米 SEC 下部組織 FINRA の名を語るフィッシング攻撃が横行している

US brokers warned of ongoing phishing attacks impersonating FINRA

2021/08/14 BleepingComputer — 米国金融業規制機構 (FINRA : US Financial Industry Regulatory Authority) は、米国の証券会社やブローカーを対象に、FINRA の職員になりすまし、罰則の脅しをかけて機密情報の引き渡しを求める、フィッシング・キャンペーンが継続的に生じていると警告した。FINRA は、米国証券取引委員会 (SEC : Securities and Exchange Commission) の監督下にある非営利団体であり、米国政府の認可を受けて、すべての公開されている証券会社と取引所市場を規制してる。この独立した非政府の証券規制機関は、全米で60万人以上のブローカーを監督し、毎日何十億も発生している市場イベントを把握する。

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Windows 365 から Microsoft Azure クレデンシャル情報を平文でダンプ

Windows 365 exposes Microsoft Azure credentials in plaintext

2021/08/13 BleepingComputer — ありセキュリティ研究者が、Mimikatz を使って、Microsoft の最新 Windows 365 Cloud PC Service から、ユーザーの Microsoft Azure 認証情報を平分でダンプする方法を発見した。Mimikatz とは、Benjamin Delpy が作成したオープンソースのサイバー・セキュリティ・プロジェクトであり、認証情報の窃取や成りすましの脆弱性をテストするために、研究者たちに利用されるソフトウエアである。このプロジェクトの GitHub ページには、「メモリから平文のパスワードや、ハッシュ、PIN コード、Kerberos チケットを抽出することはよく知られている。

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Google Allstar は GitHub のセキュアな運用のためのオープンソース

Google open-sourced Allstar tool to secure GitHub repositories

2021/08/13 SecurityAffairs — Google がオープンソース化した Allstar は、設定ミスを防ぐための一連のセキュリティ・ポリシーを施行することで、GitHub プロジェクトのセキュリティを確保するツールのプロジェクトである。このプロジェクトの説明には、「Allstar は、組織やリポジトリにインストールして、セキュリティ・ポリシーを設定/実施するための GitHub App だ。その目的は、リスクを伴う可能性のある GitHub の設定や、セキュリティのベスト・プラクティスに従わないリポジトリの、ファイル・コンテンツを継続的に監視/検出する点にある。Allstar により、リポジトリのコンプライアンス違反が発見された場合には、課題の作成やセキュリティ設定の復元などのアクションが実行される」と書かれている。

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Rust で書かれた Ficker Malware-as-a-Service はロシアから世界を狙う

Experts Shed Light On New Russian Malware-as-a-Service Written in Rust

2021/08/12 TheHackerNews — ロシアのアンダーグラウンド・フォーラムで販売/配布されている新種のマルウェアは、セキュリティの保護や解析を回避し、リバース・エンジニアリング作業を妨害するために、Rust で書かれるという新たな傾向を示している。この Ficker Stealer という名のマルウェアは、トロイの木馬化した Web リンクや、危険な Web サイトを経由して伝播し、Spotify Music や YouTube Premium やMicrosoft Store などの正規サービスの、無料ダウンロードを提供するという詐欺ページに被害者を誘い込む。

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Microsoft Office 365 ユーザーを狙う狡猾なフィッシングに要注意

Microsoft: Evasive Office 365 phishing campaign active since July 2020

2021/08/12 BleepingComputer — Microsoft によると、2020年7月から1年間にわたり、高度な回避策を持つスピアフィッシング・キャンペーンが、Office 365 の顧客を対象として波状攻撃を仕掛けているようだ。この継続的なフィッシング・キャンペーンは、請求書をテーマにした XLS.HTML の添付ファイルおよび、電子メールアドレス、企業ロゴなどの、被害者に関する各種の情報を用いてターゲットを誘い出し、Office 365 の認証情報を騙し取るものだ。

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ウクライナ保安局がマネーロンダリング暗号通貨取引所を停止

