ロシア当局によるサイバーセキュリティ企業 CEO の逮捕と家宅捜索

Russia arrests cybersecurity firm CEO after raiding offices

2021/09/29 BleepingComputer — 昨日、ロシアの法執行機関は、サイバーセキュリティ企業 Group-IB の CEO である Ilya Sachkov を、外国の情報機関とデータを共有したことによる背信罪の疑いで逮捕した。告発内容の詳細は明らかにされていないが、モスクワの裁判所は、予防措置として Ilya Sachkov を2ヶ月間拘留することを決定している。また、当局は、昨日の早朝から夕方まで、モスクワ市内の Group-IB社 オフィスを捜索した。

Continue reading “ロシア当局によるサイバーセキュリティ企業 CEO の逮捕と家宅捜索”

Microsoft 警告:FoggyWeb は AD FS を狙う最強のマルウェアだ!

Microsoft Warns of FoggyWeb Malware Targeting Active Directory FS Servers

2021/09/27 TheHackerNews — Microsoft は、昨年12月に発生した SolarWinds サプライチェーン攻撃に関与したハッキング・グループが、Active Directory Federation Services (AD FS) サーバーからペイロードを配信し、機密情報を盗み出すために使用した、新しいマルウェアに関する情報を公開した。

Continue reading “Microsoft 警告:FoggyWeb は AD FS を狙う最強のマルウェアだ!”

ロシアン・ハッカーの実態:その戦略/経歴/相関などを分析してみた

APT focus: ‘Noisy’ Russian hacking crews are among the world’s most sophisticated

2021/09/22 DailySwig — 国家に支援されるロシアのサイバースパイ集団は、国々への脅威の中で最も洗練された存在であり、その上、最も狡猾な敵となるような欺瞞の才能を備えている。The Daily Swig が取材した専門家によると、ロシアのサイバー脅威アクターは、中国と肩を並べる世界最高レベルの存在であり、また、西側の情報機関および、連邦保安局 (FSB : Federal Security Service)、そして米軍と関係を持つ機関などに、比肩する能力を持っているようだ。

Continue reading “ロシアン・ハッカーの実態:その戦略/経歴/相関などを分析してみた”

宇宙空間とサイバー空間:国家と主権のあり方が変化していく?

Cyberspace & Outer Space Are New Frontiers For National Security

2021/09/21 CyberSecurityIntelligence — 宇宙空間とサイバー空間には共通点がある。どちらも、国家安全保障における、新たなフロンティアであるという点だ。この共通点により、従来からの防衛戦略/国境/主権といった考え方が曖昧になってきた。この2つの分野は、重要なインフラであり、国家の保護に必要不可欠なものだが、ダブルユース (二重使用)の性格を持っているため、民生用にも軍事用にも利用できる。

Continue reading “宇宙空間とサイバー空間:国家と主権のあり方が変化していく?”

米国/英国/オーストラリアが締結した AUKUS 防衛協定とは?

AUKUS Defence Pact Between US, Britain & Australia

2021/09/20 CyberSecurityIntelligence — 9月15日 (水) に AUKUS が、バイデン米国大統領、ジョンソン英国首相、モリソン豪州首相の三名により発表された。それは、新しい安全保障パートナーシップであり、冷戦終結後の最も重要な国際協定の一つである。そこでは、中国についての言及はなかったが、南シナ海における中国の影響力に対抗するための取り組みとして注目されている。

Continue reading “米国/英国/オーストラリアが締結した AUKUS 防衛協定とは?”

EMEA / APAC の政府をターゲットにした大規模フィッシング・キャンペーンとは?

Large phishing campaign targets EMEA and APAC governments

2021/09/20 SecurityAffairs — サイバーセキュリティ企業 Cyjax の研究者たちが、APAC および EMEA 諸国の複数の政府機関を対象とした、大規模なフィッシング・キャンペーンを発見した。このフィッシング・キャンペーンは、ドメインが現在のホストに移管された、2020年春から継続して行われていた。

Continue reading “EMEA / APAC の政府をターゲットにした大規模フィッシング・キャンペーンとは?”

