X.com におけるセキュリティ体制の移行:Twitter.com ドメインでの 2FA サポートを終了

X to Phase Out Twitter Domain – Users Advised to Re-enroll in 2FA Keys

2025/10/28 CyberSecurityNews — ソーシャルメディア・プラットフォーム X が発表したのは、2025年11月10日までに旧 Twitter.com ドメイン上での2要素認証 (2FA) のサポートを終了するという方針である。この変更は、同プラットフォームが Twitter のルーツから脱却しつつあることを示している。Elon Musk’s 傘下の X は、ブランドとセキュリティの体制を刷新しているため、旧ドメインに紐づけられたセキュリティキーを利用しているユーザーは、自身のアカウントへのアクセスを維持するためのデバイス再登録が必要となる。

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パスワードへの向き合い方:BB/X/Y/Z 世代ごとの感覚の違いと共有と再利用におけるギャップ

People know password reuse is risky but keep doing it anyway

2025/05/02 HelpNetSecurity — Bitwarden によると、Z世代の 35% は、自身のアカウントに影響を及ぼすデータ侵害の後であっても、”ほとんど” あるいは “まったく” パスワードを更新しないと回答しているようだ。侵害されたパスワードを、常に更新していると回答したのは、わずか 10% に過ぎないとのことだ。

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Joomla の脆弱性 CVE-2025-25226/25227 が FIX:SQLi とMFA バイパスの恐れ

Joomla Security Alert: Critical SQL Injection & MFA Bypass Vulnerabilities Uncovered

2025/04/11 SecurityOnline — Joomla プロジェクトが発表したのは、CMS/Database パッケージに影響を及ぼす2つの深刻な脆弱性に対処する、セキュリティ・アナウンスメントである。その内容は、SQL インジェクションの脆弱性 CVE-2025-25226 と、2要素認証バイパスの脆弱性 CVE-2025-25227 である。

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Astaroth という Phishing Kit:Gmail/Yahoo/Office 365 などの 2FA を容易に突破

Astaroth 2FA Phishing Kit Targets Gmail, Yahoo, Office 365, and Third-Party Logins

2025/02/14 gbhackers — Astaroth という新たな Phishing-Kit により、2FA メカニズムが回避されることが判明し、サイバー・セキュリティの分野における重大な脅威として浮上してきた。2025年1月の時点で、サイバー犯罪ネットワークに登場してきた Astaroth は、セッション・ハイジャックやリアルタイムで認証情報の傍受といった高度な手法を用いて、Gmail/Yahoo/Office 365 だけではなく、他のサードパーティ・ログインなどのプラットフォームのアカウントを侵害する。

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Bitwarden の新たなセキュリティ対策:2FA 未設定のアカウント向けのハッキング防止策

Bitwarden makes it harder to hack password vaults without MFA

2025/01/27 BleepingComputer — OSS パスワード・マネジャーである Bitwarden が発表したのは、2FA で保護されていないアカウントに対する、新たなセキュリティ対策だ。具体的には、セキュリティ・レイヤーを追加し、アカウントへのアクセスを許可する前に、ユーザーによる認証を求めるというものだ。

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Google Ads を舞台にしたマルバタイジング:ユーザーの認証情報や 2FA コードを盗み出していく

Google Ads Users Targeted in Malvertising Scam Stealing Credentials and 2FA Codes

2025/01/15 TheHackerNews — Google Ads で広告を出稿する企業や個人を装い、不正な広告を通じて認証情報を盗み取ろうとする、新たなマルバタイジング・キャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが警告している。Malwarebytes の senior director of threat intelligence である Jerome Segura は、「この悪意のオペレーションは、Google 広告を装うことで被害者のアカウントを盗み出し、偽のログイン・ページへとリダイレクトするものだ」と、The Hacker News に共有されたレポートで述べている。

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Evilginx は OSS の MITM 攻撃フレームワーク:既存の技術の組み合わせで MFA 侵害を実証

Evilginx: Open-source man-in-the-middle attack framework

2024/12/23 HelpNetSecurity — Evilginx は、オープンソースの MITM (Man-in-the-Middle) 攻撃フレームワークである。ログイン認証情報やセッション・クッキーをフィッシングするように設計されており、2FA が提供する安全対策の回避を可能にする。

