次世代の医療機器とサイバーセキュリティ:米国で始まった産官学の取り組み

Medical Devices Need Better Cyber Security

2021/0927 CyberSecurityIntelligence — コンピュータサイエンス/エンジニアリング/エレクトロニクスの急速な進歩により、新世代のコネクテッド医療機器が登場し、患者のデータにリアルタイム・アクセスが可能となり、遠隔地での治療などが実現されるようになった。医療機器のサイバー・セキュリティは、テクノロジーの使用方法や、健康情報の保護方法に対して、患者が寄せる信頼を維持するために極めて重要である。

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QNAP QVR ビデオ監視ソリューションの深刻な脆弱性が FIX

QNAP fixes critical bugs in QVR video surveillance solution

2021.09/27 BleepingComputer — NAS (Network-attached storage) メーカーの QNAP は、同社のビデオ管理システム QVR に存在する、任意のコマンド実行に悪用される可能性の、2つの深刻な問題にパッチを適用した。QNAP の QVR ソフトウェアを、IP カメラと組み合わせることで、リアルタイムな監視/録画/再生/アラーム通知を可能にする、プロフェッショナルなソリューションが実現されると、同社は宣伝している。

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FBI/CISA/NSA 警告:Conti ランサムウェア攻撃が猛威を奮っている

FBI, CISA, and NSA warn of escalating Conti ransomware attacks

2021/09/22 BleepingComputer — 今日、CISA/FBI/NSA は、米国の組織を標的としたランサムウェア Conti の攻撃が増加しているとの警告を発した。米国の3つの連邦機関は、企業の IT 管理者に対し、組織のネットワーク・セキュリティ体制を見直し、Conti ランサムウェアから守るために、共同勧告に記載されている対策を直ちに実施するよう求めている。

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ロシアン・ハッカーの実態:その戦略/経歴/相関などを分析してみた

APT focus: ‘Noisy’ Russian hacking crews are among the world’s most sophisticated

2021/09/22 DailySwig — 国家に支援されるロシアのサイバースパイ集団は、国々への脅威の中で最も洗練された存在であり、その上、最も狡猾な敵となるような欺瞞の才能を備えている。The Daily Swig が取材した専門家によると、ロシアのサイバー脅威アクターは、中国と肩を並べる世界最高レベルの存在であり、また、西側の情報機関および、連邦保安局 (FSB : Federal Security Service)、そして米軍と関係を持つ機関などに、比肩する能力を持っているようだ。

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広告業の Marketron が Blackmatter ランサムウェアに攻撃されている

Marketron marketing services hit by Blackmatter ransomware

2021/09/21 BleepingComputer — この週末に、ランサムウェア BlackMatter が、ビジネスソフトウェア・ソリューション・プロバイダーである Marketron を襲い、メディア業界の 6,000社以上の顧客に影響が生じた。この Marketron は、放送局やメディア企業向けに、クラウド・ベースの収益トラフィック管理ツールを提供している。収益管理と視聴者エンゲージメントを専門とし、毎年 $5 billion の広告収入を取り扱っている。

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Adobe ColdFusion 9 の 11年前のバグにより Cring ランサムウェアが投下された

Cring Ransomware Gang Exploits 11-Year-Old ColdFusion Bug

2021/09/21 TheHackerNews — 11年前のバージョンでパッチが適用されていない、Adobe ColdFusion 9 が稼働しているサーバーに、正体不明の脅威アクターが侵入し、数分でリモート操作を行い、ハッキングから 79時間後には、ターゲットのネットワーク上にファイル暗号化ランサムウェア Cling を展開した。

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ランサムウェア攻撃の進化:いまでは驚異的なレベルに達している

Ransomware Attacks Growing More Sophisticated

2021/09/20 SecurityBoulevard — 2021年前半、サイバー犯罪者たちは精力的に攻撃を行い、その勢いは一向に衰える気配がない。今年の上半期だけで、悪意の行為者は、さまざまな種類のデバイスや OS に存在する深刻な脆弱性を悪用し、燃料ネットワークを停止させたり、企業から数百万ドルを引き出したりするという、大掛かりな攻撃を仕掛け続けた。

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ディジタル・パンデミックの時代:最優先すべきはランサムウェアに対する洞察だ!

