CISA KEV 警告 25/08/19:Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948 を登録

CISA Alerts on Active Exploitation of Trend Micro Apex One Vulnerability

2025/08/19 gbhackers — Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Trend Micro Apex One の深刻な脆弱性 CVE-2025-54948 を、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。この脆弱性は、管理コンソールのオンプレミス環境に影響を及ぼし、世界中の組織に深刻なリスクをもたらすものであり、このエンタープライズ・セキュリティ・プラットフォームを標的とする悪用の活発化が警告されている。

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Trend Micro Apex One の脆弱性 CVE-2025-54948/54987 が FIX:すでに悪用を観測

Trend Micro Apex One Hit by Actively Exploited RCE Vulnerability

2025/08/06 gbhackers — Trend Micro が顧客に対して発表したのは、オンプレミス管理コンソール Apex One に存在する、深刻なリモートコード実行の脆弱性に関する、緊急のセキュリティ情報である。これらの脆弱性を、積極的に悪用する攻撃者も確認されている。2025年8月5日に同社は、2件のコマンド・インジェクションの脆弱性を公表した。いずれも CVSS スコアは 9.4 に達しており、世界中のエンタープライズ・ネットワークに対する深刻な脅威となっている。

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Trend Micro の EE PolicyServer/Apex Central の深刻な脆弱性が FIX:RCE や認証バイパスの恐れ

Trend Micro fixes critical vulnerabilities in multiple products

2025/96/12 BleepingComputer — Trend Micro が公表したのは、Endpoint Encryption PolicyServer および Apex Central に影響を及ぼす、深刻度 Critical のリモート・コード実行および認証バイパスの脆弱性に対処する、セキュリティ・アップデートのリリースである。これらの脆弱性が、実際に悪用されたという証拠は確認されていないと、Trend Micro は強調しているが、セキュリティ・アップデートの速やかな適用と、リスクへの対処が推奨される。

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Apple macOS の脆弱性 CVE-2024-44236 が FIX:カラー・マネジメントを介したメモリ破損の恐れ

Researchers Uncover Remote Code Execution Flaw in macOS – CVE-2024-44236

2025/05/09 gbhackers — Apple の macOS Scriptable Image Processing System (sips) に存在するメモリ破損の脆弱性 CVE-2024-44236 に関する詳細を、Trend Micro のセキュリティ研究者 Nikolai Skliarenko と Yazhi Wang が公開した。Trend Micro の Zero Day Initiative を通じて Hossein Lotfi が発見した、この脆弱性は、悪意を持って作成された ICC プロファイル・ファイルを介して、任意のコード実行を可能にするものだ。

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コンテナ・イメージに流れ込む証明書と秘密鍵:SSH や VPN を守るために理解すべきことは?

Hackers Exploit Stolen Certificates and Private Keys to Breach Organizations

2025/04/22 gbhackers — コンテナ化されたアプリケーション領域において、盗み出した証明書と秘密鍵を悪用する脅威アクターが、組織に侵入するという懸念すべき脆弱性が、最近の調査により明らかになった。この戦術は、ハッカーに対して、セキュリティ対策の回避を許すだけではなく、長期間にわたって検知されない可能性もあるため、企業のセキュリティに重大なリスクをもたらすとされる。

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Apache Pinot の脆弱性 CVE-2024-56325 (CVSS 9.8) が FIX:深刻な認証バイパスの恐れ

CVE-2024-56325 (CVSS 9.8): Authentication Bypass Vulnerability Discovered in Apache Pinot

2025/03/10 SecurityOnline — LinkedIn と Uber により開発が始まった、高性能リアルタイム OLAP データストア Apache Pinot は、低レイテンシ分析に依存する組織にとって重要なツールとなっている。その Pinot で、新たに発見された認証バイパス脆弱性 CVE-2024-56325 (CVSS:9.8) により、認証を必要としないリモート攻撃者が、影響を受けるシステムに不正アクセスするという、深刻なセキュリティ上の懸念が生じている。

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Microsoft APP-v Tool を LOLBin として悪用:中国の Mustang Panda が採用する検知回避チェーンとは?