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Microsoft – MFA の AuthQuake という欠陥:ブルートフォース攻撃を検知できない

Microsoft MFA AuthQuake Flaw Enabled Unlimited Brute-Force Attempts Without Alerts

2024/12/11 TheHackerNews — Microsoft の MFA 実装に、深刻なセキュリティ脆弱性があることが、サイバー・セキュリティ研究者たちにより報告された。この脆弱性を悪用する攻撃者は、MFA 保護を容易に回避し、被害者のアカウントへの不正アクセスを達成するという。Oasis Security の研究者である Elad Luz と Tal Hason は、「このバイパスは単純だった。実行に約1 時間を要したが、ユーザーの操作は不要であり、通知は生成されなかった。したがって、アカウント所有者は、なんの兆候も検出できなかった」と、 The Hacker News に共有されたレポートで述べている。

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Rockstar 2FA という Phishing-as-a-Service:Microsoft 365 などを標的に AiTM 攻撃

Phishing-as-a-Service “Rockstar 2FA” Targets Microsoft 365 Users with AiTM Attacks

2024/11/29 TheHackerNews — Microsoft 365 アカウントの認証情報を盗むことを目的とし、Rockstar 2FA と呼ばれる PhaaS (phishing-as-a-service) ツールキットを利用する、悪意のメール・キャンペーンについて、サイバー・セキュリティ研究者たちが警告している。Trustwave の研究者である Diana Solomon と John Kevin Adriano は、「このキャンペーンでは AitM [adversary-in-the-middle] 攻撃が採用され、攻撃者はユーザーの認証情報とセッション Cookie の傍受を達成する。つまり、多要素認証 (MFA) が有効化されているユーザーであっても、脆弱になる可能性がある」と述べている。

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OATH-Toolkit の CVE-2024-47191 が FIX:PAM Module が引き起こす root 侵害に対応

CVE-2024-47191: Critical Flaw in OATH-Toolkit PAM Module Could Lead to Root Exploits

2024/10/06 SecurityOnline — OATH-Toolkit の PAM モジュールに、深刻な脆弱性が発見された。この脆弱性により、One-Time Password (OTP) 認証を処理する際に、ルート・レベルのエクスプロイトに、システムがさらされる可能性が生じている。この脆弱性 CVE-2024-47191 は、SUSE のエンジニアである Fabian Vogt からの内部報告を受けた、SUSE Security Team の Matthias Gerstner により特定されたものだ。この脆弱性は、OTP ベースの2要素認証において、oath-toolkit を使用しているシステムに影響を及ぼすため、このモジュールを活用しているシステムでは深刻な脅威となる。

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Twilio が Authy for Desktop を停止:すべてのユーザーを強制的にログアウト

Twilio kills off Authy for desktop, forcibly logs out all users

2024/08/01 BleepingComputer — ついに Twilio は、Authy for Desktop アプリケーションを終了し、このデスクトップ・アプリケーションから、ユーザーを強制的にログアウトさせた。2024年1月に Twilio が発表したのは、Windows/macOS/Linux の Authy デスクトップアプリが、2024年3月19日には EoL (end of life) となり、2024年8月には廃止されるというものだ。

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パスワード 100億件がハッキング・フォーラムで流出 – Cybernews

10 Billion Passwords Leaked on Hacking Forum

2024/7/8 InfoSecurity — 100億近いユニークなパスワードがサイバー犯罪フォーラムに流出し、世界中のオンライン・ユーザーがアカウント漏洩の危険にさらされていることが、Cybernews の調査により判明した。7月4日に、Cybernews の研究者たちは、史上最大規模のパスワード・コンパイルと思われる 994万件の平文パスワードが、人気のハッキング・フォーラムに投稿されているのを発見した。

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ONNX という PhaaS と QR コード:Microsoft 365 アカウントに BEC 攻撃を展開

