Cisco が半期セキュリティ・アドバイザリを発表:ASA/FTD/FMC の 11件の脆弱性に対応

Cisco Patches 11 High-Severity Vulnerabilities in Security Products

2022/04/28 SecurityWeek — 今週に Cisco は、Adaptive Security Appliance (ASA)/Firepower Threat Defense (FTD)/Firepower Management Center (FMC) に対する April 2022 Bundle of Security Advisories をリリースした。半期に一度の Bundle of Security Advisories の April 2022では、Cisco のセキュリティ製品に存在する合計19件の脆弱性について記述されており、そのうち11件は深刻度 High と評価されている。

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Cisco Umbrella の SSH 認証メカニズムに存在する脆弱性 CVE-2022-20773 が FIX

Cisco Umbrella default SSH key allows theft of admin credentials

2022/04/21 BleepingComputer — Cisco Umbrella Virtual Appliance (VA) 対するセキュリティ・アップデートがリリースされ、未認証の攻撃者がリモートで管理者認証情報を盗むという、深刻な脆弱性への対応が行われた。Cisco Umbrella VA のキーベース SSH 認証メカニズムにおける脆弱性 CVE-2022-20773 を発見したのは、Pinnacol Assurance の Fraser Hess である。

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Cisco Wireless LAN Controller の深刻な脆弱性 CVE-2022-20695 が FIX

Cisco Patches Critical Vulnerability in Wireless LAN Controller

2022/04/14 SecurityWeek — この水曜日に Cisco は、同社の Wireless LAN Controller (WLC) ソフトウェアのアップデートを公開し、攻撃者に認証回避を許してしまう、深刻な脆弱性に対処したと発表した。この脆弱性 CVE-2022-20695 (CVSS:10) は、パスワード検証アルゴリズムが適切に実装されていないという欠陥に起因するものだ。それにより攻撃者は、細工した認証情報を用いて認証を回避し、脆弱なデバイスに管理者としてログインすることが可能になる。

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CISA 警告:悪用脆弱性カタログに新旧あわせて 95 件が追加された

CISA warns organizations to patch 95 actively exploited bugs

2022/03/04 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、活発に悪用されているセキュリティ欠陥のリストに 95件の脆弱性を追加したが、この件数は、昨年に Binding Operational Directive (BOD) を発行してから最多のものとなる。その中には、20年近く前から認識されているバグもあるが、同庁は、「連邦政府の企業にとって重大なリスクをもたらす」と指摘している。

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Cisco の Expressway Series/TelePresence VCS の深刻な脆弱性が FIX

Cisco fixed two critical flaws in Expressway, TelePresence VCS solutions

2022/03/03 SecurityAffairs — Cisco の Unified Communications 製品である、Expressway Series および TelePresence Video Communication Server (VCS) における、深刻な脆弱性 CVE-2022-20754/CVE-2022-20755 (CVSS 9.0) 対する、セキュリティ・パッチが発表された。

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Cisco の Nexus Series Switches に影響をおよぼす Network OS の脆弱性が FIX

New Flaws Discovered in Cisco’s Network Operating System for Switches

2022/02/24 TheHackerNews — Cisco は、同社のソフトウェアにおける4つのセキュリティ脆弱性に対処するために、ソフトウェア・アップデートをリリースした。これらの脆弱性は、影響を受けるシステムを制御しようとする悪意のある攻撃者により、武器化される可能性がある。Cisco NX-OS Software の NX-API 機能におけるコマンド・インジェクションの脆弱性 CVE-2022-20650 (CVSS 8.8) は、ユーザー入力に対する不十分な検証に起因するものであり、最も深刻な欠陥である。

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CISA が編纂するリスト:サイバー・セキュリティのための無償ツール/サービス

