世界中の銀行の顧客が標的:メキシコの Neo_Net が eCrime キャンペーンを実施

Neo_Net runs eCrime campaign targeting clients of banks globally

2023/07/04 SecurityAffairs — 先日に vx-underground と SentinelOne が実施した共同調査により、Neo_Net というメキシコの脅威アクターが、世界中の金融機関を標的とした Android マルウェア・キャンペーンを仕掛けていることが明らかになった。この件は、セキュリティ研究者の Pol Thill により報告された。Neo_Net の eCrime キャンペーンは、2021年6月〜2023年4月にスペインとチリの銀行を中心に、世界中の銀行の顧客を標的としていたと報告されている。この脅威アクターは、比較的洗練されていないツールを使用しているが、このキャンペーンが成功した背景には、攻撃インフラを特定のターゲットに合わせて調整する能力があるためだと、専門家は推測している。

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macOS ユーザーを狙う RustBucket マルウェア亜種:特異な永続性メカニズムを装備

Beware: New ‘RustBucket’ Malware Variant Targeting macOS Users

2023/07/01 TheHackerNews — 研究者たちが発見したのは、永続性を確立し、セキュリティ・ソフトウェアによる検出を回避する機能を備えた、RustBucket と呼ばれる macOS マルウェアの更新バージョンだ。Elastic Security Labs の研究者たちは、6月29日に公開されたレポートで、「macOS システムを標的とするマルウェア・ファミリーである RustBucket の亜種は、Command-and-Control (C2) のための動的ネットワーク・インフラ手法を活用し、これまで観測されていなかった永続化機能が追加されている」と説明している。

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Proxyjacking という新たなキャンペーン:SSH サーバを Peer2Profit などに参加させて帯域を搾取

Cybercriminals Hijacking Vulnerable SSH Servers in New Proxyjacking Campaign

2023/06/30 TheHackerNews — 金銭的な動機を持つ活発なキャンペーンが、脆弱な SSH サーバを標的とし、それらを秘密裏にプロキシ・ネットワークに参加させている。6月29日 (木) のレポートで Akamai の研究者である Allen West は、「SSH をリモートアクセスに活用する攻撃者が、悪質なスクリプトを実行して被害者のサーバを、 Peer2Profit や Honeygain などの P2P プロキシ・ネットワークへと、密かに参加させる活発なキャンペーンである」と述べている。

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ThirdEye というインフォ・スティーラーが登場:継続する改良に注視が必要

ThirdEye Infostealer Poses New Threat to Windows Users

2023/06/28 InfoSecurity — ThirdEye と呼ばれる新たなインフォ・スティーラー犯が、Windows ユーザーを標的にする可能性があるという。Fortinet の Threat Research Division である FortiGuard Labs は、6月27日 (火) に発表された技術文書で、この新しい脅威について説明している。その中で同社は、ThirdEye は侵害したマシンから貴重なシステム情報を抽出するように設計されており、将来のサイバー攻撃に悪用される可能性があると述べている。

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MOVEit 攻撃の新たな被害者:Schneider Electric と Siemens Energy が攻撃された

Schneider Electric and Siemens Energy are two more victims of a MOVEit attack

2023/06/27 SecurityAffairs — MOVEit 攻撃の新たな被害者5社が、Clop ランサムウェア・グループにより、ダークウェブのリークサイトに追加された。そのうちの Schneider Electric と Siemens Energy の2社は、世界中の重要な国家インフラで利用される、産業用制御システム ICS (Industrial Control Systems) を提供するベンダーである。

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Mockingjay という新たなプロセス・インジェクションの手法:既存の EDR 検出を回避していく

New Mockingjay process injection technique evades EDR detection

2023/06/27 BleepingComputer — Mockingjay と名付けられた、新しいプロセス・インジェクションの手法により、脅威たちは EDR (Endpoint Detection and Response) などのセキュリティ製品による検知を回避し、侵害したシステム上で悪意のコードを密かに実行できるという。この手法を発見したのは、サイバー・セキュリティ企業 Security Joes の研究者たちである、具体的に言うと、RWX (Read/Write/Execute) セクションを持つ正規の DLL を利用して、EDR のフックを回避し、リモート・プロセスにコードを注入するものとなる。

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PindOS という JavaScript マルウェア・ローダー: Bumblebee/IcedID との関係は?