‘ONNX’ MFA Bypass Targets Microsoft 365 Accounts

2024/06/19 DarkReading — 高度に組織化された PhaaS (phishing-as-a-service operation) が、金融企業の Microsoft 365 アカウントを標的とし、2FA (two-factor authentication) バイパスや QR コードの悪用といった高度な回避技術を活用する、BEC (business email compromise) 攻撃を仕掛けていることが、研究者たちにより明らかになった。 6月18日のブログで EclecticIQ のセキュリティ・アナリストたちは、金融機関を標的とする広範なフィッシング・キャンペーンを、2024年2月の時点で発見したと述べている。標的となった組織には、アメリカ大陸/ヨーロッパ/中東/アフリカ (EMEA) 地域における、銀行/プライベート・ファンディング会社/信用組合のサービス・プロバイダーなどが含まれていたという。

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Tycoon 2FA という PhaaS の台頭:Microsoft 365/Gmail アカウントの MFA バイパスで収益

New MFA-bypassing phishing kit targets Microsoft 365, Gmail accounts

2024/03/24 BleepingComputer — Microsoft 365 および Gmail のアカウントを標的とし、二要素認証 (2FA) 保護をバイパスするために、Tycoon 2FA という PhaaS プラットフォームを使用する、サイバー犯罪者が増加している。2023年10月に実施された Sekoia の定期的な脅威ハンティングの最中に、Tycoon 2FA は発見されている。遅くとも 2023年8月には、Saad Tycoon グループがプライベートな Telegram チャンネルを通じて提供したようだ。

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Authy のデスクトップ版が 2024年8月に廃止:モバイル版への移行を急ごう

Twilio will ditch its Authy desktop 2FA app in August, goes mobile only

2024/01/08 BleepingComputer — Authy デスクトップ・アプリの Windows/macOS/Linux 用が、2024年8月に廃止されることが決定した。同社はユーザーに対して、モバイル版の二要素認証 (2FA:Two-Factor Authentication) アプリへの切り替えを推奨している。Authy は、オンライン・アカウントに 2FA を設定できる認証アプリであり、30秒ごとに固有の認証コードを生成して、認証されたアクセスを容易にするものだ。

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GitHub の2FA 義務化:2024年1月19日から正式スタート

GitHub warns users to enable 2FA before upcoming deadline

2023/12/26 BleepingComputer — GitHub アカウントにおいて、2要素認証 (2FA) が有効化されていない場合には、同サイトでの機能が制限されると警告されている。クリスマス・イブに GitHub ユーザーに送られたメールには、 GitHub.com でコードをコントリビュートしている全ユーザーは、2024年1月19日までに 2FA を有効化する必要があると記されている。

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AWS の MFA が 2024年半ばから義務化:対象は特権アカウントだが推奨範囲は全体

AWS to Mandate Multi-Factor Authentication from 2024

2023/10/06 InfoSecurity — Amazon Web Services (AWS) の発表は、デフォルトのセキュリティを向上させ、アカウント乗っ取りのリスクを減らすために、2024年半ばから全ての特権アカウントに多要素認証 (MFA) を義務付けるというものだ。それが義務づけられる時点から、AWS Organizations 管理アカウントの root ユーザーとして、AWS Management Console にサインインする全ての顧客は MFA が必須になると、同社の Chief Security Officer である Steve Schmidt がブログで述べている。

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EvilProxy は Phishing-as-a-Service:巧妙な手口で Microsoft 365 アカウントを狙う

EvilProxy uses indeed.com open redirect for Microsoft 365 phishing

2023/10/03 BleepingComputer — 最近になって発覚したフィッシング・キャンペーンは、求人情報サイト Indeed からのオープン・リダイレクトを悪用し、米国を拠点とする組織の主要幹部の、Microsoft 365 アカウントを標的にするものだ。この脅威アクターは、EvilProxy フィッシング・サービスを使用している。EvilProxy により、多要素認証 (MFA) メカニズムをバイパスするための、セッション・クッキーの収集も可能になるという。

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GitHub の Passkeys サポートが始動:Apple/Google/Microsoft と協調

GitHub passkeys generally available for passwordless sign-ins

2023/09/21 BleepingComputer −−− 9月21日に GitHub が公開した Passkeys により、すべてのユーザーのパスワードレス・ログインが、このプラットフォーム全体で利用可能となり、フィッシングからアカウントが保護されるようになる。Passkeys は、コンピューター/タブレット/スマートフォンなどのデバイスにリンクされ、フィッシング攻撃からの保護や、不正アクセスの阻止を提供することで、データ漏洩のリスクを低減するという重要な役割を担っている。また、Passkeys は、暗証番号や指紋/顔認証などの生体認証といった、個人識別方法を通じて、アプリやオンライン・サービスへのアクセスを容易にする。