CISA compiles list of free cybersecurity tools and services

2022/02/19 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、サイバー攻撃からの防御を強化し、組織のセキュリティ能力を高めるための、無料のサイバー・セキュリティ・サービス/ツールのリストを公開した。このリストは、包括的なものではなく、また、変化にも対応できるものだが、サイバー・セキュリティ・プログラムのための、基本的なセキュリティ対策と組み合わせることで、企業のサイバー・セキュリティ・リスク管理を成熟させることを目的としている。

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Cisco ESA の脆弱性 CVE-2022-20653 が FIX:細工されたメールで DoS 状態

Specially crafted emails could crash Cisco ESA devices

2022/02/17 SecurityAffairs — Cisco AsyncOS Software for Email Security Appliance (ESA) の DNS-based Authentication of Named Entities (DANE) 電子メール検証コンポーネントに存在する、DoS の脆弱性 CVE-2022-20653 により、Cisco ESA 製品群に影響が生じる。認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工した電子メールを脆弱なデバイスに送信することで、この脆弱性の悪用が生じる。

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Cassandra NoSQL データベースの深刻な脆弱性 CVE-2021-44521 が FIX

High-Severity Vulnerability Found in Apache Database System Used by Major Firms

2022/02/16 SecurityWeek — 火曜日に JFrog のセキュリティ研究者たちは、Apache Cassandra の最新バージョンに存在する、深刻度の高いリモートコード実行の脆弱性に関する、詳細な技術情報を公開した。Cassandra は、高いスケーラビリティを持つ分散型 NoSQL データベースであり、Netflix/Reddit/Twitter/Cisco/Constant Contact/Digg/Urban Airship/OpenX などの組織や、DevOps 開発者などの間で人気がある。

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Microsoft 警告:多要素認証 (MFA) 採用がエンタープライズで遅れている

Microsoft: Enterprise MFA adoption still low

2022/02/07 HelpNetSecurity — コンシュマー・ユーザーの間では、二要素認証の使用率が急速に上昇している一方で、エンタープライズでは、重要なアカウントを保護するための多要素認証 (MFA) の使用率が、依然として低いという現実がある。

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Cisco Small Business RV ルーターに深刻な脆弱性:パッチの提供を確認してアップデートを

Cisco Patches Critical Vulnerabilities in Small Business RV Routers

2022/02/03 SecurityWeek — 今週に Cisco は、Small Business RV160/RV260/RV340/RV345 ルーター・シリーズに存在する、複数の脆弱性に対するパッチを発表した。その中には、root 権限で任意のコード実行を許す可能性がある深刻なバグも含まれている。一連の問題の中で最も深刻な脆弱性 CVE-2022-20699 (CVSS 10.0) は、認証されていないリモートの攻撃者に対して、脆弱なデバイス上で任意のコード実行を許すものである。このバグは、特定の HTTP リクエストの処理中に実行される、境界チェックが不十分であるために問題を生じる。

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Cisco の Configuration Manager に深刻な脆弱性:デバッグ・モードから root 権限で RCE

Cisco bug gives remote attackers root privileges via debug mode

2022/01/20 BleepingComputer — Cisco の社内セキュリティ・テストにおいて、Cisco StarOS ソフトウェア の Cisco Redundancy Configuration Manager (RCM) で発見された深刻なセキュリティ上の欠陥が修正された。この脆弱性 CVE-2022-20649 は、認証されていない攻撃者が、脆弱性のあるソフトウェアを実行しているデバイス上で、root レベル権限でリモートコードを実行できるというものだ。

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Cisco の Unified CCMP/CCDM の深刻な脆弱性 CVE-2022-20658 が FIX

Cisco Releases Patch for Critical Bug Affecting Unified CCMP and Unified CCDM

2022/01/13 TheHackerNews — Cisco の Unified Contact Center Management Portal (Unified CCMP) および Unified Contact Center Domain Manager (Unified CCDM) に脆弱性があり、この脆弱性を悪用するリモートの攻撃者が、システムを制御する可能性があることが判明した。この脆弱性 CVE-2022-20658 は、CVSS 深刻度 9.6 と評価され、サーバー側でのユーザー権限の検証が行われていないことに起因する、特権昇格の問題を引き起こす可能性がある。