Powerful JavaScript Dropper PindOS Distributes Bumblebee and IcedID Malware

2023/06/23 TheHackerNews — 新種の JavaScript ドロッパーにより、ネクスト・ステージ・ペイロードが配信されていることが確認された。サイバー・セキュリティ企業 Deep Instinct は、この Bumblebee や IcedID にも似ているマルウェアを、User-Agent 内に名前を持つ PindOS として追跡している。Bumblebee と IcedID は、どちらもローダーとしての役割を担い、侵害したホスト上でランサムウェアなどのベクターとして機能する。最近の Proofpoint のレポートでは、IcedID が銀行詐欺の機能を放棄し、マルウェア配信のみに特化していることが強調されている。

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MOVEit ゼロデイ侵害の被害が拡大:保険/年金などの契約者 3.2M 人分のデータが流出?

MOVEIt breach impacts GenWorth, CalPERS as data for 3.2 million exposed

2023/06/23 BleepingComputer — PBI Research Services (PBI) を侵害した、最近の MOVEit Transfer データ窃取攻撃により、合計で 475万人分のデータが盗まれたと、同社の顧客三社が公表している。一連の攻撃は 2023年5月27日に始まっており、Clop ランサムウェア・ギャングが MOVEit Transfer のゼロデイ脆弱性を悪用し、数百の企業からデータを盗んだインシデントだとされている。この1週間において Clop ランサムウェア・ギャングは、被害者に対する身代金支払いのプレッシャーとして、影響を受けた組織をデータ漏洩サイトに段階的にリストアップし、企業を恐喝し始めている。

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Microsoft Teams の緩いデフォルト設定:脆弱性との組み合わせで容易にマルウェア投下

Microsoft Teams vulnerability allows attackers to deliver malware to employees

2023/06/23 HelpNetSecurity — Microsoft Teams の受信トレイへ向けて、攻撃者たちがダイレクトにマルウェアを配信できる脆弱性を、セキュリティ研究者たちが発見した。Jumpsec の研究者である Max Corbridge は、「Microsoft Teams を使用している組織は、Microsoft  のデフォルト設定を継承しているため、組織外のユーザから内部の従業員へ向けて、連絡を取ることが可能になっている」と説明している。この脆弱性を悪用したマルウェア配信攻撃は、ソーシャル・エンジニアリングを入り口として、高確率で成功しているようだ。

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Apple が iOS/macOS/Safari のゼロデイ脆弱性に対応:ゼロクリックで RCE という強敵

Apple addressed actively exploited zero-day flaws in iOS, macOS, and Safari

2023/06/22 SecurityAffairs — Apple は、iOS/iPadOS/macOS/watchOS/Safari で発見された脆弱性のうち、野放し状態で活発に悪用されている脆弱性に対処した。具体的に言うと、先日に公開された Triangulation オペレーションでも悪用されていた、セロデイ脆弱性 CVE-2023-32434/CVE-2023-32435 である。Kaspersky の研究者たちは、Triangulation オペレーションを調査し、iOS デバイスにスパイウェアを配信するために採用された、エクスプロイト・チェーンに関する詳細を発見した。6月の上旬に Kaspersky の研究者たちは、Triangulation という名の長期的なキャンペーンの一環として、ゼロクリックのエクスプロイトで iOS デバイスを標的にする未知の APT グループを発見している。

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WordPress Plugin の深刻な脆弱性が FIX:脆弱なオンライン販売サイトが数万件

Critical WordPress Plugin Vulnerabilities Impact Thousands of Sites

2023/06/21 SecurityWeek — WordPress の2つのプラグインには、深刻な認証バイパスの脆弱性が存在し、すでに数万インストールされていると、Web アップ・セキュリティ会社である Defiant が警告している。1つ目は、購入プロセスを完了しなかった顧客に通知するプラグインである、Abandoned Cart Lite for WooCommerce に存在する、脆弱性 CVE-2023-2986 (CVSS:9.8) であり、すでに3万件以上のアクティブなインストールがある。このプラグインが送信する通知には、購入を続行するユーザーのための、自動的なログインをサポとするリンクが提供されているが、そのリンクにはカートを識別する暗号化された値が含まれているという。

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3CX のデータ漏洩:Elasticsearch/Kibana のオープンなインスタンスが原因だったのか?

3CX data exposed, third-party to blame

2023/06/20 SecurityAffairs — サイバー攻撃の被害者を嘲笑うべきではないが、「初めて騙されたのなら相手が悪いが、続けて騙されたのなら自分が悪い」という言葉が、昔から繰り返して使われてきたのには、なんらかの理由があるのだろう。2023年の初めに、北朝鮮のハッカーと思われる人物が 3CX にサプライチェーン攻撃を仕掛け、同社のソフトウェアを使用してデバイス上にマルウェアをばらまいた。

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RDStealer という強力なマルウェアが登場:RDP 侵害に特化した機能で東アジアを狙っている