オーストラリアの社会インフラが頻繁な攻撃にさらされている

Australia’s Critical Infrastructure Is Under Constant Attack

2021/09/17 CyberSecurityIntelligence — オーストラリアでは、サイバー攻撃が 7.8分ごとに報告されており、外国政府に支援された高度なハッカーたちが、病院/食品/流通/電力システムなどの、重要なインフラやサービスを標的にしている。この1年間で、オーストラリアでは、サイバー犯罪が 13% 増加しており、4件に1件の割合で重要なインフラやサービスが標的となっている。パンデミックとリモートワークにより、オンライン攻撃を受けやすい人が増えたことに要因がある。

Continue reading “オーストラリアの社会インフラが頻繁な攻撃にさらされている”

REvil ランサムウェア完全復活:フルパワーで攻撃を再開

REvil ransomware is back in full attack mode and leaking data

2021/09/11 BleepingComputer — REvil ランサムウェア・グループがが完全に復活し、新たな被害者を攻撃し、盗んだファイルをデータ漏洩サイトで公開している。2019年以降、Sodinokibi こと REvil ランサムウェア・グループは、世界中の組織に対して攻撃を行い、盗んだファイルの流出を止める複合キーと引き換えに、$1 million の身代金を要求してきた。その活動期間において、JBS/Coop/Travele/GSMLaw/Kenneth Cole/Grupo Fleury などの、有名企業に対して数多くの攻撃を仕掛けてきた。

Continue reading “REvil ランサムウェア完全復活:フルパワーで攻撃を再開”

企業ネットワークに侵入した犯罪者:30分以内に 36% が横移動を開始

Attackers Moving Faster Inside Target Networks

2021/09/09 DarkReading — セキュリティ研究者たちの報告によると、金銭的な動機を持った攻撃者や国家に支援されたグループは、標的となるネットワークに侵入し、足場を確保した後に、横方向へと移動する能力を高めている。CrowdStrike の Falcon OverWatch チームは、「2021 Threat Hunting Report」の中で、平均ブレイクアウト・タイム (攻撃者が最初のアクセスポイントからターゲット・ネットワーク内の他システムへ横方向に移動し始めるまでの時間) を、大幅にスピードアップしたと指摘している。

Continue reading “企業ネットワークに侵入した犯罪者:30分以内に 36% が横移動を開始”

Mēris ボットネット:Yandex DDoS 攻撃で 2180 万 RPS を記録

New Mēris botnet breaks DDoS record with 21.8 million RPS attack

2021/09/09 BleepingComputer — この夏の間に増え続けた新たな DDoS ボットネットが、この1か月の間にロシアのインターネット大手 Yandex を攻撃し続け、ピーク時には 21.8 million RPS (requests per second) という、前代未聞のリクエスト数を記録した。このボットネットは、Mēris (メリス) と名付けられており、研究者たちの推測によると、強力なネットワーク機器で構成される、数万台の危険なデバイスにからパワーを得ているという。

Continue reading “Mēris ボットネット:Yandex DDoS 攻撃で 2180 万 RPS を記録”

REvil ランサムウェアの謎:だれがオンラインに戻したのか?

REvil ransomware servers mysteriously come back online

2021/09/07 BleepingComputer — ランサムウェア REvil の、ダークウェブ・サーバーが、約2ヶ月ぶりに突然復活した。これがランサムウェア・ギャングの復帰を意味するのか、それとも法執行機関がサーバーをオンにしたのかは不明だ。7月2日に、Sodinokibi こと REvil ランサムウェア・ギャングは、Kaseya VSA リモート管理ソフトウェアのゼロデイ脆弱性を悪用し、約60社のマネージド・サービス・プロバイダー (MSP) と、1,500社以上のビジネス顧客を暗号化した。

Continue reading “REvil ランサムウェアの謎:だれがオンラインに戻したのか?”

Babuk ランサムウェアの全ソースコードがハッカー・フォーラムにリーク!

Babuk ransomware’s full source code leaked on hacker forum

2021/09/03 BleepingComputer — ある脅威アクターが、ロシア語ハッキング・フォーラムで、ランサムウェア Babuk の完全なソースコードをリークした。Babuk Locker は、Babyk とも呼ばれているが、2021年の初めに企業をターゲットにしてデータを盗み出し暗号化するという、二重窃取の手法を用いるランサムウェアである。

Continue reading “Babuk ランサムウェアの全ソースコードがハッカー・フォーラムにリーク!”