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時代遅れの認証ストラテジー:依然としてユーザー企業に残り続ける

Enterprises persist with outdated authentication strategies

2023/09/15 HelpNetSecurity — Enzoic の最新調査によると、認証はサイバー・セキュリティの要であるにもかかわらず、依然として時代遅れのリスク軽減戦略に依存していることが判明した。攻撃対象が拡大し続け、ますます巧妙化するサイバー脅威に対して、エンタープライズが苦慮しているのは、セキュアでユーザー・フレンドリーな認証の実現である。調査では、最新の戦略が登場している一方で、今回の調査で明らかになったのは、大半の企業が、依然として従来のアプローチに頼っていることである。

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Google Authenticator MFA クラウド同期:深刻な問題が生じると Retool が非難

Retool blames breach on Google Authenticator MFA cloud sync feature

2023/09/15 BleepingComputer — ソフトウェア会社 Retool は、標的型の多段階ソーシャル・エンジニアリング攻撃により、クラウド顧客 27社のアカウントが侵害されたと発表した。Retool の開発プラットフォームは、スタートアップから Fortune 500 にいたるまで、さまざまな企業のビジネス・ソフトウェアの構築に利用され、その顧客には Amazon/Mercedes-Benz/DoorDash/NBC/Stripe/Lyft なども含まれる。Retool のエンジニアリング責任者である Snir Kodesh は、乗っ取られたアカウントは、すべて暗号通貨業界の顧客のものであることを明らかにした。この侵入は 8月27日に発生し、攻撃者は SMS フィッシングとソーシャル・エンジニアリングを使用して、複数のセキュリティ制御を迂回し、IT 従業員の Okta アカウントを侵害していった。

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GitHub がパスワードレス認証を導入:Passkeys のベータ版が公開されている

GitHub goes passwordless, announces passkeys beta preview

2023/07/12 BleepingComputer — 7月12日に GitHub は、パブリック・ベータ版でパスワードレス認証のサポートを導入し、ユーザーがセキュリティ・キーから Passkeys にアップグレードできるようにしたと発表した。この Passkeys は、コンピュータ/タブレット/スマートフォンなどの個々のデバイスに紐づけられ、クレデンシャルの盗難や漏えいの試みを防止する。それによりフィッシング攻撃からユーザーを保護し、データ侵害の可能性を最小限に抑える上で、重要な役割を果たす。

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PyPI による 2FA 義務化のアナウンスメント:すべてのアカウントで年末までに対応

PyPI announces mandatory use of 2FA for all software publishers

2023/05/28 BleepingComputer — Python Package Index (PyPI) が発表したのは、同プラットフォーム上でプロジェクトを管理する全てのアカウントに対して、2023年内に二要素認証 (2FA) をオンにすることの義務付けである。PyPI とは、プログラミング言語 Python で作成されたパッケージのための、ソフトウェア・リポジトリのことである。このインデックスには、20万個のパッケージが登録されており、開発者は各種プロジェクトの要件を満たす既存のパッケージを、ここで見つけることにより、時間と労力を節約することが可能となる。

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Facebook を攻撃する NodeStealer は情報窃取マルウェア:セッション・クッキー侵害の容易さを証明

Facebook disrupts new NodeStealer information-stealing malware

2023/05/03 BleepingComputer — Facebook が発見したのは、新たな情報スティーラー・マルウェア NodeStealer であり、ブラウザ・クッキーを盗み出した脅威アクターに対して、Meta/Gmail/Outlook アカウントの乗っ取りを許すものである。有効なユーザー・セッション・トークンを含むクッキーのキャプチャは、サイバー犯罪者の間で人気が高まっている戦術であり、二要素認証による保護をバイパスしながら認証情報を盗み出し、ターゲットとの対話を必要とすること無く、アカウントの乗っ取りへと至るものだ。

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Google Authenticator の新機能:TOTP コードのクラウド・バックアップが可能に

Google Authenticator App Gets Cloud Backup Feature for TOTP Codes

2023/04/25 TheHackerNews — 4月24日 (月) に Google は、12年の歴史を持つ Android/iOS 用の Authenticator アプリに関する、アカウント同期オプションのメジャー・アップデートを発表し、ワンタイム・パスワード (TOTPs:Time-based One-Time Passwords) コードを、ユーザーがクラウドにバックアップできるようにした。

