Chrome の App-Bound Encryption がクラックされた:OSS のツールが GitHub で提供

Chrome’s App-Bound Encryption Cracked: Open-Source Tool Bypasses Security Measure

2024/10/27 SecurityOnline — Chrome の App-Bound Encryption で保護されたキーの復号を、新しくリリースされたオープンソース・ツールが成功させたことで、このセキュリティ機能の長期的な有効性について懸念が高まっている。Google Chrome のバージョン 127 で導入された App-Bound Encryption (ABE) は、復号機能を特定のアプリケーションにリンクすることで、ユーザーのセキュリティを強化することを目的としている。それにより、Cookie/パスワード/支払い情報などの機密データへの、悪意のプログラムによるアクセスを防止している。

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Chrome 130 の3件の深刻な脆弱性が FIX:ただちにアップデートを!

Chrome Patches Multi Vulnerabilities in Latest Stable Release

2024/10/23 SecurityOnline — Google は Chrome 130 のアップデートを発表し、3件の脆弱性に対するパッチを適用した。Windows と Mac 向けバージョン 130.0.6723.69/70 と、Linux 向けバージョン 130.0.6723.69 のアップデート版が、数日から数週の間にリリースされる予定だという。

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Google Meet アラートを偽装:ClickFix 攻撃によるマルウェア配信が蔓延

ClickFix Attack: Fake Google Meet Alerts Install Malware on Windows, macOS

2024/10/17 HackRead — 人気のビデオ会議プラットフォームである、Google Meet のユーザーを標的とするサイバー攻撃が増加していることを、Sekoia のサイバー・セキュリティ研究者たちが検出している。この攻撃では、”ClickFix” 呼ばれる戦術が使用されている。この戦術は 2024年5月に登場したものであり、Google Chrome/Google Meet/Facebook などの正当なサービスを装うことで、ユーザーを騙してマルウェアをダウンロードさせるものだ。

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2023年に悪用された脆弱性の 70%はゼロデイ:Google Mandiant 調査

Google: 70% of exploited flaws disclosed in 2023 were zero-days

2024/10/16 BleepingComputer — Google Mandiant のセキュリティ・アナリストたちは、脅威アクターがソフトウェアのゼロデイ脆弱性を発見し、悪用する能力を向上させているという、懸念すべき新たな傾向について警告している。Mandiant によると、2023年に積極的な悪用が公表された 138件の脆弱性のうち、97件 (70.3%) がゼロデイとして悪用されたという。つまり、脆弱性の影響を受けるベンダーが、バグの存在を知る以前に、あるいは、パッチを適用する以前に、それらの欠陥を脅威アクターが攻撃で悪用したことを意味する。

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FIDO Alliance が提案する新仕様:Passkeys をプラットフォーム間で安全に移動可能に

New FIDO proposal lets you securely move passkeys across platforms

2024/10/15 BleepingComputer — Fast IDentity Online (FIDO) アライアンスは、異なるプロバイダー間で Passkeys を安全に転送することを目的とした、新しい仕様の作業草案を発表した。Passkeys とは、公開鍵暗号方式を活用することで、従来からのパスワードに依存しない認証方法のことである。それによりユーザーは、長い文字列を記憶したり管理したりする必要がなくなる。

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Qualcomm チップセットの複数の脆弱性が FIX:悪用を Amnesty が報告

Qualcomm Alerted to Possible Zero-Day Exploited in Targeted Attacks

2024/10/08 SecurityWeek — 10月7日 (月) に Qualcomm が公開したのは 、自社製品で発見/修正された 20件の脆弱性に関するセキュリティ・アドバイザリであり、その中にはゼロデイと思われるものも含まれている。そのゼロデイの可能性がある脆弱性について Qualcomm は、「Google Threat Analysis Group から、限定的な標的化攻撃において、脆弱性 CVE-2024-43047 が悪用されている可能性があるとの報告を受けている」と述べている。

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Chrome 129 の4件の深刻な脆弱性が FIX:ただちにアップデートを!

