Ivanti VPN アプライアンスで発見:WIREFIRE Web シェル亜種のステルス性とは

Cybersecurity Alert: Unseen WIREFIRE Web Shell Variant in ICS VPN Appliances

2024/01/28 SecurityOnline — 先日に QuoIntelligence が発見したのは、Python ベースのインプラントである WIREFIRE という Web シェルの新たな亜種だ。この亜種が発見されたのは、2つのゼロデイ脆弱性 CVE-2024-21887/CVE-2023-46805 を悪用して侵害された、Ivanti Connect Secure (ICS) VPN アプライアンスである。この亜種の登場が浮き彫りにするのは、サイバー・スパイ戦術の大幅な進化であり、また、インターネットに面した VPN デバイスのセキュリティに関する懸念である。

Continue reading “Ivanti VPN アプライアンスで発見:WIREFIRE Web シェル亜種のステルス性とは”

SonicWall NGFW の DoS/RCE 脆弱性:178,000 台以上の脆弱なアプライアンスと PoC エクスプロイト

Over 178K SonicWall firewalls vulnerable to DoS, potential RCE attacks

2024/01/15 BleepingComputer — SonicWall Next-Generation Firewalls (NGFW) の、管理インターフェイスがオンラインで公開されている 178,000 台以上のファイアーウォールにおいて、 DoS (Denial-of-Service) 攻撃および RCE (Remote Code Execution) 攻撃が起こり得ることが、セキュリティ研究者たちにより発見された。これらのアプライアンスには、2つの DoS 脆弱性 CVE-2022-22274/CVE-2023-0656 が存在している。そして、1つ目の脆弱性は、リモート・コード実行につながる可能性もあるという。

Continue reading “SonicWall NGFW の DoS/RCE 脆弱性:178,000 台以上の脆弱なアプライアンスと PoC エクスプロイト”

Buffalo VR-S1000 VPN ルーターの脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも公開

The Urgent Need to Patch Buffalo’s VR-S1000 VPN Router

2023/12/27 SecurityOnline — デジタル時代に入り、中小企業のインターネットへの依存度はますます高まっている。そして、このようなインターネットへの依存に伴い、サイバー脅威に対する脆弱性も高まっている。最近、Buffalo の VPN ルーター VR-S1000 BroadStation Pro に複数のセキュリティ脆弱性が発見されたことは、サイバー・セキュリティへの警戒が極めて重要であることを浮き彫りにしている。

Continue reading “Buffalo VR-S1000 VPN ルーターの脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも公開”

悪意の VPN Chrome エクステンション:すでに 150万回インストールされている

Fake VPN Chrome extensions force-installed 1.5 million times

2023/12/22 BleepingComputer — VPN (Virtual Private Networks) を装う悪意の Chrome エクステンションが、150万回もダウンロードされていることが判明した。この悪意のエクステンションは、ブラウザ・ハイジャッカー/キャッシュバック・ハックツール/データ・スティーラーとしての、3つの機能を有しているという。この悪質なエクステンションを発見した ReasonLabs によると、それらのエクステンションは、Grand Theft Auto/Assassins Creed/The Sims 4 などの、人気ビデオゲームの海賊版に隠されたインストーラーを介して、多数のサイトから拡散しているという。

Continue reading “悪意の VPN Chrome エクステンション:すでに 150万回インストールされている”

Volt Typhoon は中国の APT:KV-botnet で SOHO ルーターや VPN 機器を攻撃?

Stealthy KV-botnet hijacks SOHO routers and VPN devices

2023/12/13 BleepingComputer — Volt Typhoon (Bronze Silhouette) という中国由来の APT ハッキング・グループは、遅くとも 2022年以降において、SOHO ルーターを標的とする攻撃するために、KV-botnet ボットネットを使用していると推定される。Volt Typhoon の手口は、主に ルーター/ファイアウォール/VPN デバイスなどに対して、悪意のトラフィックをプロキシすることで、正規のトラフィックに紛れ込ませて検知を回避するというものだ。Microsoft と米国政府による共同レポートには、攻撃者たちは米国内の通信インフラを混乱させるための悪意のインフラを構築していると記されている。

Continue reading “Volt Typhoon は中国の APT:KV-botnet で SOHO ルーターや VPN 機器を攻撃?”

pfSense に3つの脆弱性:連鎖による リモート・コード実行が可能

Over 1,450 pfSense servers exposed to RCE attacks via bug chain

2023/12/12 BleepingComputer — pfSense の、オンラインで公開されている約 1,450インスタンスには、コマンド・インジェクション/XSS (Cross-Site Scripting) の脆弱性が存在している。これらの脆弱性の連鎖に成功した攻撃者は、アプライアンス上でのリモート・コード実行が可能になる。pfSense は、オープンソースのファイアウォール/ルーター・ソフトウェアとして人気を博しており、幅広いカスタマイズと柔軟なデプロイメントが可能である。一般的には、高額な商用製品に搭載されている幅広い機能を、特定のニーズに対応して提供する、費用対効果の高いソリューションである。

Continue reading “pfSense に3つの脆弱性:連鎖による リモート・コード実行が可能”

Zyxel Fixed の Firewall/Access Point/NAS デバイス:複数の脆弱性が FIX

Zyxel Fixed Tens Of Flaws In Firewalls, Access Points, And NAS Devices

2023/12/04 SecurityAffairs — 台湾のベンダーである Zyxel は、同社のファイアウォール/アクセスポイントに存在する数十件の問題に対処した。対処された脆弱性は、CVE-2023-35136/CVE-2023-35139/CVE-2023-37925/CVE-2023-37926/CVE-2023-4397/CVE-2023-4398/CVE-2023-5650/CVE-2023-5797/CVE-2023-5960 である。

Continue reading “Zyxel Fixed の Firewall/Access Point/NAS デバイス:複数の脆弱性が FIX”

Arcserve UDP の3つの脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも提供?