Chinese hackers abuse Microsoft APP-v tool to evade antivirus

2025/02/18 BleepingComputer — 中国の APT ハッキング・グループ Mustang Panda が、Microsoft Application Virtualization Injector ユーティリティを LOLBin として悪用し、正規のプロセスに悪意のペイロードを挿入し、ウイルス対策ソフトウェアによる検出を回避していることが確認された。

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7-Zip の脆弱性 CVE-2025-0411 が標的:ロシアの脅威アクターが SmokeLoader の展開で悪用

Russian Cybercrime Groups Exploiting 7-Zip Flaw to Bypass Windows MotW Protections

2025/02/04 TheHackerNews — 先日に修正された 7-Zip アーカイバ・ツールの脆弱性が、SmokeLoader マルウェアの配信に悪用されている。 この脆弱性 CVE-2025-0411 (CVSS:7.0) を悪用するリモート攻撃者は、Mark-of-the-Web (MotW) 保護を回避し、カレント・ユーザーのコンテキストで任意のコード実行の可能性を得る。すでに 2024年11月の時点で 7-Zip は、バージョン 24.09 をリリースし、この問題を修正している。

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7-Zip の MotW バイパスの脆弱性 CVE-2025-0411:PoC が提供される!

PoC for 7-Zip CVE-2025-0411 Lets Attackers Bypass MotW and Run Malicious Code

2025/01/26 SecurityOnline — 7-Zip ファイル・アーカイバに存在する深刻な脆弱性 CVE-2025-0411 (CVSS:7.0) に対する PoC エクスプロイトが、セキュリティ研究者である Dhmos Funk により公開された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、Windows の Mark of the Web (MotW) セキュリティ機能を回避し、ネストされたアーカイブから悪意のファイルを抽出し、ユーザーのシステム上でのコード実行の可能性を手にする。

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7-Zip の脆弱性 CVE-2025-0411 が FIX:Mark-of-the-Web フラグの欠落

CVE-2025-0411: 7-Zip Security Vulnerability Enables Code Execution – Update Now

2025/01/20 SecurityOnline — 人気のファイル・アーカイバ 7-Zip で発見された脆弱性は、攻撃者に対して Windows セキュリティ防御の回避を許し、マルウェア展開の可能性を持つものである。先日に Trend Micro – Zero Day Initiative のセキュリティ研究者 Peter Girnus が発見したのは、7-Zip の脆弱性 CVE-2025-0411 (CVSS:7.0) であり、Windows の Mark-of-the-Web (MoTW) セキュリティ機能を、攻撃者が回避する可能性を生じるものだという。

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Outlook の Zero-Click 脆弱性 CVE-2025-21298 に注意:2025/01 の月例で対応済み

Microsoft Patches Outlook Zero-Click: CVE-2025-21298 Exploits RCE via Emails

2025/01/15 SecurityOnline — Microsoft は、最新のPatch Tuesday 2025 January で、Microsoft は Outlook の深刻な脆弱性 CVE-2025-21298 (CVSS:9.8) に対処した。この欠陥を悪用する攻撃者は、特別に細工した電子メールを介して、Windows デバイス上でリモート・コード実行 (RCE) を達成できる。この Microsoft Outlook の脆弱性は、電子メールのセキュリティに重大な影響を及ぼすものである。

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Windows Hyper-V のゼロデイ脆弱性 CVE-2025-21333 などが FIX:実環境での悪用を確認

Microsoft fixes actively exploited Windows Hyper-V zero-day flaws

2025/01/15 HelpNetSecurity — Microsoft は、January 2025 Patch Tuesday において、様々な製品に影響をおよぼす 157件の脆弱性に対処した。そのうちの3件 (Hyper-V) の脆弱性は、積極的な悪用が確認されている。悪用が確認された3つのゼロデイ脆弱性は、CVE-2025-21333 (バッファ・オーバーフローの脆弱性) および、 CVE-2025-21334CVE-2025-21335 (解放後メモリ使用の欠陥) である。

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Google Ads を舞台にしたマルバタイジング:ユーザーの認証情報や 2FA コードを盗み出していく

Google Ads Users Targeted in Malvertising Scam Stealing Credentials and 2FA Codes

2025/01/15 TheHackerNews — Google Ads で広告を出稿する企業や個人を装い、不正な広告を通じて認証情報を盗み取ろうとする、新たなマルバタイジング・キャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが警告している。Malwarebytes の senior director of threat intelligence である Jerome Segura は、「この悪意のオペレーションは、Google 広告を装うことで被害者のアカウントを盗み出し、偽のログイン・ページへとリダイレクトするものだ」と、The Hacker News に共有されたレポートで述べている。