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Apache HTTP Server の脆弱性 CVE-2021-44790/CVE-2021-44224 が FIX

Apache addressed a couple of severe vulnerabilities in Apache HTTP Server

2021/12/27 SecurityAffairs — Apache Software Foundation (ASF) は、Apache HTTP Server 2.4.52 をリリースし、リモートコード実行攻撃につながる脆弱性 CVE-2021-44790/CVE-2021-44224 に対処した。CVE-2021-44790 は、Apache HTTP Server 2.4.51 以前の mod_lua でマルチパート・コンテンツを解析する際に生じる、バッファ・オーバーフローの脆弱性である。Apache HTTPD チームは、この脆弱性を悪用した攻撃が、ワイルドに発生しているとは認識していない。

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Cisco 調査レポート:レガシー・インフラのセキュリティ課題を明らかにする

Cisco Survey Surfaces Legacy Infrastructure Security Challenges

2021/12/07 SecurityBoulevard — Cisco の委託を受けて YouGov が実施した、5,123人の IT/Security/Privacy の専門家を対象とするグローバル調査 (Global Cisco Study Identifies Top Security Practices to Detect Threats and Ensure Business Resiliency) によると、39% の組織が古いと思われるセキュリティ技術に依存していることが判明した。

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Apache HTTP Server の脆弱性 CVE-2021-40438:悪用の実績と Cisco 製品群への影響

Experts warn of attacks exploiting CVE-2021-40438 flaw in Apache HTTP Server

2021/11/29 SecurityAffairs — 脅威アクターたちは、先日に Apache HTTP サーバーで見つかった、Server-Side Request Forgery (SSRF) の脆弱性 CVE-2021-40438 を悪用している。この CVE-2021-40438 は、mod_proxy モジュールを有効にしている、httpd Web サーバーに対して悪用される可能性がある。脅威アクターたちは、特別に細工したリクエストを用いて問題を引き起こし、任意のオリジン・サーバーに対して、このモジュールからリクエストを転送させることが可能だ。

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Pwn2Own Austin 2021 が終了:総額で1億円以上の報奨金が支払われた

White hat hackers earn over $1 Million at Pwn2Own Austin 2021

2021/11/06 SecurityAffairs — Trend Micro の Zero Day Initiative が主催するハッキングコンテスト Pwn2Own Austin 2021 が終了し、参加者は 61件のゼロデイ・エクスプロイトを成功させ、合計 $1,081,250 を獲得した。参加者は、Canon/Cisco/HP/NETGEAR/Samsung/Sonos/TP-Link/Western Digital などの、NAS デバイス/携帯電話/プリンター/ルーター/スピーカーなど侵害を証明していった。

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Cisco が深刻な脆弱性を FIX:認証情報ハードコードと SSH key の再利用

Cisco fixes hard-coded credentials and default SSH key issues

2021/11/04 BleepingComputer — Cisco が公表したセキュリティ・アップデートにより、ハードコードされた認証情報やデフォルトの SSH キーを使って認証のない攻撃者がログインし、パッチが適用されていないデバイスを乗っ取るという、深刻な脆弱性が FIX した。また、CISA は Cisco のアップデートを確認し、システム乗っ取りを阻止するアップデートを適用するよう、ユーザーや管理者に対して推奨している。

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CISA が 306件の脆弱性カタログを発行:政府およびインフラに対する悪用を阻止する

CISA shares a catalog of 306 actively exploited vulnerabilities

2021/11/04 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、積極的に悪用されている 306件の脆弱性のカタログを公開し、それぞれの連邦政府機関に対して、一定の期限内に対処するよう命じる運用指令を発出した。この指令は、連邦政府の情報システムに存在する、すべてのソフトウェアおよびハードウェアを対象としており、そこには、連邦政府の施設内で管理されているもの、および、連邦政府に代わって第三者がホストされているものがある。

