CyberPower と Dataprobe の複数の脆弱性:データセンター運用に生じるリスクとは?

Multiple Flaws in CyberPower and Dataprobe Products Put Data Centers at Risk

2023/08/14 TheHackerNews — CyberPower のPowerPanel Enterprise Data Center Infrastructure Management (DCIM) プラットフォームおよび、Dataprobe の iBoot Power Distribution Unit (PDU) に、複数のセキュリティ脆弱性が存在する。それらが悪用されと、システムへの認証なしでのアクセスが引き起こされ、標的とされる環境で壊滅的な損害が発生する可能性がある。9件の脆弱性 (CVE-2023-3259〜CVE-2023-3267) の深刻度は CVSS 6.7〜9.8であり、悪用に成功した脅威アクターによる、データセンター全体のシャットダウンや、データセンターのデプロイメント侵害、データの窃取といった、大規模な攻撃が仕掛けられる可能が生じる。

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ハッキング・フォーラムの認証情報 10万件が流出:インフォ・スティーラーが活躍する別の世界

Over 100K hacking forums accounts exposed by info-stealing malware

2023/08/14 BleepingComputer — 研究者たちが発見した 120,000 の感染したシステムには、サイバー犯罪フォーラムにおける認証情報が含めているという。研究者たちによると、これらのコンピュータの多くはハッカーのものだという。データを分析したところ、ハッキング・フォーラムへのログインに使用されるパスワードは、政府組織で用いられている一般的な Web サイトのパスワードよりも強力であることが判明した。

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Windows カーネルの脆弱性 CVE-2023-32019:無効から有効に切り替わったパッチとは?

Microsoft enables Windows Kernel CVE-2023-32019 fix for everyone

2023/08/14 BleepingComputer — Microsoft は、Windows カーネルに存在する情報漏えいの脆弱性に対する修正を、デフォルトで ON にするよう方針を変更した。この修正は、Windows に変更を加える可能性があるとして、これまで無効にされていたものだ。この脆弱性 CVE-2023-32019 は、CVSS 値は 4.7 だが、Microsoft は Important と評価している。このバグは、Google Project Zero のセキュリティ研究者 Mateusz Jurczyk により発見されたものであり、認証された攻撃者が特権プロセスのメモリにアクセスし、情報を引き出すことを可能にするものだ。

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Zoom ZTP と AudioCodes に深刻な脆弱性:スケーラブルな悪用が可能なため注意が必要

Zoom ZTP & AudioCodes Phones Flaws Uncovered, Exposing Users to Eavesdropping

2023/08/12 TheHackerNews — AudioCodes の Desk Phones と、Zoom の Zero Touch Provisioning (ZTP) 機能に存在する、複数のセキュリティ脆弱性が発見された。8月11日 (金) の分析結果で、SySS のセキュリティ研究者 Moritz Abrell は、「AudioCodes Ltd. の Desk Phones と、Zoom の Zero Touch Provisioning 機能で発見された脆弱性だが、その悪用に成功した外部の攻撃者は、デバイスの完全なリモートコントロールを得ることができる」と述べている。

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Python の URL 解析の脆弱性 CVE-2023-24329 が FIX:任意のコマンド実行にいたる恐れ

New Python URL Parsing Flaw Could Enable Command Execution Attacks

2023/08/12 TheHackerNews — Python の URL 解析関数に、深刻な脆弱性 CVE-2023-24329 が発見された。その悪用に成功した攻撃者は、ブロック・リストを介して実装された、ドメインやプロトコルのフィルタリング方法のバイパスが可能になるという。そして、最終的には、任意のファイルの読み取りや、コマンドの実行を引き起こすことになると判明した。

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Exchange をハッキングする中国の Storm-0558:米政府と Microsoft が共同で分析

US cyber safety board to analyze Microsoft Exchange hack of govt emails

2023/08/11 BleepingComputer — 米国土安全保障省の CSRB (Cyber Safety Review Board) は、米政府機関で使用される Microsoft Exchange アカウントが、最近になって中国からハッキングされていることを受け、クラウド・セキュリティの実践について詳細な審査を実施することを発表した。CSRB は官民が協力する機関であり、重大な事象に対する理解を深め、根本的な原因を見極め、サイバー・セキュリティに関する情報に基づく提言を行うための、詳細な調査の実施を目的として設立された。

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CODESYS SDK に 16件の深刻な脆弱性:OT 環境がリモート攻撃にさらされる