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Windows の脆弱性 LDAPNightmware CVE-2024-49113:偽 POC に御用心

Fake LDAPNightmware exploit on GitHub spreads infostealer malware

2025/01/11 BleepingComputer — Windows の脆弱性 CVE-2024-49113 (別名 LDAPNightmare) に対して、GitHub 上で提供されている偽の PoC エクスプロイトは、情報窃盗マルウェアにユーザーを感染させ、機密データを外部 FTP サーバへと流出させるものだ。ただし、この戦術は目新しいものではなく、以前にも GitHub 上では、PoC エクスプロイトを装う悪意のツールの事例が何度か記録されている。そして、Trend Micro により発見された今回の事例が浮き彫りにするのは、この戦術を採用し続ける脅威アクターたちが、疑いを持たないユーザーを騙して、マルウェアに感染させ続けている状況である。

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中国系 APT の MirrorFace による日本への攻撃:2019年から続く侵害とは

MirrorFace Leverages ANEL and NOOPDOOR in Multi-Year Cyberattacks on Japan

2025/01/09 TheHackerNews — 中国の脅威アクターである MirrorFace が、2019年より国内の組織/企業/個人を標的とした持続的な攻撃キャンペーンを展開しているとして、日本の警察庁と内閣サイバーセキュリティセンター (NCSC) は、非難している。この攻撃キャンペーンの主目的は、日本の国家安全保障および先端技術に関する情報の窃取であると、両機関は述べている

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Salt Typhoon 侵害:ネットワークからの締め出しに成功と Lumen が発表

Lumen reports that it has locked out the Salt Typhoon group from its network

2025/01/02 SecurityAffairs — 年明け早々にホワイトハウスの関係者が確認したのは、中国に由来する APT グループ Salt Typhoon が、世界のテレコムを狙うサイバー・スパイ活動の一環として、米国では9社目となる通信会社に侵入したことだ。中国に関係する APT グループ Salt Typhoon (別名:FamousSparrow/GhostEmperor) は、遅くとも 2019年から活動しており、政府機関や通信会社を標的にしてきた。

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Salt Typhoon インシデント:米国の9社目のテレコム侵害を確認

China-linked APT Salt Typhoon breached a ninth U.S. telecommunications firm

2024/12/29 SecurityAffairs — 中国由来の APT グループ Salt Typhoon が、世界中の企業を狙うサイバー・スパイ活動を展開しているが、米国テレコムとして9社目への侵入があったことを、ホワイトハウスの当局者が認めた。Bloomberg が報じたのは、「12月27日 (金) にホワイトハウス当局者は、広範囲にわたる中国のスパイ活動の影響を受けた9社目のテレコムを特定し、北京からのサイバー攻撃を抑制するための、さらなる措置を計画している」という内容である。

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Foxit PDF Reader/Editor の脆弱性 CVE-2024-49576/47810 が FIX:RCE の恐れ

CVE-2024-49576 and CVE-2024-47810: Foxit Addresses Remote Code Execution Flaws

2024/12/19 SecurityOnline — Foxit がリリースしたのは、広く使用されている Foxit PDF Reader/Editor に対する、重要なセキュリティ・アップデートである。この Update Version 2024.4 では、リモート コード実行/権限昇格/情報漏洩などのリスクをもたらす、複数の深刻な脆弱性が修正されている。

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米 FCC の提案:Salt Typhoon 攻撃に対応する盗聴セキュリティの基準

FCC proposes updates to wiretap security standards following Chinese telecom hacks

2024/12/05 NextGov — 12月5日 (木) に FCC (Federal Communications Commission) のトップは、そのチーム・メンバーたちに草案を共有した。FCC の報道発表によると、この草案が採用された場合には、法執行機関からの盗聴要求に対応するシステムへの不正アクセスは、通信会社により直ちに保護されるよう義務付けられることになる。また、​​FCC の Jessica Rosenworcel 委員長も、別の規則制定案を同僚たちに提案している。この案が承認されると、同委員会から通信会社に対して、セキュリティ態勢に関する年次証明書の提出が義務付けられる。

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米国の通信キャリア8社が侵害された:中国の Salt Typhoon について FBI がコメント