Chrome Releases Stable Channel Update Addressing High Security Vulnerabilities

2024/10/03 SecurityOnline — Chrome 129 の Stable Channel アップデートが行われ、Windows/Mac 用バージョン 129.0.6668.89/.90 と、Linux 用バージョン 129.0.6668.89 が提供されている。このアップデートは、今後の数日から数週間をかけて展開される予定であり、セキュリティにおける重要な強化と修正が行われる。

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Google の Rust プログラミングへの移行:Android のメモリ脆弱性が 68%も減少

Google’s Shift to Rust Programming Cuts Android Memory Vulnerabilities by 68%

2024/09/25 TheHackerNews — Google が Secure-By-Design のアプローチの一環として、メモリセーフ言語 Rust などへの移行が Google で推進された結果として、Android で発見されるメモリの安全性に関する脆弱性の割合が、6年間で 76%から 24%へと減少したという。セーフ・コーディングに重点を置いた新機能の開発により、コードベースのセキュリティ・リスク全体が低減されるだけではなく、スケーラブルで費用対効果の高い開発スタイルが達成されると、同社は述べている。

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Chrome の App-Bound 暗号化を回避:わずか2ヶ月で達成したインフォ・スティーラー群とは?

Infostealers Overcome Chrome’s App-Bound Encryption, Threatening User Data Security

2024/09/24 SecurityOnline — 悪名高いインフォ・スティーラーの開発者が、Chrome バージョン 127 で導入された App-Bound 暗号化機能の回避に成功したと発表し、サイバー・セキュリティにおける懸念が示されている。つまり、これらの悪意のあるツールは、以前は暗号化により保護されていた認証 Cookie を収集できるようになり、ユーザー・データのプライバシーに対する新たな脅威を生じている。

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Google Play に潜む Necro というトロイの木馬:著名なアプリを感染させてユーザーを狙う

Necro Trojan Infects Google Play Apps With Millions of Downloads

2024/09/23 SecurityWeek — マルウェア対策ベンダーの Kaspersky の報告で判明したのは、公式 Google Play ストアにおいて、合計約1,100 万回もダウンロードされた2つのアプリが、トロイの木馬 Necro に感染していることだ。2019 年の時点でマルチステージ・ローダー Necro は、Google Play で1億回以上ダウンロードされた Phone PDF 作成アプリ CamScanner に感染し、その後に発見されている。

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Passkeys のための Google PIN コード:PC と Android を連携させる保護機能が進化

Chrome Users Can Now Sync Passkeys Across Devices with New Google PIN Feature

2024/09/20 TheHackerNews — 9月19日 (木) に Google が発表したのは、Windows/macOS/Linux/ChromeOS/Android デバイス間で、Chrome ユーザーが Passkeys を同期するための Password Manager PIN のリリースである。Chrome の MP である Chirag Desai は、「この PIN により、さらにセキュリティは強化され、Passkeys は End-toEnd で暗号化され、誰もアクセスできないようになる。もちろん、Google もアクセスできない。 この PIN のデフォルトは6桁のコードだが、”PIN Option” を選択すれば、より長い英数字の PIN を作成できる」と述べている。

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Chrome V8 JavaScript のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7965:PoC エクスプロイトが提供

PoC Exploit Released for CVE-2024-7965 Zero-Day Chrome Vulnerability

2024/09/18 SecurityOnline — 先日に発見された Chrome V8 JavaScript エンジンのゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7965 に対する、技術的な詳細と PoC エクスプロイトが公開された。BI.ZONE の専門家が分析したところ、この重大な欠陥は、特に Android スマートフォンと macOS ラップトップにとって、深刻な脅威になり得るという。

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Google Chrome 129 の緊急アップデート:CVE-2024-8904 など9つの脆弱性を FIX

Chrome 129 Patches High-Severity Vulnerability in V8 Engine

2024/09/18 SecurityWeek — Google は 9月17日に Chrome 129 のアップデートを発表し、外部から報告された6件を含む、9件の脆弱性に対するパッチを適用した。外部から報告された脆弱性の中で最も深刻なものは、深刻度 High に分類されている、V8 JavaScript エンジンにおけるタイプ・コンフュージョン脆弱性 CVE-2024-8904 だ。