16 New CODESYS SDK Flaws Expose OT Environments to Remote Attacks

2023/08/11 TheHackerNews — CODESYS V3 SDK (Software Development Kit) に存在する、16件の深刻なセキュリティ脆弱性が公開された。これらの脆弱性が悪用されると、特定の条件下でのリモート・コード実行やサービス拒否が引き起こされ、OT 環境にリスクをもたらす可能性が生じる。これらの脆弱性は CoDe16 と命名され、CVE-2022-47378〜CVE-2022-47393 (CVSS:7.5〜8.8) として追跡されている。このうちの 12件は、バッファ・オーバーフローの脆弱性に分類されている。

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十分な脅威インテリジェンス・プログラムを導入している企業は僅か 22% – OPSWAT 調査

#BHUSA: Only 22% of Firms Have Mature Threat Intelligence Programs

2023/08/10 InfoSecurity — サイバーセキュリティ・ソリューション・プロバイダー OPSWAT の、最新レポートが発表された。このレポートによると、脅威インテリジェンス・プログラムが十分な企業は 22%に過ぎないという。8月9日にラスベガスで開催された Black Hat USA で、この調査結果が同社から発表された。マルウェアの検出と対応を専門とする、従業員 50人以上の組織の IT専門家 300人以上を対象に、この初調査は実施されたという。

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新たなマルウェア Statc Stealer が出現: 機密データが危険にさらされる

New Statc Stealer Malware Emerges: Your Sensitive Data at Risk

2023/08/10 TheHackerNews — Statc Stealer と呼ばれる新種の情報マルウェアが、Microsoft Windows が動作するデバイスに感染し、機密性の高い個人情報や決済情報を窃取していることが判明した。Zscaler Threat Labz の研究者である Shivam Sharma と Amandeep Kumar は、今週に発表されたテクニカル・レポートで、「Statc Stealer は様々な窃取機能を備えた、深刻な脅威だ。同ツールは、ログインデータ/クッキー/Web データ/プリファレンスなど、さまざまな Web ブラウザから機密情報を盗むことができる。さらに、暗号通貨のウォレット/認証情報/パスワード/Telegram のようなメッセージング・アプリのデータさえも盗み出すことができる」と延べている。

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CISA KEV 警告 23/08/10:.NET/Visual Studio の脆弱性 CVE-2023-38180 を追加

CISA adds actively exploited flaw in .NET, Visual Studio to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2023/08/10 SecurityAffairs −−− 米国 CISA は、.NET/Visual Studio に影響を及ぼすゼロデイ脆弱性 CVE-2023-38180 (CVSS:7.5) を、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加した。この脆弱性が悪用されると、サービス運用妨害 (DoS) 状態が引き起こされる可能性があるとして、Microsoft は August 2023 Patch Tuesday で対処している。なお、この脆弱性のあるシステムは、ユーザーの操作なしに悪用可能であり、悪用には権限が不要だと、同社は述べている。

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Western Digital/Synology NAS デバイスの脆弱性:数百万ユーザーのファイルが流出

Western Digital, Synology NAS Vulnerabilities Exposed Millions of Users’ Files

2023/08/09 SecurityWeek — IoT/OT サイバー・セキュリティ企業 Claroty の調査により、Western Digital (WD) と Synology の NAS (Network Attached Storage) 製品に深刻な脆弱性が発見された。同社によると、数百万人のユーザーの、ファイルが流出した可能性があるという。これらの脆弱性と、その悪用の検証は、2022年12月に Zero Day Initiative がトロントで開催した、ハッカー・コンテスト Pwn2Own で実演されている。参加者たちはスマートフォン/プリンター/ルーター/NAS デバイス/スマート・スピーカーなどをハッキングして、総額 $1M 近くの報奨金を獲得した。

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オープンソースの Merlin ツールキット:国家組織に対する攻撃に悪用される

Hackers use open source Merlin post-exploitation toolkit in attacks

2023/08/09 BleepingComputer — オープンソースのポスト・エクスプロイト/C2 フレームワークである、Merlin を悪用する脅威アクターによる、国家組織への攻撃が相次いでいると、ウクライナの CERT-UA が警告している。Merlin は、Go ベースのクロス・プラットフォームのポスト・エクスプロイト・ツールキットであり、GitHub を通じた無料での入手が可能であり、セキュリティ専門家がレッドチームの演習に利用するための、広範なドキュメントも提供している。

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Moq OSS プロジェクトでの出来事:営利を目的とした依存性の利用という問題

Popular open source project Moq criticized for quietly collecting data

2023/08/09 BleepingComputer — オープンソース・プロジェクト Moq だが、最新リリースにおいて物議を醸す依存性が秘密裏に含まれていることで、厳しい批判を浴びている。NuGet ソフトウェア・レジストリで配布されている Moq は、1日に10万回以上もダウンロードされる存在であり、トータルでは 4億7600万回以上もダウンロードされている。そして、今週にリリースされた Moq の 4.20.0 には、SponsorLink という別のプロジェクトがひっそりと取り込まれていた。