New RDStealer malware steals from drives shared over Remote Desktop

2023/06/20 BleepingComputer — RedClouds として追跡されているサイバースパイ/ハッキングのキャンペーンは、カスタム・マルウェア RDStealer を使用し、Remote Desktop 接続を介して共有されたドライブから、データを自動的に盗み出すものだ。この、Bitdefender Labs が発見した悪質なキャンペーンは、2022年以降において東アジアのシステムを標的にしていることが確認されている。このキャンペーンを、特定の脅威アクターによるものと断定はできないが、国家に支援される洗練された APT レベルの技術を持ち、関心の対象は中国と一致しているという。

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Google Play にインド APT 由来のスパイウェア:VPN/Chat アプリを装っていた

Android spyware camouflaged as VPN, chat apps on Google Play

2023/06/19 BleepingComputer — Google Play 上の3件の Android アプリが、標的のデバイスから位置情報や連絡先リストなどを収集するに、国家に支援された脅威アクターにより運用されていたことが判明した。それらの悪意の Android アプリを発見した Cyfirma は、「遅くとも 2018年以降において、東南アジアの著名な組織を標的としている、インドのハッキング・グループ APT-C-35 (DoNot) が操作していたと、中程度の信頼性で判断している」と述べている。

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MOVEit と行政データ:ルイジアナとオレゴンの数百万人の個人情報が漏えい

Millions of Oregon, Louisiana state IDs stolen in MOVEit breach

2023/06/16 BleepingComputer — ルイジアナ州とオレゴン州が警告を発したのは、MOVEit Transfer MFT (Managed File Transfer) セキュリティファイル転送システムをハッキングしたランサムウェア・ギャングが、数百万の運転免許証がデータなどを含むデータを窃取し、流出させたインシデントに関するものである。これらの攻撃は、ゼロデイ脆弱性 CVE-2023-34362 を悪用して、5月27日に MOVEit Transfer サーバに対する世界的なハッキングを開始した、Clop ランサムウェア・オペレーションによるものである。一連の攻撃により、世界中で流出したデータが広く公開され、企業/政府/自治体などに影響が及んでいる。

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Amazon S3 バケットで悪意のバイナリを配布:新たなサプライチェーン攻撃を発見

New Supply Chain Attack Exploits Abandoned S3 Buckets to Distribute Malicious Binaries

2023/06/15 TheHackerNews — オープンソース・プロジェクトを狙った、新しいタイプのソフトウェア・サプライチェーン攻撃が検出された。この攻撃では、期限切れの Amazon S3 バケットを掌握した脅威アクターが、S3 モジュール自体には手を加えることなく、不正なバイナリを拡散しているという。Checkmarx の研究者である Guy Nachshon は、「悪意のバイナリが盗み出すのは、ユーザー ID/パスワード/ローカルマシン環境変数/ローカルホスト名などであり、それらのデータを乗っ取ったバケットに流出させている」と述べている。

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Barracuda ESG がデバイス交換を選択:中国 APT が仕掛けた強力なバックドアとは?

Barracuda ESG zero-day attacks linked to suspected Chinese hackers

2023/06/15 BleepingComputer — Mandiant が UNC4841 として追跡している親中派ハッカー・グループへの疑いが、Barracuda ESG (Email Security Gateway) アプライアンス上の、パッチ適用済みゼロデイ脆弱性を悪用する、データ窃取攻撃と関連していることが判明した。この脅威アクターは、2022年10月10日頃から、Barracuda の添付ファイル・スキャン・モジュールに存在する、ゼロデイ・リモート・コマンド・インジェクション脆弱性 CVE-2023-2868 を悪用し始めた。5月19日に、この欠陥を発見した Barracuda は、脆弱性が悪用されていることを直ちに公表し、CISA は米国連邦政府機関に対して、セキュリティ更新プログラムを適用するよう警告を発した。

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Microsoft が警告するロシアの APT:ワイパー攻撃における WhisperGate と Cadet Blizzard の関連性

Microsoft Outs New Russian APT Linked to Wiper Attacks in Ukraine

2023/06/14 SecurityWeek — Microsoft のセキュリティ研究者たちは、ロシアの General Staff Main Intelligence Directorate (GRU) に関連する新たな APT グループの情報を公表し、この脅威アクターがウクライナの組織へ向けた破壊的なワイパー・マルウェア攻撃に取り組んでいることを警告している。同社の脅威情報チームが発表した新しいレポートでは、このグループは Cadet Blizzard と名付けられ、戦時環境におけるマルウェアの範囲と使用方法を明確にするための、兆候と証拠が記録されている。

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GitHub リポジトリで発見されたマルウェア拡散の新手口:研究者たちの偽プロファイルを悪用

Fake Researcher Profiles Spread Malware through GitHub Repositories as PoC Exploits