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Chrome の Safety Check がアップグレード:より安全な Web サイト閲覧のために

New Chrome Features Protect Users Against Threats, Provide More Control Over Personal Data

2024/09/12 SecurityWeek — Google が発表したは Chrome の新しい機能セットは、インターネット閲覧中のユーザーの保護を強化し、データに対する制御の強化を目的とするものだ。今日の Google によると、この新たな機能セットにより、バックグラウンドで自動的に実行される、プロアクティブな保護機能である Safety Check がアップグレードされている。さらに、ユーザーがアクセスしなくなった Web サイトの権限の取り消しや、不要と思われる通知にフラグ付けする通知などもサポートされるという。

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Google が推進する Rust 化:レガシー・ファームウェアをメモリ・セーフに!

Google Pushes Rust in Legacy Firmware to Tackle Memory Safety Flaws

2024/09/09 SecurityWeek — Google が推進しているのは、メモリ関連のセキュリティ対策の一環としての、既存の低レベル・ファームウェア・コードベースへの Rust の導入である。Google のソフトウェア・エンジニアである Ivan Lozano と Dominik Maier の最新ドキュメントによると、C や C++ で書かれたレガシー・ファームウェアのコードベースは、OS 以下の繊細なレイヤーでメモリ安全性を保証するために、“drop-in Rust replacements” を利用できるという。

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Google Chrome 128 の緊急アップデート:CVE-2024-7969 など6つの脆弱性を FIX

Chrome 128 Updates Patch High-Severity Vulnerabilities

2024/09/03 SecurityWeek — Google は Chrome 128 のアップデートを 8月28日9月2日に発表し、外部から報告された6つの脆弱性に対するパッチを適用した。8月28日に公表されたChrome の脆弱性は、Windows/macOS のバージョン 128.0.6613.113/.114 と、Linux 用のバージョン 128.0.6613.113 で修正されている。また、9月2日の脆弱性に関しては、Windows/macOS のバージョン 128.0.6613.119/.120 と 、Linux のバージョン 128.0.6613.119 で修正されている。

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Chrome の脆弱性 CVE-2024-5274 の PoC が公開:すでに悪用が確認されている

CVE-2024-5274: Chrome Zero-Day Exploited by APT29, PoC Exploit Published

2024/08/30 SecurityOnline — Google Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-5274 (CVSS 8.8)技術的な詳細と PoC エクスプロイト・コードが公開され、世界中へとリスクが拡大する可能性が出てきた。この脆弱性は、Chrome の V8 JavaScript エンジンにおけるタイプ・コンフュージョンの欠陥だと説明されている。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、悪意のコード実行を達成し、さまざまなサイバー攻撃にいたる可能性が生じる。

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Google Play からのダウンロードが多重化?アップデートが高速化される?

Here is why App Updates from Google Play may feel like they install faster now

2024/08/30 ghacks — Google が微調整しているのは、公式 Google Play ストアからアプリケーション・アップデートをダウンロード際の方式である。それにより、高速化が保証されるわけではないが、この変更により、数多くの Android ユーザーのダウンロードが改善されるはずだ。

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脆弱性が増えている:2024年 H1 は前年比で 43% 増 – Forescout

Published Vulnerabilities Surge by 43%

2024/08/30 InfoSecurity — 2024年 H1 と 2023年 H1 の比較において、公開された脆弱性 は 43% も増加している。また、攻撃者が狙うイニシャル・アクセス・ベクターが、VPN などのエッジ・デバイスの欠陥に集中していることが、Forescout の最新レポート “Threat H1 2024” により明らかになった。2024年前半に報告された脆弱性は合計で 23,668件となり、1日あたりの平均として、111件の新たな CVE が採番されている。

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CISA KEV 警告 24/08/28:Google Chrome の脆弱性 CVE-2024-7965 を登録