The Digital Pandemic – Ransomware

2021/09/19 StateOfSecurity — サイバー・セキュリティの専門家や、ビジネス・リーダーにとって、この 2021年は、背筋が寒くなるよう年かもしれない。データ分析とトレーニングを行っている CybSafe の調査によると、2021年 Q1 に報告されたサイバー・インシデントのうち、22% がランサムウェアによる攻撃だった。Information Commissioners Office から入手した数字によると、2020年と比較して 11% の増加となっている。この増加は重要であり、より詳細に調査する必要がある。

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米政府:ランサムウェアを支援する暗号通貨取引所などを制裁か?

U.S. to sanction crypto exchanges, wallets used by ransomware

2021/09/17 BleepingComputer — バイデン政権は、ランサムウェア・ギャングが支払われた身代金を、暗号通貨から法定紙幣に変換する際に使用する、暗号取引所/ウォレット/トレーダーに対して制裁を発動する見込みである。この2年間において、米国の権益やインフラに対するランサムウェア攻撃がエスカレートしていることから、ホワイトハウスはその運用を混乱させるための取り組みを強化している。

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REvil ランサムウェアのマスター復号キーには法執行機関が絡んでいる?

Free REvil ransomware master decrypter released for past victims

2021/09/16 BleepingComputer — ランサムウェア REvil 用のマスター復号キーが無料で公開され、このギャングが姿を消す前に暗号化された、すべての被害者のデータが復元できるようになった。REvil マスター復号キーは、サイバーセキュリティ企業の Bitdefender が、信頼できる法執行機関と共同で作成したものだ。

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Microsoft Windows MSHTML CVE-2021-40444 の公開後に攻撃が増大している

Microsoft: Windows MSHTML bug now exploited by ransomware gangs

2021/09/16 BleepingComputer — Microsoft によると、ランサムウェアを含む複数の脅威アクターが、先日にパッチが適用された Windows MSHTML のリモートコード実行の欠陥を狙っているとのことだ。この脆弱性 (CVE-2021-40444) は、回避策などが含まれるセキュリティ・アドバイザリを、Microsoft が公開する2週間以上も前の 8月18日から悪用されている。

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Microsoft PrintNightmare 脆弱性:ネットワーク・プリンター破壊の状況と原因

New Windows security updates break network printing

2021/09/16 BleepingComputer — Windows 管理者たちは、今週の 2021年9月 Patch Tuesday アップデートをインストールした後に、広範囲にわたるネットワーク印刷の問題を報告している。火曜日に Microsoft は、今月の Patch Tuesday の一環として、60件のセキュリティ・アップデートと多数のバグ修正をリリースしている。その中には、CVE-2021-36958として追跡されている、最後に残った PrintNightmare の脆弱性の修正も含まれている。

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Olympus の医療サービスは止まっていない:マルウェア攻撃についての続報

Olympus insists medical services ‘uninterrupted’ by malware attack

2021/09/14 DailySwig — 医療機器メーカーのオリンパスは、先週にサイバー攻撃を受けて一部の IT システムが停止したが、顧客にサービスが正常に稼働していることを確認した。9月14日に発表された最新情報によると、この 9月8日に発生したインシデントは、EMEA (欧州/中東/アフリカ) における販売と製造のネットワークの一部に影響を与えた、マルウェアによる攻撃の試みであることが確認された。

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Olympus がサイバー攻撃に遭っている:BlackMatter ランサムウェアの犯行か?

