GitHub リポジトリで発見されたマルウェア拡散の新手口:研究者たちの偽プロファイルを悪用

Fake Researcher Profiles Spread Malware through GitHub Repositories as PoC Exploits

2023/06/14 TheHackerNews — 不正なサイバー・セキュリティ企業の研究者たちによる、少なくとも6つの GitHub アカウントが、7つの悪意のリポジトリをプッシュしていることが確認された。この7つのリポジトリは、Discord/Google Chrome/Microsoft Exchange Server などの、ゼロデイ脆弱性の概念実証 (PoC) だと見られている。

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LockBit の被害総額が $91M に達した:CISA/FBI/MS-ISAC などが共同勧告

CISA: LockBit ransomware extorted $91 million in 1,700 U.S. attacks

2023/06/14 BleepingComputer — CISA が発表した共同アドバイザリには、2020年以降の米国組織に対する約 1,700件の攻撃において、LockBit ランサムウェア・ギャングが、約 $91M の恐喝に成功していると記されている。RaaS (Ransomware-as-a-Service) オペレーションである LockBit は、2022年におけるランサムウェアの脅威をリードし、そのデータ漏洩サイトで開示した犠牲者の数は最多であったと、米国/英国/オーストラリア/カナダ/ドイツ/フランス/ニュージーランドなどの、それぞれの当局が述べている。

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MFA 侵害キットの台頭:月間で 100万件のバイパス・メッセージを記録 – Proofpoint

MFA Bypass Kits Account For One Million Monthly Messages

2023/06/14 InfoSecurity — Proofpoint によると、脅威アクターは 2022年もユーザー防御を回避するための戦術を進化させ続けており、その中でも多要素認証 (MFA) バイパス・キットは、数百万件ものフィッシング・メッセージで利用されていたという。Proofpoint は最新のレポート The Human Factor 2023 で、数年前から市販のツールキットが、サイバー犯罪者たちによるフィッシング活動を推進してきたが、MFA バイパス専用の特殊ツールは、比較的新しい光景であると述べている。

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AiTM フィッシング攻撃が多発:Office 365 認証をバイパスして BEC へと至る

Adversary-in-the-Middle Attack Campaign Hits Dozens of Global Organizations

2023/06/13 TheHackerNews — AitM (Adversary-in-The-Middle) 技術を用いた広範な BEC (Business Email Compromise) キャンペーンにより、世界の数十の組織が標的にされていることが判明した。Sygnia の研究者たちは、「フィッシングに成功した脅威アクターは、ユーザー組織の従業員アカウントにアクセスし、Office365 の認証をバイパスし、そのアカウントへの永続的なアクセスを得るために AiTM 攻撃を実行している」と The Hacker Newsと共有したレポートで述べている。

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Kubernetes の SBOM:KBOM スタンダードの第一稿が登場

The First Kubernetes Bill of Materials Standard Arrives

2023/06/13 TheNewStack — Software Bill of Materials (SBOM) を使っていない組織であっても、すぐに使うことになるだろう。SBOM は、ビルディング・コードのセキュリティ防御における、不可欠な基盤として捉えられている。Software Package Data Exchange (SPDX) や CycloneDX に加えて、GitHub における依存関係サブミッション・フォーマットなどの、いくつかの SBOM 標準が存在していたが、これまでは Kubernetes 専用の標準が存在しなかった。しかし、Kubernetes Security Operations Center (KSOC) の、Kubernetes Bill of Materials (KBOM) スタンダードが出てきたようだ。

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RDP ハニーポットで 350万回のブルートフォース攻撃を分析:脅威アクターたちの動きが見えてきた

RDP honeypot targeted 3.5 million times in brute-force attacks

2023/06/13 BleepingComputer — リモート・デスクトップ接続は、ハッカーにとって極めて強力なマグネットであり、さまざまな IP アドレスからの、露出したコネクションに対するアクセスは、毎日平均 37,000 回に達するという実験結果が出た。この段階の攻撃は、自動化されているものだ。しかし、正しいアクセス認証情報を入手したハッカーたちは、重要なファイルや機密情報を手動で探し始める。

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WooCommerce Stripe Gateway の IDOR 脆弱性 CVE-2023-34000 が FIX