2023/06/14 TheHackerNews — 不正なサイバー・セキュリティ企業の研究者たちによる、少なくとも6つの GitHub アカウントが、7つの悪意のリポジトリをプッシュしていることが確認された。この7つのリポジトリは、Discord/Google Chrome/Microsoft Exchange Server などの、ゼロデイ脆弱性の概念実証 (PoC) だと見られている。

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LockBit の被害総額が $91M に達した:CISA/FBI/MS-ISAC などが共同勧告

CISA: LockBit ransomware extorted $91 million in 1,700 U.S. attacks

2023/06/14 BleepingComputer — CISA が発表した共同アドバイザリには、2020年以降の米国組織に対する約 1,700件の攻撃において、LockBit ランサムウェア・ギャングが、約 $91M の恐喝に成功していると記されている。RaaS (Ransomware-as-a-Service) オペレーションである LockBit は、2022年におけるランサムウェアの脅威をリードし、そのデータ漏洩サイトで開示した犠牲者の数は最多であったと、米国/英国/オーストラリア/カナダ/ドイツ/フランス/ニュージーランドなどの、それぞれの当局が述べている。

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MFA 侵害キットの台頭:月間で 100万件のバイパス・メッセージを記録 – Proofpoint

MFA Bypass Kits Account For One Million Monthly Messages

2023/06/14 InfoSecurity — Proofpoint によると、脅威アクターは 2022年もユーザー防御を回避するための戦術を進化させ続けており、その中でも多要素認証 (MFA) バイパス・キットは、数百万件ものフィッシング・メッセージで利用されていたという。Proofpoint は最新のレポート The Human Factor 2023 で、数年前から市販のツールキットが、サイバー犯罪者たちによるフィッシング活動を推進してきたが、MFA バイパス専用の特殊ツールは、比較的新しい光景であると述べている。

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WooCommerce Stripe Gateway の IDOR 脆弱性 CVE-2023-34000 が FIX

WordPress Stripe payment plugin bug leaks customer order details

2023/06/13 BleepingComputer — WordPress 用プラグイン WooCommerce Stripe Gateway に脆弱性が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、プラグイン経由で注文された購入履歴を、未認証の状態で閲覧できるようになる。WooCommerce Stripe Payment は、WordPress のEコマースサイト向けの決済ゲートウェイであり、現時点で、90万件のアクティブ・インストールがある。このプラグインを利用することで、それぞれの Web サイトから Stripe 決済処理 API を通じて、Visa/MasterCard/American Express/Apple Pay/Google Pay などによる決済が可能になる。

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MOVEit 深刻な RCE 脆弱性 CVE-2023-34362:提供された PoC を Clop が狙う?

Exploit released for MOVEit RCE bug used in data theft attacks

2023/06/12 BleepingComputer — MOVEit Transfer MFT (managed file transfer) ソリューションに存在する、リモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対応する PoC エクスプロイト・コードを、Horizon3 のセキュリティ研究者たちがリリースした。この脆弱性は、Clop ランサムウェア・ギャングが、データ窃取攻撃で悪用しているものだ。この CVE-2023-34362 は、SQL インジェクションの脆弱性である。パッチ未適用の MOVEit サーバ上で、その悪用に成功した未認証の攻撃者は、不正にアクセスした後に、リモートから任意のコードを実行できる。

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バンキング AitM Phishing/BEC 攻撃の増大:Microsoft が金融機関に発した警告とは?

Microsoft Uncovers Banking AitM Phishing and BEC Attacks Targeting Financial Giants

2023/06/09 TheHackerNews — Microsoft が明らかにしたのは、銀行/金融サービス機関が、新たな多段階 AitM (adversary-in-the-middle) フィッシングおよび BEC (business email compromise) 攻撃の標的になっていることだ。6月8日の報告書で同社は、「この攻撃は、信頼できるベンダーから発生し、複数の組織にまたがる一連の AiTM 攻撃と、それに続くBEC 活動へと移行している」と述べている。このクラスターについて、Microsoft は Storm-1167 という名称で追跡しているが、その攻撃において間接プロキシが使用されていたことを指摘している。

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PowerDrop は新種の PowerShell マルウェア:米国の航空宇宙産業を攻撃している

“PowerDrop” PowerShell Malware Targets US Aerospace Industry

2023/06/07 InfoSecurity — PowerDrop と命名された、新たな PowerShell マルウェア・スクリプトが、米国の航空宇宙防衛産業を標的とした攻撃で使用されていることが判った。このマルウェアのサンプルは、防衛請負業者のネットワークにおいて、Adlumin のセキュリティ研究者たちにより5月に発見された。6月6日に Adlumin の研究チームは、「このマルウェアは、基本的な既製の脅威を用い、また、APT (Advanced Persistent Threat) グループの戦術も用いている。また PowerDrop は、偽装/暗号化/復号化エなどの、高度な検出回避機能を搭載している」と、PowerDrop に関するアドバイザリで発表している。