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世界を襲う中国系ハッカー RedHotel:3年間で日本などの 17カ国を攻撃

China-Linked Hackers Strike Worldwide: 17 Nations Hit in 3-Year Cyber Campaign

2023/08/09 TheHackerNews — 中国の国家安全部 (MSS:Ministry of State Security) に関連するハッカーたちが、2021〜2023年にかけて、アジア/ヨーロッパ/北米などの 17カ国に攻撃を仕掛けてきたことが判った。サイバー・セキュリティ企業 Recorded Future は、この一連の攻撃について、RedHotel (以前は Threat Activity Group-22/TAG-222) として追跡している国家グループによるものであり、Aquatic Panda/Bronze University/Charcoal Typhoon/Earth Lusca/Red Scylla (または Red Dev 10) などの活動群と重複していると述べている。

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EvilProxy という PhaaS:大規模なクラウド・アカウント乗っ取りに利用されている

EvilProxy used in massive cloud account takeover scheme

2023/08/09 SecurityAffairs — Microsoft 365 アカウントの窃取を狙う EvilProxy が、100以上の組織へ向けて 12万通のフィッシング・メールを送信していることが確認された。それにより、クラウド・アカウントの侵害が、過去5ヶ月間に急増していることを、Proofpoint が発見した。攻撃の大半は、高位の幹部を標的としていた。研究者たちは、このキャンペーンは全世界の 100以上の組織/150万人の従業員を対象としていると推定している。被害者の約 39% はCレベルのエグゼクティブであり、そのうち 17% は最高財務責任者 (CFO) であり、9% は最高経営責任者 (CEO) だったという。

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最新の CPU に新たなサイドチャネル脆弱性:Collide+Power/Downfall/Inception とは?

Collide+Power, Downfall, and Inception: New Side-Channel Attacks Affecting Modern CPUs

2023/08/09 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者たちが、最新の CPU からの機密データ漏えいに悪用される可能性のある、3件のつのサイドチャネル攻撃の詳細を公開した。それらの新たな手法は、Collide+Power (CVE-2023-20583)/Downfall (CVE-2022-40982)/Inception(CVE-2023-20569) として追跡されている。先日には、Zenbleed (CVE-2023-20593) として知られる、AMD Zen 2 アーキテクチャー・ベースのプロセッサーに影響を与える、別のセキュリティ脆弱性の公開に続くものである。

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Spring WebFlux の深刻な脆弱性 CVE-2023-34034 が FIX:PoC エクスプロイトも登場

High-Severity Access Control Vulnerability Found in Spring WebFlux

2023/08/09 InfoSecurity — Spring Security の最新バージョンに、新たな脆弱性 CVE-2023-34034 (CVSS:9.8) が見つかった。Spring Security は Java ベースの Spring フレームワークの不可欠なパートであり、強固な認証とアクセス制御に対応している。その幅広いユーザー・ベースにより、このセキュリティ上の脆弱性が悪用されると、壊滅的な結果につながる可能性が生じる。

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16shop という Phishing-as-a-Service がテイクダウン:インドネシアと日本で犯人が逮捕される

Interpol takes down 16shop phishing-as-a-service platform

2023/08/08 BleepingComputer −−− 16shop いう名の PhaaS (phishing-as-a-service) プラットフォームが、インターポールとサイバー・セキュリティ企業の共同作戦により閉鎖され、その関係者が逮捕された。PhaaS プラットフォームとは、フィッシング攻撃を行うサイバー犯罪者たちに、ワンストップ・ショップを提供するものだ。これらのプラットフォームには、メール配信/有名ブランド偽装キット/ホスティング/データプロキシ/被害者概要ダッシュボードなどの、オペレーションを成功へと導く、すべての必要なものが含まれている。

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Google Play の 43種類の Android アプリ:画面 OFF 時に広告を読み込んで稼いでいる

43 Android apps in Google Play with 2.5M installs loaded ads when a phone screen was off

2023/08/08 SecurityAffairs −−− 先日に McAfee の Mobile Research Team の研究者たちが、Google Play で発見したのは、携帯電話の画面がオフのときであっても、広告を読み込む 43 種類の Android アプリであり、そのインストール総数は 250万に達するという。

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Microsoft VS Code に脆弱性:悪意のエクステンションに認証トークン窃取の構造的な欠陥?

Malicious extensions can abuse VS Code flaw to steal auth tokens

2023/08/08 BleepingComputer — Microsoft のコード・エディターおよび開発環境である、VS Code (Visual Studio Code) に脆弱性により、Windows/Linux/macOS のクレデンシャル・マネージャーに保存されている認証トークンの取得を、悪意のエクステンションに許す可能性があることが発見された。これらのトークンは、Git/GitHub などのコーディング・プラットフォームや、各種のサードパーティ・サービスおよび API との統合に使用されるものだ。そのため、これらのトークンの窃取により、組織のデータ・セキュリティに深刻な影響が生じ、不正なシステム・アクセスやデータ侵害などにいたる可能性があるという。

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Microsoft Active Directory への攻撃経路:セキュリティ向上のために知っておくべきことは?