WordPress Stripe payment plugin bug leaks customer order details

2023/06/13 BleepingComputer — WordPress 用プラグイン WooCommerce Stripe Gateway に脆弱性が発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、プラグイン経由で注文された購入履歴を、未認証の状態で閲覧できるようになる。WooCommerce Stripe Payment は、WordPress のEコマースサイト向けの決済ゲートウェイであり、現時点で、90万件のアクティブ・インストールがある。このプラグインを利用することで、それぞれの Web サイトから Stripe 決済処理 API を通じて、Visa/MasterCard/American Express/Apple Pay/Google Pay などによる決済が可能になる。

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Microsoft 2023-6月 月例アップデートで 78件の脆弱性と 38件の RCE バグに対応

Microsoft June 2023 Patch Tuesday fixes 78 flaws, 38 RCE bugs

2023/06/13 BleepingComputer — 今日は Microsoft 2023年6月の Patch Tuesday であり、リモート・コード実行の脆弱性 38件を含む、全体で 78件の不具合に対するセキュリティ更新プログラムが提供された。 RCE のバグは 38個修正されたが、Microsoft が Critical だと指摘したものは、サービス拒否攻撃/リモート・コード実行/権限昇格などの、6件の不具合である。

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Adobe の月例パッチ 2023/06:Adobe Commerce/Magento にコード実行の脆弱性

Patch Tuesday: Critical Flaws in Adobe Commerce Software

2023/06/13 SecurityWeek — Adobe は 6月13日 (火) に、複数の製品の深刻な欠陥に対するパッチを出荷したが、その中には、Adobe Commerce に存在するコード実行の脆弱性も含まれる。Adobe は、スケジュールされた Patch Tuesday の更新の一部として、広く展開されている Adobe Commerce (旧 Magento) 製品に存在する 12件のセキュリティ問題を文書化した。それらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者に対して、任意のコード実行/セキュリティ機能のバイパス/任意のファイル・システムの読み取りになどを許す恐れがあると警告している。

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中国のサイバー・スパイ UNC3886:VMware ESXi のゼロデイを悪用して特権を得ている

Chinese Cyberspies Caught Exploiting VMware ESXi Zero-Day

2023/06/13 SecurityWeek — UNC3886 として追跡されている中国のサイバー・スパイ・グループが、VMware ESXi のゼロデイ脆弱性を悪用して、ゲスト仮想マシンの特権を昇格させることが確認されていると、Mandiant が警告している。 2022年9月に詳細が判明した UNC3886 は、悪意の vSphere Installation Bundles (VIB) を用いて、ESXi ハイパーバイザーにバックドアをインストールし、コマンド実行/ファイル操作/リバースシェルなどの機能を獲得してきた。このグループの悪意のアクティビティは、VMware ESXi Host/vCenter Server/Windows Virtual Machine に影響を与えることになる。

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大規模フィッシング・キャンペーンを検出:100の有名ブランドを装う 6,000 の偽サイト

Massive phishing campaign uses 6,000 sites to impersonate 100 brands

2023/06/13 BleepingComputer — 2022年6月より発生している、大規模な有名ブランドなりすましキャンペーンにより、百社以上の人気アパレル/フットウェア/衣料品などの偽 Web サイトが展開され、騙された被害者たちはアカウント認証情報や金融情報を騙し取られている。偽の Web サイトが展開されるブランドには、Nike/Puma/Asics/Vans/Adidas/Columbia/Superdry Converse/Casio/Timberland/Salomon/Crocs/Sketchers/The North Face/UGG/Guess/Caterpillar/New Balance/Fila/Doc Martens/Reebok/Tommy Hilfiger などが含まれる。

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Fortinet の脆弱性 CVE-2023-27997 が悪用されている:Volt Typhoon が攻撃?

Fortinet: New FortiOS RCE bug “may have been exploited” in attacks

2023/06/12 BleepingComputer — 先週パッチが適用された FortiOS SSL VPN の深刻な脆弱性だが、政府機関/製造業/重要インフラ組織に影響を与える攻撃において、悪用された可能性があると、Fortinet が発表した。この脆弱性 CVE-2023-27997 (FG-IR-23-097) は、FortiOS および FortiProxy SSL-VPN におけるヒープバッファ・オーバーフローに起因し、悪意を持って細工されたリクエストを介して、認証されていない攻撃者にリモートコード実行 (RCE) を許すものだ。

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MOVEit 深刻な RCE 脆弱性 CVE-2023-34362:提供された PoC を Clop が狙う?