PoCs for critical Arcserve UDP vulnerabilities released

2023/11/29 HelpNetSecurity — Arcserve の Unified Data Protection (UDP) ソリューションに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2023-41998/CVE-2023-41999/CVE-2023-42000 が修正された。Arcserve UDP は、エンタープライズにおけるデータ保護/バックアップ/ディザスタ・リカバリ・ソリューションとして普及し、ランサムウェア攻撃に対する耐性も向上させるものだ。

Continue reading “Arcserve UDP の3つの脆弱性が FIX:PoC エクスプロイトも提供?”

Sophos Web Appliance の脆弱性 CVE-2023-1671:野放し状態での悪用を確認

Sophos Web Appliance vulnerability exploited in the wild (CVE-2023-1671)

2023/11/20 HelpNetSecurity — CISA は、Known Exploited Vulnerabilities カタログに3件の脆弱性を追加した。そのうちの1件は、2023年4月にパッチが適用された Sophos Web Appliance の深刻な脆弱性 CVE-2023-1671 である。この脆弱性 CVE-2023-1671 は、Sophos Web Appliance の warn-proceed ハンドラに存在する事前認証コマンド・インジェクションの脆弱性であり、攻撃者に任意のコード実行をゆるす可能性がある。Sophos Web Appliance は、Web プロキシとして機能する Web ゲートウェイ・アプライアンスであり、潜在的に有害なコンテンツをスキャンし、多種多様なマルウェアを検出するためのものだ。

Continue reading “Sophos Web Appliance の脆弱性 CVE-2023-1671:野放し状態での悪用を確認”

FortiSIEM の脆弱性 CVE-2023-36553 が FIX:直ちにパッチ適用を!

CVE-2023-36553: FortiSIEM Vulnerability Exposes Systems to Remote Code Execution

2023/11/15 SecurityOnline — SIEM (Security Information and Event Management) ソリューションとして広く使用されている FortiSIEM に、深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性 CVE-2023-36553 (CVSS:9.3) は、FortiSIEM レポートサーバにおける OS コマンド・インジェクションの欠陥に起因するものであり、その悪用に成功した攻撃者は、リモートで任意のコマンドを実行できるという。

Continue reading “FortiSIEM の脆弱性 CVE-2023-36553 が FIX:直ちにパッチ適用を!”

OpenVPN の脆弱性 CVE-2023-46849/CVE-2023-46850 が FIX

CVE-2023-46850: OpenVPN Access Server Flaw Exposes Sensitive Data, RCE Possible

2023/11/12 SecurityOnline — OpenVPN Access Server に存在する2件の脆弱性にパッチが適用されたが、この脆弱性が攻撃者に悪用されると、機密情報への不正アクセスが生じる恐れがあるという。脆弱性 CVE-2023-46849/CVE-2023-46850 は、OpenVPN Access Server のバージョン 2.11.0/2.11.1/2.11.2/2.11.3/2.12.0/2.12.1 に影響を及ぼすものだ。一連のバージョンは、OpenVPN 2.6 を継承しており、そこで2つの脆弱性が発見された。

Continue reading “OpenVPN の脆弱性 CVE-2023-46849/CVE-2023-46850 が FIX”

Cisco IOS/IOS XE の脆弱性 CVE-2023-20109:RCE 悪用が観測されている

Cisco urges admins to fix IOS software zero-day exploited in attacks

2023/09/28 BleepingComputer — 9月27日 (水) に Cisco は、攻撃者に狙われている IOS/IOS XE ソフトウェアのゼロデイ脆弱性にパッチを当てるよう顧客に警告した。Cisco Advanced Security Initiatives Group (ASIG) の X. B. により発見された、この脆弱性 CVE-2023-20109 (深刻度 Medium) は、GET VPN 機能の Group Domain of Interpretation (GDOI) および G-IKEv2 プロトコル内における、不十分な属性検証に起因するものだ。

Continue reading “Cisco IOS/IOS XE の脆弱性 CVE-2023-20109:RCE 悪用が観測されている”

Juniper の脆弱性 CVE-2023-36845 に新たな PoC エクスプロイト:悪用が容易な RCE

Thousands of Juniper devices vulnerable to unauthenticated RCE flaw

2023/09/18 BleepingComputer — 推定で 12,000台とされる Juniper SRX Firewall/EX Switche には、認証を必要とせずに悪用が可能な、ファイルレス・リモート・コード実行の脆弱性が存在する。2023年8月に Juniper は、PHP 環境変数操作の脆弱性 CVE-2023-36844/CVE-2023-36845 および、重要な機能に対する認証欠落の脆弱性 CVE-2023-36846/CVE-2023-36847 を公表した。それらの脆弱性の危険度は低いが、連鎖すると CVSS 9.8 という深刻なリモート・コード実行にいたるものでもある。

Continue reading “Juniper の脆弱性 CVE-2023-36845 に新たな PoC エクスプロイト:悪用が容易な RCE”

Akira が狙う Cisco ASA のゼロデイ CVE-2023-20269:ブルートフォース攻撃?

