SEGA Europe が AWS S3 バケットを誤って公開:データとインフラが危険に

SEGA Europe left AWS S3 bucket unsecured exposing data and infrastructure to attack

2022/01/03 SecurityAffairs — サイバー・セキュリティ企業の VPN Overview の報告によると、年末にゲーム大手の SEGA Europe が、Amazon Web Services (AWS) の S3 バケットにユーザーの個人情報を誤って公開し、放置していたことが分かった。この S3 バケットには、複数の AWS キーが含まれており、これらのキーを使用することで、SEGA Europe の複数のクラウド・サービスにアクセスすることが可能だった。また、MailChimp や Steam のキーも含まれており、これらのサービスに SEGA の名前でアクセスすることもできた。

Continue reading “SEGA Europe が AWS S3 バケットを誤って公開:データとインフラが危険に”

Log4j 問題の 5W1H:現状の正確な認識と将来へ向けたステップ

AppSec and Software Community Respond to Log4j

2021/12/30 SecurityBoulevard — アプリケーション・セキュリティとオープンソース・ソフトウェアのコミュニティは、Java Log4j の脆弱性の問題に立ち向かい、ソフトウェアへのパッチ適用/情報の共有/緩和策やツールの提供などを行っている。まだ危機を脱したわけではないが、彼らのこれまでの行動には感銘を受けた。

Continue reading “Log4j 問題の 5W1H:現状の正確な認識と将来へ向けたステップ”

京都大学の 77TB の研究データが消えた:HP バックアップ・システムのエラーが原因

University loses 77TB of research data due to backup error

2021/12/30 BleepingComputer — Hewlett-Packard 製スーパー・コンピュータのバックアップ・システムのエラーにより、日本の京都大学が、約 77TB の研究データを失った。この事故は、2021年12月14日〜16日に発生し、14の研究グループにおける 3,400万ファイルが、システムおよびバックアップ・ファイルから消去された。この損失の影響を調査した結果、京都大学は、影響を受けたグループのうち、4つのグループの作業は、もはや復元できないと判断した。

Continue reading “京都大学の 77TB の研究データが消えた:HP バックアップ・システムのエラーが原因”

Log4j ライブラリの脆弱性悪用:専門家たちが仕掛けたハニーポットからの情報

Experts monitor ongoing attacks using exploits for Log4j library flaws

2021/12/27 SecurityAffairs — DrWeb の研究者たちは、Apache Log4j ライブラリの脆弱性 (CVE-2021-44228/CVE-2021-45046/CVE-2021-4104/CVE-2021-42550) を悪用した攻撃を監視し、また、防御策を講じる必要性を警告している。これらの脆弱性を悪用することで、脅威アクターによるターゲット・システム上での、任意のコード実行/サービス妨害 (Denial of Service)/機密情報の開示などを許してしまう。

Continue reading “Log4j ライブラリの脆弱性悪用:専門家たちが仕掛けたハニーポットからの情報”

Log4j 問題に関する CISO の実践的なアドバイス:対処法の繰り返しで良いのか?

Log4j: A CISO’s Practical Advice

2021/12/24 DarkReading — あなたは、おそらく、Log4j の脆弱性について、信頼できる技術的分析をたくさん読んでいることだろう。しかし、そのような分析は、この記事にはない。その代わりに、CISO の役割に費やしてきた私の数十年からの視点と、CISO/CIO 仲間との会話から得られた視点を提供したい。

Continue reading “Log4j 問題に関する CISO の実践的なアドバイス:対処法の繰り返しで良いのか?”

Log4j インシデントに暴露されたサイバー・セキュリティの駄目なところ

Log4j Reveals Cybersecurity’s Dirty Little Secret

2021/12/23 DarkReading — 技術系メディアが、インターネットが炎上していると報じ始めたら、重大な事態に陥っていることを意味する。Log4Shell と呼ばれる Log4j の脆弱性は、時間の経過と伴に、その深刻さが判明し、範囲と影響が拡大する一方である。米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) や英国の機関などが、直ちに対策を講じることを推奨しており、また、現代のハイテク業界の有名企業たちは、この数年で最も深刻なゼロデイ脅威に対して、深刻な脆弱性を抱えていることが判明している。

Continue reading “Log4j インシデントに暴露されたサイバー・セキュリティの駄目なところ”