At least 8 US carriers hit in Chinese telecom hacks, senior official says

2024/12/04 NextGov — 12月4日 (水) の政府高官のコメントは、通信事業者を標的とする中国のサイバー・スパイ活動が広まり、少なくとも米国の通信事業者8社が攻撃を受け、数十カ国でビジネスを展開する他の通信会社も侵害されたというものだ。中国政府が支援する Salt Typhoon が実行したハッキン​​グは、この1~2年間にわたって続いていた可能性があり、この侵害においては、政府や政治とつながりのある個人も標的にされていたという。ホワイトハウスの報道ガイドラインに従い、匿名を条件に記者団に語った同高官は、このように​​付け加えた。

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Salt Typhoon の武器庫を探査する:破壊力を静かに維持し続ける秘密は?

Salt Typhoon Builds Out Malware Arsenal With GhostSpider

2024/11/27 DarkReading — 中国由来の脅威アクター Salt Typhoon は、数年前から政府や通信などの重要組織をスパイしてきたが、新しいバックドア・マルウェアである GhostSpider もリリースしている。Salt Typhoon (別名 Earth Estries/FamousSparrow/GhostEmperor/UNC2286) は、中華人民共和国における最も選定的な APT の 1つである。そのキャンペーンを、2023 年にまで遡ると、20 を超える組織を侵害してきたことが分かる。それらの標的となった組織には、世界中の最高レベルの組織という傾向があり、何年にもわたって侵害が検出されていないケースもある。最近の標的としては、米国の T-Mobile USA などの通信会社や、北米の ISP などが挙げられる。

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CISA KEV 警告 24/11/25:Array Networks AG/vxAG の脆弱性 CVE-2023-28461 を登録

CISA Urges Agencies to Patch Critical “Array Networks” Flaw Amid Active Attacks

2024/11/26 TheHackerNews — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) が、Array Networks AG/vxAG に存在する脆弱性をKEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性 CVE-2023-28461 (CVSS:9.8) は、認証の欠落を原因とするものであり、任意のリモート・コード実行を引き起こす可能性を持つとされる。Array Networks は、2023年3月の時点で、このセキュリティ上の欠陥に対する修正バージョン 9.4.0.484 をリリースしている。

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7-Zip の脆弱性 CVE-2024-11477 (CVSS:7.8) が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-11477: 7-Zip Vulnerability Allows Remote Code Execution, Update Now!

2024/11/24 SecurityOnline — 人気のファイル・アーカイバ 7-Zip に、深刻な脆弱性 CVE-2024-11477 (CVSS:7.8 ) が発見された。この脆弱性を悪用する攻撃者は、脆弱性のあるシステム上で悪意のコード実行の可能性を手にするという。この脆弱性は、プログラムの Zstandard 圧縮解凍機能に存在するものであり、Trend Micro のセキュリティ研究者である Nicholas Zubrisky により発見された。その内容は、ユーザーが提供したデータへの不十分な検証により、整数アンダーフローが発生し、影響を受けるプロセス内で、攻撃者は任意のコード実行を許されるというものだ。

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WinZip の脆弱性 CVE-2024-8811 が FIX:Windows の MoTW を無効化

CVE-2024-8811: WinZip Flaw Allows Malicious Code Execution

2024/11/22 SecurityOnline — 人気のファイル・アーカイブ・ツールである WinZip に、重大な脆弱性 CVE-2024-8811 (CVSS:7.8) が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、セキュリティをバイパスし、ユーザーのシステム上で悪意のコード実行の可能性を得る。この WinZip の脆弱性 CVE-2024-8811 は、Mark-of-the-Web を処理する方法に起因するものであり、バージョン 76.8 未満に影響を及ぼす。

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Mazda Connect に複数の脆弱性:2014~2021年モデルの MAZDA 3 などに影響

Mazda Connect flaws allow to hack some Mazda vehicles

2024/11/09 SecurityAffairs — Trend Micro の Zero Day Initiative が警告するのは、Mazda Connect インフォテインメン・トシステムに存在する複数の脆弱性を悪用する攻撃者が、ルート権限でコードを実行する可能性を手にするというものだ。この問題は、Mazda Connect CMU (Connectivity Master Unit) における不適切な入力サニタイズに起因するものであり、物理的なアクセスが可能な攻撃者が、細工した USB デバイスを介してシステムを侵害できるというものだ。