BlackMatter ransomware hits medical technology giant Olympus

2021/09/13 BleepingComputer — 医療技術のリーディング・カンパニーである Olympus は、先週に EMEA (欧州/中東/アフリカ) の一部で IT システムに影響を与えた、サイバー・セキュリティ・インシデントの可能性を調査している。Olympus は、全世界で 31,000人以上の従業員を擁し、100年以上の歴史を持ち、医療/ライフサイエンス/産業機器業界向けに製品開発を行う企業である。

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REvil ランサムウェア完全復活:フルパワーで攻撃を再開

REvil ransomware is back in full attack mode and leaking data

2021/09/11 BleepingComputer — REvil ランサムウェア・グループがが完全に復活し、新たな被害者を攻撃し、盗んだファイルをデータ漏洩サイトで公開している。2019年以降、Sodinokibi こと REvil ランサムウェア・グループは、世界中の組織に対して攻撃を行い、盗んだファイルの流出を止める複合キーと引き換えに、$1 million の身代金を要求してきた。その活動期間において、JBS/Coop/Travele/GSMLaw/Kenneth Cole/Grupo Fleury などの、有名企業に対して数多くの攻撃を仕掛けてきた。

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従業員教育から災害復旧まで:包括的なデータ保護でサイバー犯罪を無力化する

Building a Unified BCDR Strategy to Protect Data

2021/09/10 SecurityBoulevard — すべてのビジネスにとって、データは生命線である。しかし、そのデータを保護することが、企業にとって大きな課題となっている。その理由は、さまざまな法律や規制のコンプライアンス基準があり、また、サイバー犯罪者による攻撃や、従業員が犯す失敗などにより、常にデータが脅威にさらされるからだ。

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企業ネットワークに侵入した犯罪者:30分以内に 36% が横移動を開始

Attackers Moving Faster Inside Target Networks

2021/09/09 DarkReading — セキュリティ研究者たちの報告によると、金銭的な動機を持った攻撃者や国家に支援されたグループは、標的となるネットワークに侵入し、足場を確保した後に、横方向へと移動する能力を高めている。CrowdStrike の Falcon OverWatch チームは、「2021 Threat Hunting Report」の中で、平均ブレイクアウト・タイム (攻撃者が最初のアクセスポイントからターゲット・ネットワーク内の他システムへ横方向に移動し始めるまでの時間) を、大幅にスピードアップしたと指摘している。

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Fortinet VPN アカウント 50万件が流出:脆弱性 CVE-2018-13379 に要注意

Hackers leak passwords for 500000 Fortinet VPN accounts

2021/09/08 BleepingComputer — 昨年の夏に悪用されたデバイスからスクレイピングされた、約50万件の Fortinet VPN のログイン名/パスワードのリストが、ある脅威行アクターにより流出させられた。そのときに悪用された Fortinet の脆弱性はパッチがリリースされているが、多くの VPN 認証情報は依然として有効だと、この脅威アクターは主張している。

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REvil ランサムウェアの謎:だれがオンラインに戻したのか?

REvil ransomware servers mysteriously come back online

2021/09/07 BleepingComputer — ランサムウェア REvil の、ダークウェブ・サーバーが、約2ヶ月ぶりに突然復活した。これがランサムウェア・ギャングの復帰を意味するのか、それとも法執行機関がサーバーをオンにしたのかは不明だ。7月2日に、Sodinokibi こと REvil ランサムウェア・ギャングは、Kaseya VSA リモート管理ソフトウェアのゼロデイ脆弱性を悪用し、約60社のマネージド・サービス・プロバイダー (MSP) と、1,500社以上のビジネス顧客を暗号化した。

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ランサムウェアが好む企業:地域/規模/業種などを分析する

Ransomware gangs target companies using these criteria

2021/09/06 BleepingComputer — 最近のランサムウェア・ギャングは、ダークウェブのマーケット・プレイスや他の脅威アクターから、標的のネットワークへのアクセス権を購入するケースを増やしている。こうした取引を仲介する広告を分析することで、どのような企業をランサムウェアが攻撃対象としているのかを知ることができる。

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AVOS Locker ランサムウェアが Pacific City Bank を攻撃している

Pacific City Bank hit by AVOS Locker Ransomware

2021/09/05 SecurityAffairs — Pacific City Bank は、カリフォルニア州に拠点を置き、韓国系アメリカ人コミュニティを多くの顧客を持ち、商用サービスを提供する銀行である。AVOS Locker ランサムウェアのオペレーターが、この銀行を襲い、機密文書を盗み出したと主張している。

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Babuk ランサムウェアの全ソースコードがハッカー・フォーラムにリーク!

