SonicWall VPN Firewall:インターネット露出する脆弱なデバイスの数は? – Bishop Fox

Over 25,000 SonicWall VPN Firewalls exposed to critical flaws

2024/12/17 BleepingComputer — インターネットに露出する 25,000 台以上の SonicWall SSLVPN デバイスが、深刻な脆弱性を抱えているとされ、そのうちの 20,000 台に関しては、ベンダーがサポートを終了した SonicOS/OSX ファームウェア・バージョンを使用されているという。サイバーセキュリティ企業 Bishop Fox が実施した調査/分析によると、今年なって公開された一連の重要な脆弱性が、SonicWall デバイスに影響を及ぼしているとされる。

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ProFTPD の脆弱性 CVE-2024-48651 が FIX:root アクセスの不正取得の恐れ

CVE-2024-48651: ProFTPD Vulnerability Grants Root Access to Attackers

2024/12/02 SecurityOnline — 人気の FTP サーバである ProFTPD に、重大なセキュリティ脆弱性 CVE-2024-48651 (CVSS:7.5)  が存在することが判明した。ProFTPD バージョン 1.3.8b 以下の mod_sql コンポーネントに存在する、この脆弱性により、脆弱なシステムへのルート・アクセスが、攻撃者に許される可能性があるという。

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C2 Tracker はコミュニティ主導の IOC Feed ツール:Shodan と Censys を活用して何ができる?

C2 Tracker: A Community-Driven IOC Feed for Cybersecurity

2024/08/06 SecurityOnline — 日々進化するサイバー・セキュリティ脅威の状況において、最新かつ信頼できる脅威インテリジェンスへのアクセスは、最も重要なことである。この C2 Tracker は、Shodan と Censys の検索を活用して、既知のマルウェア/ボットネット Command and Control (C2) インフラに関連する IP アドレスを収集する、無料のオープンソース IOC (Indicator of Compromise) フィードである。

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OpenSSH の脆弱性 regreSSHion CVE-2024-6387:無数の Linux システムが危険な状況に!

CVE-2024-6387: Critical OpenSSH Unauthenticated RCE Flaw ‘regreSSHion’ Exposes Millions of Linux Systems

2024/07/01 SecurityOnline — regreSSHion と命名された深刻なセキュリティ脆弱性について、​Qualys Threat Research Unit (TRU) はレポートを公開し、無数の Linux システムにリモート・コード実行の脆弱性が残存していることを明らかにした。この脆弱性 CVE-2024-6387 は、glibc ベースの Linux システム上の OpenSSH のサーバ (sshd) に影響を及ぼすものだ。この脆弱性の悪用に成功した、認証されていない攻撃者は、root アクセス権を取得して影響を受けるマシンの完全な制御を奪う可能性を手にする。

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MOVEit Gateway の SFTP 認証バイパスの脆弱性 CVE-2024-5805 が FIX:データ侵害の恐れ

CVE-2024-5805: Critical SFTP Authentication Bypass Vulnerability in MOVEit Gateway

2024/06/25 SecurityOnline — MOVEit Gateway に、深刻な SFTP 認証バイパスの脆弱性 CVE-2024-5805 (CVSS:9.1) が存在することが確認された。6月25日に MOVEit の開発元である Progress は、この脆弱性をユーザーに公表し、利用可能なパッチを直ちに適用するよう勧告をした。

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LG Smart TV に4つの脆弱性:90,000台以上の TV が危険に晒されている

Over 90,000 LG Smart TVs may be exposed to remote attacks

2024/04/09 BleepingComputer — LG Smart TV で使用されている、WebOS の複数のバージョンに影響を及ぼす4つの脆弱性を、Bitdefender のセキュリティ研究者たちが発見した。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、影響を受けるデバイス上で、さまざまなレベルでの不正アクセスやの制御を行い、認証バイパス/権限昇格/コマンド・インジェクションなどを可能にするとされる。

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Ivanti の新たな脆弱性 CVE-2024-21894:日本の存在する危険なインスタンスは 2,000 ?