Arctic Wolf の Log4Shell Deep Scan スクリプト:入れ子になっている Log4j を探査

Arctic Wolf Script Can Discover Log4Shell Vulnerabilities

2021/12/23 SecurityBoulevard — 今週のこと、マネージド・セキュリティ・サービスを提供している Arctic Wolf は、スキャン・ツールによる Log4Shell 脆弱性の発見を支援するスクリプトを公開した。Arctic Wolf の Field CTO である Ian McShane によると、同社は Log4Shell Deep Scan スクリプトを使用して、ネストされた JAR/WAR/EAR ファイル内の CVE-2021-45046/CVE-2021-44228 の脆弱性を検出している。

Continue reading “Arctic Wolf の Log4Shell Deep Scan スクリプト:入れ子になっている Log4j を探査”

Log4j 脆弱性とバグ報奨金:大衆のパワーが事態を明確にしてきた

Bug bounty platforms handling thousands of Log4j vulnerability reports

2021/12/22 DailySwig — 世界のソフトウェア・エコシステムに衝撃を与え続けている、Apache Log4j のバグに関連する脆弱性報告が、バグバウンティ・ハンターにより何千件も提出されている。このバグは、オープンソースの Java ロギング・ライブラリ Log4j に存在する、CVSS 値 10 という深刻な欠陥であり、これまでにない数の潜在的な標的に対して、サイバー犯罪者によるリモートコード実行 (RCE) 攻撃を許してしまうものとなる。

Continue reading “Log4j 脆弱性とバグ報奨金:大衆のパワーが事態を明確にしてきた”

Log4Shell を最初に中国政府に報告しなかった Alibaba:これでペナルティは可哀想

China disciplines Alibaba Cloud for handling of Log4j bug

2021/12/22 SCMP — 中国のインターネット・セキュリティ当局が、Alibaba Group Holding のクラウド・コンピューティング・サービス部門を懲戒処分にした。水曜日に中国メディアが報じたところによると、サイバー・セキュリティ業界を震撼させた Apache Log4j ソフトウェアの深刻な脆弱性を、最初に政府に報告しなかったことが原因のようだ。

Continue reading “Log4Shell を最初に中国政府に報告しなかった Alibaba:これでペナルティは可哀想”

Azure App Service の深刻な問題:4年間にわたり PHP/Ruby/Python/Node のソースが漏洩

4-Year-Old Bug in Azure App Service Exposed Hundreds of Source Code Repositories

202/12/22 TheHackerNews — Microsoft の Azure App Service におけるセキュリティ上の欠陥により、2017年9月から少なくとも4年間に渡り、Java/Node/PHP/Python/Ruby で書かれた、顧客アプリケーションのソースコードが公開されていたことが明らかになった。

Continue reading “Azure App Service の深刻な問題:4年間にわたり PHP/Ruby/Python/Node のソースが漏洩”

CISA の Apache Log4j スキャナー:CVE-2021-44228 と CVE-2021-45046 に対応

CISA releases Apache Log4j scanner to find vulnerable apps

2021/12/22 BleepingComputer — Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Apache Log4j のリモートコード実行に関する2つの脆弱性 (CVE-2021-44228/CVE-2021-45046) の影響を受ける、Web サービスを特定するためのスキャナのリリースを発表した。

Continue reading “CISA の Apache Log4j スキャナー:CVE-2021-44228 と CVE-2021-45046 に対応”

CISA/FBI/NSA と Five Eyes の共同勧告:Log4Shell 攻撃を遅らせるためのガイダンス

CISA, Five Eyes issue guidance meant to slow Log4Shell attacks

2021/12/22 CyberScoop — 米国の国土安全保障省 (Department of Homeland Security) 傘下の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、Apache の Log4j ソフトウェア・ライブラリに存在する脆弱性により引き起こされる、IT およびクラウド・サービスでの潜在的なリスクに対処する方法について、ベンダーやユーザー組織に対して詳細なガイドを提供するという勧告を発表した。

Continue reading “CISA/FBI/NSA と Five Eyes の共同勧告:Log4Shell 攻撃を遅らせるためのガイダンス”

IoT ハニーポット実験:脅威アクターが特定のデバイスを狙う理由は?

Honeypot experiment reveals what hackers want from IoT devices

2021/12/22 BleepingComputer — さまざまな場所に設置された、さまざまなタイプの low-interaction IoT デバイスをシミュレートする3年間のハニーポット実験により、脅威アクターが特定のデバイスを狙う理由が明確になった。より具体的に言うと、このハニーポットは、十分に多様なエコシステムを作り出し、生成されたデータにより敵対者の目標を決定するために、クラスター化することを目的とした。

Continue reading “IoT ハニーポット実験:脅威アクターが特定のデバイスを狙う理由は?”