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X.Org Server の脆弱性 CVE-2024-9632 が FIX:18 年前からの存在が判明

CVE-2024-9632: 18-Year-Old Bug in X.Org Server Leaves Systems Vulnerable to Attack

2024/10/31 SecurityOnline — Linux などの Unix 系 OS で人気のディスプレイ・サーバ X.Org Server に、深刻度の高い脆弱性 CVE-2024-9632 (CVSS 7.8)が発見された。 この脆弱性は、18 年もの長期間にわたりコードベースに潜んでいたものであり、脆弱性のあるシステムの制御を、攻撃者に許す可能性を持つものだ。

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Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22527:Titan を介したクリプトジャッキングで悪用

Atlassian Confluence Vulnerability CVE-2023-22527 Exploited for Cryptomining

2024/10/30 SecurityOnline — Atlassian Confluence サーバの脆弱性 CVE-2023-22527 を悪用する脅威アクターが、被害者のサーバを攻撃した上でリソースを窃取していることが、先日の Trend Micro レポートにより判明した。それらの脅威アクターたちは、Titan Network から報酬を得ているが、この分散型のオープンソース・プラットフォームは、ハードウェアを価値のあるデジタル資産に置き換えるものである。

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QNAP HBS 3 のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-50388 が FIX:Pwn2Own で公開

QNAP fixes NAS backup software zero-day exploited at Pwn2Own

2024/10/29 BleepingComputer — 10月24日 (木) に QNAP が修正した、TS-464 NAS デバイスに存在する深刻なゼロデイ脆弱性は、Pwn2Own Ireland 2024 コンテストおいて、セキュリティ研究者たちにより悪用が証明されたものだ。脆弱性 CVE-2024-50388 は、同社のディザスタ・リカバリと災害データ・バックアップのソリューションである、HBS 3 Hybrid Backup Sync のバージョン 25.1.x に存在し、OS コマンド・インジェクションを引き起こす可能性を持つ。

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SolarWinds WHD の RCE の脆弱性 CVE-2024-28988 が FIX:CVSS 値は 9.8

SolarWinds Web Help Desk Hit With Critical RCE Flaw (CVE-2024-28988, CVSS 9.8)

2024/10/17 SecurityOnline — IT 管理ソフトウェアを提供する SolarWinds が公表したのは、同社の Web Help Desk (WHD) プラットフォームに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-28988 (CVSS:9.8) に関するセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性の悪用に成功したリモートの攻撃者は、ホスト・システム上で任意のコマンド実行を達成し、このプラットフォームに依存する政府機関/大企業/医療機関などにリスクをおよぼす可能性を手にする。

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Trend Micro Cloud Edge の脆弱性 CVE-2024-48904 (CVSS 9.8) が FIX:直ちにアップデートを!

CVE-2024-48904 (CVSS 9.8): Critical Command Injection Vulnerability in Trend Micro Cloud Edge

2024/10/16 SecurityOnline — Trend Micro が発表したのは、Cloud Edge アプライアンスに存在する、深刻なコマンド・インジェクション脆弱性についてユーザーに警告する、緊急セキュリティ情報である。この脆弱性 CVE-2024-48904 (CVSS:9.8) の悪用に成功した、リモート攻撃者は認証を必要とすることなく、影響を受けるデバイス上での任意のコード実行の可能性を得る。

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EDRSilencer の武器化:脅威アクターが変容させたレッドチーム・ツールに要注意

EDRSilencer: The Red Team Tool Turned Cybercriminal Weapon

2024/10/15 SecurityOnline — EDR (Endpoint Detection and Response) ソリューションを妨害するように設計された、レッドチーム・ツール EDRSilencer に関連する問題が、Trend Micro の Threat Hunting Team により発見された。もともとは、EDR システムの脆弱性を特定/解決する、セキュリティ専門家たちを支援するために設計されたツールであるが、現在ではサイバー犯罪者が検出を回避するために、また、秘密裏に攻撃を実行するために再利用されている。

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Windows Kernel 脆弱性 CVE-2024-30088 を悪用:イラン由来の Earth Simnavaz という APT

Earth Simnavaz Exploits Windows Kernel Flaw CVE-2024-30088 in Attacks on Critical Infrastructure