Babuk ransomware’s full source code leaked on hacker forum

2021/09/03 BleepingComputer — ある脅威アクターが、ロシア語ハッキング・フォーラムで、ランサムウェア Babuk の完全なソースコードをリークした。Babuk Locker は、Babyk とも呼ばれているが、2021年の初めに企業をターゲットにしてデータを盗み出し暗号化するという、二重窃取の手法を用いるランサムウェアである。

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Conti ランサムウェアが Exchange ProxyShell 脆弱性を狡猾な手口で狙っている

Conti ransomware now hacking Exchange servers with ProxyShell exploits

2021/09/03 BleepingComputer — Conti ランサムウェアは、最近に公開された ProxyShell の脆弱性を悪用して、Microsoft Exchange サーバーに侵入し、企業ネットワークを侵害していくだろう。ProxyShell とは、Microsoft Exchange の脆弱性 (CVE-2021-34473 CVE-2021-34523 CVE-2021-31207) を連鎖させるエクスプロイトの名称であり、パッチが適用されていない脆弱のあるサーバーで、認証を回避したリモート・コード実行を許すことになる。

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Conti PlayBook 英訳版:ランサムウェアの手口が明らかに

Translated Conti ransomware playbook gives insight into attacks

2021/09/02 BleepingComputer — Conti グループの攻撃 PlayBook が流出してから1ヶ月ほどが経ったが、(ロシア語からの) 自動翻訳による誤訳を解消するために、セキュリティ研究者たちが翻訳版を公開してくれた。この PlayBook は、Conti におけるランサムウェア攻撃の方法や、徹底した指示に関する情報を提供するだけではなく、スキルの低いアクターであっても、Conti ランサムウェアのアフィリエイトになれば、貴重なターゲットを攻撃できるようになっている。

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ある CISO の証言:ランサムウェアと身代金の関係は柔軟に考えるべき?

A CISO’s Perspective on Ransomware Payments

2021/09/01 DarkReading — ランサムウェア攻撃に対して、どのように組織は対応すべきか? 身代金を支払うべきか、それとも、サイバー保険に頼るべきか、その議論はつきない。最近のバイデン政権が発表した、サイバー・セキュリティに関する大統領令に加えて、身代金支払いの制限/禁止や、ランサムウェア攻撃報告の義務化などの、さまざまな法案が提出されたことで、企業は戦略を更新し、変化に備える必要に迫られている。

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LockBit が Bangkok Airways を攻撃:Accenture からの連鎖か?

LockBit gang leaks Bangkok Airways data, hits Accenture customers

2021/09/01 BleepingComputer — タイの大手航空会社である Bangkok Airways は、8月の初めにサイバー攻撃の被害に遭い、乗客の個人情報が流出したことを認めた。 この発表は、ランサムウェア LockBit が、身代金を支払わなければデータを公開すると脅迫するメッセージを、リーク・サイトに掲載したことを受けたものだ。

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LockFile ランサムウェアは間欠的暗号化で防御ラインを突破する

LockFile Ransomware Bypasses Protection Using Intermittent File Encryption

2021/08/28 TheHackerNews — 先月に出現した新しいランサムウェア・ファミリーは、間欠的暗号化 (intermittent encryption) と呼ばれる新しい技術を利用することで、ランサムウェア対策を回避する独自のトリックを備える。この LockFile と呼ばれるランサムウェアの作者は、ProxyShell や PetitPotam といった、最近の脆弱性を悪用して Windows サーバーを危険にさらしているが、ファイルの 16 Bytes ごとにスクランブルをかけることでランサムウェア防御を回避する、ファイル暗号化マルウェアを展開していることが判明した。