ETH Zurich フィッシング大規模調査:従業員に対するトレーニングには効果が無い

Research: Simulated Phishing Tests Make Organizations Less Secure

2021/12/22 SecurityWeek — 56,000人の従業員を抱える組織で行われた、大規模かつ長期的なフィッシング実験の結果、驚くべき結論が得られた。企業のユーザー教育キャンペーンにおいて、よく見られるフィッシングの模擬テストは、実際には事態をさらに悪化させているというのだ。チューリッヒ工科大学 (ETH Zurich) の研究者たちは、無名のグローバル上場企業と共同で 15ヶ月間のフィッシング実験を行った。

Continue reading “ETH Zurich フィッシング大規模調査:従業員に対するトレーニングには効果が無い”

ゼロトラストを成功させる秘訣:従業員を信頼することから考えるべきだ

Zero Trust Shouldn’t Mean Zero Trust in Employees

2021/12/21 DarkReading — この2年間におけるデータ漏洩インシデントを見ると、ゼロトラストの宣伝が熱を帯びている現状も不思議ではない。データ漏洩の主な原因は、依然としてヒューマン・エラーであり、Tessian の調査によると 12ヶ月間で200万通の悪意の電子メールが、安全を約束するはずの防御機能を回避している。

Continue reading “ゼロトラストを成功させる秘訣:従業員を信頼することから考えるべきだ”

WhiteSource の OSS Tool:Log4j 脆弱性の発見を容易にする

WhiteSource Open Source Tool Can Discover Log4j Vulnerabilities

2021/12/20 SecurityBoulevard — WhiteSource は、Log4j ロギング・ソフトウェアの脆弱なインスタンスを検出するための、オープンソース・ツールを公開した。最近になって公開された Log4j の欠陥は、サイバー犯罪者が Java アプリケーションを介して、リモートコード実行 (RCE) 攻撃を仕掛けることを許してしまう。

Continue reading “WhiteSource の OSS Tool:Log4j 脆弱性の発見を容易にする”

CISA の Log4j 緊急指令:さまざまな報告義務は意図どおりに機能するのか?

CISA Issues Emergency Directive on Log4j

2021/12/20 SecurityBoulevard — 人気の Java ベースのロギング・ライブラリ Log4j に存在する、一連の脆弱性への警戒レベルを高めるために、Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) が緊急指令を発出した。この脆弱性は、2021年12月9日に公開された、複数の脅威アクターたちにより活発に悪用されている。

Continue reading “CISA の Log4j 緊急指令:さまざまな報告義務は意図どおりに機能するのか?”

Google 調査:Log4j の影響を受ける Java Packages は 35,863 種類

Google Finds 35,863 Java Packages Using Defective Log4j

2021/12/20 SecurityWeek — コンピュータ・セキュリティ業界は、Log4j のセキュリティ問題が散見される、長くて険しい道のりに気を引き締めている。専門家たちは、ソフトウェアの依存関係にパッチを当てる作業が上手くいかないと、世界的な緩和策が遅れてしまうと警告している。今週に、Google のオープンソース・チームが、Maven Central にある 35,863個のJava パッケージが、欠陥のある Log4j ライブラリ。バージョンを使用していると報告したことで、この危機の規模と影響が明らかになった。(編集部注:Maven Centralは最大かつ最重要な Java パッケージ・リポジトリ)

Continue reading “Google 調査:Log4j の影響を受ける Java Packages は 35,863 種類”

OT 環境での Log4Shell リスク:防御のための最適な手段を探る

Log4Shell Vulnerability Risks for OT Environments — and How You Can Better Protect Against Them

2021/12/19 SecurityIntelligence — Log4Shell の脆弱性を知らない (対応していない) IT 担当者はいない、と言っても過言ではないだろう。オペレーショナル・テクノロジー (OT) の分野も例外ではないが、この脆弱性が OT テクノロジーにおよぼす影響については、まだ完全には解明されていない。今月の初めに公開された、この脆弱性については、最新のパッチ情報を含め、ココで詳細を確認できる。IT 業界は、ネットワークを強化して不正侵入を防ごうとしているが、OT 環境では更に集中的なアプローチが必要になるかもしれない。