Autodesk もロシアン SolarWinds ハッカーに狙われていた

Autodesk reveals it was targeted by Russian SolarWinds hackers

2021/09/02 BleepingComputer — Autodesk だが、同社のサーバーの1つが Sunburst マルウェアによりバックドアを作られたことを発見し約9ヶ月後に、大規模な SolarWinds Orion サプライチェーン攻撃の背後にいる、ロシアの国家支援ハッカーからも狙われていたことを認めた。米国のソフトウェア/サービス企業である SolarWinds は、デザイン/エンジニアリング/建設などの分野の顧客に、CAD (computer-aided design)/Drafting/3D Modeling などのツールを提供している。

Continue reading “Autodesk もロシアン SolarWinds ハッカーに狙われていた”

Nokia の米子会社に Conti ランサムウェアが侵入した

Nokia subsidiary discloses data breach after Conti ransomware attack

2021/08/23 BleepingComputer — Nokia の米子会社である SAC Wireless は、Conti ランサムウェアによる攻撃を受け、ネットワークへの侵入と、データの窃取、システムを暗号化を許し、また、データが流出したことを公表した。米国イリノイ州シカゴに本社を置く Nokia 子会社である SAC Wireless は、米国内の通信事業者および、基地局、OEM 企業などと取引を行っている。SAC Wireless は、5G および、4G LTE、スモールセル、FirstNet などの、セルラー・ネットワークの設計/構築/アップグレードなどを顧客に提供する企業である。

Continue reading “Nokia の米子会社に Conti ランサムウェアが侵入した”

Rust で書かれた Ficker Malware-as-a-Service はロシアから世界を狙う

Experts Shed Light On New Russian Malware-as-a-Service Written in Rust

2021/08/12 TheHackerNews — ロシアのアンダーグラウンド・フォーラムで販売/配布されている新種のマルウェアは、セキュリティの保護や解析を回避し、リバース・エンジニアリング作業を妨害するために、Rust で書かれるという新たな傾向を示している。この Ficker Stealer という名のマルウェアは、トロイの木馬化した Web リンクや、危険な Web サイトを経由して伝播し、Spotify Music や YouTube Premium やMicrosoft Store などの正規サービスの、無料ダウンロードを提供するという詐欺ページに被害者を誘い込む。

Continue reading “Rust で書かれた Ficker Malware-as-a-Service はロシアから世界を狙う”

Accenture が LockBit 2.0 ランサムウェアに攻撃される

Accenture has been hit by a LockBit 2.0 ransomware attack

2021/08/11 SecurityAffairs — IT & Consulting 大手の Accenture だが、LockBit 2.0 ランサムウェアからの攻撃に遭っている。そして、LockBit 2.0 グループは、あたかも Accenture の内部からの発言を装うかたちで、「この人たちは、プライバシーやセキュリティを超えている。彼らのサービスが、インサイダーである私が見たものよりも、優れたものであことを願っている。もしデータベースの購入に興味があれば、私たちに連絡してほしい」と、リークサイトでアナウンスしている。

Continue reading “Accenture が LockBit 2.0 ランサムウェアに攻撃される”

ロシアの行政機関が中国の Webdav-O ウィルスに攻撃されている

Russian Federal Agencies Were Attacked With Chinese Webdav-O Virus

2021/08/04 TheHackerNews — 2020年に発生した、ロシアの連邦行政機関に対する一連の標的型攻撃の背後には、中国の国家支援型脅威グループが存在していた可能性がある。シンガポールに本社を置く Group-IB が発表した最新の調査結果によると、その時の侵入で検出された Webdav-O と呼ばれるウイルスについて、BlueTraveller トロイの木馬との間に類似点があると指摘されている。

Continue reading “ロシアの行政機関が中国の Webdav-O ウィルスに攻撃されている”

WellMess マルウェアと関連する C2 サーバークラスタが発見された

Experts Uncover Several C&C Servers Linked to WellMess Malware

2021/07/30 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者たちが、APT29 として追跡されているロシアの脅威アクター Cozy Bear が所有する、新たな C2 (command-and-control) インフラストラクチャの正体を明らかにした。Microsoft のサイバーセキュリティ子会社である RiskIQ は、The Hacker News に寄せられたレポートの中で、ロシアの SVR (対外情報機関) が運営する、30台以上の C2 サーバーの発見を発表した。

Continue reading “WellMess マルウェアと関連する C2 サーバークラスタが発見された”

DarkSide / REvil の後継者だと主張する BlackMatter ランサムウェアが登場した

BlackMatter ransomware group claims to be Darkside and REvil succesor

2021/07/28 SecurityAffairs — 今週に活動を開始した BlackMatter は、新しいランサムウェア・ギャングであり、また、Darkside と REvil グループの後継者であると主張している。BlackMatter は、他のランサムウェアと同様に、システムを暗号化する前に被害者から搾取したデータを、公開するリークサイトを開設している。BlackMatter ランサムウェアを最初に発見したのは、Recorded Future の研究者であり、Exploit や XSS といたサイバー犯罪フォーラムに掲載された広告を利用して、このグループがアフィリエイト・ネットワークを構築していると報告している。