New Ivanti RCE flaw may impact 16,000 exposed VPN gateways

2024/04/05 BleepingComputer — インターネット上に公開されている Ivanti の Connect Secure/Poly Secure ゲートウェイ約 16,500 台に、リモートコード実行 (RCE) の脆弱性が存在する可能性がある。今週初めにベンダーが対処した、この脆弱性 CVE-2024-21894 は、Ivanti Connect Secure 9.x/22.x の IPSec コンポーネントに存在する、深刻度の高いヒープオーバーフローに起因するものだ。認証されていないユーザーが、特別に細工したリクエストを送信することにより、サービス拒否 (DoS) やリモートコード実行にいたる可能性がある。

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Ivanti に新たな脆弱性 CVE-2024-21894 などが発生:RCE/DoS 攻撃の恐れ

Ivanti fixes VPN gateway vulnerability allowing RCE, DoS attacks

2024/04/03 BleepingComputer — IT セキュリティ・ソフトウェア企業 Ivanti がリリースしたのは、同社の Connect Secure/Policy Secure ゲートウェイに影響を及ぼす、複数のセキュリティ脆弱性を修正するためのパッチである。脆弱性 CVE-2024-21894 の悪用に成功した未認証の脅威アクターは、ユーザーによる操作を必要としない複雑度の低い攻撃で、リモート・コードの実行やサービス拒否状態を、パッチを適用していないアプライアンス上で引き起こす可能性を得る。

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ConnectWise ScreenConnect の脆弱性:LockBit ランサムウェアによる攻撃が続いている

New ScreenConnect RCE flaw exploited in ransomware attacks

2024/02/22 BleepingComputer — ConnectWise ScreenConnect に存在する脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、パッチ未適用のサーバに侵入し、侵害したネットワーク上に LockBit ランサムウェアのペイロードを展開している。この 認証バイパスの脆弱性 CVE-2024-1709 (CVSS:10.0) の悪用が始まったのは、ConnectWise がセキュリティ更新プログラムをリリースし、複数のサイバー・セキュリティ企業が PoC エクスプロイトを公開した翌日の、2月20日 (火) からである。さらに ConnectWise は、深刻度の高いパス・トラバーサル脆弱性 CVE-2024-1708 に対しても、パッチを適用している。

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VMware vCenter の脆弱性 CVE-2023-34048:積極的な悪用が観測されている

VMware confirms critical vCenter flaw now exploited in attacks

2024/01/19 BleepingComputer — VMware が確認したのは、2023年10月にパッチが適用された vCenter Server の深刻なリモートコード実行の脆弱性が、現在でも活発に悪用されていることである。今週に VMware は、「脆弱性 CVE-2023-34048 の悪用が、実際に発生していることを確認した」と、オリジナル・アドバイザリに追加されたアップデートで述べている。

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CISA KEV 警告 24/01/18:Ivanti の脆弱性 CVE-2023-35082 を追加

CISA: Critical Ivanti auth bypass bug now actively exploited

2024/01/18 BleepingComputer — CISA は、Ivanti の Endpoint Manager Mobile (EPMM) および MobileIron Core デバイス管理ソフトウェアに存在する、深刻な認証バイパスの脆弱性が、いまも積極的に悪用されていると警告している。この、2023年8月にパッチ適用済の脆弱性 CVE-2023-35082 は、認証を必要としないリモートからの API アクセスの脆弱性であり、EPM 11.10/11.9/11.8 および MobileIron Core 11.7 以下の、すべてのバージョンに影響を及ぼすものだ。

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Ivanti Connect Secure の2つの脆弱性:複数の脅威アクターにより攻撃がエスカレート

Ivanti Connect Secure zero-days now under mass exploitation

2024/01/15 BleepingComputer — Ivanti の Connect Secure VPN および Policy Secure Network Access Control (NAC) アプライアンスに影響を及ぼす、2つのゼロデイ脆弱性が大規模なレベルで悪用されている。脅威インテリジェンス企業 Volexity が発見した、このゼロデイ脆弱性は 2023年12月以降の攻撃で悪用されてきた。そして、2024年1月11日からは複数の脅威グループが、CVE-2023-46805 (認証バイパス) および CVE-2024-21887 (コマンド・インジェクション) 脆弱性を連鎖させ、広範な攻撃を行っている。

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WS_FTP Server の脆弱性 CVE-2023-40044:ランサムウェア攻撃が始まっている

Ransomware attacks now target unpatched WS_FTP servers

2023/10/12 BleepingComputer — インターネットに公開された WS_FTP サーバの、パッチ未適用の深刻度の高い脆弱性 CVE-2023-40044 が 、ランサムウェア攻撃の標的になっている。 先日に Sophos X-Ops のインシデント・レスポンダーたちが観測したのは、Reichsadler Cybercrime Group を自称する脅威アクターが、ランサムウェアのペイロードを展開しようと試み、失敗に終わったことだ。そこで用いられたのは、2022年9月に盗まれた LockBit 3.0 builder だとされる。同社は、「このランサムウェアの実行者が、最近に報告された WS_FTP Server ソフトウェアの脆弱性を悪用するまでに、長い時間は不要であった」と述べている。

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Exim が脆弱性 CVE-2023-42115 などにパッチ適用:悪用には特殊な環境が必要?