Continue reading “OT 環境での Log4Shell リスク:防御のための最適な手段を探る”

DarkWatchman マルウェアに注意:高スティルス性で Windows Registry に潜む

New stealthy DarkWatchman malware hides in the Windows Registry

2021/12/19 BleepingComputer — DarkWatchman という新しいマルウェアが、サイバー犯罪の世界に出現した。このマルウェアは、C# キーロガーとペアになった、高機能なライトウェイトな JavaScript RAT (Remote Access Trojan) である。Prevailion の研究者のテクニカル・レポートによると、この斬新な RAT は、主にロシアの組織を標的とする、ロシア語を話す脅威アクターにより採用されているとのことだ。

Continue reading “DarkWatchman マルウェアに注意:高スティルス性で Windows Registry に潜む”

Log4Shell という API セキュリティの課題:ユーザー入力/JNDI/LDAP が生み出すモンスター

Log4Shell – The API Security Challenge

2021/12/16 SecurityBoulevard — 先週に発生した Log4Shell CVE-2021-44228 の脆弱性は、現代のアプリケーションや、相互に接続されたサービス、そして普及した API が、いかにしてセキュリティに大きな課題を引き起こすかを示す顕著な例である。長年にわたり、API の脆弱性を調査してきたセキュリティ・リサーチャーとしては、これは、どのようにして物事が上手くいかなくなるかを示す好例だと言いたい。私は最近、この新たな脅威に対する、私の理解を共有するために、このエクスプロイトの詳細を説明するウェビナーに参加した。

Continue reading “Log4Shell という API セキュリティの課題:ユーザー入力/JNDI/LDAP が生み出すモンスター”

Slack API の悪用:国家支援ハッカーが航空会社にバックドアを仕掛ける

State-sponsored hackers abuse Slack API to steal airline data

2021/12/15 BleepingComputer — イランが国家支援すると疑われている脅威アクターが、新たに発見された Aclip というバックドアを展開し、Slack API を悪用して秘密の通信を行っている。この脅威アクターの活動は 2019年に始まり、無名のアジアの航空会社を標的にしてフライト予約データを盗み出している。IBM Security X-Force のレポートによると、この脅威アクターは、世界中の組織を標的にして非常に活発に動き続けるハッキンググループ MuddyWater こと、ITG17 である可能性が高いとのことだ。

Continue reading “Slack API の悪用:国家支援ハッカーが航空会社にバックドアを仕掛ける”

米国国防総省 (DoD) のマルバタイジング防止策:人工知能を用いた広告ブロックとは?

Defense Department blocks ads to counter malvertising, official tells Congress

2021/12/13 CyberScoop — この月曜日に米国国防総省 (DoD: Department of Defense) は、悪質な広告がもたらす脅威を回避するために、インターネット広告をブロックする複数の方法を採用していると文書で発表した。米上院議員 (民主) の Ron Wyden の質問に対する国防総省の回答は、この情報機関がセキュリティ対策として広告ブロックを利用しているという、以前と同様の回答となる。

Continue reading “米国国防総省 (DoD) のマルバタイジング防止策:人工知能を用いた広告ブロックとは?”

Emotet の復活と高機能化:TrickBot との協調は健在で危険度を増している

Emotet Is Back and More Dangerous Than Before

2021/12/10 DarkReading — アーノルド・シュワルツェネッガーが演じたターミネーターのように、恐ろしいマルウェア Emotet が、再び世界中のコンピュータに感染し、あらゆる組織をランサムウェア攻撃の危険にさらしている。今週、Check Point の研究者たちは、バンキング・トロイの木馬からマルウェアのダウンローダーに変化した Trickbot に感染したシステム上で、Emotet サンプルが投下されているのを確認したと報告している。

Continue reading “Emotet の復活と高機能化:TrickBot との協調は健在で危険度を増している”

OWASP ModSecurity Core Rule Set サンドボックスが登場:新たな CVE の研究が効率化される

OWASP ModSecurity Core Rule Set sandbox launched to help security researchers test new CVEs

2021/12/10 DailySwig — OWASP ModSecurity Core Rule Set に対してペイロード・テストを行うセキュリティ研究者たちが、プロジェクト・メンテナがリリースした新しいサンドボックスを使えるようになったという朗報である。この Core Rule Set (CRS) とは、ModSecurity および、互換性のある Web Application Firewalls (WAF) で使用するための、一般的な攻撃検知ルールのセットである。その目的は、OWASP Top Ten を含む広範な攻撃から、Webアプリケーションを保護することにある。