Continue reading “DarkSide / REvil の後継者だと主張する BlackMatter ランサムウェアが登場した”

バイデン大統領:容赦のないサイバー攻撃は現実の戦争へとエスカレートしかねない

Biden: Severe cyberattacks could escalate to ‘real shooting war’

2021/07/28 BleepingComputer — バイデン大統領は、サイバー攻撃がもたらす深刻なセキュリティ侵害が、世界の大国間での現実の戦争につながる可能性があると警告した。バイデン大統領は、国家情報長官室の国家テロ対策センターでの講演で、「ランサムウェア攻撃を含むサイバー空間の脅威が、現実の世界に損害や混乱をもたらすことが多くなってきていることは周知の通りだ。何を保証するものではないが、もし大国との本格的な戦争に突入するようなことがあるなら、それは甚大な被害をもたらすサイバー攻撃の結果として、起こり得るものだ」と述べている。

Continue reading “バイデン大統領:容赦のないサイバー攻撃は現実の戦争へとエスカレートしかねない”

Kaseya はランサム支払いを否定:完全な復号化ツールを提供と言うが?

Kaseya denies ransomware payment as it hails ‘100% effective’ decryption tool

2021/07/27 DailySwig — Kaseya は、一連のランサムウェア攻撃の被害者に対して、復号化ツールを提供し続けているが、サイバー犯罪組織 REvil に身代金を支払ったという噂を否定した。7月2日に始まった、このソフトウェア・サプライチェーン攻撃は、IT マネジメント・プラットフォームである Kaseya VSA のハッキングを介して、最大で 1,500とも言われる組織に影響を与えたと考えられる。7月22日に Kaseya は、サードパーティから復号化ツールを入手し、アンチ・マルウェアの専門家である Emsisoft の協力を得て、影響を受けた組織の環境を復旧していることを明らかにした。

Continue reading “Kaseya はランサム支払いを否定:完全な復号化ツールを提供と言うが?”

Google: ロシアン・ハッカーたちが Safari ゼロデイで LinkedIn ユーザーを狙う

Google: Russian SVR hackers targeted LinkedIn users with Safari zero-day

2021.07/14 BleepingComputer — Google Threat Analysis Group (TAG) と Google Project Zero の研究者たちは、Google Chrome / Internet Explorer / Apple Safari で使用されている WebKit の、4つのゼロデイ脆弱性を明らかにした。今年の初めに Google の研究者により発見された4つのゼロデイ・エクスプロイトは、悪用の実例があるものになった。

・ Chrome の CVE-2021-21166 / CVE-2021-30551
・ Internet Explorer の CVE-2021-33742
・ WebKit (Safari) の CVE-2021-1879

Continue reading “Google: ロシアン・ハッカーたちが Safari ゼロデイで LinkedIn ユーザーを狙う”

REvil ランサムウェアが姿をくらましたが理由は不明

REvil ransomware gang sites go dark, for reasons that remain unclear

2021/07/13 CyberScoop — 数千万ドルの被害をもたらした、一連のランサムウェア攻撃の背後にいるギャングたちは、成功しすぎたのかもしれない。複数のセキュリティ研究者によると、数千人の被害者を出した Kaseya ハッキングで犯行声明を出した、ロシアン・ハッカー集団 REvil は、火曜日の朝に姿をくらましたようだ。

Continue reading “REvil ランサムウェアが姿をくらましたが理由は不明”

TrickBot が新しい VNC Module で復活してスパイ活動を再開?

Trickbot Malware Returns with a new VNC Module to Spy on its Victims

2021/07/13 TheHackerNews — ロシアを拠点とする多国籍サイバー犯罪グループが、最近の法執行機関による締め付け対応して、攻撃インフラを刷新するために水面下で動いていることを、サイバー・セキュリティ研究者たちが明らかにした。月曜日に Bitdefender が発表したテクニカル・レポートでは「先日に発見された新機能は、被害者を監視して情報を収集するために、独自の通信プロトコルを用いて、C2 (Command-and-Control) サーバーと被害者の間のデータ通信を隠し、攻撃を発見し難くしている。Trickbot に衰える気配はない」と述べており、このグループの戦術がより洗練されてきたことを示唆している。

Continue reading “TrickBot が新しい VNC Module で復活してスパイ活動を再開?”

SolarWinds Serv-U 脆弱性が悪用されている:パッチの適用は必須!