Exploit released for MOVEit RCE bug used in data theft attacks

2023/06/12 BleepingComputer — MOVEit Transfer MFT (managed file transfer) ソリューションに存在する、リモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対応する PoC エクスプロイト・コードを、Horizon3 のセキュリティ研究者たちがリリースした。この脆弱性は、Clop ランサムウェア・ギャングが、データ窃取攻撃で悪用しているものだ。この CVE-2023-34362 は、SQL インジェクションの脆弱性である。パッチ未適用の MOVEit サーバ上で、その悪用に成功した未認証の攻撃者は、不正にアクセスした後に、リモートから任意のコードを実行できる。

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サイバー恐喝攻撃は蔓延の傾向:欧米から東南アジアへと移行する攻撃対象

Cyber extortion hits all-time high

2023/06/12 HelpNetSecurity — Orange Cyberdefense によると、近年におけるサイバー恐喝攻撃は蔓延の傾向を示しており、あらゆる規模や業種の組織にとって、大きな脅威になっているという。同社の調査で確認された。合計 6,707件の企業被害者のデータを分析したところ、国や業種により被害者数に変動があり、新たな地域にも攻撃が広がっていることが判明した。2022年にはサイバー恐喝被害者数は 8% の減少というデータが示されているが、この減少は短期間に限定されたものであり、最新データである 2023年 Q1 の状況は、これまでで最大のボリュームとなっている。

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GeoServer の深刻な脆弱性 CVE-2023-35042 が FIX:RCE 攻撃が観測されている

Hackers are exploiting RCE Vulnerability (CVE-2023-35042) in GeoServer

2023/06/12 SecurityOnline — 地理空間データの閲覧/編集を可能にする、Javaで書かれたオープンソース・ソフトウェア GeoServer に、新たなセキュリティ脆弱性が発生した。このソフトウェアは、Open Geospatial Consortium (OGC) が定めたオープン・スタンダードに準拠しており、柔軟な地図の作成やデータ共有のための有力なプラットフォームとなっている。しかし、そのための強固なサーバーが、攻撃を受け続けている。

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Fortinet Fortigate の RCE 脆弱性 CVE-2023-27997 は危険:ただちにパッチを!

Fortinet patches pre-auth RCE, update your Fortigate firewalls ASAP! (CVE-2023-27997)

2023/06/11 HelpNetSecurity — Fortinet の Fortigate ファイヤーウォールなどを駆動する、OS/Firmware である FortiOS の複数のバージョンがリリースされた。しかし同社は、その中に含まれるリモートコード実行 (RCE) の脆弱性 CVE-2023-27997 が、ログインしていない攻撃者に悪用される危険なものであることに言及していなかった。この脆弱性は、FortiOS のバージョン 7.2.5/7.0.12/6.4.13/6.2.15 で修正されているが、明らかに v6.0.17 (昨年に Fortinet は v6.0 ブランチのサポートを正式終了) においても修正されていた。

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MOVEit Transfer の SQLi 脆弱性 CVE-2023-35036 が FIX:ただちにパッチを!

New Critical MOVEit Transfer SQL Injection Vulnerabilities Discovered – Patch Now!

2023/06/10 TheHackerNews — MOVEit Transfer を開発する Progress Software は、このファイル転送ソリューションに存在し、機密情報の窃取に至る恐れのある、SQL インジェクションの脆弱性 CVE-2023-35036 に対応するパッチをリリースした。同社は 2023年6月9日にリリースしたアドバイザリで、「複数の SQL インジェクション脆弱性が、MOVEit Transfer Web アプリケーションに存在することが確認された。認証されていない攻撃者が、MOVEit Transfer データベースに不正にアクセスする可能性がある」と述べている。

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Google の人工知能フレームワーク SAIF:生成 AI の開発/運用を保護するために

Google Launches Framework to Secure Generative AI

2023/06/09 InfoSecurity — 生成 AI が急速に進歩しているが、その悪意に関する創造的な方法を、人々が見つけることもある。数多くの政府は、AI 悪用のリスクを軽減するための、規制の計画を加速させようとしている。その一方では、一部の生成 AI の開発者たちは、自社のモデルやサービスの安全性を確保するために、どのような方法があるかを検討している。生成 AI チャットボット Bard の所有者であり、AI 研究機関 DeepMind の親会社である Google は、2023年6月8日に Secure AI Framework (SAIF) を発表した。

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Microsoft Azure ポータルが DDoS 攻撃でダウン:Anonymous Sudan が攻撃を主張

Microsoft’s Azure portal down following new claims of DDoS attacks

2023/06/09 BleepingComputer — Microsoft Azure ポータルが停止しているが、その一方では、Anonymous Sudan と名乗る脅威アクターが、このサイトを DDoS 攻撃のターゲットにしたと主張している。このポータルの URL である https://portal.azure.com にアクセスすると、「現時点で、私たちたのサービスは利用できない。可能な限り早急に、すべてのサービスを復元するために取り組んでいる。時間をおいて再アクセスしてほしい」という内容のメッセージが表示される。なお、モバイル・アプリは、現時点では影響を受けていないようだ。

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バンキング AitM Phishing/BEC 攻撃の増大:Microsoft が金融機関に発した警告とは?