Cisco ASA Zero-Day Exploited in Akira Ransomware Attacks

2023/09/08 SecurityWeek — 今週に Cisco は、Adaptive Security Appliance (ASA) および Firepower Threat Defense (FTD) ソフトウェアに存在する、ゼロデイ脆弱性について注意を喚起した。この脆弱性は、8月以降において Akira ランサムウェア攻撃で悪用されているものだ。この 脆弱性 CVE-2023-20269 (CVSS:5.0) は、Cisco ASA/FTD のリモート・アクセス VPN 機能に存在し、ブルート・フォース攻撃の対象とされているため、認証なしでリモートから悪用される可能性がある。

Continue reading “Akira が狙う Cisco ASA のゼロデイ CVE-2023-20269:ブルートフォース攻撃?”

CISA 警告:Fortinet と Zoho の既知の脆弱性が国家支援ハッカーに狙われている

CISA Warning: Nation-State Hackers Exploit Fortinet and Zoho Vulnerabilities

2023/09/08 TheHackerNews — Fortinet FortiOS SSL-VPN と Zoho ManageEngine ServiceDesk Plus の脆弱性を悪用する複数の APT が、侵害したシステムに不正アクセスし、永続性を確立していると、9月12日に CISA が警告した。また、FBI および CNMF との共同アラートには、「国家レベルの APT が脆弱性 CVE-2022-47966 を悪用して、インターネットに公開された Zoho ManageEngine ServiceDesk Plus に不正アクセスし、永続性を確立し、横方向へ移動していると」と記されている。

Continue reading “CISA 警告:Fortinet と Zoho の既知の脆弱性が国家支援ハッカーに狙われている”

Atlas VPN のゼロデイ脆弱性:ユーザーの実際の IP アドレスが漏えいする可能性

Atlas VPN zero-day vulnerability leaks users’ real IP address

2023/09/05 BleepingComputer — Atlas VPN の Linux クライアントに存在するゼロデイ脆弱性により、Web サイトにアクセスしただけで、ユーザーの実際の IP アドレスが漏えいするという問題が生じている。Atlas VPN とは、WireGuard をベースとした費用対効果の高いソリューションを提供する VPN 製品であり、すべての主要なオペレーティング・システムをサポートしている。ある研究者が Reddit で共有した PoC エクスプロイトにより、Atlas VPN の Linux クライアントにおいて、具体的には最新バージョンである 1.0.3 において、ポート 8076 上で localhost (127.0.0.1) をリッスンする API エンド・ポイントについて、説明が行われている。

Continue reading “Atlas VPN のゼロデイ脆弱性:ユーザーの実際の IP アドレスが漏えいする可能性”

Akira ランサムウェア:Cisco ASA の SSL VPN へのブルートフォース攻撃を展開

Hacking campaign bruteforces Cisco VPNs to breach networks

2023/08/30 BleepingComputer — Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) の SSL VPN を標的とし、多要素認証 (MFA) 未実施などのセキュリティ防御の不備を利用した、クレデンシャル・スタッフィング攻撃やブルートフォース攻撃が、ハッカーたちにより行われている。先週に BleepingComputer は、Akira ランサムウェア・ギャングがイニシャル・ネットワーク・アクセスのために、Cisco VPN を突破していることを報告した。

Continue reading “Akira ランサムウェア:Cisco ASA の SSL VPN へのブルートフォース攻撃を展開”

Bronze Starlight という中国の APT:Ivancy VPN の証明書をマルウェアの署名に悪用

Hackers use VPN provider’s code certificate to sign malware

2023/08/19 BleepingComputer — Bronze Starlight として知られる中国系の APT (Advanced Persistent Threat) グループが、Ivacy VPN プロバイダーの有効な証明書で署名したマルウェアを用いて、東南アジアのギャンブル業界をターゲットにしていることが確認された。有効な証明書を悪用することの主なメリットは、セキュリティ対策やシステム・アラートによる検知を回避し、正規のソフトウェアやトラフィックに紛れ込める点にある。このキャンペーンを分析した SentinelLabs は、その証明書について、Ivacy VPN のシンガポールのベンダーである PMG PTE LTD のものだと見ている。

Continue reading “Bronze Starlight という中国の APT:Ivancy VPN の証明書をマルウェアの署名に悪用”

Ivanti Avalanche の深刻な脆弱性 CVE-2023-32560 が FIX:脅威アクターが探索!

Critical Security Flaws Affect Ivanti Avalanche, Threatening 30,000 Organizations

2023/08/16 TheHackerNews — 30,000 もの組織で使用されているエンタープライズ・モバイル・デバイス管理ソリューション Ivanti Avalanche に、複数の深刻なセキュリティ欠陥が存在すると報告されている。これらの脆弱性は、Ivanti Avalanche WLAvanacheServer.exe v6.4.0.0 のスタックバッファ・オーバーフローとして、CVE-2023-32560 (CVSS:9.8) にまとめられている。この欠陥は、特定のデータ・タイプを処理した結果として発生する、バッファ・オーバーフローに起因していると、サイバー・セキュリティ企業 Tenable は述べている。

Continue reading “Ivanti Avalanche の深刻な脆弱性 CVE-2023-32560 が FIX:脅威アクターが探索!”