SolarWinds patches critical Serv-U vulnerability exploited in the wild

2021/07/12 BleepingComputer — SolarWinds は Serv-U のリモート・コード実行の脆弱性が、単一の脅威アクターにより悪用され、限られた顧客を対象とした攻撃が行われているとして、パッチの適用を顧客に呼びかけている。同社は金曜日に公開されたアドバイザリで、「Microsoft により、限られた顧客を対象とした影響の証拠が提示されているが、SolarWinds としては、この脆弱性によりダイレクトな影響が生じると考えられる顧客数は、現状では見積もられていない。我々の理解する限りでは、他の SolarWinds 製品が、この脆弱性の影響を受けたことはない。また、この攻撃の影響を受けると考えられる顧客の ID も把握していない」と述べている。

Continue reading “SolarWinds Serv-U 脆弱性が悪用されている:パッチの適用は必須!”

バイデンとプーチンの電話会談:さっさとロシアン・ランサム・ギャングを取り締まってよ!

Biden asks Putin to crack down on Russian-based ransomware gangs

2021/07/10 BleepingComputer — バイデン大統領は、7月10日のプーチン大統領との電話会談において、米国をはじめとする世界各国に影響を及ぼすサイバー攻撃の背後にいる、ロシア国内のランサムウェア・グループの活動を阻止するよう要請した。ホワイトハウスは声明で、「バイデン大統領が強調したのは、ロシア国内で活動するランサムウェア・グループを、ロシア政府が阻止するための行動の必要性であり、また、ランサムウェアがもたらす広範な脅威への継続的な対応だ」と述べている。

Continue reading “バイデンとプーチンの電話会談:さっさとロシアン・ランサム・ギャングを取り締まってよ!”

ロシアン・ハッカーに対する具体的なアクションを求める米政府

US warns of action against ransomware gangs if Russia refuses

2021/07/06 BleepingComputer — ホワイトハウスの Press Secretary である Jen Psak は、ロシア政府が拒否した場合、米国はロシアのサイバー犯罪者グループに対して行動を起こすと述べている。Psak は、フロリダ州の IT 企業 Kaseya に対する REvil ランサムウェア攻撃は、誰の仕業だと判明したわけではなく、特にロシア政府との関連性が判明したわけでもない、と付け加えている。

Continue reading “ロシアン・ハッカーに対する具体的なアクションを求める米政府”

NSA : Russian GRU ハッカーたちは Kubernetes を悪用してブルートフォースを仕掛ける

NSA : Russian GRU hackers use Kubernetes to run brute force attacks

2021/07/01 BleepingComputer — National Security Agency (NSA) は、ロシアの国家に支援されるハッカーたちが。米国のネットワークから電子メールやファイルを盗むために、ブルートフォース攻撃を行っていると警告している。NSA は、7月1日に発表した勧告のにおいて、Russian GRU の 85th Main Special Service Center (GTsSS) の軍事ユニット 26165 が、2019年から Kubernetes のクラスターを悪用することで、米国政府や国防総省などの組織にパスワード・スプレー攻撃を行っていると述べた。

Continue reading “NSA : Russian GRU ハッカーたちは Kubernetes を悪用してブルートフォースを仕掛ける”

プーチン大統領の電話討論 TV 番組が DDoS でグチャグチャにされたらしい

Hackers hit a televised phone-in between President Putin and citizens at a TV show

2021/06/30 SecurityAffairs — ロシアのプーチン大統領が、国民からの質問にリアルタイムで答える TV の放送中に、ハッカーたちが国営放送 Rossiya 24 のネットワークに対して、大規模なサイバー攻撃を仕掛けた。このプーチン大統領が出演する電話討論会の番組は、約4時間におよぶ長いものだったが、大規模な DDoS 攻撃が仕掛けられたことで、遠隔地との通話に何度も接続障害が発生した。

Continue reading “プーチン大統領の電話討論 TV 番組が DDoS でグチャグチャにされたらしい”

デンマークの中央銀行にロシアンハッカーが長期にわたりアクセスしていた

Russian hackers had months-long access to Denmark’s central bank

2021/06/29 BleepingComputer — ロシアの国家支援ハッカーが、デンマークの中央銀行 (Danmarks Nationalbank) を侵害し、ネットワーク・アクセスが可能なマルウェアを、半年以上にわたって検知されることなく仕込んでいた。この侵入は、昨年の SolarWinds によるサイバー・スパイ活動の一環であり、ロシア対外情報庁 (SVR) のハッキング部門 (APT29 / The Dukes / Cozy Bear / Nobelium) によるものだと、米国は断定している。