Microsoft Uncovers Banking AitM Phishing and BEC Attacks Targeting Financial Giants

2023/06/09 TheHackerNews — Microsoft が明らかにしたのは、銀行/金融サービス機関が、新たな多段階 AitM (adversary-in-the-middle) フィッシングおよび BEC (business email compromise) 攻撃の標的になっていることだ。6月8日の報告書で同社は、「この攻撃は、信頼できるベンダーから発生し、複数の組織にまたがる一連の AiTM 攻撃と、それに続くBEC 活動へと移行している」と述べている。このクラスターについて、Microsoft は Storm-1167 という名称で追跡しているが、その攻撃において間接プロキシが使用されていたことを指摘している。

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Windows の脆弱性 CVE-2023-29336 に PoC エクスプロイト:マルウェア配信で悪用される?

Researchers published PoC exploit code for actively exploited Windows elevation of privilege issue

2023/06/08 SecurityAffairs — Microsoft Windows の脆弱性 CVE-2023-29336 (CVSS:7.8) は、Win32k コンポーネントに存在する特権昇格の問題である。Win32k.sys は、Windows オペレーティング・システムにおけるシステム・ドライバであり、ユーザーモード・アプリケーションと Windows グラフィカル・サブシステムとの間に、インターフェイスを提供する役割を担っている。

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API セキュリティの強化:そのための管理体制とベストプラクティスとは?

How to Improve Your API Security Posture

2023/06/08 TheHackerNews — API (Application Programming Interfaces) は、アプリやマイクロサービスに対して、データを通信/共有する権限を与えるものだ。しかし、このような接続性には大きなリスクがつきものとなる。API の脆弱性を悪用するハッカーたちは、機密データへの不正アクセスや、システム全体の制御を奪うことも可能になる。したがって、潜在的な脅威から組織を保護するために、堅牢な AP Iセキュリティ体制を構築することが必要不可欠となる。

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ホンダの機器類を販売する e コマース・サイトに脆弱性:甚大な被害が発生する可能性があった

Vulnerabilities in Honda eCommerce Platform Exposed Customer, Dealer Data

2023/06/08 SecurityWeek — 各種の機器や美品などの販売に利用されている、ホンダの eコマース・プラットフォームで発見された深刻な脆弱性の詳細が、ある研究者により公開された。この欠陥の悪用に成功した攻撃者は、顧客やディーラーの情報にアクセスできる可能性があったという。このセキュリティ・ホールとデータ流出の可能性は、米国在住の研究者 Eaton Zveare により、今年の初めに発見された後に、3月中旬にはホンダに通知された。同社は直ちに問題に対処するための措置を講じ、このホワイトハット・ハッカーに感謝の意を表したが、バグバウンティ・プログラムを設けていないため、報酬は与えなられなかった。なお、ホンダは、悪用の証拠は見つからなかったと述べている。

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Visual Studio の脆弱性 CVE-2023-28299:Microsoft が言うより悪用は簡単だ

Easily Exploitable Microsoft Visual Studio Bug Opens Developers to Takeover

2023/06/08 DarkReading — セキュリティ研究者たちが警告しているのは、Microsoft Visual Studio のインストーラに存在するバグにより、悪意のエクステンションを作成するサイバー攻撃者が、正規のソフトウェア・パブリッシャーを装い、アプリケーション開発者に配布する方法が生じる点である。そのような悪意のエクステンションを介して開発環境に侵入し、制御を奪い、コードを汚染させ、価値の高い知的財産を盗むことが可能になるという。

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Cisco Secure Client の深刻な脆弱性 CVE-2023-20178 が FIX:SYSTEM への特権昇格