Understanding Active Directory Attack Paths to Improve Security

2023/08/08 TheHackerNews — 1999年に導入された Microsoft AD (Active Directory) は、Windows ネットワークにおけるデフォルトの ID/アクセス管理サービスであり、全てのネットワーク・エンドポイントに対するセキュリティ・ポリシーの割当/実施を担っている。それによりユーザーは、ネットワーク上の様々なリソースにアクセスできるようになる。そして数年前に Microsoft は、AD のパラダイムを拡張するクラウドベースの Azure Active Directory を発表し、クラウドとオンプレミスの両方に IDaaS (Identity-as-a-Service) ソリューションを提供した。2023年7月11日付で、このサービスは Microsoft Entra ID に名称変更されたが、分かりやすくするために、この記事では Azure AD と呼ぶことにする。

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Microsoft Office/Windows Search の RCE 脆弱性 CVE-2023-36884 が FIX

Microsoft Office update breaks actively exploited RCE attack chain

2023/08/08 BleepingComputer — Microsoft は 8月8日に、CVE-2023-36884 として追跡されている RCE 脆弱性の悪用を防ぐ、Microsoft Office のアップデートをリリースした。このアップデートは、7月に公開された CVE-2023-36884 を修正するものだ。その当時、Microsoft はパッチを適用せずに、緩和のためのアドバイスを提供していた。当初、この脆弱性は、Microsoft Office の RCE (Remote Code Execution) として報告されていたが、さらなる検証の結果、Windows Search の RCE として分類された。

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英国の選挙管理委員会でデータ侵害が発生:不正アクセスは 2014年から始まっていた

UK Electoral Commission discloses a data breach

2023/08/08 SecurityAffairs — 英国の選挙管理委員会は、英国内の有権者の個人情報が流出するデータ侵害が 2014〜2022年の間に発生していたことを公表した。また、同委員会は ICO (Information Commissioner’s Office) への通知を行っている。8月8日に同委員会は 、「今日、私たちは複雑なサイバー攻撃の対象となり、我々のシステムが脅威アクターによる不正アクセスを受けた」と Twitter で発表した。セキュリティ侵害が始まったのは 2021年8月と見られており、発見されたのは 2022年10月のことだという。

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Microsoft 2023-08 月例アップデート:2件のゼロデイと 87件の脆弱性に対応

Microsoft August 2023 Patch Tuesday warns of 2 zero-days, 87 flaws

2023/08/08 BleepingComputer −−− 今日は Microsoft の August 2023 Patch Tuesday であり、積極的に悪用される脆弱性2件と、リモート・コード実行の脆弱性 23件を含む、87件の脆弱性に対するセキュリティ更新プログラムが提供された。23件の RCE バグが修正されたが、Microsoft が Critical と評価したのは、そのうちの6件のみである。

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Tesla インフォテインメントへの侵入は可能:脆弱な AMD Zen 1 CPU ハッキングに起因

Tesla infotainment jailbreak unlocks paid features, extracts secrets

2023/08/06 BleepingComputer — 最近の Tesla 車の全モデルで採用されている、AMD ベースのインフォテインメント・システムをジェイルブレイクし、任意のソフトウェアを実行させる方法を、ベルリン工科大学の研究者たちが証明した。このハッキングにより、Tesla のサービス・ネットワークで、車両の認証に用いられる固有のハードウェア結合 RSA キーの抽出が可能であるという。また、電圧の操作によるシートヒーターの誤動作を引き起こし、有料の機能である Acceleration Boost のソフトウェア・ロックなどが可能になるという。

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Clop ランサムウェアの MOVEit 攻撃:データ流出に Torrent の利用を開始

Clop ransomware now uses torrents to leak data and evade takedowns

2023/08/05 BleepingComputer — ランサムウェア・グループの Clop は、MOVEit 攻撃で盗んだデータを流出させる手段として、新たに Torrent を使用するようになっている。Clop は 5月27日に、ファイル転送プラットフォームである MOVEit Transfer のゼロデイ脆弱性を悪用したデータ窃取攻撃を開始した。同グループは、このゼロデイ脆弱性 CVE-2023-34362 を悪用することで、ハッキングに気付かれる前に、世界中の約 600の組織からデータを盗み出すことに成功した。

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PaperCut に新たな脆弱性 CVE-2023-39143:RCE にいたるが悪用は難しい