Ukraine shuts down money laundering cryptocurrency exchanges

2021/08/12 BleepingComputer — ウクライナ保安局 (SBU : Security Service of Ukraine) は、2021年初頭から取引の匿名化に使われていた、暗号通貨取引所のネットワークを停止した。1,000人以上の顧客が、この秘密の取引所を利用して、Yandex.Money / Qiwi / Webmoney などの、ロシアの電子決済処理業者から受け取った資金をロンダリングしていた。

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Accenture が LockBit 2.0 ランサムウェアに攻撃される

Accenture has been hit by a LockBit 2.0 ransomware attack

2021/08/11 SecurityAffairs — IT & Consulting 大手の Accenture だが、LockBit 2.0 ランサムウェアからの攻撃に遭っている。そして、LockBit 2.0 グループは、あたかも Accenture の内部からの発言を装うかたちで、「この人たちは、プライバシーやセキュリティを超えている。彼らのサービスが、インサイダーである私が見たものよりも、優れたものであことを願っている。もしデータベースの購入に興味があれば、私たちに連絡してほしい」と、リークサイトでアナウンスしている。

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Apple XProtect 防御ラインをすり抜ける新種の AdLoad マルウェアとは?

New AdLoad malware variant slips through Apple’s XProtect defenses

2021/08/11 BleepingComputer — 米国のサイバーセキュリティ企業 SentinelOne が追跡している複数のキャンペーンの1つでもある、新しい AdLoad マルウェアの亜種が、Apple の YARAシグネチャ・ベースの XProtect ビルトイン・アンチウイルスをすり抜け、Mac に感染するという。AdLoad は 2017年後半から、macOS プラットフォームを標的としているトロイの木馬であり、AdWare や PUA (Potentially Unwanted Applications) などの、さまざまな悪意のペイロードの展開に使用されている。このマルウェアは、採取したシステム情報を、オペレーターが管理するリモートサーバーに送信することもできる。

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Poly Network 暗号通貨:盗まれた6億ドルと戻された2.6億ドル

Hackers Steal Over $600 Million Worth of Cryptocurrencies from Poly Network

2021/08/11 TheHackerNews — ブロックチェーン・ベースの金融ネットワークから、ハッカーたちが $611 million 相当の暗号通貨を盗み出した。これは、デジタル資産業界を標的とした、最大級の金庫破り事件であると考えられ、Coincheck や Mt.Gox などの取引所を標的とした、近年の侵害事件を上回るものだ。中国を拠点とする Poly Network は、Bitcoin や Ethereum などの複数のブロックチェーンをまたいでトークンを交換する、クロスチェーン分散型金融 (DeFi : Cross Chain Decentralized Finance) プラットフォームを提供している。

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Cisco FDM の欠陥によりマネージド・サービス・プロバイダーが危険に?

MSSPs Particularly Vulnerable to Cisco FDM Flaw

2021/08/10 SecurityBoulevard — 先日に公開された Cisco Firepower Device Manager (FDM) の脆弱性により、脅威にさらされる可能性があるのは、MSSP (Managed Security Services Providers) だと考えられる。Salt Security の Technical Evangelist である Michael Isbitski は、「顧客の Cisco Firepower NGFW (Next Generation Firewalls) のインスタンスを管理するために、MSSP たちは Cisco Firepower Device Manager (FDM) を運用しているかもしれない」と述べている。

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Microsoft Azure Sentinel の Fusion 機械学習モデルでランサムウェアを検出

Microsoft Azure Sentinel uses Fusion ML to detect ransomware attacks

2021/08/10 SecurityAffairs — Microsoft Azure Sentinel cloud-native SIEM は、Fusion の機械学習モデルを使用して、企業環境全体のデータを分析し、ランサムウェア攻撃などの潜在的な脅威に関連するアクティビティを検出するものだ。Fusion 機械学習モデルによりランサムウェア攻撃の疑いが検出されると、「Multiple alerts possibly related to Ransomware activity detected:ランサムウェアの活動に関連する疑いのある複数のアラートが検出された」というタイトルの、重大度の高いインシデントが Azure Sentinel ワークスペースでトリガーされる。Microsoft のアナウンスメントには、「Microsoft Threat Intelligence Center (MSTIC) との協力により、Fusion によるランサムウェア検出機能の提供開始を発表する。