U.S. CISA adds Google Chromium V8 bug to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2024/08/28 SecurityAffairs — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、Google Chromium V8 における不適切な実装の脆弱性 CVE-2024-7965 (CVSS:8.8) を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。その一方で Google は、活発に悪用されている Chrome のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7965 などに対処するセキュリティ・アップデートを、8月21日にリリースしている。

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Google Chrome ゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7965 が FIX:悪用が確認されている

Google tags a tenth Chrome zero-day as exploited this year

2024/08/26 BleepingComputer — Google は、10番目のゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7965 に対して、パッチを適用したことを明らかにした。この脆弱性は、2024年のハッキング・コンテストにおいて、セキュリティ研究者たちにより悪用の可能性が証明されている。脆弱性 CVE-2024-7965 は、Google Chrome の V8 JavaScript エンジンの不適切な実装として説明されており、リモートの攻撃者が細工された HTML ページを介して、ヒープ破壊を達成する可能性があるという。セキュリティ研究者 TheDog により報告された、この脆弱性だが、すでにパッチが適用されている。

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Google Chrome 128 の緊急アップデート:悪用されるゼロデイ CVE-2024-7971 を FIX

Google addressed the ninth actively exploited Chrome zero-day this year

2024/08/22 SecurityAffairs — Google は、Chrome 128 の緊急アップデートをリリースし、積極的に悪用されているゼロデイ脆弱性 CVE-2024-7971 に対処した。この脆弱性は、Chrome の V8 Javascript エンジンに存在する、タイプ・コンフュージョンの欠陥だと分類されている。

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Google Chrome の Manifest v2 ベースのエクステンション:どうすれば延命できるのか?

Save uBlock Origin: How to Bypass Google’s Chrome Update and Extend Support

2024/08/16 SecurityOnline — Google Chrome エクステンション・ページにおいて、廃止が間近に迫った Manifest v2 ベースのエクステンションを自動的に検出し、ユーザーに警告する機能がサポートされた。現時点において、それらの古いエクステンションは完全には無効化されていないが、Google の方針は、それらを近々に無効化し、起動できないようにするというものだ。1つの事例として、人気の広告ブロック拡張機能である uBlock Origin も、Manifest v2 に基づいて開発されている。 広告ブロック機能に v3 が課す制限のため、その開発チームは v3 に基づき、uBlock Origin Lite と呼ばれる新しいバージョンを作成した。

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Google 広告を狙うマルバタイジング:偽ページへとリダイレクトさせた後の仕掛けとは?

Google Products Exploited in Sophisticated Malvertising Scheme

2024/08/16 SecurityOnline — Google 検索を利用する人々をターゲットにする巧妙なマルバタイジング・キャンペーンを、Malwarebytes Labs のサイバー・セキュリティ研究者が発見した。詐欺師たちは悪質な検索広告を介して、被害者を偽の Google ホームページへとリダイレクトするが、そこでは、Google の全製品ラインナップが大胆に偽装されている。

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GitHub の新たな攻撃ベクター:Google/Microsoft/AWS などのプロジェクトをクラック – Unit 42 調査

GitHub Attack Vector Cracks Open Google, Microsoft, AWS Projects

2024/08/14 DarkReading — Google/Microsoft/Amazon Web Services などが所有する、GitHub オープンソース・プロジェクトに影響を与える攻撃ベクターが、Palo Alto Networks の Unit 42 により発見された。Unit 42 の主任研究者である Yaron Avital は、グローバル企業が所有する知名度の高いオープンソース・プロジェクトに対しても、この攻撃は有効であると言う。それらのプロジェクトが侵害されると、何百万もの消費者に影響を及ぶ可能性があると、 8月13日に発表されたブログで、彼は述べている。

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Google Quick Share の脆弱性 CVE-2024-38271/38272:連鎖させると RCE 攻撃が可能に

Researchers Uncover 10 Flaws in Google’s File Transfer Tool Quick Share

2024/08/09 TheHackerNews — Google の Android/Windows 向けデータ転送ユーティリティである Quick Share に、10件ものセキュリティ上の欠陥が発見された。SafeBreach Labs の研究者である Or Yair と ShmuelCohen は、「Quick Share は、近距離にある互換性のあるデバイス間でのファイル転送をサポートするために、独自のアプリケーション層通信プロトコルを実装している。このプロトコルの動作を調査することで、Windows 用の Quick Share 内のロジックをファジングし、不正な操作やバイパスが可能なものを特定できた」と、The Hacker News と共有した技術レポートの中で説明している。