Cisco fixes privilege escalation bug in Cisco Secure Client

2023/06/08 SecurityAffairs — Cisco Secure Client (旧 AnyConnect Secure Mobility Client) で発見された、深刻な脆弱性 CVE-2023-20178 (CVSS:7.8) が修正された。この脆弱性が、低特権の認証済みのローカル攻撃者に悪用されると、SYSTEM アカウントへの権限昇格を許すことになる。Cisco のアドバイザリには、「Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Software for Windows および Cisco Secure Client Software for Windows のクライアント・アップデート機能に存在する脆弱性により、低特権の認証されたローカル攻撃者が、SYSTEM の特権に昇格する可能性がある」と記されている。

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日本の製薬会社エーザイにランサムウェア攻撃:サーバの一部が暗号化された

Pharmaceutical Giant Eisai Hit By Ransomware Incident

2023/06/08 InfoSecurity — 日本の製薬会社であるエーザイは、6月3日 (土) に発生したランサムウェアの被害に遭い、同グループにおける一部サーバが暗号化されたことを発表した。このサイバー攻撃の結果として、物流システムを含む複数のシステムが、一時的にオフラインになった。なお、エーザイの Web サイトやメールシステムは稼働しており、現時点ではデータ流出の可能性を調査中とのことだ。

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PowerDrop は新種の PowerShell マルウェア:米国の航空宇宙産業を攻撃している

“PowerDrop” PowerShell Malware Targets US Aerospace Industry

2023/06/07 InfoSecurity — PowerDrop と命名された、新たな PowerShell マルウェア・スクリプトが、米国の航空宇宙防衛産業を標的とした攻撃で使用されていることが判った。このマルウェアのサンプルは、防衛請負業者のネットワークにおいて、Adlumin のセキュリティ研究者たちにより5月に発見された。6月6日に Adlumin の研究チームは、「このマルウェアは、基本的な既製の脅威を用い、また、APT (Advanced Persistent Threat) グループの戦術も用いている。また PowerDrop は、偽装/暗号化/復号化エなどの、高度な検出回避機能を搭載している」と、PowerDrop に関するアドバイザリで発表している。

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OWASP API Top-10 Risk の 2023版が公開:これまでの 2019版との違いは?

OWASP’s 2023 API Security Top 10 Refines View of API Risks

2023/06/07 SecurityWeek — 2023年の主要な API セキュリティ・リスクに関する、OWASP のランキングが発表された。このランキングは、2019年との類似点が多いが、いくつかが再編成/再定義されたのに加えて、新しいコンセプトも含まれている。

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VMware Aria Operations for Networks の深刻な脆弱性 CVE-2023-20887 などが FIX

VMware fixes critical vulnerability in vRealize network analytics tool

2023/06/07 BleepingComputer — 6月7日に、VMware Aria Operations for Networks における複数の深刻な脆弱性に対処するための、セキュリティ・パッチがリリースされた。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、リモート・コード実行や機密情報へのアクセスが可能になる。このネットワーク可視化/分析ツールは、管理者によるネットワーク・パフォーマンスの最適化や、各種の VMware/Kubernetes 展開の管理/拡張などを可能にするものであり、以前は vRealize Network Insight (vRNI) として知られていた。

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2022年の CVE は 25% 増で 25,096件:6年連続で前年を上回る

CVEs Surge By 25% in 2022 to Another Record High

2023/06/07 InfoSecurity — Skybox Security がまとめたデータによると、米国政府から報告された新たな脆弱性の数は毎年 25%ずつ増加しており、2022年には過去最高となる25,096件に達したという。セキュリティベンダーである同社は、Vulnerability and Threat Trends Report 2023 をまとめるにあたり、NVD (National Vulnerability Database) の分析を行った。

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API は何ができる? 何ができない? どうしたら安全に使える?

What APIs Do and Don’t Do

2023/06/06 tripwire — 最近のテクノロジーの世界で、API について耳にしない日はない。ChatGPT の API が登場したときも、Twitter の深刻なデータ漏洩のニュースが報じられたときも、API が主役であった。しかし、どこにでもある API なのだが、多くの人々は API の機能 (限界) について疑問を抱いている。API は何のためにあるのか?APIは何をするものなのか?そして、今の時代にできないものは何なのか?