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Adobe Magento の深刻なリモート脆弱性などが FIX された

Adobe fixes critical preauth vulnerabilities in Magento

2021/08/10 BleepingComputer — Adobe は Patch Tuesday において、Magento の Critical な脆弱性と、Adobe Connect の important バグを修正する、セキュリティ・アップデートを公開した。今日のセキュリティ・アップデートが提供された Adobe 製品は以下の通りだ。

APSB21-64 Security updates available for Magento
APSB21-66 Security update available for Adobe Connect

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QNAP と Synology の NAS を狙う eCh0raix ランサムウェアとは?

eCh0raix ransomware now targets both QNAP and Synology NAS devices

2021/08/10 BleepingComputer — 新たに発見された eCh0raix ランサムウェアの亜種は、QNAP と Synology の NAS デバイスを暗号化するための機能を追加している。このランサムウェア (QNAPCrypt とも呼ばれる) は、2016年6月に初めて表面化したものであり、BleepingComputer フォーラムのトピックで、被害者による攻撃の報告がなされてきた。このランサムウェアは、QNAP NAS デバイスに波状攻撃を仕掛けてきたが、その中でも大規模だったのは、2019年6月と 2020年6月の攻撃である。

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Microsoft 2021-08 月例アップデートは 3件のゼロデイと 44件の脆弱性に対応

Microsoft August 2021 Patch Tuesday fixes 3 zero-days, 44 flaws

2021/08/10 BleepingComputer — 今日は Microsoft の August 2021 Patch Tuesday であり、3つのゼロデイ脆弱性を含む 44件の脆弱性が修正された。普段から、パッチのインストールに奔走する Windows の管理者には、どうか頑張ってほしい。この 44件の脆弱性 (Microsoft Edge を含めば 51件) の内訳だが、Critical は7件で、Important は 37件である。また、44件の脆弱性のうち、リモートコード実行が 13件で、情報開示が8件、サービス拒否が2件、成りすましが4件となっている。セキュリティ以外の Windows 更新プログラムについては、Windows 10 KB5005033 & KB5005031 累積更新プログラムを参照してほしい。

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アプリケーションのセキュリティを基本路線に引き戻すには

Getting Application Security Back on the Rails

2021/08/09 StateOfSecurity — 米国の National Institute of Standards and Technology (NIST) は Interagency Report 7695 において、アプリケーションを「コンピュータを用いてデータを収集/保存/処理/表示するためのシステム」と定義している。この広範な用語には、エンタープライズ・アプリケーションと、コンシューマ・アプリケーション、さらにはモバイル・アプリも含まれる。セキュリティは、これらすべてのタイプのアプリケーションで重要だが、その焦点は必ずしも同じではない。以下、その理由を見ていこう。

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Facebook アカウントをハッキングする新手の Android マルウェアに注意!

Beware! New Android Malware Hacks Thousands of Facebook Accounts

2021/08/09 TheHackerNews — Google Play Store やサードパーティ・アプリストアで配布された、不正なアプリを介して新しい Android トロイの木馬が、少なくとも 144カ国 1万人以上のユーザーの Facebook アカウントを、2021年3月以降に侵害していることが判明した。

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100万枚の盗まれたカード情報が闇マーケットのプロモーションで配布

One million stolen credit cards leaked to promote carding market

2021/08/09 BleepingComputer — 2018年から2019年にかけて盗まれた 100万枚のクレジットカードが、ハッキング・フォーラムで公開され、脅威アクターによる新たなカーディング市場を推進されている。カーディング (Carding) とは、盗まれたクレジット・カードを売買/利用することである。これらのクレジットカードは、POS マルウェアや、Web サイトへの MageCart 攻撃、トロイの木馬などにより盗み出されたものである。盗まれたクレジット・カードは、カーディング犯罪のマーケット・プレイスで販売され、オンライン・ショッピングでの購入や、追跡が困難なプリペイド・ギフト・カードの購入のために、犯罪者により使用されるのが一般である。

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Go と Rust の “net” library に影響する IP アドレス解釈の脆弱性とは?