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Rilide マルウェアは Chromium を狙う:偽物の Google Drive エクステンションに要注意

New Rilide Malware Targeting Chromium-Based Browsers to Steal Cryptocurrency

2023/04/04 TheHackerNews — Chromium ベースの Web ブラウザが、新しいマルウェア Rilide の標的になっている。このマルウェアは、正規のエクステンションを装い、機密データを採取し、暗号通貨を吸い上げる。Trustwave SpiderLabs Research は、「Rilide マルウェアは、正規の Google Drive エクステンションに偽装されており、脅威アクターに対して各種の悪意のアクティビティを提供する。具体的に言うと、閲覧履歴の監視/スクリーンショットの撮影に加えて、各種の暗号通貨取引所から資金を引き出すための悪意のスクリプトの挿入なども可能にする」と、The Hacker News に提供されたレポートで述べている。

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MFA の限界を知ろう:Active Directory との相性の悪さについて深堀りする

When Partial Protection is Zero Protection: The MFA Blind Spots No One Talks About

2023/03/10 TheHackerNews — 多要素認証 (MFA) は、かなり以前から、標準的なセキュリティ手法になっている。アカウント乗っ取り攻撃の 99% 以上を防ぐという、MFA の性能は広く認められており、MFAの導入は必須だと、セキュリティ・アーキテクトが考えるのも不思議ではない。しかし、あまり知られていないのは、従来からの MFA ソリューションには、固有の適用範囲の制限であるという視点である。RDP 接続やローカル・デスクトップへのログインには対応しているが、たとえば PsExec や Remote PowerShell などの、リモート・コマンド・ライン・アクセス・ツールを保護する機能は備えていない。

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多要素認証 (MFA) バイパス:3種類の侵入ベクターについて解説する

Cyberattackers Double Down on Bypassing MFA

2023/03/01 DarkReading — 企業が従業員や顧客に対して、より強固なセキュリティを企業が求めるにつれて、攻撃者たちは多要素認証 (MFA) の回避を進化させてきた。今週に発表された、サイバー・セキュリティ企業 LastPass におけるデータ漏洩や、2月の初めに発表されたソーシャルメディア・サービス Reddit における侵害のように、この種の侵害発生は、着実に増加している。 

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Twitter が SMS 2FA を廃止:iOS AutoFill や Google Auth などは利用可能とのこと

Twitter Shuts Off Text-Based 2FA for Non-Subscribers

2023/02/20 SecurityWeek — Elon Musk の Twitter だが、有料の Twitter Blue サービス・サブスクリプション以外のユーザーを対象にして、TEXT/SMS 方式の2要素認証 (2FA) 停止を突然決定し、この週末に騒動を引き起こした。2023年2月17日 (金) の遅くに Twitter は、「電話番号ベースの 2FA は、歴史的に人気のある 2FA 形式だが、残念なことに、悪意ある者により悪用される状況を目の当たりにしてきた。そこで本日から、Twitter Blue をサブスクリプションしていないアカウントに対しては、TXT/SMS 方式 2FA の登録させないようにする」と発表している。

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OAuth を悪用する偽アプリ攻撃: Office 365 アカウントへの不正アクセスが発生

Attackers used malicious “verified” OAuth apps to infiltrate organizations’ O365 email accounts

2023/01/31 HelpNetSecurity — ”Publisher identity verified” マークを取得したサードパーティ製 OAuth アプリが、英国/アイルランドの組織を標的とする、未知の攻撃者に利用されていることを、Microsoft が明らかにした。この攻撃は、2022年12月初旬に Proofpoint の研究者が発見したものであり、SSO/Zoom になりすました3つの不正なアプリが関与しているという。この手口に騙されたターゲット組織は、一連の不正アプリにより O365 メールアカウントにアクセスされ、組織のクラウド環境への侵入を許してしまった。

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Facebook/Instagram の 2FA バイパスが FIX:バグ報奨金は $27,000

Researcher received a $27,000 bounty for 2FA bypass bug in Facebook and Instagram