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DDoS 容疑という脅し文句で BazaLoader マルウェアを配信する手口

Fake DMCA complaints, DDoS threats lead to BazaLoader malware

2021/08/27 BleepingComputer — BazaLoader マルウェアを操るサイバー犯罪者は、Web サイトの所有者を騙して悪意のファイルを開かせるための、新たな手口を編み出した。それは、あなたのサイトが分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃を受けているという偽の通知だ。そのメッセージには、法的な脅しと、Google Driveの フォルダに保存されている、攻撃元の証拠となるファイルが含まれているようだ。

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シンガポールの眼科医院 Eye & Retina で発生したランサムウェア攻撃

Ransomware attack at Singapore eye clinic potentially breaches 73,000 patients’ data

2021/08/27 DailySwig — シンガポールの眼科医院で発生したランサムウェア攻撃により、73,000人以上の患者の個人情報が流出した可能性がある。シンガポール保健省 (Ministry of Health) の発表によると、8月6日に Eye & Retina Surgeons (ERS) において、セキュリティ・インシデント発生したとのことだ。ERS は、警察だけではなく、Personal Data Protection Commission と Singapore Computer Emergency Response Team にも通知を行っている。なお、どれだけの個人情報が流出したのか、また、どのような種類のデータに不正アクセスが生じたのかについては、現時点では確認されていない。

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Nokia の米子会社に Conti ランサムウェアが侵入した

Nokia subsidiary discloses data breach after Conti ransomware attack

2021/08/23 BleepingComputer — Nokia の米子会社である SAC Wireless は、Conti ランサムウェアによる攻撃を受け、ネットワークへの侵入と、データの窃取、システムを暗号化を許し、また、データが流出したことを公表した。米国イリノイ州シカゴに本社を置く Nokia 子会社である SAC Wireless は、米国内の通信事業者および、基地局、OEM 企業などと取引を行っている。SAC Wireless は、5G および、4G LTE、スモールセル、FirstNet などの、セルラー・ネットワークの設計/構築/アップグレードなどを顧客に提供する企業である。

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CISA 警告:Microsoft Exchange の ProxyShell 脆弱性へのパッチを急げ

CISA warns admins to urgently patch Exchange ProxyShell bugs

2021/08/23 BleepingComputer — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、初めての緊急と銘打った警告を発し、オンプレミスの Microsoft Exchange サーバーにパッチを適用し、ProxyShell の脆弱性が積極的に悪用されないようにと促している。同組織は、「悪意の脅威アクターが、ProxyShell の脆弱性である CVE-2021-34473 CVE-2021-34523 CVE-2021-31207 を積極的に利用している。

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LockFile ランサムウェアは ProxyShell 脆弱性を介して Microsoft Exchange を攻撃する

LockFile ransomware attacks Microsoft Exchange with ProxyShell exploits

2021/08/21 BleepingComputer — LockFile と呼ばれる新しいランサムウェアが、最近になって公開された ProxyShell の脆弱性を悪用して Microsoft Exchange サーバーに侵入し、Windows ドメインを暗号化している。ProxyShell とは、3つの Microsoft Exchange の脆弱性を連鎖させることで、認証を回避してリモート・コードを実行する攻撃の名称である。この3つの脆弱性は、Devcore の Principal Security Researcher である Orange Tsai が発見したもので、彼は4月に開催されたハッキング・コンテスト Pwn2Own 2021 で、これらの脆弱性を連鎖させて Microsoft Exchange サーバーを乗っ取ることに成功している。

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LockFile ランサムウェアは PetitPotam 攻撃で Windows ドメインを乗っ取る