VPN 製品の大半に影響:TunnelCrack 攻撃でトラフィック・リークにいたる脆弱性とは?

Almost all VPNs are vulnerable to traffic-leaking TunnelCrack attacks

2023/08/14 HelpNetSecurity — 世の中に出回っている大半の VPN 製品に影響を及ぼす複数の脆弱性が、攻撃者に悪用されていることが、研究者たちにより発見された。その悪用に成功した攻撃者たちにより、トラフィック盗聴/情報窃取/デバイス攻撃などが行われる可能性があるという。ニューヨーク大学の Nian Xue と、ニューヨーク大学アブダビ校の Yashaswi Malla/Zihang Xia/Christina Pöpper、そして、KU ルーヴェン大学の Mathy Vanhoef は、「私たちが検証した攻撃方式では、コンピューティング・コストが掛からないため、適切なネットワークア・クセスさえあれば誰もが実行可能であり、それぞれの環境で用いられている VPN プロトコルには非依存である」と主張している。

Continue reading “VPN 製品の大半に影響:TunnelCrack 攻撃でトラフィック・リークにいたる脆弱性とは?”

VPN 依存というリスキーなギャンブル:ネットワークへのアクセス権は危険

VPNs remain a risky gamble for remote access

2023/08/04 HelpNetSecurity — Zscaler の最新レポートによると、VPN がもたらす リスクとネットワーク・セキュリティについて、ユーザー組織は深い懸念を表明している。このレポートが強調するのは、VPN の脆弱性を悪用する脅威の高まりを受けて、組織におけるセキュリティ態勢の再評価を進め、また、ゼロトラスト・アーキテクチャへと移行すべきだという点だ。

Continue reading “VPN 依存というリスキーなギャンブル:ネットワークへのアクセス権は危険”

SonicWall の認証バイパスの脆弱性 CVE-2023-34124 などが FIX:直ちにパッチ適用を!

SonicWall warns admins to patch critical auth bypass bugs immediately

2023/07/12 BleepingComputer — 7月12日に SonicWall がリリースした緊急パッチは、同社のファイアウォール管理ソフトウェアである Global Management System (GMS) /Analytics network reporting engine software suite における、複数の深刻な脆弱性に対するものである。GMS 9.3.2-SP1 以下/Analytics 2.5.0.4-R7 以下を実行している脆弱なオンプレミス・システムに対して、脅威アクターが認証を回避してアクセスする脆弱性などの、合計で 15件のセキュリティ欠陥が修正された。

Continue reading “SonicWall の認証バイパスの脆弱性 CVE-2023-34124 などが FIX:直ちにパッチ適用を!”

Barracuda Email Gateway Defense に問題:アカウントにサインインできない

Barracuda working on fix for ongoing Email Gateway login issues

2023/07/07 BleepingComputer — メール/ネットワークのセキュリティ企業である Barracuda は、無効なログイン・エラーが発生し、Email Gateway Defense アカウントにサインインできないという問題に対して、継続して修正に取り組んでいる。The link to login is invalid (ログインへのリンクが無効) エラーが表示される、サインイン問題の根本的な原因は特定されているという。同社によると、この既知の問題は、現在の予測スケジュールに従って、来週の金曜日までに対処される予定である。

Continue reading “Barracuda Email Gateway Defense に問題:アカウントにサインインできない”

SIEM の分析と現実の脅威:4000件のルールと 100万件のログソースが示すギャップとは?

Study Reveals Alarming Gap in SIEM Detection of Adversary Techniques

2023/06/27 InfoSecurity — 企業における Security Information and Event Management (SIEM) ソリューションは、サイバー脅威の検出と対策に対して不十分だという。この CardinalOps の分析は、Splunk/Microsoft Sentinel/IBM QRadar/Sumo Logic などのプロダクション SIEM から、4000件を超える検出ルールおよび、100万件のログソース、固有のログソースタイプを調査した結果である。

Continue reading “SIEM の分析と現実の脅威:4000件のルールと 100万件のログソースが示すギャップとは?”

Grafana の深刻な脆弱性 CVE-2023-3128 が FIX:Azure AD 統合によるアカウント乗っ取りとは?

Grafana warns of critical auth bypass due to Azure AD integration

2023/06/24 BleepingComputer — Grafana がリリースした、複数のバージョン向けにセキュリティ修正は、攻撃に成功した脅威アクターに対して、認証バイパスを許すという深刻なものだ。具体的に言うと、認証に Azure Active Directory を使用している、すべての Grafana アカウントに乗っ取り可能性が生じることになる。Grafanaは、広範 に使用されているインタラクティブなオープンソースの分析および可視化のアプリであり、監視のためのプラットフォームや、アプリケーション統合のオプションを提供している。

Continue reading “Grafana の深刻な脆弱性 CVE-2023-3128 が FIX:Azure AD 統合によるアカウント乗っ取りとは?”