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ハッキング・コンテスト Pwn2Own:プリンタ部門で Canon/HP が陥落

Printers Hacked for First Time at Pwn2Own

2021/11/03 SecurityWeek — この火曜日に、Zero Day Initiative が主催する 2021年のハッキング・コンテスト Pwn2Own Austin が開幕され、プリンターのハッキングで報酬を獲得する参加者が、このイベント史上初めて登場した。デバイスのハッキングに焦点を当てた Pwn2Own Austin の初日も、ホワイトハット・ハッカーたちは、プリンター/NAS デバイス/ルーター/スマートスピーカーに関するエクスプロイトを実演し、総額で $360,000 以上の賞金を獲得した。

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Cisco レポート:パスワード依存から MFA/Biometric への移行が進んでいる

Cisco Report Shows Shift Away from Traditional Passwords

2021/10/15 SecurityBoulevard — 今週に Cisco の Duo Security Unit が発表したレポートによると、パスワードに代わる多要素認証 (MFA) とバイオメトリック認証の利用が増加していることが分かった。本レポートでは、3,600万台以上のデバイスで、40万以上のアプリケーションが実行され、月間で8億回の認証が行われた結果として、多要素認証とバイオメトリック認証の利用が、前年比でそれぞれ 39% 増と 48% 増となったことが報告されている。

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Cisco IOS XE Software の深刻な脆弱性が FIX:CVSS 10.0 も含まれる

Cisco fixes highly critical vulnerabilities in IOS XE Software

2021/09/24 BleepingComputer — Cisco は、ルーターやワイヤレス・コントローラーなどを駆動する、IOS XE のコンポーネント影響する、3つの深刻な脆弱性を修正した。最悪の脆弱性は CVSS 10.0 であり、エンタープライズ・クラスの Catalyst 9800-CL Wireless Controller for Cloud を含む、Cisco Catalyst 9000 Family Wireless Controller に影響をおよぼすものとなる。

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加速する二要素認証:セキュリティ侵害とリモートワーク対応が要因

Security Fears & Remote Work Drive Continued 2FA Adoption

2021/09/14 DarkReading — Cisco System の Duo Labs が隔年で実施している調査によると、2年前には二要素認証 (2FA : Two Factor Authentication) に触れたことのなかった、米国と英国の人口の4分の1に相当する人々が、2021年には少なくとも1回は、同技術を使用していることが分かった。

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Cisco IOS XR の深刻な脆弱性 CVE-2021-34720 が FIX

Cisco Patches High-Severity Security Flaws in IOS XR

2021/09/10 SecurityWeek — 今週に Cisco は、IOS XR Software に存在する、深刻度の高い脆弱性に対するパッチをリリースし、これらのバグを悪用する攻撃者により、デバイスの想定外の再起動や、特権への昇格、任意のファイル上での Read/Write などが生じる可能性があると警告した。これらの脆弱性のうち、最も深刻なのは CVE-2021-34720 (CVSS 8.6) であり、認証なしにリモートから実行され、デバイスのパケット・メモリを使い果たし、サービス拒否 (DoS) 状態に陥る可能性がある。

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Conti PlayBook 英訳版:ランサムウェアの手口が明らかに

Translated Conti ransomware playbook gives insight into attacks

2021/09/02 BleepingComputer — Conti グループの攻撃 PlayBook が流出してから1ヶ月ほどが経ったが、(ロシア語からの) 自動翻訳による誤訳を解消するために、セキュリティ研究者たちが翻訳版を公開してくれた。この PlayBook は、Conti におけるランサムウェア攻撃の方法や、徹底した指示に関する情報を提供するだけではなく、スキルの低いアクターであっても、Conti ランサムウェアのアフィリエイトになれば、貴重なターゲットを攻撃できるようになっている。

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Cisco NFV における深刻な認証バイパスの脆弱性が FIX