Exim patches three of six zero-day bugs disclosed last week

2023/10/02 BleepingComputer — Exim の3件の脆弱性に対して、パッチがリリースされた。匿名のセキュリティ研究者により発見され、Trend Micro の Zero Day Initiative (ZDI) を通じて公開された脆弱性 CVE-2023-42115 は、SMTP サービスに存在する Out-of-bounds Write の欠陥が起因するものだ。この脆弱性の悪用に成功したリモートの未認証の攻撃者は、サービス・アカウントのコンテキストで、コード実行を可能にするという。

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Exim メールサーバにゼロデイ CVE-2023-42115:パッチ適用までの緩和策は?

Millions of Exim mail servers exposed to zero-day RCE attacks

2023/09/29 BleepingComputer — Exim MTA (Mail Transfer Agent) の、すべてのバージョンに存在する深刻なゼロデイ脆弱性により、インターネットに公開されたサーバ上で、未認証の攻撃者によるリモートコードを実行 (RCE) が引き起こされる可能性が生じている。匿名のセキュリティ研究者により発見され、Trend Micro の Zero Day Initiative (ZDI) を介して公開された脆弱性 CVE-2023-42115 は、SMTP サービスに存在する Out-of-bounds Write に起因するものだ。

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Ivanti EPMM (MobileIron) のゼロデイ CVE-2023-35078 が FIX:早急にパッチ適用を!

Ivanti patches MobileIron zero-day bug exploited in attacks

2023/07/24 BleepingComputer — 7月23日に、米国の IT ソフトウェア企業である Ivanti は、同社のモバイル・デバイス管理ソフトウェアである Endpoint Manager Mobile (EPMM/旧 MobileIron Core) のゼロデイ脆弱性にパッチを適用した。この、リモート認証を必要としない API アクセスの脆弱性は、CVE-2023-35078 として追跡されている。そしてパッチ適用は、EPM 11.8.1.1/11.9.1.1/11.10.0.2 で対処されている。なお、11.7.0.0/11.5.0.0 を含む、11.8.1.0 以下の未サポート/サポート終了のバージョンも対象となる。

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Fortinet FortiGate の脆弱性 CVE-2023-27997:依然として30万台の未パッチが公開

300,000+ Fortinet firewalls vulnerable to critical FortiOS RCE bug

2023/07/03 BleepingComputer — 数十万台の FortiGate ファイアウォールに影響を及ぼすとされる、深刻な脆弱性 CVE-2023-27997 だが、この問題に対処するアップデートを Fortinet がリリースしてから、約 1ヶ月が経過した。この、深刻度スコア 9.8 の脆弱性は、リモートコード実行にいたるものであり、すべてのネットワーキング・コンポーネントを、Fortiner のセキュリティ・ファブリック・プラットフォームに接続する、FortiOS のヒープバッファ・オーバーフローに起因するものだと説明されている。

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SimpleHelp というリモート・サポート製品を悪用:イランの MuddyWater の戦術を暴露

MuddyWater Uses SimpleHelp to Target Critical Infrastructure Firms

2023/04/18 InfoSecurity — MuddyWater という、イラン政府に支援される脅威アクターは、被害者のデバイス上で永続性を確立するために、正規の SimpleHelp リモート・サポート・ソフトウェア・ツールを使用していることが確認されている。Group-IB の新たなアドバイザリによると、これらの攻撃の一部として使用されるソフトウェアは、脆弱化されたものではない。その代わりに、この脅威アクターは、公式 Web サイトからツールをダウンロードし、攻撃に使用する方法を発見したようだ。

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CISA KEV に登録された危険な脆弱性:現時点で合計 1,500万件がインターネットに露出している

15 million public-facing services vulnerable to CISA KEV flaws

2023/03/31 BleepingComputer — CISA の KEV (known exploitable vulnerabilities) カタログに記載されている 896件の脆弱性のうち、少なくとも1つの脆弱性の影響を受けている公共性の高いサービスが、1,500万以上も存在することが明らかになった。この膨大な数値は、国家に支援される機関やランサムウェア集団などからの、サイバー攻撃にさらされる脆弱なシステムを特定するために、サイバー・セキュリティ企業である Rezilion が実施した、大規模な調査結果の報告に基づくものである。

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Fortinet の脆弱性 CVE-2022-39952:Shodan 検索結果をベースにした推測は適切なのか?