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Chrome 127 がリリース:深刻な脆弱性 CVE-2024-7532 などが FIX

Google Chrome Update Fixes Critical Code Execution Vulnerability (CVE-2024-7532)

2024/08/06 SecurityOnline — Google は Chrome 127 stable channel 版をリリースし、6件の脆弱性を修正した。このアップデート・バージョンは、Windows/Mac 用の 127.0.6533.99/.100 および、Linux 用の 127.0.6533.99 であり、今後の数日から数週間かけて順次配布される。

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Chrome の新機能 App-Bound Encryption:Windows の DPAPI 活用でクッキー窃取を排除

Google Chrome Strengthens Cookie Security on Windows with App-Bound Encryption

2024/07/31 SecurityOnline — Google Chrome の Windows ユーザー向けに導入された、App-Bound Encryption という新しいセキュリティ機能は、クッキーの盗難や情報窃取マルウェアからユーザーを保護を強化するためのものだ。この機能強化の目的は、クッキー/パスワード/支払い情報などの機密データを、不正アクセスから保護することにある。

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W3C が Google のクッキー廃止の停滞を非難:プライバシーが侵害される?

W3C Slams Google’s Cookie Reversal: Privacy at Risk?

2024/07/30 SecurityOnline — 先日に Google が発表したのは、Chrome におけるサードパーティ・クッキーの段階的な廃止は、もう行わないというものだ。この決定が意味するのは、従来の方法で広告ネットワークが、Web サイトを横断してユーザーを追跡し、センシティブなユーザー情報の収集を行い、ユーザーのプライバシー保護にとって有害な状況を継続するこということだ。それに対して、業界標準化団体である W3C (World Wide Web Consortium) は、Google の決定を強く非難する公開書簡を発表した。Google の動きは、サードパーティ・クッキーを排除しようとする、業界全体の努力を損なうものだと、W3C は考えている。

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Google Chrome の新機能 App-Bound Encryption:情報窃取マルウェアをブロック

Google Chrome adds app-bound encryption to block infostealer malware

2024/07/30 BleepingComputer — Google Chrome は、情報窃取型のマルウェア攻撃に対するセキュリティ向上のため、Windows システム上でより優れたクッキー保護のための新機能 App-Bound Encryption を追加した。Chrome のソフトウェア・エンジニアである Will Harris が、7月30日に発表したブログで説明しているように、現時点における Chrome は、クッキーやパスワードなどの機密データを保護するために、各 OS が提供する最も堅牢な技術を使用している。具体的には、以下のとおりである。

  • macOS:Keychain
  • Linux:kwallet または gnome-libsecret
  • Windows:Data Protection API (DPAPI)
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Google Chrome の脆弱性 CVE-2024-6990 などが FIX:直ちにアップデートを!

Urgent Chrome Update: Google Patches Critical Security Flaw (CVE-2024-6990)

2024/07/30 SecurityOnline — Google Chrome の3つの脆弱性 CVE-2024-6990/CVE-2024-7255/CVE-2024-7256 を修正するための、緊急アップデートが公開された。この脆弱性を悪用する脅威アクターにより、ブラウザの機能の弱点が攻撃されると、ユーザーのセキュリティが損なわれる可能性が生じる。

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Google Authenticator の偽広告に御用心:マルウェアを拡散する悪質なキャンペーンが発覚

Fake Google Authenticator Ads Spread Malware Through Google Search

2024/07/30 SecurityOnline — Google を装う脅威アクターたちが、Google Authenticator の偽広告を通じてマルウェアを拡散するという悪質なキャンペーンを、Malwarebytes Labs のサイバー・セキュリティ研究者が発見した。

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Chrome から Password Manager 機能が消えた:7月24日に発生した 18時間の障害とは?