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Magento/WooCommerce などが標的:商取引サイトを狙う Magecart キャンペーン

Magento, WooCommerce, WordPress, and Shopify Exploited in Web Skimmer Attack

2023/06/05 TheHackerNews — 電子商取引サイトから PII (Personally Identifiable Information) やクレジットカードのデータを盗むことを目的とした、現在進行中の Magecart スタイルの Web スキマー・キャンペーンをサイバー・セキュリティ研究者たちが発見した。これまでの Magecart キャンペーンと異なる点は、乗っ取られたサイトが間に合せの Command and Control (C2) サーバとして機能することで、知らないうちに被害者のサイトが、悪質なコードの配布に悪用されている点である。Akamai は、北米/中南米/欧州などで、さまざまな規模の被害者を確認したと述べている。何千人ものサイト訪問者の、個人情報が不正に収集され売却されるという、危機的な状況に陥る可能性があると指摘している。

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Vidar 情報スティーラーの手口を分析:オンライン販売業者たちを狙う悪質キャンペーンとは?

Online sellers targeted by new information-stealing malware campaign

2023/06/03 BleepingComputer — Vidar という情報窃取マルウェアを展開し、オンライン販売業者たちを標的とする新たなキャンペーンを介して、認証情報を盗み出す脅威アクターが、これまで以上に有害な攻撃を仕掛けている。この、今週に発見された新しいキャンペーンは、電子メールや Web サイトの問い合わせフォームを悪用して、オンラインストアの管理者に苦情を送りつけるところから始まる。それらの電子メールは、オンライン・ストアの顧客のふりをして、注文が適切に処理されないままに、銀行口座から $550 が差し引かれたと主張する。

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PyPI に新たな悪意のパッケージ:コンパイルされた Python コードで検出を回避

Malicious PyPI Packages Use Compiled Python Code to Bypass Detection

2023/06/02 infosecurity — ReversingLabs のセキュリティ研究者たちが発見したのは、検出回避のためにコンパイルされた、Python コードを用いる新たな攻撃の手法である。ReversingLabs の Reverse Engineer である Karlo Zanki によると、PYC (Python Byte Code) ファイルのダイレクト実行機能を利用する、最初のサプライチェーン攻撃の事例になる可能性があるという。大半のセキュリティ・ツールは、Python ソースコード (PY) ファイルのみをスキャンするため、このような攻撃を見逃す可能性がある。そのため、この手法は、将来的に新たな種類のサプライチェーン脆弱性をもたらすことになる。Zanki は、Python Package Index (PyPI) に関する有害な投稿の増加とも一致すると指摘している。

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Windows 11 の SMB 署名を義務化:NTLM リレー攻撃に対する保護を優先する

Windows 11 to require SMB signing to prevent NTLM relay attacks

2023/06/02 BleepingComputer — Microsoft が発表したのは、Canary Channel の Insider に対して、2023年6月2日に配布される Windows ビルド (Enterprise エディション) から、すべての接続に SMB 署名 (別名:セキュリティ署名) をデフォルトで要求し、NTLM (Windows New Technology LAN Manager) リレー攻撃から防御するというものだ。この攻撃を実行する脅威アクターは、ドメイン・コントローラーを含むネットワーク・デバイスに対して、攻撃者の制御下にある悪意のサーバへの認証を強制した後に、そのサーバになりすまして特権昇格させ、Windows ドメインを完全に制御する。

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PostalFurious フィッシング・ギャングは中国由来:洗練された手法で UAE を狙っている

Chinese Phishing Gang “PostalFurious” Expands Campaign

2023/06/02 InfoSecurity —最近になって発見された中国のフィッシング・ギャングが、個人情報や決済データの窃取を目的とした、新たな詐欺行為によるキャンペーンを中東で拡大していると、Group-IB の調査が示している。UAE で発生した大量のフィッシング・メール/フィッシング iMessage は、PostalFurious の犯行だと、同社は断定している。

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Chrome Web Store に悪意のエクステンション:75M 回もインストールされたという説もあるが

Malicious Chrome extensions with 75M installs removed from Web Store

2023/06/02 BleepingComputer — Google が Chrome Web Store から削除した、32 種類の悪意のエクステンションとは、検索結果の改ざん/スパム拡散/広告の不正表示などの可能性を持つものである。それらのエクステンションの合計ダウンロード数は、7,500万件にのぼるという。それらは、悪意のアクションからユーザーの注意を逸らすために、真っ当な機能を備えている一方で、難読化されたコードを用いてペイロードを配信していた。サイバー・セキュリティ研究者である Wladimir Palant が、Chrome Web Store から入手できる PDF Toolbox エクステンション (200万ダウンロード) を分析したところ、正規のエクステンション API ラッパーとして、偽装されたコードが埋め込まれていることが発見された。