Continue reading “OWASP ModSecurity Core Rule Set サンドボックスが登場:新たな CVE の研究が効率化される”

ナショナル・セキュリティを改善する大統領令:2021年11月までの進捗を評価してみる

Update on the Executive Order on Improving the Nation’s Cybersecurity

2021/12/09 SecurityBoulevard — サイバー・セキュリティに関する新たな大統領令は、いつも前向きな行動と期限が決められている。バイデン政権は、SolarWinds や Colonial Pipeline への攻撃を受けて、国家のサイバー・セキュリティを向上させるための EO (Executive Order) を発表した。その主な内容は、連邦政府機関全体での MFA/ZeroTrust/EDR の実施を呼びかけるものだった。また、Cyber Safety Review Board も設立された。

Continue reading “ナショナル・セキュリティを改善する大統領令:2021年11月までの進捗を評価してみる”

富士通 ProjectWEB はディスコン:日本政府におけるデータ侵害の顛末

Fujitsu pins Japanese govt data breach on stolen ProjectWEB accounts

2021/12/09 BleepingComputer — 富士通によると、5月に発生した情報漏えいインシデントにおいては、同社の情報共有ツール ProjectWEB の脆弱性が利用され、正規ユーザーのアカウントが盗み出され、日本の政府機関が所有する専有データへの不正アクセスが生じたとのことだ。その当時に、日本の National Cyber Security Center (NISC) と Ministry of Land は、ProjectWEB を利用した情報漏えいインシデントにより、少なくとも 76,000件の電子メール・アカウントに不正アクセスが生じたことを明らかにしていた。

Continue reading “富士通 ProjectWEB はディスコン:日本政府におけるデータ侵害の顛末”

Salt Security レポート:REST API の後継とされる GraphQL の脆弱性について

Salt Security Report Surfaces GraphQL API Vulnerabilities

2021/12/08 SecurityBoulevard — 今日、Salt Security は、非公開の金融サービス企業が実装している、GraphQL API で発見された脆弱性を紹介するレポートを発表した。Salt Security の Technical Evangelist である Michael Isbitski によると、同社の研究者が確認した限りでは、この脆弱性の悪用は検知されていない。しかし、このレポートは、REST API に代わるものとして、開発者が広く使用し始めている、この新しいクラスの API 保護の必要性を、セキュリティ・チームに警告するものになる。

Continue reading “Salt Security レポート:REST API の後継とされる GraphQL の脆弱性について”

Cisco 調査レポート:レガシー・インフラのセキュリティ課題を明らかにする

Cisco Survey Surfaces Legacy Infrastructure Security Challenges

2021/12/07 SecurityBoulevard — Cisco の委託を受けて YouGov が実施した、5,123人の IT/Security/Privacy の専門家を対象とするグローバル調査 (Global Cisco Study Identifies Top Security Practices to Detect Threats and Ensure Business Resiliency) によると、39% の組織が古いと思われるセキュリティ技術に依存していることが判明した。

Continue reading “Cisco 調査レポート:レガシー・インフラのセキュリティ課題を明らかにする”

Google が宣戦布告:巨大なロシアン・ボットネット Glupteba を潰せ

Google disrupts massive Glupteba botnet, sues Russian operators

2021/12/07 BleepingComputer — 現在、世界中の 100万台以上の Windows PC を支配し、毎日のように数千台の感染デバイスを増やしている Grupteba ボットネットを崩壊させる対策を、Google は講じていることを発表した。Glupteba は、ブロックチェーンに対応したモジュール型のマルウェアであり、2011年以降に米国/インド/ブラジル/東南アジア諸国を含む、世界中の Windows デバイスを標的にしている。

Continue reading “Google が宣戦布告:巨大なロシアン・ボットネット Glupteba を潰せ”

14種類の XS-Leaks 攻撃:Chrome/Edge/Safari/Firefox などに影響する

14 New XS-Leaks (Cross-Site Leaks) Attacks Affect All Modern Web Browsers

2021/12/06 TheHackerNews — 研究者たちは、Tor Browser/Mozilla Firefox/Google Chrome/Microsoft Edge/Apple Safari/Opera などの最新 Web ブラウザに関連する、14種類の新しいクロス・サイト (X S) データリーク攻撃を発見した。これらのバグは、 XS-Leaks と総称され、悪意の Web サイトを成立させるものだ。