LockFile ransomware uses PetitPotam attack to hijack Windows domains

2021/08/20 BleepingComputer — 少なくとも1人のランサムウェア脅威アクターが、最近発見された PetitPotam NTLM リレー攻撃手法を利用して、世界中の様々なネットワーク上の Windows ドメインを乗っ取り始めている。この攻撃の背後には、7月に初めて確認された、LockFile と呼ばれる新しいランサムウェア・ギャングがいるようだが、同業のグループとの類似性や参照点が見られる。

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LockBit ランサムウェアが復活:セキュリティ・ベンダーたちが警鐘を鳴らす

Security Vendors Sound the Alarm on LockBit Ransomware’s Return

2021/08/19 DarkReading — 2019年に登場した Ransomware-as-a-Service (RaaS) である LockBit の運営者が再登場し、マルウェアの改良版を発表するとともに、ダークウェブや標的となる組織内からアフィリエイトを募るという、不吉で積極的なキャンペーンを展開している。

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Accenture が LockBit 2.0 ランサムウェアに攻撃される

Accenture has been hit by a LockBit 2.0 ransomware attack

2021/08/11 SecurityAffairs — IT & Consulting 大手の Accenture だが、LockBit 2.0 ランサムウェアからの攻撃に遭っている。そして、LockBit 2.0 グループは、あたかも Accenture の内部からの発言を装うかたちで、「この人たちは、プライバシーやセキュリティを超えている。彼らのサービスが、インサイダーである私が見たものよりも、優れたものであことを願っている。もしデータベースの購入に興味があれば、私たちに連絡してほしい」と、リークサイトでアナウンスしている。

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Microsoft Azure Sentinel の Fusion 機械学習モデルでランサムウェアを検出

Microsoft Azure Sentinel uses Fusion ML to detect ransomware attacks

2021/08/10 SecurityAffairs — Microsoft Azure Sentinel cloud-native SIEM は、Fusion の機械学習モデルを使用して、企業環境全体のデータを分析し、ランサムウェア攻撃などの潜在的な脅威に関連するアクティビティを検出するものだ。Fusion 機械学習モデルによりランサムウェア攻撃の疑いが検出されると、「Multiple alerts possibly related to Ransomware activity detected:ランサムウェアの活動に関連する疑いのある複数のアラートが検出された」というタイトルの、重大度の高いインシデントが Azure Sentinel ワークスペースでトリガーされる。Microsoft のアナウンスメントには、「Microsoft Threat Intelligence Center (MSTIC) との協力により、Fusion によるランサムウェア検出機能の提供開始を発表する。

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QNAP と Synology の NAS を狙う eCh0raix ランサムウェアとは?

eCh0raix ransomware now targets both QNAP and Synology NAS devices

2021/08/10 BleepingComputer — 新たに発見された eCh0raix ランサムウェアの亜種は、QNAP と Synology の NAS デバイスを暗号化するための機能を追加している。このランサムウェア (QNAPCrypt とも呼ばれる) は、2016年6月に初めて表面化したものであり、BleepingComputer フォーラムのトピックで、被害者による攻撃の報告がなされてきた。このランサムウェアは、QNAP NAS デバイスに波状攻撃を仕掛けてきたが、その中でも大規模だったのは、2019年6月と 2020年6月の攻撃である。

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BlackMatter ランサムウェアの Linux バージョンは VMware ESXi を標的とする

Linux version of BlackMatter ransomware targets VMware ESXi servers

2021/08/05 BleepingComputer — BlackMatter ランサムウェアが、ギャングたちの仲間入りをして、VMware ESXi 仮想マシン・プラットフォームを標的にした、Linux 用の暗号化ソフトウエアを開発した。エンタープライズでは、リソース管理やディザスタ・リカバリのために、サーバーを仮想マシンに移行する傾向が強まっている。VMware ESXi は最も一般的な仮想マシンプラット・フォームであるため、企業を標的としたランサムウェアの大半が、この仮想マシンを標的とする暗号化ツールをリリースし始めている。