Fortinet Shares Clarifications on Exploitation of FortiNAC Vulnerability

2023/02/24 SecurityWeek — Fortinet は、FortiNAC network access control (NAC) の脆弱性を狙った最近の悪用行為について、同社がセンセーショナルな報道と表現したことに関して、いくつかの重要な説明を行った。この脆弱性 CVE-2022-39952 は、悪用に成功したリモートの未認証の攻撃者により、任意のコードが実行される可能性を持つものだ。この問題は、Fortinet の内部で発見されている。

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VMware ESXi Server の脆弱性 CVE-2021-21974:ESXiArgs ランサムウェアの標的

Massive ESXiArgs ransomware attack targets VMware ESXi servers worldwide

2023/02/03 BleepingComputer — VMware ESXi Server に存在する、2年前のリモート・コード実行の脆弱性を狙う攻撃者が、ランサムウェアを展開していると、管理者たちだけではなく、ホスティング・プロバイダや CERT-FR (French Computer Emergency Response Team) が警告している。この脆弱性 CVE-2021-21974 は、OpenSLP サービスにおけるヒープ・オーバーフロー問題に起因するものであり、未パッチのサーバの悪用に成功した未承認の攻撃者たちは、シンプルな攻撃を仕掛けることが可能になる。

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Titan Stealer という情報スティーラーを発見:Golang ベースで検出を巧みに回避

Titan Stealer: A New Golang-Based Information Stealer Malware Emerges

2023/01/30 TheHackerNews — Titan Stealer という名の Golang ベースの新たな情報窃取型マルウェアが、Telegram チャンネルで宣伝されていることが判明した。Uptycs のセキュリティ研究者である Karthickkumar Kathiresan と Shilpesh Trivedi の最新のレポートには、「このスティーラーは、感染した Windows マシンから、ブラウザや暗号ウォレットからのクレデンシャル・データ/FTP クライアントの詳細/スクリーンショット/システム情報/掴んだファイルなどの、さまざまな情報を盗み出す」と記されている。

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CentOS Control Web Panel の深刻な脆弱性 CVE-2022-44877:RCE が容易に生じる

Hackers exploit Control Web Panel flaw to open reverse shells

2023/01/12 BleepingComputer — 以前には CentOS Web Panel として知られていた、サーバ管理用ツール Control Web Panel (CWP) で発生した深刻な脆弱性が、ハッカーたちに積極的に悪用されている。このセキュリティ脆弱性 CVE-2022-44877 は、認証されない攻撃者であってもリモートコード実行が可能であるため、CVSS 値は 9.8 と評価されている。

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Exchange Server の脆弱性 ProxyNotShell:60,000 台以上のサーバがパッチ未適用

Over 60,000 Exchange servers vulnerable to ProxyNotShell attacks

2023/01/03 BleepingComputer — オンラインに晒されてされている 60,000 台以上の Microsoft Exchange Server において、ProxyNotShell の1つであるリモート・コード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2022-41082 への、パッチが適用されていないことが判明した。インターネット・セキュリティの向上を目指す、非営利団体 Shadowserver Foundation のセキュリティ研究者たちの最新ツイートによると、バージョン情報 (サーバの x_owa_version ヘッダ) の追跡により、約 70,000 台の Microsoft Exchange Server が、ProxyNotShell 攻撃に対して脆弱であることが判明した。

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Fortinet の認証バイパスの脆弱性 CVE-2022-40684:野放し状態での悪用を確認

Fortinet says critical auth bypass bug is exploited in attacks

2022/10/10 BleepingComputer — 今日、Fortinet は、先週にパッチを適用した深刻な認証バイパスの欠陥が、野放し状態で悪用されていることを認めた。このセキュリティ上の脆弱性 CVE-2022-40684 は、管理インターフェイスの認証バイパスに起因するものであり、攻撃に成功したリモートの攻撃者に対して、FortiGate Firewalls/FortiProxy Web Proxies に加えて、FortiSwitch Manager (FSWM) のオンプレミス管理インスタンスへのログインを許してしまうものである。

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OSINT について考える:企業のセキュリティ保護に適用する理由と方法とは?