Continue reading “14種類の XS-Leaks 攻撃:Chrome/Edge/Safari/Firefox などに影響する”

Nobelium の最新マルウェア Ceeloader は高スティルス性で CSP と MSP を狙う

Russian hacking group uses new stealthy Ceeloader malware

2021/12/06 BleepingComputer— Nobelium ハッキング・グループは、CSP (Cloud Service Provider) や MSP (Managed Service Provider) を標的する、新しいカスタム・マルウェア Ceeloader を用いて、世界中の政府機関や企業のネットワークへの侵入を続けている。Nobelium は、米国の複数の連邦政府機関からの情報漏洩につながった、昨年の SolarWinds サプライチェーン攻撃の背後にいる脅威アクターであり、その名前は Microsoft がつけたものだ。

Continue reading “Nobelium の最新マルウェア Ceeloader は高スティルス性で CSP と MSP を狙う”

AWS と顧客の責任分担モデル:14項目の Shared Responsibility を表にしてみた

SBN What is the AWS Shared Responsibility Model?

2021/12/02 SecurityBoulevard — 多くのクラウド・プロバイダーと同様に、AWS は 責任共有モデル (Shared Responsibility Model) を基に運営されている。AWS は ‘of’ the cloud のセキュリティに責任を持ち、AWSの顧客は ‘in’ the cloud のセキュリティに責任を持つ。AWS は、顧客の重要な情報やアプリケーションを保護するために、プラットフォームのセキュリティを優先しており、インフラのセキュリティに責任を持つ。

Continue reading “AWS と顧客の責任分担モデル:14項目の Shared Responsibility を表にしてみた”

APT グループによる RTF インジェクションは新たなフィッシング手法になるのか?

APT Groups Adopt New Phishing Method. Will Cybercriminals Follow?

2021/12/02 DarkReading — ロシア/中国/インドの APT グループは、今年の Q2〜Q3 において、簡単に実装できる新たなフィッシング手法を採用しており、サイバー犯罪者の間でも広く採用される可能性があると、研究者たちは述べている。Proofpoint の調査チームは、2021年2月〜4月において APT グループの間で、いわゆる RTF (rich text format) テンプレート・インジェクション手法の採用が拡大していることを確認している。

Continue reading “APT グループによる RTF インジェクションは新たなフィッシング手法になるのか?”

Dell と Amazon がデータ保護で連携:PowerProtect Cyber Recovery for AWS が登場

Dell Allies with AWS to Protect Data

2021/12/01 SecurityBoulevard — Dell Technologies と Amazon Web Services (AWS) は、AWS re:Invent カンファレンスにおいて、Dell EMC PowerProtect Cyber Recovery for AWS を発表した。これにより、サイバー攻撃を受けた企業がアクセスするための、データの完全なコピーを作成することが可能になる。Dell EMC PowerProtect Cyber Recovery for AWS は、これまで VMware のハイパーバイザーで提供されてきたが、AWS の Amazon Machine Image (AMI) 仮想マシン・アプライアンスにも提供されることになった。

Continue reading “Dell と Amazon がデータ保護で連携:PowerProtect Cyber Recovery for AWS が登場”

VirusTotal Collections が登場:Indicators of Compromise (IoC) の共有を推進する

VirusTotal Collections allows enhancing the sharing of Indicators of Compromise (IoCs)

2021/12/01 SecurityAffairs — VirusTotal は、脅威研究者がたちが IoC (Indicators of Compromise) を共有するための、新サービス VirusTotal Collections を発表した。このコレクションは、特定の脅威に関連する IoC を含むライ・ブレポートであり、VirusTotal の登録ユーザーであれば利用できる。また、このレポートには、最新の VirusTotal 分析メタ・データが含まれる。

Continue reading “VirusTotal Collections が登場:Indicators of Compromise (IoC) の共有を推進する”

Honeywell の量子コンピュータ子会社が分社と合併で大規模にビジネス展開

New Quantum Computing Giant Quantinuum to Launch Cybersecurity Product

2021/12/01 SecurityWeek — 火曜日のこと、Honeywell Quantum Solutions と Cambridge Quantum は合併し、Quantinuum を設立したことを発表した。彼らは、世界最大の統合量子コンピューティング企業と、自らを表現している。Honeywell Quantum Solutions は量子ハードウェアに特化し、Cambridge Quantum はソフトウェア/オペレーティング・システム/サイバー・セキュリティに特化する企業だった。この合併の目的は、量子コンピューター分野の開発と革新を促進することにあるという。