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British Airways/BBC などでデータ侵害が発生:MOVEit @ Zellis の脆弱性悪用が原因

British Airways, BBC and Boots were impacted the by Zellis data breach

2023/06/06 SecurityAffairs — 給与計算プロバイダー Zellis へのサイバー攻撃により、BBC と British Airways の従業員の個人データが漏洩したことが判明した。タブロイド紙の The Mirror は、「英国に拠点を置く Zellis は、ファイル転送ソフトである MOVEit へのサイバー・セキュリティ攻撃の影響を受けたと見られている。Zellis の他に影響を受けた企業の中には、British Airways も含まれている」と報じている。

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Outlook.com を攻撃し続ける DDoS アクター:Anonymous Sudan が犯行を主張

Outlook.com hit by outages as hacktivists claim DDoS attacks

2023/06/06 BleepingComputer — 6月5日に Outlook.com は、何度もダウンした。そして翌日も、一連の障害に見舞われていたが、Anonymous Sudan と名乗るハクティビストが、同サービスに DDoS 攻撃を行ったと主張している。これらの障害により、世界中の Outlook ユーザーに広範な混乱がもたらされ、メールの送受信や、Mobile Outlook アプリの使用に支障をきたした。

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ChatGPT が推奨する OSS パッケージは安全なのか? LLM に悪意を埋め込む PoC が公開

New ChatGPT Attack Technique Spreads Malicious Packages

2023/06/06 InfoSecurity — OpenAI の LLM である ChatGPT を悪用し、開発者たちの環境に悪意のパッケージを拡散させるという、新たなサイバー攻撃手法が登場した。Vulcan Cyber の Voyager18 research team は、先ほど発表したアドバイザリで、この問題について述べている。同社の研究者である Bar Lanyado と、コントリビュータである Ortal Keizman と Yair Divinsky は、「実際には存在しない URL やリファレンスを、さらにはコード・ライブラリや関数を、ChatGPT が生成することが確認されている。このような LLM (Large Language Model) モデルがもたらす幻覚は以前にも報告されていたが、古い学習データの結果として生じている可能性もある」と、技術文書で説明している。

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Google Chrome 114 がリリース:スパイウェアに悪用されるゼロデイ脆弱性に対応

Google Patches Third Chrome Zero-Day of 2023

2023/06/06 SecurityWeek — 6月5日 (月) に Google は、2023年に入ってから Chrome で見つかった、3つ目のゼロデイ脆弱性に対してパッチを当てるセキュリティアップ・デートを公開した。Google によると、Chrome の最新バージョン 114 では、V8 JavaScript エンジンに影響をおよぼす、タイプ・コンフュージョンの脆弱性 CVE-2023-3079 などの、2件の欠陥を修正したとのことだ。同社は、この脆弱性は 6月1日に発見され、野放し状態で悪用されていると指摘したが、攻撃に関する情報は一切共有していない。

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Android アドウェア 60,000 件を発見:Google Play 以外からのインストールは危険だ!

Over 60,000 Android apps secretly installed adware for past six months

2023/06/06 BleepingComputer — これまでの6ヶ月間において、正規のアプリケーションを装う 60,000 件以上の Android アプリが検出を回避して、モバイル端末にアドウェアをインストールしていたことが判明した。この発見は、ルーマニアのサイバー・セキュリティ企業 Bitdefender によるものだ。先月に同社は、Bitdefender Mobile Security ソフトウェアに追加された異常検知機能を用いて、それらの悪意のアプリを検出したという。

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Google Passkeys の展開が拡大:G Workspace アカウントでも利用可能に

Google extends passkeys to Google Workspace accounts

2023/06/05 HelpNetSecurity — 2023年5月上旬の時点で、コンシューマー向けに Passkeys の提供を開始した Google だが、今度は Google Workspace と Google Cloud のアカウント向けにも展開することになったようだ。この機能は、まもなく900万以上の組織でオープンベータ版が利用可能になり、従来のパスワードを必要としない、手間いらずのサインイン・エクスペリエンスが、ユーザーに提供されることになる。

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北朝鮮とサイバー攻撃:外貨収入の 50% を暗号通貨ハイジャックなどから得ている

North Korea Makes 50% of Income from Cyber-Attacks: Report

2023/06/05 InfoSecurity — 北朝鮮の政権における外貨収入の約半分は、暗号通貨などを狙ったサイバー攻撃から得られていると、米国の外交官が主張している。核兵器/ミサイルの計画と歩調を合わせるように、2018年以降において、同国からのサイバー攻撃が急増していると、バイデン政権の高官が日本経済新聞に語っている。

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Magento/WooCommerce などが標的:商取引サイトを狙う Magecart キャンペーン