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CISA と Microsoft / Google / Amazon が連携してランサムウェアと戦う

CISA teams up with Microsoft, Google, Amazon to fight ransomware

2021/08/05 BleepingComputer — CISA が発表した官民連携の JCDC (Joint Cyber Defense Collaborative) は、ランサムウェアなどのサイバー脅威から、米国の重要インフラを守ることを目的とするものだ。この新しい取り組みは、重要インフラを標的とする悪意のサイバー活動に対する、国家としての耐性を高めるために、CISA が連邦機関および、SRTT (state / local / tribal / territorial) パートナー、民間企業と協力し、サイバー防衛計画を策定することを目的とする。CISA の Director である Jen Easterly は、「CISA と省庁間で協力して活動することに同意してくれた産業界のパートナーは、サイバー侵入から国の重要な機能を守るという共通のコミットメントと、新しいソリューションを生み出す想像力を持っている。

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Conti ランサムウェアが内部分裂:怒りのアフィリエイトが Play Book を暴露した

Angry Conti ransomware affiliate leaks gang’s attack playbook

2021/08/05 BleepingComputer — 不満を抱いた Conti のアフィリエイトが、ランサムウェア運用者の情報を含む、攻撃を行うためのトレーニング資料を流出させた。Conti ランサムウェアは、RaaS (ransomware-as-a-service) として運営されており、コア・チームがマルウェアと Tor サイトを管理し、リクルートされたアフィリエイトがネットワーク侵入やデバイスの暗号化を行う仕組みになっている。そして、コア・チームが身代金の 20%~30% を受け取り、残りをアフィリエイトが受け取ることになる。

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RaaS (Ransomware-as-a-Service) のエコシステムを解析する

Why RaaS Has Become Easier to Launch

2021/07/30 SecurityBoulevard — Intel 471 の研究者から、組織内のサイバー・セキュリティ・チームに向けたヒントが届いた。サイバー犯罪者が何を学び、どのように行動しているのかを積極的に把握することで、セキュリティ・ニーズに対する解決策を見出すことができる。犯罪者たちが容易に攻撃を仕掛けられるのは、私たちが日常的に目にしているものを、巧妙に組み合わせているからだ。つまり、日常的に見られるような、技術的なノウハウを持った人々が増えていることが前提にあり、そこに緻密なビジネス・モデルが組み合わさっている。

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DarkSide / REvil の後継者だと主張する BlackMatter ランサムウェアが登場した

BlackMatter ransomware group claims to be Darkside and REvil succesor

2021/07/28 SecurityAffairs — 今週に活動を開始した BlackMatter は、新しいランサムウェア・ギャングであり、また、Darkside と REvil グループの後継者であると主張している。BlackMatter は、他のランサムウェアと同様に、システムを暗号化する前に被害者から搾取したデータを、公開するリークサイトを開設している。BlackMatter ランサムウェアを最初に発見したのは、Recorded Future の研究者であり、Exploit や XSS といたサイバー犯罪フォーラムに掲載された広告を利用して、このグループがアフィリエイト・ネットワークを構築していると報告している。

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バイデン大統領:容赦のないサイバー攻撃は現実の戦争へとエスカレートしかねない

Biden: Severe cyberattacks could escalate to ‘real shooting war’

2021/07/28 BleepingComputer — バイデン大統領は、サイバー攻撃がもたらす深刻なセキュリティ侵害が、世界の大国間での現実の戦争につながる可能性があると警告した。バイデン大統領は、国家情報長官室の国家テロ対策センターでの講演で、「ランサムウェア攻撃を含むサイバー空間の脅威が、現実の世界に損害や混乱をもたらすことが多くなってきていることは周知の通りだ。何を保証するものではないが、もし大国との本格的な戦争に突入するようなことがあるなら、それは甚大な被害をもたらすサイバー攻撃の結果として、起こり得るものだ」と述べている。

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Kaseya はランサム支払いを否定:完全な復号化ツールを提供と言うが?