Continue reading “デンマークの中央銀行にロシアンハッカーが長期にわたりアクセスしていた”

REvil ランサムウェアが開発した Linux Encryptor は VMware ESXi VM を標的にする

REvil ransomware’s new Linux encryptor targets ESXi virtual machines

2021/06/28 BleepingComputer — REvilランサムウェアが、Linux の暗号化ツールを使用することで、Vmware ESXi の仮想マシンをターゲットにし始めている。企業におけるバックアップ/デバイス管理/リソース使用の効率化などために、仮想マシンへの移行が進んでいることから、仮想マシン上のストレージを暗号化する独自のツールを、ランサムウェア・ギャングが作成するケースが増えている。

Continue reading “REvil ランサムウェアが開発した Linux Encryptor は VMware ESXi VM を標的にする”

LockBit ランサムウェアがアフェリエイトを募集しているそうだ

Ransomware gangs now creating websites to recruit affiliates

2021/06/28 BleepingComputer — ロシア語圏の2つの著名なサイバー犯罪フォーラムが、ランサムウェア関連のトピックを禁止して以来、犯罪組織は代替手段でサービスを宣伝することを余儀なくされている。攻撃を実行するためのハッカーを必要としている、少なくとも2つのランサムウェア・ギャングは、自分たちのサイトで暗号化ツールの機能を宣伝し、新入社員を集めている。

Continue reading “LockBit ランサムウェアがアフェリエイトを募集しているそうだ”

Nobelium ハッキンググループが Microsoft Customer Support に不正アクセス

Nobelium hackers accessed Microsoft customer support tools

2021/06/26 BleepingComputer — Microsoft によると、ハッキンググループ Nobelium が新たな攻撃を行い、同社の Support Agent Computer から、顧客のサブスクリプション情報が流出したとのことだ。Microsoft が命名した Nobelium とは、SolarWinds サプライチェーン攻撃を行った、国家支援されるリシアのハッキング・グループである。このハッキング・グループが企業ネットワークへのアクセスを得るために、パスワードスプレー攻撃やブルートフォース攻撃を行っていたと、金曜日の夜に公開されたブログの中で Microsoft は述べている。

Continue reading “Nobelium ハッキンググループが Microsoft Customer Support に不正アクセス”

大手ヘルスケアの Grupo Fleury が REvil ランサムウェア攻撃に遭っている

Healthcare giant Grupo Fleury hit by REvil ransomware attack

2021/06/23 BleepingComputer — ブラジルの医療診断会社である Grupo Fleury がランサムウェア攻撃を受け、システムをオフラインにしたことで、事業活動に支障をきたしている。Grupo Fleury は、200以上のサービス・センターと、1万人以上の従業員を擁するブラジル最大の医療診断会社であり、1年間に約7500万件の臨床検査を行っている。

Continue reading “大手ヘルスケアの Grupo Fleury が REvil ランサムウェア攻撃に遭っている”

DirtyMoe ボトネットは 2021年前半だけで 10万台以上の Windows に感染している

DirtyMoe botnet infected 100,000+ Windows systems in H1 2021

2021/06/22 SecurityAffairs — Avast の研究者たちが、DirtyMoe ボットネット (PurpleFox / Perkiler / NuggetPhantom) が急速に拡大しており、2020年に1万台だった感染システムが、2021年前半には10万台以上になったことを警告している。専門家たちは、DirtyMoe をモジュラー・システムとして設計された複雑なマルウェアだと定義している。

Continue reading “DirtyMoe ボトネットは 2021年前半だけで 10万台以上の Windows に感染している”

ロシア政府が Opera VPN と VyprVPN を脅威だと断定/禁止した

Russia bans Opera VPN and VyprVPN, classifies them as threats

2021/06/18 BleepingComputer — ロシアの電気通信監視機関である Roskomnadzor は、ロシアの現行法に基づき、Opera VPN および VyprVPN を脅威だと分類し、その使用を禁止した。Roskomnadzor の発表は、「禁止コンテンツである、児童ポルノ/自殺/麻薬などへのアクセス制限回避に関する規則に基づき、2021年6月17日から VyprVPN と Opera VPN の使用制限を導入する」という内容である。

Continue reading “ロシア政府が Opera VPN と VyprVPN を脅威だと断定/禁止した”