ASUS ルーター群に緊急パッチ:対応が難しい場合には WAN アクセス遮断を推奨

ASUS urges customers to patch critical router vulnerabilities

2023/06/19 BleepingComputer — ASUS が公開したのは、複数のルーター・モデルの脆弱性に対応した。累積的なセキュリティ更新プログラムを含む新しいファームウェアであり、直ちに各デバイスをアップデートするよう警告している。また、何らかの事情でアップデートが不可能な場合には、安全が確保されるまで WAN アクセスを制限するよう顧客に推奨している。同社の説明によると、今回リリースされたファームウェアには、Critical および High と評価されるものを含む、9件の脆弱性に対する修正が含まれていとのことだ。

Continue reading “ASUS ルーター群に緊急パッチ:対応が難しい場合には WAN アクセス遮断を推奨”

Barracuda ESG がデバイス交換を選択:中国 APT が仕掛けた強力なバックドアとは?

Barracuda ESG zero-day attacks linked to suspected Chinese hackers

2023/06/15 BleepingComputer — Mandiant が UNC4841 として追跡している親中派ハッカー・グループへの疑いが、Barracuda ESG (Email Security Gateway) アプライアンス上の、パッチ適用済みゼロデイ脆弱性を悪用する、データ窃取攻撃と関連していることが判明した。この脅威アクターは、2022年10月10日頃から、Barracuda の添付ファイル・スキャン・モジュールに存在する、ゼロデイ・リモート・コマンド・インジェクション脆弱性 CVE-2023-2868 を悪用し始めた。5月19日に、この欠陥を発見した Barracuda は、脆弱性が悪用されていることを直ちに公表し、CISA は米国連邦政府機関に対して、セキュリティ更新プログラムを適用するよう警告を発した。

Continue reading “Barracuda ESG がデバイス交換を選択:中国 APT が仕掛けた強力なバックドアとは?”

Fortinet の脆弱性 CVE-2023-27997 が悪用されている:Volt Typhoon が攻撃?

Fortinet: New FortiOS RCE bug “may have been exploited” in attacks

2023/06/12 BleepingComputer — 先週パッチが適用された FortiOS SSL VPN の深刻な脆弱性だが、政府機関/製造業/重要インフラ組織に影響を与える攻撃において、悪用された可能性があると、Fortinet が発表した。この脆弱性 CVE-2023-27997 (FG-IR-23-097) は、FortiOS および FortiProxy SSL-VPN におけるヒープバッファ・オーバーフローに起因し、悪意を持って細工されたリクエストを介して、認証されていない攻撃者にリモートコード実行 (RCE) を許すものだ。

Continue reading “Fortinet の脆弱性 CVE-2023-27997 が悪用されている:Volt Typhoon が攻撃?”

D-Link D-View 8 の脆弱性 CVE-2023-32165/CVE-2023-32169:β 版パッチがリリース

D-Link fixes two critical flaws in D-View 8 network management suite

2023/05/25 SecurityAffairs — D-Link は、D-View 8 における2つの深刻な脆弱性 (CVSS:9.8) を修正した。これらの脆弱性は、悪用に成功した攻撃者に対して、認証なしでリモート・コード実行を許すものである。D-View は、ネットワーク管理スイートであり、パフォーマンの監視やデバイスの設定を行い、効率的にネットワークを管理するためのツールだ。これらの脆弱性は、2022年12月23日に Trend Micro の Zero Day Initiative (ZDI) を通じて、D-Link に報告された。

Continue reading “D-Link D-View 8 の脆弱性 CVE-2023-32165/CVE-2023-32169:β 版パッチがリリース”

Zyxel Firewall の RCE 脆弱性 CVE-2023-28771 などが FIX:直ちにパッチ適用を!

Zyxel fixed a critical RCE flaw in its firewall devices and urges customers to install the patches

2023/04/28 SecurityAffairs — TRAPA Security の研究者たちは、Zyxel Firewall に影響を及ぼす深刻な脆弱性 CVE-2023-28771 (CVSS:9.8) を発見した。CVE-2023-28771 は、以下のファームウェアにおける不適切なエラー・メッセージ処理に起因する、リモート・コード実行の脆弱性だ。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、未認証の状態で脆弱なデバイスに特別に細工したパケットを送信し、リモートで OS コマンドを実行することが可能になる。

Continue reading “Zyxel Firewall の RCE 脆弱性 CVE-2023-28771 などが FIX:直ちにパッチ適用を!”

Sophos Web Security アプライアンスの3つの脆弱性が FIX:Ver 4.3.10.4 へアップデート

Sophos patches three issues in the Sophos Web Security appliance, one of them rated as critical

2023/04/10 SecurityAffairs — Sophos Web Appliance に存在する、3つの脆弱性への対応が完了した。1つ目の、深刻度 Critical と評価される脆弱性 CVE-2023-1671 は、warn-proceed ハンドラに存在する、認証前のコマンド・インジェクションに起因する問題であり、バージョン 4.3.10.4 未満に影響を及ぼすものだ。2つ目の、深刻度 High と評価される脆弱性 CVE-2022-4934 は、コード実行を引き起こす恐れがある。この問題は、exception wizard に存在する、認証後のコマンド・インジェクションに起因する問題であり、管理者に対して、任意のコード実行許す可能性がある。

Continue reading “Sophos Web Security アプライアンスの3つの脆弱性が FIX:Ver 4.3.10.4 へアップデート”

ネットワーク・セキュリティのリスクが定量化できない? いまのアプローチが問題なのか?