2023/01/30 SecurityAffairs — Instagram/Facebook に影響を与える2要素認証 (2FA) バイパスの脆弱性を報告したことで、研究者の Gtm Manoz は $27,000 のバグバウンティを得た。この脆弱性は、電話番号/メールアドレスの確認のために、親会社である Meta が使用しているコンポーネントに存在する。Mänôz は、このソフトウェアがレート制限の保護メカニズムを実装していないことに気づいた。そして、Meta Accounts Center を使用して、ターゲット・ユーザーの認証済み Facebook 携帯電話番号を確認することで、Facebook の2要素認証を回避した。

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GoTo で発生したデータ侵害:暗号化されたバックアップや MFA 設定などを窃取

GoTo Says Hackers Stole Encrypted Backups, MFA Settings

2023/01/24 SecurityWeek — IT マネージメント・ソフトウェアを提供する GoTo は、2022年に発生した LastPass 関連会社に影響を及ぼしたセキュリティ侵害において、暗号化されたバックアップと一部の暗号化キーが、正体不明の脅威アクターに盗まれたと発表した。GoTo の CEO である Paddy Srinivasan は、このセキュリティ侵害が、当初の報告よりもはるかに深刻であることを認めている。具体的に言うと、アカウントのユーザー名および、ソルト化/ハッシュ化されたパスワード、MFA 設定の一部に加えて、一部製品のコンフィグレーション/ライセンス情報が盗まれたようだ。

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PayPal ユーザー 35,000 人の個人情報に不正アクセス:クレデンシャル・スタッフィングの可能性大

Massive Credential Stuffing Campaign Hits 35,000 PayPal Users

2023/01/20 InfoSecurity — 今週に PayPal が公表したのは、2022年12月に発生したアカウントへの不正アクセスと、米国の数万人の顧客に対して通知が行われたことだ。この不正アクセスは、12月6日〜12月8日に発生し、その後に事態を把握した同社は、脅威となった人物によるアクセスを排除した。PayPal からメイン州司法長官事務所に提出された侵害通知書には、「この間において、不正な第三者が、特定の PayPal ユーザーの個人情報の一部を閲覧し、取得した可能性がある」と記されている。

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NortonLifeLock の Password Manager アカウントに侵害が発生:PW の使い回しが原因?

NortonLifeLock warns that hackers breached Password Manager accounts

2023/01/13 BleepingComputer — Gen Digital (旧 Symantec Corporation、NortonLifeLock) が顧客に送付したデータ侵害通知は、ハッカーによるクレデンシャル・スタッフィング攻撃で、Norton Password Manager アカウントの侵害に成功したことを知らせるものだ。バーモント州司法長官事務所に提出された書簡のサンプルによると、この攻撃の原因は、同社への侵入ではなく、他のプラットフォームでのアカウント侵害によるものとのことだ。

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Okta の GitHub リポジトリ侵害から学ぶ:セキュリティ確保のための7つのヒント

Why Attackers Target GitHub, and How You Can Secure It

2022/12/28 DarkReading — 先週に Okta は、GitHub でホストされている同社のソースコードに、攻撃者がアクセスするというセキュリティ侵害について発表した。ただし、それは、GitHub に保存される企業のソースコードに対する、不正なアクセスを仕掛ける攻撃の、最新の事例に過ぎない。以前には、Dropbox/Gentoo Linux/Microsoft なども、GitHub のアカウントが狙われたことがあるのだ。

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GitHub の 2FA 義務化:2023/03〜2023/12 で全ユーザーに対応

GitHub to require all users to enable 2FA by the end of 2023

2022/12/15 BleepingComputer — 2023年末までに GitHub は、このプラットフォーム上でコードをコントリビュートする全ユーザーに対して、アカウント保護の追加措置として 2FA の有効化を義務付ける予定である。2FA (二要素認証) とは、ワンタイム・コードを入力する追加ステップを、ログイン時に導入することで、アカウントのセキュリティを向上させるものだ。

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ウクライナ CERT 対 ロシア IAB:新たなデータワイパー・キャンペーンの発見と追跡