ウクライナ警察がランサムウェア Cl0p の活動を破壊した

Ukraine Police Disrupt Cl0p Ransomware Operation

2021/06/17 DarkReading — ウクライナの警察当局が、ランサムウェア ClOp のメンバー6名を逮捕した。最近の ClOp は、Stanford University Medical School への攻撃や、エンタープライズ・ファイアウォール Accellion への不正侵入に関与していた。今回の逮捕は、韓国/米国/インターポールが連携した国際的な作戦によるものだと、この水曜日にウクライナの Cyberpolice は発表している。

Continue reading “ウクライナ警察がランサムウェア Cl0p の活動を破壊した”

中国とロシアの選択肢:戦略と軍事の関係を強化して G7 と NATO に対峙

China, Russia have ‘no choice’ but to strengthen strategic and military ties in face of G7 and Nato, observer says

2012/06/16 SCMP — 欧米諸国と対峙しているモスクワと北京は、米ロ首脳会談の結果にかかわらず、同盟関係を強化する可能性が高いとの見方がある。米国のバイデン大統領は、水曜日にジュネーブで行われるロシアのプーチン大統領との会談で、クレムリンと西側諸国の関係悪化について議論し、論争の的になる問題を提起すると予想されている。

Continue reading “中国とロシアの選択肢:戦略と軍事の関係を強化して G7 と NATO に対峙”

ポーランドの政府と要人が正体不明のサーバー攻撃に遭っている

Poland institutions and individuals targeted by an unprecedented series of cyber attacks

2021/06/16 SecurityAffairs — ポーランド議会は、同国の組織や個人を襲った前例のないサイバー攻撃について、非公開の審議を行っている。政府報道官の Piotr Mulle が予想していた通り、Mateusz Morawiecki 首相は、攻撃に関連する秘密文書を提示して、攻撃の詳細を説明しなければならなかった。

Continue reading “ポーランドの政府と要人が正体不明のサーバー攻撃に遭っている”

バイデンからプーチンへ:16 の重要インフラ分野をサイバー攻撃から除外せよ

Biden says he gave Putin list of 16 sectors that should be off-limits to hacking

2021/06/16 CyberScoop — バイデン大統領は、水曜日にジュネーブで行われたロシアのプーチン大統領との会談において、エネルギー事業からから水道事業までの16の重要インフラ分野のリストを、悪意のサイバー活動の対象から除外すべきだと述べた。約3時間にわたるプーチン大統領との会談の後に、バイデン大統領は記者会見に臨み、「禁止事項についての具体的な理解に取り組み、いずれかの国で発生した特定のサイバー・インシデントをフォローアップ」ために、両政府のサイバーセキュリティ専門家に任務を課すことに合意したと述べた。

Continue reading “バイデンからプーチンへ:16 の重要インフラ分野をサイバー攻撃から除外せよ”

G7 からロシアへの要求:自国内のランサムウェア・ギャングを捕まえてくれ

G7 leaders ask Russia to hunt down ransomware gangs within its borders

2021/06/14 BleepingComputer — 重要な組織を標的としたサイバー攻撃が、グローバル規模で相次いでいることを背景として、G7 (Group of 7) 首脳はロシアに対して、同国内で活動していると思われるランサムウェア・ギャングを早急に排除するよう要請した。また、G7 加盟国は、エスカレートするランサムウェアの脅威に関して、世界的な課題として協力して取り組むことを表明した。

Continue reading “G7 からロシアへの要求:自国内のランサムウェア・ギャングを捕まえてくれ”

DDoS を仕掛けるとメールで脅す Fancy Lazarus という犯罪グループとは?

‘Fancy Lazarus’ Criminal Group Launches DDoS Extortion Campaign

2021/06/10 DarkReading — 複数の名前を使い分けるサイバー犯罪者のグループが、身代金の支払いを拒否した組織に DDoS 攻撃を仕掛けると脅す、新たなメール攻撃キャンペーンは開始した。いまは Fancy Lazarus と名乗っているこのグループを、Proofpoint が始めて認識したのは 2020年8月のことである。

Continue reading “DDoS を仕掛けるとメールで脅す Fancy Lazarus という犯罪グループとは?”