A Bug In Chrome Password Manager Caused User Credentials To Disappear

2024/07/26 SecurityAffairs — Google Chrome の Password Manager で、ユーザー認証情報が一時的に消失するというバグが、同社により対処された。7月24日 (水) に発生した、Google Chrome の 18時間の障害により、パスワードの保存と自動入力を Password Manager に依存するユーザーに影響が及んだ。Chrome ユーザーの多くのが、ユーザー名のみが自動的に入力される状況に気づき、Password Manager のパスワードが利用できなくなったと報告した。その一方で Google は、ユーザー・データが失われたわけではないと述べていた。

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Google の発表:Chrome サードパーティ・クッキー排除の撤回と言訳とは?

Google rolls back decision to kill third-party cookies in Chrome

2024/07/22 BleepingComputer — Google が発表したのは、Chrome のサードパーティ・クッキーを廃止する計画を撤回し、その代わりとして、これらのクッキーの使用方法をユーザーが制限できる、新たなブラウザ・エクスペリエンスを導入するという方針である。サードパーティー・クッキーとは、訪問中の Web サイト以外からユーザーの Web ブラウザに保存されるデータを指し、通常は、トラッキング・スクリプトや広告によりドロップされるものだ。これらのクッキーによって、同じサードパーティ・ドメインからのコードを利用する、他のサイトからのユーザー追跡も可能になるため、広告主はユーザーの閲覧習慣や興味を知ることができる。

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Squarespace への侵害:Google Domains から移行したドメインに甚大な被害が

Hackers Exploit Flaw in Squarespace Migration to Hijack Domains

2024/07/16 SecurityWeek — 先週のことだが、Squarespace に登録された複数のドメイン名がハッカーに侵害され、複数の暗号通貨プラットフォームが DNS レコード制御を取り戻すために、奔走する事態となっている。2023年に Squarespace が買収した、Google Domains からの移行ドメインを管理するアカウントに、この 7月9日に始まった侵害の影響は及んでいる。Squarespace は、Google から買収した約 1,000万件のドメイン名のユーザーを移行してきたが、その方式に潜んでいた欠陥を悪用するハッカーにアカウントが乗っ取られ、それらのドメインの DNS レコードが変更されるという事態に陥った。

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Google の KVM のゼロデイ脆弱性報奨プログラム kvmCTF が開始:その報酬額は MAX で $250,000

Google now pays $250,000 for KVM zero-day vulnerabilities

2024/07/01 BleepingComputer — Google が立ち上げたのは、KVM (Kernel-based Virtual Machine) ハイパーバイザーのセキュリティ向上のための、新たな脆弱性報奨プログラム (VRP:vulnerability reward program) としての kvmCTF である。この kvmCTF は、2023年10月に発表されたものであり、完全な VM エスケープ・エクスプロイトに対して、$ 250,000 の報奨金が支払われるという。KVM (Kernel-based Virtual Machine) は、17年以上にわたって開発されているオープンソースのハイパーバイザーである。そして、いまでは、コンシューマーや企業における重要なコンポーネントとなり、Android や Google のクラウド・プラットフォームの基盤としても活用されている。

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Entrust 認証局は 11月1日より Chrome がブロック:信頼に値しないという Google の判断

Google to Block Entrust Certificates in Chrome Starting November 2024

2024/06/29 TheHackerNews — Google の発表は、Entrust の証明書を使用している Web サイトを、2024年11月1日頃から Chrome でブロックするという方針である。Google Chrome セキュリティ・チームは、「これまでの数年にわたり、一般に公開されたインシデント・レポートにより、Entrust における懸念すべき行動パターンが浮き彫りになっている。具体的に言うと、期待を下回る能力/信頼性/不誠実さにより、公に信頼されるべき認証局の所有者としての、信頼が損なわれている」と述べている。

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悪意の Chrome エクステンション TRANSLATEXT:機密データを窃取する北朝鮮 Kimsuky の手口とは?