Continue reading “Honeywell の量子コンピュータ子会社が分社と合併で大規模にビジネス展開”

2021年の API 大惨事:Parler/Clubhouse/LinkedIn/NoxPlayer インシデントをふり返る

Biggest API Security Attacks of 2021 … So Far

2021/11/30 SecurityBoulevard — 脅威アクターたちにより、API セキュリティのギャップが露呈され続けている。デジタル・サービスを革新し、他のサービスと接続したいという願望は、悪意の脅威アクターたちの攻撃対象を広げることになる。セキュリティ上の懸念よりも、開発の俊敏性/革新性/反復性が優先されがちな世界では、敵対者たちは API を介してサービスに侵入し、いとも簡単に機密データを盗み出していく。そして 2021年には、多くの API 攻撃が発生している。ここでは、その中でも最大級のものを4つ紹介する。

Continue reading “2021年の API 大惨事:Parler/Clubhouse/LinkedIn/NoxPlayer インシデントをふり返る”

AWS re:Invent カンファレンス:Aviatrix が提供する Cloud Management Platform とは?

Aviatrix Adds Security Capabilities to Cloud Management Platform

2021/11/30 SecurityBoulevard — AWS re:Invent カンファレンスにおいて Aviatrix は、クラウド・サービス・プロバイダーが提供する複数の Software-Defined Networking サービスを、IT チームが管理するためのデータ・プレーンに、セキュリティ機能を追加したことを発表した。Aviatrix の VP of Product Marketing である Bryan Ashley は、ThreatIQ with ThreatGuard のセキュリティ機能が組み込まれたことで、すべてのネットワーク・ノードにおいて、トラフィックの検査とポリシーの適用が可能になったと述べている。

Continue reading “AWS re:Invent カンファレンス:Aviatrix が提供する Cloud Management Platform とは?”

オープンソースからバグを取り除く:重要なのは報奨金とエコシステムだ

Searching for Bugs in Open Source Code

2021/11/30 SecurityBoulevard — まずは、迷信の払拭から始めよう。オープンソース・ソフトウェアが、クローズドソース・ソフトウェアよりも、安全性が低いということはない。しかし、オープンソースのプログラムに脆弱性が発見されると、クローズドソースで発見された脆弱性よりも、はるかに容易に武器化し、悪用される傾向にある。これが、現実だ。

Continue reading “オープンソースからバグを取り除く:重要なのは報奨金とエコシステムだ”

Microsoft Defender の Emotet 誤検知:Office ファイルも開けず Admin たちは大混乱

Microsoft Defender scares admins with Emotet false positives

2021/11/30 BleepingComputer — Microsoft Defender for Endpoint の現状だが、Emotet マルウェアのペイロードがバンドルされている可能性があるという、誤ったタグをファイルに付けているため、Office ドキュメントがオープンできず、一部の実行ファイルの起動がプロックされるという問題が存在している。

Continue reading “Microsoft Defender の Emotet 誤検知:Office ファイルも開けず Admin たちは大混乱”

CISA/NSA の要求:セキュアな 5G のためにはネットワークとクラウドの連携が必須

5G Networks Lack Adequate Cloud Security

2021/11/29 CyberSecurityIntelligence — 5G システムは、通信の高速化を実現するが、適切なセキュリティが確保されていなければ、サイバー攻撃の標的になる可能性がある。高速/低遅延のパフォーマンスが約束された 5G が登場し、それに伴いクラウド・コンピューティングに関する多様で興味深い開発が進んでいる。データの作成/保存/利用/共有の能力に対する 5G の影響は、IoT/AI/機械学習を利用している企業を中心に、大半のビジネス分野におよぶといっても過言ではないだろう。

Continue reading “CISA/NSA の要求:セキュアな 5G のためにはネットワークとクラウドの連携が必須”

Google 警告:GCP の不適切な管理がもたらす暗号通貨マイニングなどの手口

Hackers Using Compromised Google Cloud Accounts to Mine Cryptocurrency

2021/11/29 TheHackerNews — Google Cloud Platform (GCP) の不適切なセキュリティ管理を悪用することで、侵害されたシステムへの暗号通貨マイニング・ソフトウェアのダウンロードや、インフラを悪用したランサムウェアのインストール、フィッシング・キャンペーンの実施、YouTube トラフィック/視聴回数の操作などが横行している。