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Horabot マルウェア:Outlook/Gmail などを狙う多段階のフィッシング・チェーン

New Horabot campaign takes over victim’s Gmail, Outlook accounts

2023/06/01 BleepingComputer — Hotabot ボットネット・マルウェアを取り込んだ、未知のキャンペーンが、遅くとも 2020年11月以降において、ラテン・アメリカのスペイン語圏のユーザーを標的とし、バンキングトロイの木馬とスパム・ツールの感染を広めていた。このマルウェアにより、被害者の Outlook/Gmail/Hotmail/Yahoo のメール・アカウントを制御した攻撃者は、受信箱に届くメールデータや 2FA コードを盗み出し、侵害したアカウントからフィッシング・メールを送信していたようだ。この新しい Horabot とういうマルウェアは、Cisco Talos のアナリストたちにより発見され、その背後にいる脅威アクターは、ブラジルに拠点を置いている可能性が高いと報告されている。

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フィッシング攻撃の最新分析:キットの利用が増加している理由を考えよう – Group-IB

Phishing campaigns thrive as evasive tactics outsmart conventional detection

2023/06/01 HelpNetSecurity — フィッシング攻撃におけるキットの利用が、2022年には 25%増加したことが、Group-IB の研究により判明した。フィッシング・キットの主な傾向としては、アクセス制御と高度な検知回避技術の利用の増加が確認された。また、アンチボット技術やランダム化による回避戦術の増加は、従来の検知システムにとって大きな脅威であり、フィッシング・キャンペーンの寿命を延ばすものとなっている。

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QBot マルウェアの延命術:住居用 IP を短期間で切り替える C2 サーバ補充戦略とは?

Evasive QBot Malware Leverages Short-lived Residential IPs for Dynamic Attacks

2023/06/01 TheHackerNews — QBot (Qakbot) マルウェアの、高度な回避性と粘着性に関する分析により、その C2 サーバの 25% が、1日しか活動していないことが判明した。Lumen Black Lotus Labs は、「QBot の 50% のサーバーがアクティブなのが、1週間以内であることからして、適応性が高くて動的な C2 インフラが使用されていることが分かる」と、The Hacker News と共有したレポートで指摘している。さらに、セキュリティ研究者である Chris Formosa と Steve Rudd は、「このボットネットは、ホストされた VPS のネットワークに潜むのではなく、住宅用 IP スペースと感染した Web サーバに、そのインフラを隠すための技術を適応させている」と述べている。

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iOS の iMessage を侵害するゼロクリック攻撃:ロシアが米情報機関を非難している

Russia Blames US Intelligence for iOS Zero-Click Attacks

2023/06/01 SecurityWeek — 2023年6月1日に、ロシアに本拠を置く Kaspersky は、企業ネットワーク内の iOS デバイスに対して、ゼロクリックの iMessage エクスプロイトを仕掛ける APT アクターを発見したと発表した。 同じ日に、ロシアの連邦保安庁 (FSB:Federal Security Service) も、国内の契約者や外国公館が所有する数千台の iOS デバイスを標的とした、スパイ・キャンペーンが進行していることについて、米国の情報機関を非難した。ソ連の KGB を引き継いだ、ロシアのセキュリティ機関 FSB は、NATO 諸国/中国/イスラエル/シリアに赴任する外交官の iPhone が、”米国の諜報機関による偵察オペレーション” により感染したと主張している。

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SpinOk というスパイウェア:Google Play アプリに組み込まれ 420M ダウンロード!

Spyware Found in Google Play Apps With Over 420 Million Downloads

2023/05/31 SecurityWeek — Google Play で発見されたのは、100 種類以上の Android アプリに組み込まれたスパイウェアであり、その累積ダウンロード数は 4億2100万回にものぼると、アンチウイルス会社の Doctor Web が報告している。Doctor Web が SpinOk と命名した、この悪意のモジュールは、マーケティング SDK として配布されており、ファイルに関する情報収集/攻撃者へのファイル送信/クリップボードの内容の窃取などを、被害者のデバイス上で実行するという。

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RomCom RAT と Void Rabisu の関連性:サイバー犯罪と APT 攻撃の境界線は曖昧?