Companies carry unquantified levels of risk due to current network security approaches

2023/04/07 HelpNetSecurity — Titania の調査によると、サイバー・セキュリティ上級意思決定者の 40% が、Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) 4.0 準拠のリスクに対して、効果的に優先順位をつけていることが分かった。この調査で明らかになったのは、石油/ガス/通信/銀行/金融などのサービスを提供する組織が、脆弱なネットワーク機器のコンフィグレーションを悪用して攻撃を拡大する、脅威アクターたちの主要な標的であることである。また、ネットワーク・セキュリティを脅かすコンプライアンス・リスクについて、適切かつ効果的に分類し、優先順位を付けている組織が、37% に過ぎないことも明らかになった。

Continue reading “ネットワーク・セキュリティのリスクが定量化できない? いまのアプローチが問題なのか?”

Fortinet のゼロデイ悪用:ハッキングの背景に存在する中国系ハッカー集団とは?

Fortinet zero-day attacks linked to suspected Chinese hackers

2023/03/16 BleepingComputer — Fortinet のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-41328 を悪用してマルウェアを展開するという、政府機関に対する一連の攻撃の背景には、中国のハッカー集団の存在があるようだ。先週に Fortinet が開示したように、この脆弱性の悪用に成功した脅威アクターは、パッチ未適用の FortiGate ファイアウォール・デバイス上で、不正なコード/コマンドを実行することで、マルウェア・ペイロードを展開できるとされる。さらに、このマルウェアの分析を進めることで、データの流出/侵害デバイス上でのファイルのダウンロードと書き込み/細工された ICMP パケット受信によるリモートシェルのオープンといった、サイバースパイ活動にも利用可能なことが判明した。

Continue reading “Fortinet のゼロデイ悪用:ハッキングの背景に存在する中国系ハッカー集団とは?”

NordVPN の Meshnet が無償で開放:誰もが簡単にプライベート・トンネルを作れる時代に

NordVPN makes its Meshnet private tunnel free for everyone

2023/03/13 BleepingComputer — NordVPN を契約していないユーザーであっても、プライベート・トンネル機能 Meshnet の Windows/macOS/Linux バージョンを、無料で利用できるようになった。2022年6月に NordVPN が、Meshnet の提供を開始したときは有償版だった。この製品を使えば、ネットワーク・トラフィックを受け渡すための、信頼できるデバイス間でのプライベートな暗号化トンネルが作成され、本質的に自分自身の VPN (仮想プライベート・ネットワーク) サーバが得られる。

Continue reading “NordVPN の Meshnet が無償で開放:誰もが簡単にプライベート・トンネルを作れる時代に”

SonicWall SMA を攻撃するカスタム・マルウェア:背後にいるのは中国由来の UNC4540 ?

SonicWall SMA appliance infected by a custom malware allegedly developed by Chinese hackers

2023/03/09 SecurityAffairs — UNC4540 として追跡され中国由来とされている脅威アクターが、SonicWall SMA アプライアンスにカスタム・マルウェアを展開したことを、Mandiant の研究者たちが報告した。 このマルウェアは、攻撃者によるユーザー認証情報の窃取を可能にし、ファームウェアのアップグレードによる永続性を実現し、シェルアクセスを提供するとされる。

Continue reading “SonicWall SMA を攻撃するカスタム・マルウェア:背後にいるのは中国由来の UNC4540 ?”

Google One の新機能:VPN アクセス/Dark Web レポートでセキュリティを強化

Google One expands security features to all plans with dark web report, VPN access

2023/03/08 HelpNetSecurity — Google One に、2つの画期的な機能の追加が発表された。まず、VPN by Google One が全てのプランで利用可能になり、オンライン中のセキュリティが強化される。さらに、米国における Dark Web レポートの導入により、より適切な個人情報の監視が可能になるという。

Continue reading “Google One の新機能:VPN アクセス/Dark Web レポートでセキュリティを強化”

ArubaOS の深刻な脆弱性 CVE-2023-22747 などが FIX:RCE にいたる恐れ

Aruba Networks fixes six critical vulnerabilities in ArubaOS

2023/03/01 BleepingComputer — Aruba Networks が発表したのは、同社独自のネットワーク OS である ArubaOS の複数バージョンに影響する、6つの深刻 (Critical-Severity) の脆弱性について、顧客に通知するセキュリティ・アドバイザリである。この脆弱性は、Aruba Mobility Conductor/Aruba Mobility Controllers/Aruba-managed WLAN Gateway/SD-WAN Gateway に影響するものだ。Aruba Networksは、カリフォルニアに拠点を置く Hewlett Packard Enterprise の子会社であり、コンピュータ・ネットワークと無線接続ソリューションに特化した企業である。

Continue reading “ArubaOS の深刻な脆弱性 CVE-2023-22747 などが FIX:RCE にいたる恐れ”

Fortinet の脆弱性 CVE-2022-39952:Shodan 検索結果をベースにした推測は適切なのか?

