ向けて、ファイルレス・クリプトマイナーを投下する、secretslib という新しい PyPI パッケージを発見した。このパッケージは自らを、”secrets matching and verification made easy” と表現しており、2020年8月6日以降で、合計 93件のダウンロードを記録している。

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PyPI に仕込まれた悪意の Python ライブラリ 10件:認証情報や個人情報などを窃取

10 Credential Stealing Python Libraries Found on PyPI Repository

2022/08/09 TheHackerNews — Python Package Index (PyPI) から、パスワードや API トークンなどの重要なデータを取得する、10件の悪意のパッケージが削除された。イスラエルのサイバー・セキュリティ企業である Check Point は、月曜日の報告書で、「これらのパッケージは、攻撃者による悪意のツールのインストールを実行し、開発者の個人データや個人情報を盗むことを可能にする情」と述べている。

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GitHub に 35,000 の悪意のリポジトリ:バックドア付きのクローンに御用心

35,000 code repos not hacked—but clones flood GitHub to serve malware

2022/08/03 BleepingComputer — GitHub における数千のリポジトリがフォーク (コピー) され、そのクローンにマルウェアが仕込まれていることが、ソフトウェア・エンジニアたちにより発見された。オープンソース・リポジトリでのクローン作成は、一般的な開発手法であり、開発者の間で推奨されることもあるが、今回のケースは異なるものとなる。具体的に言うと、脅威アクターたちが正規のプロジェクトのコピーを作成し、それを悪意のあるコードで汚染し、悪意のクローンに仕立て上げ、無防備な開発者をターゲットにするという流れになる。GitHub は、エンジニアの報告を受けた後に、悪意のあるリポジトリの大半を追放した。

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GitHub が npm セキュリティ強化を実施:パッケージ署名の検証システムなどを追加

GitHub introduces 2FA and quality of life improvements for npm

2022/07/27 BleepingComputer — GitHub は、npm (Node Package Manager) に対して、3つの重要な改良点の提供を発表したが、それにより、npm 利用が安全かつ管理しやすくなる。新機能の概要は、より合理化されたログインおよび公開エクスペリエンスと、Twitter/GitHub アカウントの npm リンク、そして、パッケージ署名の検証システムの追加などである。さらに GitHub は、2022年5月に導入された2要素認証プログラムのベータが終了し、すべての npm ユーザーも利用できるようになるとも述べている。

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PyPI の Critical プロジェクトで 2FA が義務化:突然の決定に反発する開発者も

PyPI mandates 2FA for critical projects, developer pushes back

2022/07/09 BleepingComputer — 金曜日に、サードパーティのオープンソース Python プロジェクトための、公式リポジトリである Python Package Index (PyPI) は、重要なプロジェクトのメンテナに対して二要素認証 (2FA) を義務付ける計画を発表した。この動きに対して、多くのコミュニティ・メンバーが賞賛したが、ある人気 Python プロジェクトの開発者が、自分のプロジェクトに与えられた Critical ステータスを無効にするために、PyPI からコードを削除して再公開することになった。 

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PyPI リポジトリに悪意のパッケージ:Windows/Linux/macOS にバックドアを仕込む

Malicious PyPI package opens backdoors on Windows, Linux, and Macs

2022/05/21 BleepingComputer — Windows/Linux/macOS 上に Cobalt Strike ビーコンやバックドアをドロップし、サプライチェーン攻撃を行う悪意の Python パッケージが、PyPI レジストリでもう一つ発見された。PyPI は、開発者が自身の作品を共有し、他者の作品から利益を得るために利用される、オープンソース・パッケージのリポジトリであり、プロジェクトに必要な機能ライブラリをダウンロードする場所である。

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OpenSSF の新プロジェクトが実用段階に:OSS リポジトリから悪意のパッケージを探し出す

New OpenSSF Project Hunts for Malicious Packages in Open Source Repositories

2022/04/29 SecurityWeek — Open Source Security Foundation (OpenSSF) が発表した新しいプロジェクトとは、オープンソース・リポジトリ内の悪意のパッケージの特定を、支援することを目的とするものだ。OpenSSF によると、この Package Analysis プロジェクトは、オープンソース・パッケージの挙動と機能 (アクセスするファイル/サポートするコマンド/接続する IP など) を特定し、疑わしい活動を明らかにし、変更を追跡することを目的としている。

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悪意の PyPI パッケージが開発マシンを暗号マイニングマシンに変身させる

Malicious PyPI packages hijack dev devices to mine cryptocurrency

2021/06/22 BleepingComputer — 今週のこと、複数の悪意のパッケージが PyPI の Python Project リポジトリに取り込まれ、開発者のワークステーションを暗号マイニング・マシンに変えてしまった。すべての悪意のパッケージは、同じアカウントで公開されており、正規の Python Project 名を誤魔化して使うことで、開発者を騙して何千回もダウンロードさせてた。

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GitHub の秘密のスキャンが PyPI や RubyGems の安全性を護る

GitHub now scans for accidentally-exposed PyPI, RubyGems secrets

2021/06/09 BleepingComputer — 最近の GitHub は、PyPI と RubyGems のレジストリにおける機密情報を含むリポジトリに対して、スキャン機能を拡張している。それにより、Ruby や Python の開発者が作成した、何百万ものアプリケーションの保護が実現される。つまり、開発者たちは、GitHub の公開リポジトリの中に、何らかの機密情報や認証情報を不用意にコミットしている可能性があるのだ。

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Fastly CDN の障害により数多くの Web サイトがダウン

StackOverflow, Twitch, Reddit, others down in Fastly CDN outage

2021/06/08 BleepingComputer — グローバル・ネットワークの停止により、世界中の主要な Web サイトが完全にダウンし、また、正しくコンテンツを読み込めないという状況に陥った。BleepingComputerによると、この記事を執筆された 6月8日の時点で、影響を受けているサイトは以下の通りとなる。

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