Kaseya denies ransomware payment as it hails ‘100% effective’ decryption tool

2021/07/27 DailySwig — Kaseya は、一連のランサムウェア攻撃の被害者に対して、復号化ツールを提供し続けているが、サイバー犯罪組織 REvil に身代金を支払ったという噂を否定した。7月2日に始まった、このソフトウェア・サプライチェーン攻撃は、IT マネジメント・プラットフォームである Kaseya VSA のハッキングを介して、最大で 1,500とも言われる組織に影響を与えたと考えられる。7月22日に Kaseya は、サードパーティから復号化ツールを入手し、アンチ・マルウェアの専門家である Emsisoft の協力を得て、影響を受けた組織の環境を復旧していることを明らかにした。

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保険大手 CNA のデータ侵害は偽のブラウザ・アップデートが入口だった

Ransomware gang breached CNA’s network via fake browser update

2021/07/22 BleepingComputer — 米国の大手保険会社 CNA Financial は、2021年3月に生じたランサムウェア攻撃において、Phoenix CryptoLocker のオペレーターたちが、どのようにネットワークに侵入し、データを盗み出し、ランサムウェア・ペイロードをディプロイ展開したのかを明らかにした。2ヵ月前の5月13日に CNA は、攻撃で影響を受けたシステムを復旧させた後に、完全に回復した状態で業務を開始したと発表した。そして、今月の初めに提出した法的通知で明らかにしたように、CNA は事件の発見直後から第三者のセキュリティ専門家と協力して調査を実施し、ランサムウェア攻撃の正確なタイムラインを見つけ出した。

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ランサムウェア・パンデミックの第二波を防ぐために

The Second Wave of a Ransomware Pandemic

2021/07/19 SecurityBoulevard — 今年の1月 に、SecurityBoulevard は Ransomware Pandemic を発表した。このレポートは、増大し続けるランサムウェアの脅威と、悪質なマルウェアがもたらす被害について考察するものだ。このレポートでは、将来におけるランサムウェアの予測と、脅威の進行するかについて説明している。それから僅か6ヵ月で、これらの予測はすでに現実のものとなっている。今回は、ランサムウェアの大流行について、その動向を検証し、この継続的な戦いに、コミュニティとしてどのように立ち向かえばよいかを具体的に議論していく。

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米国と同盟国が Microsoft Exchange 攻撃に関して正式に中国を非難

US and allies officially accuse China of Microsoft Exchange attacks

2021/07/19 BleepingComputer — 米国および、欧州連合、英国、NATO などの同盟国は、今年の広範囲にわたるMicrosoft Exchange ハッキング・キャンペーンについて、中国を公式に非難している。2021年の初頭に生じた、このサイバー攻撃は、世界中の数万の組織に展開された 25万台以上の Microsoft Exchange サーバーを標的としていた。

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SonicWall がサポートを終了した旧式の VPN アプライアンスがランサムウェアの標的に

Ransomware Attacks Targeting Unpatched EOL SonicWall SMA 100 VPN Appliances

2021/07/15 TheHackerNews — ネットワーク機器メーカーの SonicWall は、サポートが終了しパッチが適用されない 8.x ファームウェアを実行している、Secure Mobile Access (SMA) 100シリーズおよび Secure Remote Access (SRA) を標的としたランサムウェア・キャンペーンについて、顧客に対する緊急的な警告を発している。

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REvil ランサムウェアが姿をくらましたが理由は不明

REvil ransomware gang sites go dark, for reasons that remain unclear

2021/07/13 CyberScoop — 数千万ドルの被害をもたらした、一連のランサムウェア攻撃の背後にいるギャングたちは、成功しすぎたのかもしれない。複数のセキュリティ研究者によると、数千人の被害者を出した Kaseya ハッキングで犯行声明を出した、ロシアン・ハッカー集団 REvil は、火曜日の朝に姿をくらましたようだ。

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