New PaperCut flaw in print management software exposes servers to RCE attacks

2023/08/05 SecurityAffairs — Windows 用の印刷管理ソフトウェア PaperCut に、深刻度の高い脆弱性 CVE-2023-39143 (CVSS:8.4) が存在することが、Horizon3 のサイバー・セキュリティ研究者たちにより発見された。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、特定の条件下において、リモートで・コードを実行することが可能になる。この、パストラバーサルの脆弱性 CVE-2023-39143 により、任意のファイルの読取/削除/アップロードが、攻撃者に対して許される可能性がある。この脆弱性は、PaperCut NG/MF のバージョン 22.1.3 以前に影響する。

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Google Play Store にマルウェアが出回る理由:G 先生の言い訳を聞かせてもらおう

Google explains how Android malware slips onto Google Play Store

2023/08/04 BleepingComputer — Google Play ストアの審査プロセスやセキュリティ制御を回避して、Android 端末にマルウェアを送り込むために脅威アクターたちが用いる、バージョニングと呼ばれる一般的な手口が存在することを、Google Cloud のセキュリティ・チームは認めた。この手口は、すでにインストールされているアプリケーションに配信されるアップデートを介して、悪意のペイロードを導入するものである。また、DCL (Dynamic Code Loading) という方法で、脅威アクターの制御下にあるサーバから。悪意のあるコードをロードする方式もある。DCL は、アプリストアの静的解析チェックを回避することで、ネイティブ/Dalvik/JavaScript のコードとして、ペイロードを Android デバイス上に展開するものである。

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VMware vConnector などを装う悪意の PyPI パッケージ:開発者をターゲットに展開

Fake VMware vConnector package on PyPI targets IT pros

2023/08/04 BleepingComputer — VMware vSphere のコネクタ・モジュール vConnector を模倣する悪質なパッケージが、PyPI (Python Package Index) に VMConnect という名前でアップロードされている。VMware vSphere は仮想化ツール群であり、vConnector は開発者やシステム管理者が使用するインターフェース Python モジュールであり、全体的な PyPI 経由のダウンロード数は、毎月およそ 40,000件にも達するという。Sonatype の研究者であり BleepingComputer のレポーターでもある Ax Sharma によると、この悪意のパッケージは、2023年7月28日に PyPI にアップロードされた後に、2023年8月1日に削除されるまでに、237 件ほどダウンロードされたという。

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npm に新たな悪意のパッケージ:開発者たちをサプライチェーン攻撃に組み込む

Malicious npm Packages Found Exfiltrating Sensitive Data from Developers

2023/08/04 TheHackerNews — npm パッケージ・レジストリ上に展開され、機密性の高い開発者情報を流出させる悪意のパッケージ群を、サイバー・セキュリティの研究者たちが発見した。2023年7月31日に、ソフトウェア・サプライチェーン企業である Phylum が発見した “test” パッケージは、その機能が向上し、洗練されていることが確認されている。Phylum の研究者たちは、「このプロジェクトの最終目的は明らかではないが、”rocketrefer” や “binarium” といったモジュールが言及されていることから、暗号通貨セクターを狙った高度な標的型キャンペーンであることが疑われている」と述べている。

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VPN 依存というリスキーなギャンブル:ネットワークへのアクセス権は危険

VPNs remain a risky gamble for remote access

2023/08/04 HelpNetSecurity — Zscaler の最新レポートによると、VPN がもたらす リスクとネットワーク・セキュリティについて、ユーザー組織は深い懸念を表明している。このレポートが強調するのは、VPN の脆弱性を悪用する脅威の高まりを受けて、組織におけるセキュリティ態勢の再評価を進め、また、ゼロトラスト・アーキテクチャへと移行すべきだという点だ。

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LOLBAS という難題:Microsoft Office がステルス性マルウェア・ローダーになり得る

Hackers can abuse Microsoft Office executables to download malware

2023/08/03 BleepingComputer — LOLBAS ファイル (Windows に存在し、悪用される可能性のある正規のバイナリやスクリプト) のリストには、Microsoft の電子メール・クライアント Outlook や、データベース管理システム Access の主要な実行ファイルが、まもなく含まれることになる。Microsoft Publisher アプリケーションのメイン実行ファイルに関しては、リモート・サーバからペイロードをダウンロードできることが、すでに確認されている。なお、LOLBAS とは、Living-off-the-Land Binaries and Scripts の略であり、Windows OS でネイティブのもの、また、Microsoft からダウンロードされた、署名付きファイルのことを指す。

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Rilide という最凶の Chrome エクステンション:PowerPoint ファイルなどがルアー