Cisco fixes critical authentication bypass bug with public exploit

2021/09/02 BleepingComputer — Cisco は、Enterprise NFV Infrastructure Software (NFVIS) における認証バイパスの脆弱性 (CVSS 9.8) に対して、PoC エクスプロイト・コードを公開した。このセキュリティ上の欠陥 (CVE-2021-34746) は、Cisco の Enterprise NFV Infrastructure Software の TACACS+ AAA (Authentication / Authorization / Accounting) で発見された。このソリューションは、仮想ネットワーク機能 (VNF : Virtual Network Functions) の管理を容易にするために設計されている。

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Cisco Nexus 9000 の API エンドポイントを介した脆弱性が FIX

Cisco fixed a critical flaw in Cisco APIC for Nexus 9000 series switches

2021/08/26 SecurityAffairs — Cisco は、Nexus 9000 シリーズ・スイッチで使用されている、Application Policy Infrastructure Controller (APIC) インターフェイスに存在する、深刻な脆弱性 CVE-2021-1577 に対処するためのセキュリティ・アップデートを公開した。この脆弱性が悪用されると、脆弱なシステム上における任意のファイルを読み書きを許してしまう。この脆弱性は、不適切なアクセス制御によるもので、認証されていないリモートの攻撃者が悪用することで、アプライアンスへのファイルのアップロードが可能になる。

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Cisco VPN ルーター:脆弱性はあるけどディスコンです

Cisco won’t fix zero-day RCE vulnerability in end-of-life VPN routers

2021/08/19 BleepingComputer — 水曜日に公開された Cisco のセキュリティ・アドバイザリにおいて、中小企業向け VPN ルーター群の Universal Plug-and-Play (UPnP) サービスに存在する深刻な脆弱性について、パッチの適用は行われないという発表があったが、当該デバイスが製造中止となったことに理由がある。

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Cisco ISA/FTD/WSA をバイパスするデータ侵害が発見された

Hackers can bypass Cisco security products in data theft attacks

2021/08/19 BleepingComputer — Cisco によると、認証されていない攻撃者が、複数の製品に搭載されている TLS Inspection フィルタリング技術を回避することで、顧客のネットワーク内にある脆弱化されたサーバーから、データが流出するさ可能性があるとのことだ。この攻撃は、脅威アクターが SNI (Server Name Identification) リクエスト・フィルタリングの脆弱性を悪用することに起因し、3000 Series Industrial Security Appliances (ISAs) および、Firepower Threat Defense (FTD)、Web Security Appliance (WSA) に影響が生じる可能性がある。

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Cisco FDM の欠陥によりマネージド・サービス・プロバイダーが危険に?

MSSPs Particularly Vulnerable to Cisco FDM Flaw

2021/08/10 SecurityBoulevard — 先日に公開された Cisco Firepower Device Manager (FDM) の脆弱性により、脅威にさらされる可能性があるのは、MSSP (Managed Security Services Providers) だと考えられる。Salt Security の Technical Evangelist である Michael Isbitski は、「顧客の Cisco Firepower NGFW (Next Generation Firewalls) のインスタンスを管理するために、MSSP たちは Cisco Firepower Device Manager (FDM) を運用しているかもしれない」と述べている。

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Buffalo WSR ルーターの脆弱性 CVE-2021-20090 は Mirai ボットを引き寄せる?

CVE-2021-20090 actively exploited to target millions of IoT devices worldwide

2021/08/07 SecurityAffairs — 脅威アクターたちは、Arcadyan ファームウェアを搭載した家庭用ルーターに影響を与える、深刻な認証バイパスの脆弱性 CVE-2021-20090 を積極的に利用して Mirai ボットを展開している。Tenable が公開したアドバイザリには、「Buffalo WSR-2533DHPL2 ファームウェア 1.02 以下 と WSR-2533DHP3 ファームウェア 1.24 以下の Web インターフェイスに、パス・トラバーサルの脆弱性があり、リモート攻撃者による認証バイパスが生じるかもしれない」と記されている。この欠陥は、17社のベンダーが製造する、数百万台の IoT 機器に影響を与える可能性があり、被害の対象としては何社かの ISP が含まれるかもしれない。今回の攻撃は、Juniper Threat Labs の研究者により発見されたものであり、この2月から IoT 機器を標的としていた、脅威アクターによるキャンペーンだと、専門家たちは捉えている。