Fortinet Shares Clarifications on Exploitation of FortiNAC Vulnerability

2023/02/24 SecurityWeek — Fortinet は、FortiNAC network access control (NAC) の脆弱性を狙った最近の悪用行為について、同社がセンセーショナルな報道と表現したことに関して、いくつかの重要な説明を行った。この脆弱性 CVE-2022-39952 は、悪用に成功したリモートの未認証の攻撃者により、任意のコードが実行される可能性を持つものだ。この問題は、Fortinet の内部で発見されている。

Continue reading “Fortinet の脆弱性 CVE-2022-39952:Shodan 検索結果をベースにした推測は適切なのか?”

Fortinet FortiNAC/FortiWeb の深刻な脆弱性が FIX:緩和策や回避策は存在しない

Fortinet fixes critical RCE flaws in FortiNAC and FortiWeb

2023/02/17 BleepingComputer — Fortinet の FortiNAC/FortiWeb に対するセキュリティ・アップデートが公開された。そこで対処された2つの深刻な脆弱性は、認証されていない攻撃者による任意のコード/コマンド実行にいたる可能性のあるものだ。1つ目は、FortiNAC に影響を及ぼす脆弱性 CVE-2022-39952 であり、CVSS 値は 9.8 (Critical) である。FortiNAC は、ネットワーク・アクセス制御ソリューションであり、リアルタイムでのネットワークの可視化/セキュリティ・ポリシーの適用/脅威の検知と緩和を支援するものだ。

Continue reading “Fortinet FortiNAC/FortiWeb の深刻な脆弱性が FIX:緩和策や回避策は存在しない”

SonicWall の Web Content FIXilteringが無効化? Windows 11 22H2 に限定した問題

SonicWall warns web content filtering is broken on Windows 11 22H2

2023/02/08 BleepingComputer — 今日、セキュリティ・ハードウェア・メーカーである SonicWall が発した警告は、Windows 11 バージョン 22H2 システムにおける WCF (Web Content FIXiltering) 機能に制限が生じるというものだ。SonicWall の Cloud Management Console サービスと、Capture Client の組み合わせは、Endpoint Detection & Response (EDR) 機能を備えた Windows/macOS 用のセキュリティ・ソリューションである。

Continue reading “SonicWall の Web Content FIXilteringが無効化? Windows 11 22H2 に限定した問題”

Fortinet FortiADC/FortiTester 深刻な脆弱性が FIX:HTTP リクエストを介した RCE

Fortinet fixed multiple command injection bugs in FortiADC and FortiTester

2023/01/04 SecurityAffairs — サイバー・セキュリティ・ベンダーである Fortinet は、同社製品に影響を及ぼす複数の脆弱性に対応した。また、Application Delivery Controller である FortiADC に影響を及ぼす、深刻な コマンド・インジェクション の脆弱性 CVE-2022-39947 (CVSS 8.6) について、顧客に警告を発している。この脆弱性 CVE-2022-39947 は、FortiADC の OS Command における特殊要素の不適切な無効化に起因し、特別に細工された HTTP リクエストを介した、任意のコード実行を許す可能性がある。

Continue reading “Fortinet FortiADC/FortiTester 深刻な脆弱性が FIX:HTTP リクエストを介した RCE”

Fortinet FortiOS に緊急パッチ:認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-42475 の悪用に対応

Fortinet Warns of Active Exploitation of New SSL-VPN Pre-auth RCE Vulnerability

2022/12/13 TheHackerNews — 月曜日に Fortinet は、同社の SSL-VPN 製品 FortiOS に影響を及ぼす深刻なセキュリティ脆弱性に対して緊急パッチをリリースし、この脆弱性が実際に悪用されていることを明らかにした。この深刻な脆弱性 CVE-2022-42475 (CVSS:9.3) は、ヒープベース・バッファ・オーバーフローの脆弱性であり、認証されていない攻撃者による、特別に細工したリクエストを介した任意のコード実行を引き起こす可能性がある。

Continue reading “Fortinet FortiOS に緊急パッチ:認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-42475 の悪用に対応”

Fortinet の 深刻な脆弱性 CVE-2022-40684:アクセスを販売する IAB が登場?

Threat actors are offering access to corporate networks via unauthorized Fortinet VPN access

2022/11/29 SecurityAffairs — Cyble の研究者たちが認識しているのは、最近のパッチが適用された Fortinet 製品に存在する、深刻な脆弱性 CVE-2022-40684 を悪用する Initial Access Broker (IAB) が、 企業ネットワークへのアクセスを販売している可能性が高いという状況である。10月の初旬に Fortinet は、FortiGate Firewall/FortiProxy Web Proxy に影響を及ぼす、認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684 に対処している。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、脆弱なデバイスにログインすることが可能であると、Fortinet は説明している。

Continue reading “Fortinet の 深刻な脆弱性 CVE-2022-40684:アクセスを販売する IAB が登場?”