2024/10/14 SecurityOnline — Trend Micro の研究者たちが公表したのは、脅威グループ Earth Simnavaz (別名 APT34/OilRig) が実施したとされる、一連の高度なサイバー攻撃に関する情報である。このイラン由来のサイバースパイ・グループは、アラブ首長国連邦 (UAE) などの湾岸地域の政府機関や重要なインフラを積極的に標的にしており、高度な技術を駆使して不正アクセスを行い、機密情報を盗み出している。

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Earth Baxia サイバー・スパイ:GeoServer の CVE-2024-36401 を武器にして APAC を狙う

Sophisticated Cyber Espionage: Earth Baxia Uses CVE-2024-36401 and Cobalt Strike to Infiltrate APAC

2024/09/19 SecurityOnline — サイバースパイ集団 Earth Baxia が、洗練されたスピアフィッシング攻撃と、GeoServer の脆弱性 CVE-2024-36401 の悪用を通じて、台湾の政府機関や APAC 諸国を標的にしていることが、最近の Trend Micro のレポートにより判明した。この攻撃は、通信/電力/政府などの主要セクターに侵入する、従来からの継続的な取り組みの一環だとされる。

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CISA KEV 警告 24/09/16:Windows の CVE-2024-43461 が情報窃取で悪用

CISA warns of Windows flaw used in infostealer malware attacks

2024/09/16 BleepingComputer — CISA は米国の連邦政府機関に対して、先日に修正された Windows の MSHTML スプーフィング・ゼロデイバグ CVE-2024-43461 から、システムを保護するよう命じた。このバグは、Void Banshee APTハッキング・グループにより悪用されている。この脆弱性 CVE-2024-43461 は、2024年9月の Patch Tuesday 公開されたものだが、その時点では攻撃で悪用されていないものとして、Microsoft は分類していた。しかし、Microsoft は 9月13日 (金) にアドバイザリを更新し、修正される以前から攻撃で悪用されていたことを認めた。

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SolarWinds ARM の 脆弱性 CVE-2024-28991/28990 が FIX:RCE などが生じる恐れ

SolarWinds fixed critical RCE CVE-2024-28991 in Access Rights Manager

2024/09/16 SecurityAffairs — SolarWinds Access Rights Manager (ARM) に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2024-28991 (CVSS:9.0) に対処するための、セキュリティ更新プログラムがリリースされた。この脆弱性は、信頼されていないデータのデシリアライゼーションに起因する、リモート・コード実行の脆弱性であり、ARM 2024.3 以下のバージョンに影響を与える。

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Progress WhatsUp Gold を狙う RCE 攻撃:脆弱性 CVE-2024-6670/6671 を悪用して展開

WhatsUp Gold Under Attack: New RCE Vulnerabilities Exploited

2024/09/12 SecurityOnline — Progress WhatsUp Gold を標的とする、リモート・コード実行 (RCE:remote code execution) 攻撃が、Trend Micro により発見された。同社の WhatsUp Gold に存在する、脆弱性 CVE-2024-6670/CVE-2024-6671 を悪用することで、一連の攻撃が展開されている。攻撃が観測された 2024年8月30日より前の 8月16日に、これらの脆弱性に対してパッチが適用されているが、PoC エクスプロイト・コードの公開により、急速な攻撃の波が引き起こされている。それが浮き彫りにするのは、ユーザー組織におけるパッチ管理により、常に最新の状態に保つことの重要性である。

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Atlassian Confluence の脆弱性 CVE-2023-22527:Godzilla Web シェルのドロップで悪用

Godzilla Backdoor: A Stealthy Threat Targeting Atlassian Confluence Flaw (CVE-2023-22527)

2024/08/30 SecurityOnline — Atlassian Confluence Data Center/Server の脆弱性 CVE-2023-22527 を悪用する新たな攻撃手法が、Trend Micro のサイバー・セキュリティ研究者たちにより発見された。このキャンペーンで採用されている Godzilla バックドアは、中国で開発されたファイルレス・マルウェアであり、メモリ内で動作することで、従来からのセキュリティ・ソリューションを効果的に回避する。

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Windows SmartScreen バイパスの脆弱性 CVE-2024-38213:3月の攻撃でゼロデイとして悪用