RomCom RAT Using Deceptive Web of Rogue Software Sites for Covert Attacks

2023/05/31 TheHackerNews — RomCom RAT の背後にいる脅威アクターたちは、遅くとも 2022年7月以降において、人気ソフトウェアの不正バージョンを宣伝する偽サイトのネットワークを活用して、ターゲットに侵入しているようだ。Trend Micro は、Void Rabisu という名前の悪意のアクティビティを追跡しているが、Unit 42 は Tropical Scorpius と呼び、Mandiant は UNC2596 と呼んでいる。

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Dark Pink がツールを拡充しターゲットを拡大:ベルギーへの攻撃も成功させている

Dark Pink APT Group Expands Tooling and Targets

2023/05/31 InfoSecurity — 著名な APT グループ Dark Pink によるキャンペーンの範囲は、当初に考えられていたよりも広く、その新たな被害者は、ベルギーにおける1件を含む、全体で5件に達していることを、研究者たちは確認している。中国との関連が指摘されている Dark Pink は、主に東南アジア諸国をターゲットに活動していると、これまでは考えられてきた。しかし、Group-IB が確認したところによると、被害者はタイやブルネイだけではなく、ベルギーにも広がっているとのことだ。

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Python ReportLab PDF Lib の深刻な脆弱性:悪意の HTML を読ませるだけでコード実行

Exploit released for RCE flaw in popular ReportLab PDF library

2023/05/31 BleepingComputer — HTML 入力から PDF ファイルを生成するために、数多くのプロジェクトで使用されている人気の Python ライブラリ ReportLab Toolkit に存在する。リモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対応する PoC エクスプロイトが公開された。昨日に GitHub で公開された、脆弱性 CVE-2023-33733 の PoC エクスプロイトには、技術的な詳細を提供する記事も含まれるため、現実世界における悪用の可能性が高くなる。ReportLab Toolkit は、PDF ライブラリとして複数のプロジェクトで利用されており、PyPI (Python Package Index) において、月間約 350万のペースでダウンロードされている。

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OT ネットワークと人的なエラー:APT 攻撃を助長する要因について考える

Human Error Fuels Industrial APT Attacks, Kaspersky Reports

2023/05/30 InfoSecurity — サイバーセキュリティ企業である Kaspersky が、産業部門における APT 攻撃の主要因を特定した。今日の最新レポートで取り上げられている、その第一の要因は OT (Operational Technology) ネットワークにおける隔離の不在である。Kaspersky の専門家たちは、エンジニアリング・ワークステーションが、IT と OTのネットワークに接続されている事例を確認している。このようなネットワーク構成に依存した隔離では、熟練した攻撃者により操作される可能性が生じる。その結果として、隔離されているように見えるネットワークへのマルウェア感染や、その後のマルウェア・トラフィックの管理などが可能になってしまう。

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ランサムウェアとアクセス・ブローカー:地下でつながり利益を上げるグループたち – WithSecure

Ransomware Gangs Adopting Business-like Practices to Boost Profits

2023/05/30 InfoSecurity — WithSecure の最新のレポートから推察されるのは、ランサムウェア・ギャングが利益を上げるために、各種のビジネスライクな手法を採用している点であり、それにより個々のグループを判別することが、防御側にとって困難になっていることだ。 フィンランドで開催された Sphere23 において、WithSecure の Senior Threat Intelligence Analyst である Stephen Robinson は、このような合法的なビジネス手法を反映する動きは、TTPs (Tactics, Techniques and Procedures) が曖昧になっていることを示唆すると述べている。

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GobRAT という Golang ベースの RAT:日本国内の Linux ルーターを侵害 – JPCERT/CC

New GobRAT Remote Access Trojan Targeting Linux Routers in Japan

2023/05/29 TheHackerNews — 日本国内において、Linux ルーターが、新たな Golang RAT である GobRAT の標的になっている。今日の JPCERT Coordination Center (JPCERT/CC) の報告によると、「この攻撃者は、最初に WebUI が公開されているルーターを狙い、脆弱性を悪用するスクリプトを実行し、最終的に GobRAT に感染させている」と述べている。

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米海軍 グアムの IT インフラにハッカーが侵入:China 対 Five Eyes の情報戦が始まる?

US Navy hit by Chinese hacking campaign, report says

2023/05/27 SCMP — 中国のハッカーと疑われる人物が、緊張が高まる太平洋地域の通信を混乱させるために、広範なキャンペーンの一環として米海軍に侵入したと、サイバー・セキュリティ専門家たちは捉えているようだ。米海軍長官の Carlos Del Toro は、「Volt Typhoon という名の中国に支援されるハッキング・グループにより、米海軍が影響を受けたと説明し、政府/通信/製造/IT などの組織で警戒が必要だ」と、5月25日に CNBC に述べている。

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QBot の新たなオペレーション:WordPad を悪用する DLL ハイジャックの手口とは?