Continue reading “Google 警告:GCP の不適切な管理がもたらす暗号通貨マイニングなどの手口”

IKEA のシステムがリプライチェーン・メール攻撃の渦中にある

IKEA email systems hit by ongoing cyberattack

2021/11/26 BleepingComputer — IKEA が、サイバー攻撃の渦中にいる。この攻撃では、盗まれた機密情報をもとに、リプライチェーン・メールにより従業員に対して、内部的なフィッシング攻撃が行われている。リプライチェーン型のメール攻撃とは、脅威アクターが企業からの正当なメールを盗み出し、そのメールに対して悪意のドキュメントなどへのリンクを返信して、受信者のデバイスにマルウェアをインストールするものである。

Continue reading “IKEA のシステムがリプライチェーン・メール攻撃の渦中にある”

Linux CronRAT という強敵:2月31日に設定されたタスクで Magecart 攻撃を実行

New Linux CronRAT hides in cron jobs to evade detection in Magecart attacks

2021/11/25 SecurityAffairs — Sansec のセキュリティ研究者たちは、2月31日の Linux Task Scheduling System (cron) に潜む、CronRAT という名で追跡される、新たな Linux リモート・アクセス・トロイの木馬 (RAT) を発見した。この CronRAT という RATは、タスク名にマルウェアを潜ませた後に、圧縮と base64 デコーディングを何度も繰り返し、悪意のコードを構築していく。

Continue reading “Linux CronRAT という強敵:2月31日に設定されたタスクで Magecart 攻撃を実行”

新しい差分ファジング・ツールの誕生:HTTP request smuggling を漏らさず見つけ出す

New differential fuzzing tool reveals novel HTTP request smuggling techniques

2021/11/25 DailySwig — 研究者たちが、HTTP request smuggling を発見するための、新しいファジング・ツールを発表した。この、T-Reqs と名づけられたツールは、ボストンの Northeastern University と Akamai のチームにより開発された。ホワイト・ペーパーの中で研究者たちは、このファジング・ツールを使って、新しい脆弱性を大量に発見した方式について述べており、バグ・ハンターたちにも利用できると述べている。

Continue reading “新しい差分ファジング・ツールの誕生:HTTP request smuggling を漏らさず見つけ出す”

マルチ・クラウドへの移行が止まらない:追いつかないセキュリティ関連の予算

Underinvestment in Multi-Cloud Security a Pressing Concern

2021/11/24 SecurityBoulevard — 大多数の企業は 2022年において、マルチクラウドを戦略的に優先させ、セキュリティを最重要視する計画を立てているが、それ実行するために必要なツールやスキルが不足しているとも感じている。実際のところ、成長するビジネスに伴い、いずれはマルチクラウドが必要になると、大多数の企業は考えているが、セキュリティ上の複雑さが原因となり、IT リーダーたちはマルチクラウドへの移行を躊躇している。

Continue reading “マルチ・クラウドへの移行が止まらない:追いつかないセキュリティ関連の予算”

ロシアの国家支援型ハッカー Nobelium:米国サプライチェーンへの侵入を継続

Nobelium – Long Term Threat Activity

2021/11/22 CyberSecurityIntelligence — ロシアの国家に支援される脅威アクターである Nobelium が、新たなターゲットを選んでいる。Nobelium は、2020年にSolarWinds の顧客に対して行われた、広範囲におよぶサイバー攻撃の実行者と考えられており、ロシアの対外情報機関である SVR の一部であると、米国政府などは特定している。グローバルな IT サプライチェーンに不可欠とされる組織を、Nobelium は過去の攻撃と同じ手法で標的にしている。

Continue reading “ロシアの国家支援型ハッカー Nobelium:米国サプライチェーンへの侵入を継続”

Microsoft Office 365:全ユーザーのディフォルト保護レベルを Admin 設定で強化する

Microsoft: Office 365 will boost default protection for all users

2021/11/20 BleepingComputer — Microsoft は、Defender for Office 365 に Built-In Protection を導入する。この機能は、推奨される設定やポリシーを自動的に有効にし、すべての新規/既存のユーザーが、少なくとも基本的なレベルの保護を受けられるようにする新機能である。

Continue reading “Microsoft Office 365:全ユーザーのディフォルト保護レベルを Admin 設定で強化する”