Ukrainian CERT Discloses New Data-Wiping Campaign

2022/11/14 InfoSecurity — ウクライナのサイバー専門家たちが発見したのは、ロシアの脅威アクターと思われる者が、被害者の VPN アカウントを侵害し、ネットワーク・リソースへのアクセスや暗号化を実行するという、新たな攻撃キャンペーンの存在である。同国の CERT-UA (Computer Emergency Response Team) が発した新たな声明は、UAC-0118 として追跡されている FRwL (別名 Z-Team) により、ランサムウェア Somnia が使用されているというものだ。

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Cookie 窃取と MFA バイパス:この組み合わせがサーバー攻撃を加速させる

Cookies for MFA Bypass Gain Traction Among Cyberattackers

2022/11/12 DarkReading — 最近の Lapsus$ マルウェア・グループは、侵害したシステムのアクセスを取得する際に、パスワードを探し出すだけではなく、デバイスやブラウザを正当なものとして認証するために使用される、Cookie セッション・トークンも検索している。このようなイニシャル・アクセスに関する傾向は、クラウド・サービスやオンプレミス・アプリケーションへのアクセスに攻撃者が使用するパスワードやクッキーが、犯罪者の予備軍から購入されるという状況を浮き彫りにしている。

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Dropbox の開発者を狙うフィッシング:GitHub リポジトリ侵害と 130 件のコード流出

130 Dropbox code repos plundered after successful phishing attack

2022/11/02 HelpNetSecurity — Dropbox はデータ侵害に遭ったが、攻撃者による Dropbox のアカウント/パスワード/支払い情報などへのアクセスはなかったので、ユーザーは心配する必要ない。その代わりに、同社が GitHub にホストしている 130件のプライベート・リポジトリーからコードが取得されてしまった。

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CISA の MFA ガイダンス:Number Matching 実装でフィッシングに対抗

CISA Urges Organizations to Implement Phishing-Resistant MFA

2022/11/02 SecurityWeek — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、フィッシングに耐性のある Multi Factor Authentication (MFA) と MFA 対応アプリの番号照合を導入することで、組織におけるフィッシング脅威などからの保護に関するガイダンスを発表した。MFA とは、漏洩したログイン情報を悪用する攻撃者からの、ネットワークやシステムへの不正アクセスを困難にするセキュリティ・コントロールのことであり、ユーザーによる本人確認を実施するために、2つ以上の異なる認証手段の組み合わせを要求するものだ。

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Twilio 侵害の調査が完了:209人の顧客と 93人の Authy エンドユーザーに被害

Twilio discloses another hack from June, blames voice phishing

2022/10/27 BleepingComputer — クラウド・コミュニケーション企業の Twilio は、2022年6月のセキュリティ・インシデントに起因する新たなデータ侵害を開示したが、その背景には、8月に生じたハッキングで顧客の情報にアクセスした同一の攻撃者がいるようだ。Twilio によると、新たに開示された 6月29日の件は、短時間のセキュリティ・インシデントだったという。攻撃者はソーシャル・エンジニアリングを用いて、音声フィッシング攻撃で従業員を騙して認証情報を受け取った。その後に、盗まれた認証情報は、限られた顧客の情報にアクセスするために使われた。

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MFA の未来:パスワードレス・ライクとフル・パスワードレスの違いは?

The future of MFA is passwordless

2022/10/19 HelpNetSecurity — Secret Double Octopus と Dimensional Research の両者は、従業員 1,000人以上の組織において従業員の ID とセキュリティを担当する300人以上の IT 専門家を対象に、従業員のパスワードレス認証と多要素認証 (MFA) の使用状況について調査を実施した。

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MFA 疲れを狙う攻撃:フィッシングで根負けさせ Microsoft/Cisco/Uber などを陥落

MFA Fatigue: Hackers’ new favorite tactic in high-profile breaches

2022/09/20 BleepingComputer — 企業の認証情報へのアクセスを試みるハッカーたちは、大規模なネットワークに侵入するために、ソーシャル・エンジニアリング攻撃を多用し始めている。  多要素認証の普及に伴い、それらのを攻撃する際の構成要素の1つとして、MFA Fatigue (MFA 疲れ) と呼ばれる手法が一般的になってきた。企業ネットワークに侵入する際にハッカーたちは、盗み出した従業員のログイン認証情報を使って VPN や内部ネットワークに、アクセスするのが一般である。そしてハッカーたちにとっては、フィッシングやマルウェアで流出させた認証情報があり、また、ダークウェブ・マーケット・プレイスで購入した認証情報もありという具合に、さまざまな方法で企業の機密情報の入手が可能であり、それは難しいことではないというのが現実である。