How and Why to Apply OSINT to Protect the Enterprise

2022/08/15 DarkReading — あなたは、Strava のような、フィットネスに特化した SNS のファンだろうか?あなただけではなく、軍人でさえも、ランニングの記録/共有を楽しんでいる。しかし、Strava が収集/公開する、彼らのすべての活動量と GPS データは、軍事基地の正確な位置を晒してしまう。現在、インターネット上で公開されている情報の種類を見ると、驚くかもしれない。しかし、私たちが過剰な共有の時代に生きていることを考えれば、驚くことではない。Twitter や自動返信のメールで、休暇の計画を公開している私たちは、実質的に強盗を招いているようなものだ。

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Jenkins Plugin 29種類にゼロデイ脆弱性:パッチの適用/未適用の確認が重要

Jenkins discloses dozens of zero-day bugs in multiple plugins

2022/07/01 BleepingComputer — 木曜日に Jenkins セキュリティ・チームは、オープンソースの自動化サーバ Jenkins における 29種類のプラグインに影響を与える、34件のセキュリティ脆弱性を発表し、そのうち 29件のバグは、パッチ未適用のゼロデイであることを明らかにした。Jenkins は、ソフトウェアのビルド/テスト/デプロイのために、世界中の企業で使用されている極めて人気のあるプラットフォームだ (1,700以上のプラグインに対応)。Jenkins の統計によると、影響を受けたプラグインは、合計で 22,000 以上もインストールされているようだ。

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Cisco VPN Router のゼロデイ脆弱性 CVE-2022-20825 が FIX:ただし EOL デバイスはサポートされない

Cisco says it won’t fix zero-day RCE in end-of-life VPN routers

2022/06/16 BleepingComputer — Cisco は、未パッチのリモートコード実行の脆弱性を公開したが、生産終了した Small Business RV ルーターの所有者に対しては、新たなモデルへのアップグレードを推奨している。この脆弱性 CVE-2022-20825 は、CVSS スコア 9.8 という深刻なものである。Cisco のセキュリティ・アドバイザリによると、この脆弱性の影響を受けるデバイスでは、受信された HTTP パケットに対するユーザー入力検証が不十分だとされる。したがって、特別に細工したリクエストを Web_based 管理インターフェイスに送信することで、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、root レベルの特権でコマンドを実行させることが可能になる。

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IoT ハニーポット実験:脅威アクターが特定のデバイスを狙う理由は?

Honeypot experiment reveals what hackers want from IoT devices

2021/12/22 BleepingComputer — さまざまな場所に設置された、さまざまなタイプの low-interaction IoT デバイスをシミュレートする3年間のハニーポット実験により、脅威アクターが特定のデバイスを狙う理由が明確になった。より具体的に言うと、このハニーポットは、十分に多様なエコシステムを作り出し、生成されたデータにより敵対者の目標を決定するために、クラスター化することを目的とした。

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Zoho 警告:ManageEngine の認証バイパスの脆弱性に早急にパッチを

Zoho: Patch new ManageEngine bug exploited in attacks ASAP

2021/12/03 BleepingComputer — 今日、ビジネス・ソフトウェアを提供する Zoho は、Desktop Central および Desktop Central MSP を最新のバージョンにアップデートするよう顧客に呼びかけた。Zoho の ManageEngine Desktop Central は、管理者によるパッチやソフトウェアをネットワーク経由で自動的に展開し、リモートでトラブル・シューティングを行う管理プラットフォームである。

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Prometheus:保護されていない大量のエンドポイントが発見される

Prometheus endpoint unprotected installs could expose sensitive data

2021/10/18 SecurityAffairs — JFrog の研究者たちが、オープンソースのイベント監視ソリューションである、Prometheus の保護されていない複数のインスタンスを発見し、機密データが漏洩する可能性があることを公表した。Prometheus は、複数のエンドポイントからリアルタイムでメトリクスを取得するソリューションであり、Uber などの大手企業で使用されている。

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Dahua 監視カメラにリモート認証バイパスの脆弱性

Unpatched Dahua cams vulnerable to unauthenticated remote access

2021/10/07 BleepingComputer — パッチが適用されていない Dahua カメラには、2つの認証バイパスの脆弱性が存在するが、本日に公開された PoC エクスプロイトにより、アップグレードが急務となっている。この認証バイパスの脆弱性は、CVE-2021-33044 CVE-2021-33045 として追跡されており、いずれもログイン・プロセス中に、特別に細工されたデータ・パケットをターゲット・デバイスに送信することで、リモートからの悪用が生じる可能性がある。詳細については、GitHub で公開されている PoC (Proof of Concept) を参照してほしい。

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Apache Web Server のゼロデイ脆弱性 CVE-2021-41773 はリモートコード実行

Actively exploited Apache 0-day also allows remote code execution

2021/10/06 BleepingComputer — Apache Web Server のゼロデイ PoC (Proof-of-Concept:概念実証) がインターネット上で公開されたが、この脆弱性は当初公開されたものよりも、はるかに深刻であることが明らかになった。この脆弱性は、パス・トラバーサルの範囲を超えており、攻撃者はリモート・コード実行 (RCE) が可能となる。Apache は、25% 以上の市場シェアを持つ、最も人気の Web サーバの1つである。

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