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Cisco VPN ルーターの深刻な pre-auth RCE 脆弱性が FIX

Cisco fixes critical, high severity pre-auth flaws in VPN routers

2021/08/04 BleepingComputer — Cisco は、複数の Small Business VPN ルータに影響を与える、pre-auth セキュリティの脆弱性に対処した。この脆弱性を悪用するリモート攻撃者により、脆弱なデバイス上でサービス運用妨害や、懇意のコマンド実行、任意のコード実行 (RCE : Remote Code Execution) などが生じる恐れがある。CVE-2021-1609 (CVSS 9.8) および CVE-2021-1602 (CVSS 8.2) として追跡される2つのセキュリティ上の欠陥は、Web_based 管理インターフェイスで発見され、HTTP リクエストとユーザー入力における不適切に検証が原因となる。

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Web アプリのパスワード・リセットと DNS スプーフィングの組合せは最悪の結果を招く

Dozens of web apps vulnerable to DNS cache poisoning via ‘forgot password’ feature

2021/07/23 DailySwig — Web サイトにおいて、電子メールのドメイン解決に脆弱性が存在するため、多くのサイトが DNS 攻撃を受ける可能性があり、また、アカウントの乗っ取りにつながる可能性があることが、新たな調査で明らかになった。SEC Consult のセキュリティ研究者である Timo Longin が、146種類の Web アプリケーションを調査した結果、パスワード・リセットのためのメールを、悪意の行為者たちのサーバーにリダイレクトするために、悪用が可能なコンフィグレーション・ミスを発見した。

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Cisco BPA / WSA の深刻な脆弱性が FIX

Cisco fixes High Severity issue in BPA and WSA

202/07/09 SecurityAffairs — Cisco の Business Process Automation (BPA) および Web Security Appliance (WSA) における、深刻度の高い脆弱性に対するセキュリティ・パッチが公開された。このパッチは、Business Process Automation (BPA) に存在する2つの脆弱性 CVE-2021-1574 / CVE-2021-1576 を修正するものであり、認証された攻撃者によるリモートからの悪用と、管理者への不正な権限昇格に対応するものとなる。これらの問題は、Business Process Automation (BPA) の Web-based インターフェイスに存在し、CVSSスコアは 8.8 である。これらの脆弱性は、特定の機能や機密情報を含むログ・ファイルへのアクセスにおける、不適切な権限付与に起因している。

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Cisco ASA の脆弱性が FIX して PoC エクスプロイトも公開

Cisco ASA vulnerability actively exploited after exploit released

2021/06/27 BleepingComputer — Cisco ASA には クロスサイト・スクリプティング (XSS) の脆弱性があり、CVE-2020-3580として追跡されている。Cisco は 2020年10月に、この脆弱性を初めて公表し、修正プログラムを発行した。しかし、CVE-2020-3580 に対する最初のパッチは不完全であり、2021年4月にも修正プログラムが公開された。

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Nobelium ハッキンググループが Microsoft Customer Support に不正アクセス

Nobelium hackers accessed Microsoft customer support tools

2021/06/26 BleepingComputer — Microsoft によると、ハッキンググループ Nobelium が新たな攻撃を行い、同社の Support Agent Computer から、顧客のサブスクリプション情報が流出したとのことだ。Microsoft が命名した Nobelium とは、SolarWinds サプライチェーン攻撃を行った、国家支援されるリシアのハッキング・グループである。このハッキング・グループが企業ネットワークへのアクセスを得るために、パスワードスプレー攻撃やブルートフォース攻撃を行っていたと、金曜日の夜に公開されたブログの中で Microsoft は述べている。