Chrome malware Rilide targets enterprise users via PowerPoint guides

2023/08/03 BleepingComputer — Rilide Stealer という悪意の Chrome エクステンションが、暗号ユーザーや企業従業員を標的とした新たなキャンペーンにおいて、認証情報や暗号ウォレットの窃取に使用されている。Rilide は、Chrome/Edge/Brave/Opera などの Chromium ベースのブラウザ用の悪意のブラウザ・エクステンションであり、Trustwave SpiderLabs が 2023年4月に発見したものだ。Rilide は正規の Google Drive エクステンションを装いブラウザをハイジャックし、すべてのユーザー活動を監視し、メール・アカウントの認証情報や暗号通貨資産などの情報を盗み出すという。

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Microsoft Teams が Midnight Blizzard フィッシング攻撃に悪用されている

Microsoft Teams Targeted in Midnight Blizzard Phishing Attacks

2023/08/03 InfoSecurity — Microsoft Teams のチャットを悪用して認証情報を盗むフィッシングのルアーを配信する、高度に標的化されたソーシャル・エンジニアリング攻撃を、Microsoft Threat Intelligence が検知した。8月2日に Microsoft が発表したアドバイザリによると、これらの攻撃は Midnight Blizzard という脅威アクターによるものとのことだ。同グループは、以前は Nobelium と呼ばれていた。この、ロシアを拠点とする攻撃は、中小企業が所有する Microsoft 365 のテナントを悪用し、正規のものを装うテクニカル・サポート・エンティティを作成するという手口を用いるものだ。

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2022年に悪用された脆弱性 Top-12:Five Eyes/FBI/CISA/NSA の共同勧告

FBI, CISA, and NSA reveal top exploited vulnerabilities of 2022

2023/08/03 BleepingComputer — Five Eyes のサイバー・セキュリティ当局は、CISA/NSA/FBI と共同で、2022年に最も悪用された 12件の脆弱性リストを発表した。米国/英国/豪州/カナダ/ニュージーランドの5カ国からなるサイバー・セキュリティ当局は、世界中の組織に対し、これらのセキュリティ上の脆弱性に対処し、パッチ管理システムを導入して、潜在的な攻撃にさらされる機会を最小限に抑えるよう呼びかけた。2022年に脅威アクターたちは、新たに公表された脆弱性よりも、古いとされる脆弱性に対して、攻撃を集中させる傾向を強め、特にパッチが適用されずにインターネット上に露出したままのシステムを標的としてきた。

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2023年の上半期の OT/IoT:マルウェアの脅威が 10倍に急増

OT/IoT Malware Surges Tenfold in First Half of the Year

2023/08/02 InfoSecurity — OT (Operational Technology)/IoT (Internet of Things) 環境におけるマルウェア関連のサイバー脅威は、2023年上半期に前年の 10倍に急増したことが、セキュリティ・ベンダーである Nozomi Networks の調査で判った。Nozomi Networks の最新のレポートである Nozomi Networks Labs OT & IoT Security Report は、ICS の脆弱性/IoT ハニーポット/OT 環境の攻撃統計などのデータから作成されている。同社はレポートを公開したブログで、「マルウェアに限れば、サービス拒否 (DoS) 活動は依然として OT システムに対する最も一般的な攻撃の1つだ」と述べている。

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Facebook ユーザーを狙うフィッシング・キャンペーン:Salesforce のゼロデイを悪用

Phishers Exploit Salesforce’s Email Services Zero-Day in Targeted Facebook Campaign

2023/08/02 TheHackerNews — Salesforce の E メール・サービスに存在する、ゼロデイ脆弱性を悪用する巧妙な Facebook フィッシング・キャンペーンが確認された。この脅威アクターは、Facebook のドメインとインフラを使用して、標的型フィッシング・メッセージを作成できるという。Guardio Labs の研究者である Oleg Zaytsev と Nati Tal は、「このフィッシング・キャンペーンは、Facebook の Web ゲーム・プラットフォーム存在するレガシーな問題と、Salesforce の脆弱性を連鎖させることで、従来の検出方法を巧みに回避している」と、The Hacker News と共有したレポートの中で述べている。

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Citrix Netscaler の脆弱性 CVE-2023-3519 の活発な悪用:640台以上のサーバが侵害

Over 640 Citrix servers backdoored with web shells in ongoing attacks

2023/08/02 BleepingComputer — Citrix Netscaler ADC/Gateway に存在する、深刻なリモートコード実行 (RCE) 脆弱性 CVE-2023-3519 を標的とする一連の攻撃で、すでに数百台のサーバが侵害され、バックドア化されているという。以前にも、この脆弱性はゼロデイとして悪用され、米国の重要インフラ組織のネットワークへの侵入の原因となっている。インターネット・セキュリティの強化に取り組む非営利団体 Shadowserver Foundation のセキュリティ研究者たちは、今回の攻撃において、少なくとも 640台の Citrix サーバ上に、Web シェルが展開されていると指摘している。