Magento, WooCommerce, WordPress, and Shopify Exploited in Web Skimmer Attack

2023/06/05 TheHackerNews — 電子商取引サイトから PII (Personally Identifiable Information) やクレジットカードのデータを盗むことを目的とした、現在進行中の Magecart スタイルの Web スキマー・キャンペーンをサイバー・セキュリティ研究者たちが発見した。これまでの Magecart キャンペーンと異なる点は、乗っ取られたサイトが間に合せの Command and Control (C2) サーバとして機能することで、知らないうちに被害者のサイトが、悪質なコードの配布に悪用されている点である。Akamai は、北米/中南米/欧州などで、さまざまな規模の被害者を確認したと述べている。何千人ものサイト訪問者の、個人情報が不正に収集され売却されるという、危機的な状況に陥る可能性があると指摘している。

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CISA KEV 警告 23/06/02:Progress MOVEit の脆弱性 CVE-2023-34362 を追加

CISA orders govt agencies to patch MOVEit bug used for data theft

2023/06/04 BleepingComputer — CISA は、Progress MOVEit MFT (managed file transfer) ソリューションに存在し、積極的に悪用される脆弱性を、既知の悪用リストに追加し、米国連邦政府機関に対しては、6月23日までにシステムにパッチを当てるよう命じた。この深刻な脆弱性 CVE-2023-34362 は、SQL インジェクションの欠陥であり、認証されていないリモートの攻撃者に対して、MOVEit Transfer データベースへのアクセスと、任意のコード実行を許すものだとされる。

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Vidar 情報スティーラーの手口を分析:オンライン販売業者たちを狙う悪質キャンペーンとは?

Online sellers targeted by new information-stealing malware campaign

2023/06/03 BleepingComputer — Vidar という情報窃取マルウェアを展開し、オンライン販売業者たちを標的とする新たなキャンペーンを介して、認証情報を盗み出す脅威アクターが、これまで以上に有害な攻撃を仕掛けている。この、今週に発見された新しいキャンペーンは、電子メールや Web サイトの問い合わせフォームを悪用して、オンラインストアの管理者に苦情を送りつけるところから始まる。それらの電子メールは、オンライン・ストアの顧客のふりをして、注文が適切に処理されないままに、銀行口座から $550 が差し引かれたと主張する。

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Linux の新型ランサムウェア BlackSuit:Royal ランサムウェアとの類似性が判明

New Linux Ransomware BlackSuit is similar to Royal ransomware

2023/06/02 SecurityAffairs — 2022年に注目を集めたランサムウェア・ファミリー Royal は、2023年5月初旬にテキサス州ダラスの IT システムに対する攻撃を行っている。人手によるオペレーションを特徴とする Royal ランサムウェアは、2022年9月に初めて脅威環境に登場し、最大で数百万ドルの身代金を要求してきた。Royal ランサムウェアは C++ で書かれており、Windows システムに感染し、データ復旧を防ぐために全てのボリュームシャドウコピーを削除する。このランサムウェアは、ローカルネットワーク上のネットワーク共有とローカルドライブを、AES アルゴリズムで暗号化していくとされる。

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PyPI に新たな悪意のパッケージ:コンパイルされた Python コードで検出を回避

Malicious PyPI Packages Use Compiled Python Code to Bypass Detection

2023/06/02 infosecurity — ReversingLabs のセキュリティ研究者たちが発見したのは、検出回避のためにコンパイルされた、Python コードを用いる新たな攻撃の手法である。ReversingLabs の Reverse Engineer である Karlo Zanki によると、PYC (Python Byte Code) ファイルのダイレクト実行機能を利用する、最初のサプライチェーン攻撃の事例になる可能性があるという。大半のセキュリティ・ツールは、Python ソースコード (PY) ファイルのみをスキャンするため、このような攻撃を見逃す可能性がある。そのため、この手法は、将来的に新たな種類のサプライチェーン脆弱性をもたらすことになる。Zanki は、Python Package Index (PyPI) に関する有害な投稿の増加とも一致すると指摘している。

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Windows 11 の SMB 署名を義務化:NTLM リレー攻撃に対する保護を優先する

Windows 11 to require SMB signing to prevent NTLM relay attacks

2023/06/02 BleepingComputer — Microsoft が発表したのは、Canary Channel の Insider に対して、2023年6月2日に配布される Windows ビルド (Enterprise エディション) から、すべての接続に SMB 署名 (別名:セキュリティ署名) をデフォルトで要求し、NTLM (Windows New Technology LAN Manager) リレー攻撃から防御するというものだ。この攻撃を実行する脅威アクターは、ドメイン・コントローラーを含むネットワーク・デバイスに対して、攻撃者の制御下にある悪意のサーバへの認証を強制した後に、そのサーバになりすまして特権昇格させ、Windows ドメインを完全に制御する。