Colonial Pipeline の身代金 US$2.3 million を米当局が差し押さえ

US seizes US$2.3 million in ransom paid to Colonial Pipeline hackers

2021/06/08 SCMP — 6月7日の月曜日に米司法省 (DoJ) は、Colonial Pipeline が支払った暗号通貨による身代金約 $2.3 million を回収し、最も破壊的なサイバー攻撃を仕掛けたハッカーを取り取り締まった。司法副長官である Lisa Monaco によると、米国東海岸のガソリンスタンドを深刻な品不足に陥れた、先月の Colonial へのハッキングの後に、同社が支払った 63.7 Bitcoin (現在の価値は約$2.3 million) の大部分を捜査官が差し押さえたという。

Continue reading “Colonial Pipeline の身代金 US$2.3 million を米当局が差し押さえ”

なぜ米国はロシア由来のランサムウェア攻撃者に弱いのか

Why US is so powerless against suspected Russian ransomware hackers

2021/06/05 SCMP — 恐れを知らない海外からのキーボード犯罪者たちは、米国の学校や病院を麻痺させ、機密性の高い警察のファイルを流出させ、燃料不足を引き起こし、最近では世界の食品サプライチェーンを脅かしている。ランサムウェアの被害が拡大していることから、ある疑問が浮かぶ。世界最高のサイバー能力を有すると考えられる米国が、ロシアなどで平然と活動している犯罪者から、なに故に国民を守ることができないのか?

Continue reading “なぜ米国はロシア由来のランサムウェア攻撃者に弱いのか”

SolarWinds ハッカーたちのドメインが当局に差し押さえられた

Spear-phishing campaign linked to SolarWinds attackers halted following domain seizure

2021/06/03 DailySwig — Agency for International Development (USAID) のアドレスを装ったスピア・フィッシング・メールに関連する、2つのコマンド&コントロール・ハブを、米国当局が差し押さえた。この米国司法省による取締りは、昨年の悪名高い SolarWinds のハッキングで非難された、サイバースパイ集団である Nobelium Group の悪質な活動に対する、Microsoft の警告を受けてのものとなる。

Continue reading “SolarWinds ハッカーたちのドメインが当局に差し押さえられた”

世界最大の食肉会社である JBS への攻撃にはロシアの犯罪組織が関与と米政府

Ransomware attack on world’s biggest meat supplier JBS ‘came from Russia’

2021/06/02 DailySwig — 世界最大の食肉供給会社である JBS へのランサムウェア攻撃は、ロシアを拠点とする犯罪組織に関連していると、米国政府が発表した。ブラジルに本社を置き、世界中の子会社を通じて事業を展開している同社は、北米およびオーストラリアのシステムがサイバー攻撃の被害に遭ったと、5月31日に発表した。

Continue reading “世界最大の食肉会社である JBS への攻撃にはロシアの犯罪組織が関与と米政府”

米 USAID に成りすますフィッシング攻撃サイトが差し押さえられた

US seizes domains used by APT29 in recent USAID phishing attacks

2021/06/01 BleepingComputer — 米国司法省は、U.S. Agency for International Development (USAID) を装った最近のフィッシング攻撃で、マルウェア配布および内部ネットワークへのアクセスに使用された、2つのインターネット・ドメインを押収した。

Continue reading “米 USAID に成りすますフィッシング攻撃サイトが差し押さえられた”

NSA がデンマークの助けを借りてメルケル首相などの会話を盗聴

US accused of spying on Angela Merkel and European allies with Denmark’s help

2021/05/31 SCMP — 米国の National Security Agency (NSA) は、デンマークの Foreign Intelligence Unit との提携を利用して、ドイツのメルケル首相を含む近隣諸国の高官に対して、スパイ活動を行っていたことが、デンマーク国営放送 DR により明らかになった。

Continue reading “NSA がデンマークの助けを借りてメルケル首相などの会話を盗聴”

SolarWinds ハッカーたちが 24カ国の政府組織を狙っている

Microsoft: SolarWinds hackers target govt agencies from 24 countries

2021/05/28 BleepingComputer — Microsoft Threat Intelligence Center (MSTIC) は、世界の政府機関を標的とした継続的なスピア・フィッシング・キャンペーンの背後に、SolarWinds を狙うハッカーが存在することを発見した。

Continue reading “SolarWinds ハッカーたちが 24カ国の政府組織を狙っている”

ロシアのダークウェブ Hydra は 2020年に $1.3 Billion も稼ぎ出したという

Russian Hydra DarkNet Market Made Over $1.3 Billion in 2020

2021/05/25 TheHackerNews — ロシア語で運営されるダークウェブ・マーケットプレイスの Hydra が、不正行為のホットスポットとして浮上している。この犯罪グループは、2016年の $9.4 million から2020年の $1.37 billion へと暗号通貨による売上を積み上げ、2018年から2020年までの3年間で、624% という驚異的な伸びを示している。

Continue reading “ロシアのダークウェブ Hydra は 2020年に $1.3 Billion も稼ぎ出したという”