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AWS の SSM Agent を悪用するシナリオ:高スティルス性 RAT の構築が可能

Researchers Uncover AWS SSM Agent Misuse as a Covert Remote Access Trojan

2023/08/02 TheHackerNews — Windows および Linux 環境上でリモート・アクセス・トロイの木馬として、AWS Systems Manager Agent (SSM Agent) を実行させることが可能な、Amazon Web Services (AWS) の新たなポスト・エクスプロイト手法を、サイバー・セキュリティ研究者たちが発見した。Mitiga の研究者である Ariel Szarf と Or Aspir は、「この SSM Agent は、Admin によるインスタンス管理で使用される正当なツールだが、SSM Agent がインストールされたエンドポイント上で、高特権のアクセスを獲得した攻撃者が、悪意の活動を継続的に実行することも可能にする」と、The Hacker News と共有したレポートで述べている。

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Facebook のビジネス・アカウントが標的:新種の情報スティーラー NodeStealer 2.0 とは?

New Infostealer Uncovered in Phishing Scam Targeting Facebook Business Accounts

2023/08/01 InfoSecurity — Facebook のビジネス・アカウントを乗っ取るために、新種の情報スティーラーを用いるフィッシング・キャンペーンが、Unit 42 の研究者たちにより発見された。この、ベトナムの脅威アクターによると思われる、過去1年間にわたるキャンペーンは、広告詐欺などを目的として Facebook ビジネス・アカウントを標的とする、攻撃者が増加しているトレンドの一部とされている。ベトナムとの関連性については、Python スクリプトの文字列の多くがベトナム語で書かれているなどの、いくつかの要因に基づいて判断されている。

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Google AMP を悪用:狡猾なモバイル・フィッシング攻撃が増加している

Threat actors abuse Google AMP for evasive phishing attacks

2023/08/01 BleepingComputer — Google Accelerated Mobile Pages (AMP) を悪用してメール・セキュリティをバイパスし、企業の従業員の受信トレイに到達するフィッシング活動が増加していると、セキュリティ研究者たちが警告している。Google AMP は、Googleと 30社のパートナーが共同開発したオープンソースの HTML フレームワークであり、モバイル端末での Web コンテンツの読み込みを高速化するものだ。

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Hot Topic 小売チェーンで情報漏洩:5ヶ月も続いたクレデンシャル・スタッフィング攻撃

Retail chain Hot Topic discloses wave of credential-stuffing attacks

2023/08/01 BleepingComputer — 米国のアパレル販売店である Hot Topic は、2023年2月7日〜6月21日にかけて複数のサイバー攻撃を受け、機密情報の漏洩が報じたと顧客に通知している。SimilarWeb のデータによると、Hot Topic は、カウンター・カルチャーの衣料品/アクセサリー/ライセンス音楽などを扱う小売チェーンであり、全米に 675店舗を展開している。

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Patchwork はインドの APT:EyeShell バックドアを使って中国の研究機関を攻撃

Patchwork Hackers Target Chinese Research Organizations Using EyeShell Backdoor

2023/07/31 TheHackerNews — Patchwork と命名されたハッキング・グループが、最近に確認されたキャンペーンの一環として、中国の大学および研究機関を攻撃していることが判明した。KnownSec 404 Team によると、このキャンペーンでは、コードネーム EyeShell と呼ばれるバックドアが使用されていたという。Patchwork は、別名 Operation Hangover/Zinc Emerson でも知られており、インドが支援する脅威グループであると見られている。遅くとも 2015年12月から活動している同グループは、スピア・フィッシングやウォータリング・ホール攻撃を通じて、パキスタンや中国の組織に対して、BADNEWS などのカスタムイン・プラントを仕掛けてきた。

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CVSS と CISA KEV だけに頼らない脆弱性管理:EPSS という新たな指標が登場

Relying on CVSS alone is risky for vulnerability management

2023/07/31 HelpNetSecurity — Rezilion によると、脆弱性の優先順位付けを CVSS のみに依存する管理の手法は、最善ではないことが判明しているようだ。実際のところ、それぞれの脆弱性のリスクを評価するために、CVSS の深刻度スコアのみに依存することは、脆弱性をランダムに選択して修復することに変わりないという。よりスケーラブルで効果的な優先順位の決定戦略を可能にするためには、さらなるコンテキストが必要となる。このコンテキストには、標的環境の内部的な情報源 (資産に関する重要性/緩和策/到達可能性) だけでなく、外部的な情報源も必要になる。

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Canon インクジェット・プリンターの問題:初期化しても Wi-Fi 接続設定が消去されない

Canon warns of Wi-Fi security risks when discarding inkjet printers

2023/07/31 BleepingComputer — Canon の SOHO インクジェット・プリンターの初期化時に、デバイスのメモリに保存された Wi-Fi 接続設定が消去されず、データへの不正アクセスを許す脆弱性が存在すると警告されている。この脆弱性の悪用が、修理技術者/一時的なユーザー/デバイスの将来の購入者により行われると、プリンタ・メモリが抜き取られて Wi-FI ネットワークの接続情報を取得され、影響を受けるユーザーにリスクをもたらされる可能性がある。

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P2PInfect ワームが Redis を侵害:洗練された手口と Rust で書かれたコードとは?