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PostalFurious フィッシング・ギャングは中国由来:洗練された手法で UAE を狙っている

Chinese Phishing Gang “PostalFurious” Expands Campaign

2023/06/02 InfoSecurity —最近になって発見された中国のフィッシング・ギャングが、個人情報や決済データの窃取を目的とした、新たな詐欺行為によるキャンペーンを中東で拡大していると、Group-IB の調査が示している。UAE で発生した大量のフィッシング・メール/フィッシング iMessage は、PostalFurious の犯行だと、同社は断定している。

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Chrome Web Store に悪意のエクステンション:75M 回もインストールされたという説もあるが

Malicious Chrome extensions with 75M installs removed from Web Store

2023/06/02 BleepingComputer — Google が Chrome Web Store から削除した、32 種類の悪意のエクステンションとは、検索結果の改ざん/スパム拡散/広告の不正表示などの可能性を持つものである。それらのエクステンションの合計ダウンロード数は、7,500万件にのぼるという。それらは、悪意のアクションからユーザーの注意を逸らすために、真っ当な機能を備えている一方で、難読化されたコードを用いてペイロードを配信していた。サイバー・セキュリティ研究者である Wladimir Palant が、Chrome Web Store から入手できる PDF Toolbox エクステンション (200万ダウンロード) を分析したところ、正規のエクステンション API ラッパーとして、偽装されたコードが埋め込まれていることが発見された。

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Horabot マルウェア:Outlook/Gmail などを狙う多段階のフィッシング・チェーン

New Horabot campaign takes over victim’s Gmail, Outlook accounts

2023/06/01 BleepingComputer — Hotabot ボットネット・マルウェアを取り込んだ、未知のキャンペーンが、遅くとも 2020年11月以降において、ラテン・アメリカのスペイン語圏のユーザーを標的とし、バンキングトロイの木馬とスパム・ツールの感染を広めていた。このマルウェアにより、被害者の Outlook/Gmail/Hotmail/Yahoo のメール・アカウントを制御した攻撃者は、受信箱に届くメールデータや 2FA コードを盗み出し、侵害したアカウントからフィッシング・メールを送信していたようだ。この新しい Horabot とういうマルウェアは、Cisco Talos のアナリストたちにより発見され、その背後にいる脅威アクターは、ブラジルに拠点を置いている可能性が高いと報告されている。

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フィッシング攻撃の最新分析:キットの利用が増加している理由を考えよう – Group-IB

Phishing campaigns thrive as evasive tactics outsmart conventional detection

2023/06/01 HelpNetSecurity — フィッシング攻撃におけるキットの利用が、2022年には 25%増加したことが、Group-IB の研究により判明した。フィッシング・キットの主な傾向としては、アクセス制御と高度な検知回避技術の利用の増加が確認された。また、アンチボット技術やランダム化による回避戦術の増加は、従来の検知システムにとって大きな脅威であり、フィッシング・キャンペーンの寿命を延ばすものとなっている。

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MOVEit Transfer に深刻なゼロデイ脆弱性:すでに活発に悪用されている

Critical zero-day vulnerability in MOVEit Transfer exploited by attackers!

2023/06/01 HelpNetSecurity — Progress Software の企業向け MFT (Managed File Transfer) ソリューションである、MOVEit Transfer に存在する深刻なゼロデイ脆弱性が、脅威アクターたちによる企業データ窃取に悪用されている。同社は 5月31日のアドバイザリで、「この脆弱性が悪用されると、権限昇格や環境への不正アクセスにつながる可能性がある。パッチを作成するまで、MOVEit Transfer 環境を保護してほしい」と顧客に呼びかけている。

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Google Drive からのデータ流出:痕跡が残らないという欠陥が発見された

Threat actors can exfiltrate data from Google Drive without leaving a trace

2023/06/01 HelpNetSecurity — Google Workspace (旧 G Suite) には、悪意のサードパーティやインサイダーが Google Drive からデータを流出させても、それを発見できないという欠陥があると、Mitiga の研究者たちは述べている。Google Workspace において、組織の Google Drive リソースを可視化する方法は、ファイルのコピー/削除/ダウンロード/閲覧などのアクションに対して、 “Drive log events” を使用することで達成される。

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