New Windows SmartScreen bypass exploited as zero-day since March

2024/08/13 BleepingComputer — 今日になって Microsoft が明らかにしたのは、SmartScreen 保護をバイパスするゼロデイとして攻撃者に悪用された、Mark of the Web セキュリティ・バイパスの脆弱性が、2024日6月の Patch Tuesday で修正されたことだ。Windows 8で導入されたセキュリティ機能 SmartScreen は、Mark of the Web (MotW) ラベルの付いたダウンロード・ファイルを開く際に、悪意の可能性のあるソフトウェアからユーザーを保護するものだ。

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Linux 版ランサムウェア Play の新種が登場:VMware ESXi システムを狙っている

New Linux Variant of Play Ransomware Targeting VMware ESXi Systems

2024/07/22 TheHackerNews — VMware ESXi 環境を標的とするように設計された、Play (別名:Balloonfly/PlayCrypt) というランサムウェアの Linux 亜種が、サイバーセキュリティ研究者たちにより発見された。Trend Micro の研究者たちは、7月19日に公開されたレポートの中で、「この動向は、グループの攻撃対象が Linux プラットフォーム全体に広がっている可能性を示唆している。それにより Play は、被害者の拡大と身代金交渉の成功を得ている」と述べている。

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Microsoft MHTMLの脆弱性 CVE-2024-38112:Void Banshee APT が Atlantida スティーラーの配布に悪用

Void Banshee APT Exploits Microsoft MHTML Flaw to Spread Atlantida Stealer

2024/07/16 TheHackerNews — Void Banshee という APT グループが、最近に公開された Microsoft の MHTML ブラウザ・エンジンのゼロデイ脆弱性 CVE-2024-38112 を悪用し、Atlantida 情報窃取ツールを配信していることが確認された。この活動を 2024年5月中旬に観測したサイバーセキュリティ企業 Trend Micro によると、この脆弱性は、特別に細工されたインターネット・ショートカット (URL) ファイルを使用する、多段階攻撃チェーンの一部として使用されていたという。

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Jenkins サーバのミスコンフィグ:クリプトジャッキング攻撃に悪用されている

Misconfigured Jenkins Servers Targeted in Cryptojacking Attacks

2024/07/06 SecurityOnline — Jenkins サーバのミスコンフィグを標的とする攻撃が相次いでいることを、サイバー・セキュリティの世界のリーダー Trend Micro が警告している。脅威アクターたちは、Jenkins Script Console の脆弱性を悪用して、暗号通貨マイニング・ソフトウェアを不正にインストール/運用し、無防備な組織から計算リソースを抜き取っている。

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Oracle WebLogic の古い脆弱性を悪用:暗号マイナーを展開する Water Sigbin とは?

Water Sigbin Threat Actor Targets Oracle WebLogic Servers to Deploy XMRig Cryptominer

2024/06/30 SecurityOnline — Oracle WebLogic サーバを標的とし、XMRig 暗号通貨マイナーを展開する Water Sigbin という脅威アクター (別名 8220 Gang) による巧妙なキャンペーンが、Trend Micro の研究者たちにより発見された。このグループが主として狙っているのは、暗号マイニング・マルウェアの展開であり、Oracle WebLogic Server の脆弱性 CVE-2017-3506/CVE-2023-21839 などを悪用して、多段攻撃を開始していることが判明している。

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Ivanti Endpoint Manager の深刻な脆弱性 CVE-2024-29824 が FIX:PoC も提供

PoC Exploit Emerges for Critical RCE Bug in Ivanti Endpoint Manager

2024/06/14 DarkReading — 先日に公開された、Ivanti Endpoint Manager の深刻な脆弱性に対して、研究者たちが PoC エクスプロイトを提供している。独立系の研究者により発見された、SQL インジェクションの脆弱性 CVE-2024-29824 は、Trend Micro – Zero Dayた Initiative (ZDI) 手渡され、その後の 4月3日の時点で、ZDI から Ivanti に通知が行われ。

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Microsoft SharePoint の脆弱性 CVE-2024-30043:PoC エクスプロイトが公開

Poc Exploit Releases for Microsoft SharePoint Information Disclosure Flaw (CVE-2024-30043)

2024/06/09 SecurityOnline — 先日に発見された Microsoft SharePoint Server の脆弱性 CVE-2024-30043 (CVSS:6.5) の PoC (proof-of-concept) エクスプロイト・コードが、セキュリティ研究者により公開された。この、BaseXmlDataSource クラスで発見された脆弱性は、XML 外部エンティティ (XXE:XML External Entity) 参照に対する不適切な制限を含んでいる。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、XML 文書を操作して不正なデータにアクセスできるようになり、機密情報を暴露することで、深刻なセキュリティ脅威にいたる恐れがある。

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Pwn2Own で発見されたゼロデイ脆弱性7件:なぜ Microsoft は放置する?