Kimsuky Using TRANSLATEXT Chrome Extension to Steal Sensitive Data

2024/06/28 TheHackerNews — 北朝鮮の脅威アクター Kimsuky が、機密情報を盗むように設計された、新たな悪意の Google Chrome エクステンションを使用して、情報収集活動を展開している。この活動を 2024年3月初旬に観測した Zscaler ThreatLabz は、このエクステンションのコードネームを TRANSLATEXT とし、電子メールアドレス/ユーザー名/パスワード/クッキー/ブラウザのスクリーン・ショットなどを、収集する機能を持つと指摘している。この標的型キャンペーンは、韓国の学術界を狙うものであり、特に北朝鮮の政治問題に関連するアカウントを標的にしたものだと見られている。

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Google Chrome 126 がリリース:CVE-2024-6100 などの深刻な脆弱性に対応

Google Chrome 126 Update Addresses Multiple High-Severity Flaws

2024/06/19 SecurityAffairs — Google は Chrome 126 セキュリティ・アップデートをリリースし、SSD Secure Disclosure の TyphoonPWN 2024で実証された、CVE-2024-6100 などの6件の脆弱性に対処した。韓国のソウルで開催される TyphoonPWN は、攻撃型セキュリティ・カンファレンス TyphoonCon の中のライブ・ハッキング大会である。

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Google Chrome の偽エラー・トリックに要注意:巧みな誘導で悪意の PowerShell を実行

Fake Google Chrome errors trick you into running malicious PowerShell scripts

2024/06/17 BleepingComputer — Google Chrome/Microsoft Word/OneDrive のエラーを装い、ユーザーを騙してマルウェアをインストールさせるために、PowerShell の悪質な “修正プログラム” を実行させるという、新たなマルウェア配布キャンペーンが発生している。この新しいキャンペーンは、ClearFake や ClickFix と呼ばれる新しい攻撃クラスターを操る、複数の脅威アクターにより使用されていることが確認されている。また、大量のメールを送信してマルウェアやランサムウェアの感染を引き起こす、スパム配信者 TA571 にも使用されているようだ。

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Google の Privacy Sandbox:欧州の非営利団体 noyb から痛烈に批判される

Google’s Privacy Sandbox Accused of User Tracking by Austrian Non-Profit

2024/06/14 TheHackerNews — Google Chrome の Privacy Sandbox において、サードパーティのトラッキング・クッキーを非推奨にする計画だが、新たな問題にぶつかっている。この機能は、依然としてユーザー追跡のために使用できると、オーストリアのプライバシー非営利団体 noyb (none of your business) が指摘しているのだ。

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Google の Manifest V3 移行:広告ブロッカー V2 対応は無効化される

Google Chrome change that weakens ad blockers begins June 3rd

2024/06/01 BleepingComputer — Google は、2024年6月の初旬から Chrome の Manifest V2 エクステンションを段階的に廃止し、広告ブロッカー機能を弱める計画を進めている。同社によると、今回の決定は、コミュニティの進捗状況とフィードバックに基づくものであり、これ以上の遅延は不要であると判断されたとのことだ。

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Google Play の悪意の Android アプリ 90種類:550 万以上もインストールされる

Over 90 malicious Android apps with 5.5M installs found on Google Play

2024/05/28 BleepingComputer — 90種類以上の悪意の Android アプリが、Google Play から 55,000,000 回以上もインストールされ、マルウェアやアドウェアを配信していることが判明した。バンキング型トロイの木馬 Anatsa (別名:Teabot) は、ヨーロッパ/米国/英国/アジアなどの金融機関の、650 種類以上のアプリケーションを標的としている。このトロイの木馬は、人々のeバンキングの認証情報を盗み出し、不正な取引を実行しようとするものだ。

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Google Chrome の脆弱性 CVE-2024-5274 が FIX:脅威度は High

Google Discovers Fourth Zero-Day in Less Than a Month

2024/05/25 DarkReading — Google は、Chrome に存在する深刻度の高いセキュリティ上の脆弱性 CVE-2024-5274 に関するアップデートを公開した。CVE-2024-5274 は、V8 JavaScript/WebAssembly エンジンにおけるタイプ・コンフュージョンの脆弱性であり、その脅威度は High に分類されている。