QBot malware abuses Windows WordPad EXE to infect devices

2023/05/27 BleepingComputer — マルウェア QBot による最近の活動だが、Windows 10 の WordPad プログラムの DLLハイジャック欠陥を悪用してコンピュータに感染し、正規のプログラムを用いることでセキュリティ・ソフトによる検出を回避し始めているようだ。DLL とは、複数のプログラムで同時に使用できる機能を取り込んだライブラリ・ファイルのことである。したがって、アプリケーションを起動すると、必要な DLL が読み込まれることになる。

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Buhti というランサムウェア:LockBit/Babuk のコードを流用する新たな脅威

New Buhti ransomware gang uses leaked Windows, Linux encryptors

2023/05/25 BleepingComputer — Buhti と命名された新しいランサムウェア・オペレーションが、LockBit/Babuk ランサムウェア・ファミリーの流出コードを使用して、Windows/Linux システムを狙っている。Blacktail として追跡されている Buhti の背後にいる脅威アクターは、独自にランサムウェアを開発せずに、”double-extortion” として知られるカスタムデータ流出ユーティリティを使用して被害者を脅迫している。2023年2月に Palo Alto Networks の Unit 42 チームにより、野放し状態で活動している Buhti が発見されたが、Goland ベースのランサムウェアであり、Linux を標的としていることが確認されている。

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高度なフィッシング攻撃が 356% も急増:2023 Annual Report – Perception Point 調査

Advanced Phishing Attacks Surge 356% in 2022

2023/05/25 InfoSecurity — Perception Point の調査により、高度なフィッシング攻撃の件数が、2022年は 356 %増加したことが判明した。同社の 2023 Annual Report: Cybersecurity Trends & Insights に記されているのは、脅威アクターによる攻撃の総数は 87%増加したという最新データである。この成長の背景には、悪意のアクターが人工知能 (AI) や機械学習 (ML) を搭載した、新たなツールへのアクセスを、広く獲得し続けているという現実がある。

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ChatGPT で作成されたポリモーフィックなマルウェア・サンプルを検出 – WithSecure 報告

AI Used to Create Malware, WithSecure Observes

2023/05/25 InfoSecurity — サイバー・セキュリティの世界では、脅威アクターの手に渡った AI がもたらす潜在的な脅威について、警鐘が鳴り続けている。その中でも、ChatGPT で作成されるマルウェアは、現実のものとなっているようだ。WithSecure の CEO である Juhani Hintikka は、ChatGPT により生成されたマルウェアのサンプルを、同社が発見したことを認めている。

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Microsoft 365 に新たなフィッシング攻撃:暗号化された RPMSG メッセージの悪用を検出

Microsoft 365 phishing attacks use encrypted RPMSG messages

2023/05/25 BleepingComputer — 侵害済の Microsoft 365 アカウント経由で送信された、暗号化された RPMSG 添付ファイルを使用して、メールセキュリティ・ゲートウェイによる検出を回避しながら、攻撃者たちは標的型フィッシング攻撃で Microsoft の認証情報を盗み出している。RPMSG (Restricted Permission Message) ファイルとは、Microsoft の Rights Management Services (RMS) を用いて作成された、暗号化電子メール・メッセージの添付ファイルであり、そのアクセスを許可された受信者だけに制限することで、機密情報の保護を強化するものだ。

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Legion マルウェアがアップデート:AWS の認証情報や SSH サーバを標的に追加

Legion Malware Upgraded to Target SSH Servers and AWS Credentials

2023/05/24 TheHackerNews — コモディティ・マルウェアの一種である Legion がアップデートされ、DynamoDB/CloudWatch に関連する AWS (Amazon Web Services) の認証情報や、SSH サーバを侵害する機能などが追加された。Cado Labs の研究者である Matt Muir は、「最新のアップデートでは、Laravel の Web アプリからの AWS 固有の認証情報の窃取や、SSH サーバの侵害やなどの、新しい機能が追加されており、攻撃範囲の拡大が示されている」と、The Hacker News と共有したレポートの中で述べている。

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Volt Typhoon という中国の APT:グアムの重要インフラへの攻撃を Microsoft が検知

Microsoft Catches Chinese .Gov Hackers in Guam Critical Infrastructure Orgs

2023/05/24 SecurityWeek — 中国に支援されるハッカーが、グアムの主要インフラ組織からデータを窃取していたことを、Microsoft が発見した。グアムで中国製のサイバースパイ・マルウェアが発見されたことは、将来に起こり得るかもしれない中国と台湾の軍事衝突において、この小さな島が重要な役割を果たすと考えられるため、大きな関心を呼んでいる。

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