Microsoft Has Yet to Patch 7 Pwn2Own Zero-Days

2024/05/17 DarkReading — Pwn2Own 2024 Vancouver で明らかにされた、7種類の特権昇格の Windows 脆弱性だが、2ヶ月が経過した現在も、Microsoft による対処が行われていない。5月の Patch Tuesday では、活発に悪用されている CVE-2024-30051CVE-2024-30040 などを含む、全体で 60件ほどの脆弱性が修正されている。しかし、Apple や Google などとは異なり、この3月にホワイト・ハッカーたちが証明した多数のバグに、依然として Microsoft はパッチを適用していない。

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NIST NVD の混乱が止まらない:新規の CVE 追加が一時的に停止していた

NIST Confusion Continues as Cyber Pros Complain CVE Uploads Stalled

2024/05/14 InfoSecurity — 脆弱性データベースとして、世界で最も信頼されている米国の NVD (National Vulnerability Database) だが、この数ヶ月において最大の危機を迎えており、それに比例してソフトウェア脆弱性の悪用が増加している。2024年2月中旬から、米国の NIST (National Institute of Standards and Technology) が運営する NVD は、脆弱性情報の更新を遅延させてきた。そして 5月9日以降においては、新しい脆弱性の表示を停止していると、ソフトウェア・セキュリティの専門家たちが Infosecurity に語っている。

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Oracle VM VirtualBox の脆弱性 CVE-2024-21115:記述詳細が公表 – Pwn2Own

Technical Details Released for CVE-2024-21115 Vulnerability Reported in VM VirtualBox

2024/05/10 SecurityOnline — Oracle における 仮想化で、広く使われている Oracle VM VirtualBox で発見された、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2024-21115 について、技術的な詳細が明らかになった。この脆弱性が悪用されると、VirtualBox 環境の完全な乗っ取りにつながる可能性が生じる。

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Trend Micro Maximum Security の脆弱性 CVE-2024-32849 が FIX:特権昇格の可能性

CVE-2024-32849: Trend Micro Maximum Security Privilege Escalation Vulnerability

2024/05/08 SecurityOnline — サイバー・セキュリティ企業 Trend Micro は、Windows ユーザー向けの Maximum Security に対してセキュリティ・アップデートを提供し、深刻なローカル権限昇格の脆弱性 CVE-2024-32849 に対処した。この脆弱性の CVSS スコア 7.8 であり、その悪用に成功した攻撃者に対して、特権昇格やシステム・ファイルの操作を許す可能性があるという。

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Trend Micro Antivirus One for Mac の脆弱性 CVE-2024-34456 が FIX:ただちにアップデートを!

CVE-2024-34456: Trend Micro Patches Code Injection Vulnerability in Antivirus One

2024/05/06 SecurityOnline — サイバー・セキュリティ・プロバイダーである Trend Micro がリリースしたのは、Antivirus One ソフトウェアに存在し、悪意のコード注入にいたる可能性のある、深刻な脆弱性に対する重要なアップデートである。この脆弱性 CVE-2024-34456 は、特に Macintosh プラットフォームに影響を及ぼすものだ。

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Outlook の脆弱性 CVE-2023-23397 と APT28:チェコとドイツに対するスパイ行為が発覚

Microsoft Outlook Flaw Exploited by Russia’s APT28 to Hack Czech, German Entities

2024/05/04 TheHackerNews — 5月3日 (金) にチェコとドイツの両国は、ロシアに支援される 脅威アクター APT28 により実施された、長期的なサイバースパイ・キャンペーンの標的であったことを明らかにし、EU/NATO/英国/米国から非難を浴びた。チェコ共和国の外務省 (MFA) は声明の中で、2023年初頭に明るみに出た Microsoft Outlook の脆弱性を悪用する攻撃により、同国内の無名の団体が被害を受けたと述べている。MFA は、「政治団体/国家機関/重要インフラを標的とするサイバー攻撃は、国家安全保障に対する脅威であるだけではなく、我々の自由な社会が基盤としている民主主義のプロセスを混乱させるものだ」と述べている。

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