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Google Chrome の深刻な脆弱性 CVE-2024-4947 が FIX:悪用を確認

Google fixes third actively exploited Chrome zero-day in a week

2024/05/15 BleepingComputer — Google Chrome のセキュリティ・アップデートが緊急リリースされ、この1週間で攻撃で悪用された3つ目のゼロデイ脆弱性への対処が完了した。5月15日 (水) 公開されたセキュリティ・アドバイザリで Google は、「脆弱性 CVE-2024-4947 が悪用されていることを認識している」と述べている。同社は、Mac/Windows 用の 125.0.6422.60/.61 と、Linux 用の 125.0.6422.60のリリースにより、このゼロデイ欠陥を修正した。新バージョンは、今後の数週間をかけて、Stable Desktop チャンネルに登録されている全ユーザーに配布される。

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Google Chrome の脆弱性 CVE-2024-4761 が FIX:野放し状態での悪用を確認

CVE-2024-4761: Zero-Day Vulnerability Patched in Google Chrome

2024/05/13 SecurityOnline —Google Chrome に存在する、深刻度の高いゼロデイ脆弱性が対処された。脆弱性 CVE-2024-4761 は、Chrome の JavaScript エンジン V8 で発見された、Out of Bounds Write の欠陥に起因するものだ。この重大なセキュリティ問題は、匿名の研究者により発見/報告され、最新のブラウザが直面する継続的な脅威が浮き彫りにされた。

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Google Chrome ゼロデイ脆弱性 CVE-2024-4671 が FIX:悪用が確認されている

Google Rushes to Patch Chrome Zero-Day Exploit: CVE-2024-4671

2024/05/09 SecurityOnline — Google が発表したのは、すでに Chrome で悪用が確認されている、深刻な脆弱性に対処する緊急のセキュリティ・アップデートである。その脆弱性 CVE-2024-4671 、Chrome ブラウザの Visuals コンポーネント内に存在する、use after free のバグに起因する。

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Google の最新セキュリティ製品:AI とMandiant のノウハウをプッシュ – RSA Con 2024

Google Debuts New Security Products, Hyping AI and Mandiant Expertise

2024/05/06 SecurityWeek — Mandiant を $5.6 billion で買収した Google だが、それから僅か2年足らずで、野心的なエンタープライズ・セキュリティ戦略を具体化し始めている。具体的に言うと、脅威インテリジェンスとセキュリティ・オペレーションの新製品を発表し、AI の魔法を使って急成長するサイバー・セキュリティ市場への参入を宣言している。

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Google と Passkeys: すでに4億以上のアカウントでユーザーを認証している

Google Announces Passkeys Adopted by Over 400 Million Accounts

2024/05/03 TheHackerNews — 5月2日 (木) に Google が発表したのは、4億以上の Google アカウントで Passkeys が使用され、これまでの2年間で 10億回以上もユーザーを認証してきたことだ。Google の VP of Security Engineering である Heather Adkins は、「Passkeys は使いやすく、フィッシングに強く、指紋/顔スキャン/ピンのみに依存するため、パスワードよりも 50% も高速である」と述べている。SMS OTP (one-time passwords) や、アプリベースの OTP といった、従来からの二要素認証の合計数よりも、すでに Passkeys は、Google アカウントの認証において数多く使われていると、同社は指摘している。

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Google Play から排除された 228万件のアプリ:プライバシー侵害との 2023年の戦い

Google Says it Blocked 2.28 Million Apps from Google Play Store

2024/04/29 SecurityWeek — 4月29日 (月) に Google が発表したのは、セキュリティのプロセスを改善したことで、2023年の Google Play アプリ・ストアでは、プライバシーを侵害する 228万件のアプリの公開が阻止されたというトピックだ。悪質な Android アプリや脅威アクターたちとの戦いにおいて、優れたセキュリティ機能/更新されたポリシー/高度な機械学習/アプリケーション審査プロセス/開発者のオンボーディング強化への投資などが効果的だったと、同社は述べている。

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