New P2PInfect Worm Targets Redis Servers with Undocumented Breach Methods

2023/07/31 TheHackerNews — P2PInfect P2 ワーム は、これまで文書化されていないイニシャル・アクセス方法を用いて、影響を受けやすい Redis サーバに侵入し、ボットネットへと取り込んでいることが確認されている。Cado Security の研究者である Nate Bill と Matt Muir は、「このマルウェアは、レプリケーション機能を悪用することで、Redis データストアの露出したインスタンスを侵害する。クラウド環境の Redis に対する一般的な攻撃パターンは、悪意のインスタンスを介して上記の機能を悪用し、レプリケーションを有効化することである。具体的に言うと、公開された Redis インスタンスに接続し、SLAVEOF コマンドを発行することで実現する」と、The Hacker Newsと共有したレポートの中で述べている。

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AVRecon ボットネットの標的は SOHO ルーター:不正なプロキシを増殖してサーバー犯罪を支援

AVRecon Botnet Leveraging Compromised Routers to Fuel Illegal Proxy Service

2023/07/31 TheHackerNews — AVReconと呼ばれるボットネットの詳細が明らかになった。このボットネットは、遅くとも 2021年5月以降における、複数年にわたるキャンペーンの一環として、侵害した SOHO ルーターを悪用していることが確認されている。7月の初めに AVRecon は、Lumen Black Lotus Labsにより公開されたマルウェアであり、追加コマンドを実行し、被害者の帯域幅を盗み、他の脅威アクターが利用できるようするという、違法なプロキシ・サービスだと思われる。また、その規模は QakBot を上回り、世界20カ国に存在する 41,000台を超えるノードに侵入していという。

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Fruity マルウェア・ローダーと Remcos RAT のセット:偽の DL サイトでユーザーを待ち伏せ

Fruity Trojan Uses Deceptive Software Installers to Spread Remcos RAT

2023/07/31 TheHackerNews — 脅威アクターたちは、トロイの木馬化されたソフトウェアをホストする偽の Web サイトを作成してユーザーを騙し、Fruity と呼ばれるマルウェア・ローダーをダウンロードさせた後に、Remcos RAT などのリモート型トロイの木馬ツールをインストールさせている。セキュリティ・ベンダーである Doctor Web は、「問題のソフトウェアの中には、CPU/グラフィックカード/BIOS など微調整するツールや、PC ハードウェア・モニタリング・ツールなどのアプリも含まれている。このようなインストーラーはオトリとして使用され、潜在的な被害者が望むソフトウェアに加えて、トロイの木馬を構成するコンポーネントが含まれている」と述べている。

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Barracuda ESG 攻撃に新たなマルウェア:Submarine と呼ばれるバックドア – CISA

CISA: New Submarine Backdoor Used in Barracuda Campaign

2023/07/31 InfoSecurity — Barracuda セキュリティ・アプライアンスを標的として連邦政府ネットワークに侵入した中国の脅威アクターが、Submarine と呼ばれる新たなバックドアを、攻撃の一部で利用していたことが明らかにされた。この攻撃に関する Mandiant のオリジナル・レポートでは、このグループが使用した3種類のバックドア Seaside/Saltwater/Seaspy に焦点が当てられている。しかし、7月28日に CISA が、”永続性を確立し維持する” ためにの、新たなバックドア型マルウェアが配備されたことを明らかにした。

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積極的に悪用された 41 件のゼロデイ脆弱性 – 2022年調査 Google TAG

In 2022, more than 40% of zero-day exploits used in the wild were variations of previous issues

2023/07/30 SecurityAffairs — Google Threat Analysis Group (TAG) の Maddie Stone が、野放し状態のゼロデイ脆弱性について執筆する、2022年のイヤー・イン・レビューが公表された。これは、2019/2020/2021 年に続く、4年目のレビューでもある。研究者たちは 2022年において、アクティに悪用された 41 件のゼロデイ欠陥を開示したが、これは2014年半ばに追跡を開始して以来、2番目の記録となった。ちなみに、最悪だったのは、2021 年の 69 件である。

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