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Uber が主張する機密情報へのアクセスの証拠は無い:しかし無事だという証拠も無い

Uber Claims No Sensitive Data Exposed in Latest Breach… But There’s More to This

2022/09/17 TheHackerNews — Uber が更新した情報だが、木曜日の遅くに発覚した社内コンピューター・システムの侵害により、ユーザーの個人情報が漏えいしたという証拠は無いと述べている。同社は、「我々は、このインシデントが、機密性の高いユーザーデータへのアクセスに関連しているという証拠はないと捉えている。Uber/Uber Eats/Uber Freight/Uber Driver アプリを含む、当社の全サービスは稼働している」と説明している。

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Twilio/Authy ハッキングの全容:2FA アカウントへの不正なアクセスとデバイス追加

Twilio breach let hackers gain access to Authy 2FA accounts

2022/08/26 BleepingComputer — 8月4日に発生した攻撃について、Twilio での調査が継続されている。そして、一部の Authy ユーザー・アカウントにハッカーアクセスし、不正なデバイスを登録したことが判明したという。Twilio 傘下の Authy が提供する2要素認証 (2FA) サービスは、ログイン認証情報の入力が成功した後に、専用アプリで2回目の認証を行うことで、同機能に対応したオンライン・アカウントを安全に利用できるようにするものだ。

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Twilio/Okta ハッキングの全容:背後にいる脅威アクターの追跡も始まる

Twilio hackers hit over 130 orgs in massive Okta phishing attack

2022/08/25 BleepingComputer — 最近に発生した、Twilio/MailChimp/Klaviyo などへの、一連のサイバー攻撃を実行したハッカーは、同じフィッシング・キャンペーンにより 130以上の組織に侵入した。このフィッシング・キャンペーンでは、コードネーム 0ktapus と呼ばれるフィッシング・キットが使用され、合計で 9,931件のログイン情報が盗み出され、それを基に VPN などのリモートアクセス介して、企業のネットワークやシステムへのアクセスが行われた。

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Google G-Suite 企業ユーザーを狙う AiTM フィッシング攻撃に注意

Researchers Warn of AiTM Attack Targeting Google G-Suite Enterprise Users

2022/08/24 TheHackerNews — Microsoft メールサービスの企業ユーザーを標的とする、大規模な中間者 (AiTM : Adversary-in-The-Middle) フィッシング・キャンペーンを仕掛けている脅威アクターたちが、Google Workspace のユーザーにも狙いを定めていることが明らかになった。Zscaler の研究者である Sudeep Singh と Jagadeeswar Ramanukolanu は、今月に発表したレポートで、「このキャンペーンは、Google Workspace を使用する、さまざまな組織の最高責任者などの、上級メンバーの標的を絞り込んでいる」と詳述している。

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FBI 警告:クレデンシャル・スタッフィング攻撃で家庭用プロキシが悪用される

FBI warns of residential proxies used in credential stuffing attacks

2022/08/22 BleepingComputer — 米連邦捜査局 (FBI) は、大規模なクレデンシャル・スタッフィング攻撃を実行するサイバー犯罪者たちは、追跡/フラグ付け/ブロックなどを回避するために、家庭用プロキシを悪用する傾向にあると警告している。この警告は、先週末に、同局のインターネット犯罪苦情センター (IC3:Internet Crime Complaint Center) から民間企業への通知として発行された。その目的は、クレデンシャル・スタッフィング攻撃への防御策を実施する必要のある、インターネット・プラットフォーム管理者の意識を高めることにある。

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RubyGems でも MFA の運用がスタート:人気パッケージのメンテナに義務化

RubyGems Makes Multi-Factor Authentication Mandatory for Top Package Maintainers

2022/08/16 TheHackerNews — プログラミング言語 Ruby の公式パッケージ・マネージャである RubyGems は、NPM や PyPI に続くかたちで、人気のパッケージ・メンテナに対して多要素認証 (MFA) を義務付けるプラットフォームになった。そのため、総ダウンロード数が 1億8000万を超える gem の所有者は、2022年8月15日から MFA をオンにすることが義務付けられた。

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