Fortinet の深刻な脆弱性 CVE-2022-38374 などが FIX:XSS 攻撃の可能性

Fortinet fixed 16 vulnerabilities, 6 rated as high severity

2022/11/03 SecurityAffairs — Fortinet が FIX した脆弱性の中で、深刻度の高いものとしては、FortiADC の Log ページに存在する persistent XSS の脆弱性 CVE-2022-38374 がある。この問題の原因は、FortiADC の Web ページ生成時における、入力の不適切な無効化の脆弱性 [CWE-79] となる。この脆弱性の悪用に成功したリモートの未認証の攻撃者は、トラフィックやイベントのログビューで観測される HTTP フィールドを介して、persistent XSS 攻撃が可能となる。

Continue reading “Fortinet の深刻な脆弱性 CVE-2022-38374 などが FIX:XSS 攻撃の可能性”

SonicWall ランサムウェア統計 2022 Q3:米国は 51% 減で APAC は 56% 増

Ransomware Threat Shifts from US to EMEA and APAC

2022/10/26 InfoSecurity — SonicWall の 2022 Threat Mindset Survey によると、2022年 Q3 におけるランサムウェアの検出量は、過去2年間で最低となり、米国の組織への攻撃が衰退した。しかし、その他の地域での標的が、拡大していることも判明している。セキュリティ・ベンダーである SonicWall は、200カ国以上に展開された、100万個以上のセキュリティ・センサーなどを用いた独自の脅威検知ネットワークにより、こうした現状を明らかにしている。

Continue reading “SonicWall ランサムウェア統計 2022 Q3:米国は 51% 減で APAC は 56% 増”

Palo Alto PAN-OS の脆弱性 CVE-2022-0030 が FIX:認証バイパスの恐れ

Palo Alto Networks fixed a high-severity auth bypass flaw in PAN-OS

2022/10/15 SecurityAffairs — Palo Alto Networks は、PAN-OS 8.1 に影響する深刻な認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-0030 (CVSS:8.1) に対処するセキュリティ・パッチをリリースした。Palo Alto Networks はアドバイザリで、「Palo Alto Networks PAN-OS 8.1 の Web インターフェイスに、認証バイパスの脆弱性が存在する。この脆弱性により、同社の Firewall/Panorama アプライアンスに対して、特定の知識を持つネットワーク・ベースの攻撃者が、既存の PAN-OS 管理者になりすました操作が可能になる」と述べている。

Continue reading “Palo Alto PAN-OS の脆弱性 CVE-2022-0030 が FIX:認証バイパスの恐れ”

Fortinet の脆弱性 CVE-2022-40684 に PoC エクスプロイト:直ちに パッチ適用を!

Exploit available for critical Fortinet auth bypass bug, patch now

2022/10/13 BleepingComputer — FortiOS/FortiProxy/FortiSwitchManager アプライアンスに影響を及ぼす深刻な認証バイパスの脆弱性に対して、PoC エクスプロイトコードが利用可能になった。この脆弱性 CVE-2022-40684 の悪用に成功した攻撃者は、FortiGate firewall/FortiProxy Web proxy/FortiSwitch Manager (FSWM) on-premise management instance などの、管理インターフェイスにおける認証プロセスのバイパスが可能になる。

Continue reading “Fortinet の脆弱性 CVE-2022-40684 に PoC エクスプロイト:直ちに パッチ適用を!”

Fortinet の認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684:野放し状態での悪用を確認

Fortinet says critical auth bypass bug is exploited in attacks

2022/10/10 BleepingComputer — 今日、Fortinet は、先週にパッチを適用した深刻な認証バイパスの欠陥が、野放し状態で悪用されていることを認めた。このセキュリティ上の脆弱性 CVE-2022-40684 は、管理インターフェイスの認証バイパスに起因するものであり、攻撃に成功したリモートの攻撃者に対して、FortiGate Firewalls/FortiProxy Web Proxies に加えて、FortiSwitch Manager (FSWM) のオンプレミス管理インスタンスへのログインを許してしまうものである。

Continue reading “Fortinet の認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684:野放し状態での悪用を確認”

Palo Alto Networks 警告:PAN-OS に DDoS 攻撃参加を許す脆弱性 CVE-2022-0028

Palo Alto Networks: New PAN-OS DDoS flaw exploited in attacks

2022/08/12 BleepingComputer — Palo Alto Networks は、同社のネットワーク・ハードウェア製品で使用されている PAN-OS に存在する、深刻度の高い脆弱性を警告するセキュリティ・アドバイザリを発表した。この脆弱性 CVE-2022-0028 (CVSS v3 : 8.6) は、URL フィルタリング・ポリシーの設定ミスにより、未認証のリモート攻撃者による増幅された TCP サービス拒否 (DoS) 攻撃を許すものとなる。

Continue reading “Palo Alto Networks 警告:PAN-OS に DDoS 攻撃参加を許す脆弱性 CVE-2022-0028”

SonicWall 警告:SQL インジェクションの深刻な脆弱性へのパッチ適用を推奨

SonicWall: Patch critical SQL injection bug immediately

2022/07/22 BleepingComputer — 今日、SonicWall は、GMS (Global Management System)/Analytics On-Prem 製品における、SQL インジェクションの脆弱性に対してセキュリティ・アドバイザリを公開した。SonicWall PSIRT は、このアドバイザリで、Analytics On-Prem の以下のバージョンを使用しているユーザーに対して、パッチ適用済みバージョンへの迅速なアップグレードすることを強く推奨している。

Continue reading “SonicWall 警告:SQL インジェクションの深刻な脆弱性へのパッチ適用を推奨”