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APWG:フィッシング活動は継続して増加し 2021年 Q1 はワースト記録

APWG: Phishing maintained near-record levels in the first quarter of 2021

2021/06/13 SecurityAffairs — Anti-Phishing Working Group (APWG) が、2021年 Q1 の状況を示す新たな Phishing Activity Trends Report を発表した。このレポートよると、2021年 Q1 フィッシングは記録的なレベルを維持しており、フィッシング Web サイトの数は、2021年1月に 245,771件というピークを記録した。2月には、わずかに減少したことが確認されたが、3月には再び 20万件を超え、APWG 史上4番目の悪い月となった。

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Cisco AnyConnect VPN のゼロデイ PoC エクスプロイトが公開された

Cisco fixes 6-month-old AnyConnect VPN zero-day with exploit code

2021/05/13 BleepingComputer — Cisco の VPN である AnyConnect Secure Mobility Client で見つかった、6ヶ月前のゼロデイ脆弱性が、PoC エクスプロイト・コードとともにアップデートされた。Cisco AnyConnect Secure Mobility Client は、主要なデスクトップ/モバイル・プラットフォーム向けの VPN クライアントから、SSL (Secure Sockets Layer) および IPsec IKEv2 を介して、エンタープライズ VPN 接続を実現するものだ。

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Rockwell と Cisco の提携は OT と IT の融合を意味するのか?

Rockwell Automation Expands its Threat Detection Services with Cisco Cyber Vision

2021/05/11 AutomationCom —  Rockwell Automation と Cisco は、長年にわたる提携関係により、顧客に価値を提供するための新たな方法を模索し続けてきた。そして今日、Rockwell Automation は、Cisco Cyber Vision Solution を、従来からの LifecycleIQ Services ポートフォリオに追加し、サイバー攻撃の脅威を検知するための能力を高めると発表した。

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ロシアン・ハッカーたちが悪用する脆弱性 Top-12 とは?

Top 12 Security Flaws Russian Spy Hackers Are Exploiting in the Wild

2021/05/08 TheHackerNews — 英国と米国の情報機関が、5月7日に共同で発表した勧告によると、ロシアの Foreign Intelligence Service (SVR) と密接に関連するサイバー工作員たちは、これまでに公開された脆弱性に対応するかたちで、その戦術を変更しているようだ。

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Cisco の SD-WAN vManage と HyperFlex に深刻な脆弱性が

Critical Flaws Hit Cisco SD-WAN vManage and HyperFlex Software

2021/05/06 TheHackerNews — ネットワーク機器大手の Cisco が、HyperFlex HX および SD-WAN vManage Software における重大な脆弱性に対処するための、アップデートを公開した。この脆弱性を悪用することで、コマンド・インジェクションおよび、任意のコード実行したり、機密情報アクセスなどの攻撃が生じる恐れがある。

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大規模 BGP リークによりグローバル・ネットワークが大混乱

Major BGP leak disrupts thousands of networks globally

2021/04/17 BleepingComputer — 4月16日に発生した大規模な BGP ルーティング・リークにより、世界中の主要なネットワークや Web サイトへの接続性が損なわれた。この BGP ルーティング・リークは、インドに拠点を置く Vodafone の自律ネットワーク(AS55410)で発生したものであり、情報筋によると、Google を含む米国企業にも影響が及んでいるとのことである。

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Cisco がパッチを諦めた End-of-Life のルーターとは?

Cisco Will Not Patch Critical RCE Flaw Affecting End-of-Life Business Routers

2021/04/09 TheHackerNews — ネットワーク機器大手の Cisco Systems だが、Small Business ルーターの一部に影響するクリティカルな脆弱性を修正する予定はないと発表し、それらの機器の交換をユーザーに呼びかけている。このバグは、CVE-2021-1459 としてトラッキングされ、深刻度を示す CVSS スコアは 9.8 となっている。

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