Go, Rust “net” library affected by critical IP address validation vulnerability

2021/08/07 BleepingComputer — Go や Rust などの言語で使われている “net” library も、混合形式 (mixed-format) の IP アドレス検証の脆弱性の影響を受けている。このバグは、IP アドレスが 8進数と 10進数の混合形式で提供されている場合でも、net library が 10進数として処理することに関係している。その結果として、net に依存するアプリケーションは、サーバー・サイド・リクエスト・フォージェリ (SSRF) およびリモート・ファイル・インクルージョン (RFI) の脆弱性にさらされる可能性がある。この欠陥は、何千ものアプリケーションで使用されている、netmask library の実装にも影響を与えていた。その後に、Python の標準ライブラリである、ipaddress にも脆弱性があることが判明した。

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Black Hat 2021:クラウドの脆弱性にも CVE アプローチが必要なのか?

Researchers Call for ‘CVE’ Approach for Cloud Vulnerabilities

2021/08/07 DarkReading — Black Hat USA 2021 – Las Vegas – これまでの1年間において、クラウド・サービスのセキュリティ上の欠陥や弱点を、徹底的に調査してきた2人の研究者が、Amazon Web Services (AWS) アカウント間の隔離が破られるという、新たな問題を明らかにした。クラウド・セキュリティ企業である Wiz.io の Ami Luttwak と Shir Tamari によると、このようなアカウントをまたぐクラウド・サービスの脆弱性は、AWS 以外にも広く存在する可能性があるという。今回の調査では、クラウド・サービスの利用者にとって、自分が利用しているクラウドのインスタンスが、他の利用者のインスタンスから、必ずしも隔離されているわけではないという、厳しい現実が示唆された。

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Buffalo WSR ルーターの脆弱性 CVE-2021-20090 は Mirai ボットを引き寄せる?

CVE-2021-20090 actively exploited to target millions of IoT devices worldwide

2021/08/07 SecurityAffairs — 脅威アクターたちは、Arcadyan ファームウェアを搭載した家庭用ルーターに影響を与える、深刻な認証バイパスの脆弱性 CVE-2021-20090 を積極的に利用して Mirai ボットを展開している。Tenable が公開したアドバイザリには、「Buffalo WSR-2533DHPL2 ファームウェア 1.02 以下 と WSR-2533DHP3 ファームウェア 1.24 以下の Web インターフェイスに、パス・トラバーサルの脆弱性があり、リモート攻撃者による認証バイパスが生じるかもしれない」と記されている。この欠陥は、17社のベンダーが製造する、数百万台の IoT 機器に影響を与える可能性があり、被害の対象としては何社かの ISP が含まれるかもしれない。今回の攻撃は、Juniper Threat Labs の研究者により発見されたものであり、この2月から IoT 機器を標的としていた、脅威アクターによるキャンペーンだと、専門家たちは捉えている。

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Black Hat 2021:Microsoft Exchange ProxyShell 脆弱性への悪意のスキャン

Microsoft Exchange servers scanned for ProxyShell vulnerability, Patch Now

2021/08/07 BleepingComputer — Black Hat カンファレンスで技術的な詳細が公開されたことで、脅威アクターたちは Microsoft Exchange ProxyShell のリモートコード実行の脆弱性を積極的にスキャンするようになった。これらの脆弱性を調べる前に、どのように公開されたかを理解することが重要だ。ProxyShell は、3つの脆弱性の総称であり、それぞれの脆弱性が連鎖すると、Microsoft Exchange サーバー上で認証を必要とせずにリモートコードが実行される。これらの脆弱性の連鎖は、IIS の Port 443 で実行される Microsoft Exchange の Client Access Service (CAS) を介してリモートから悪用される。

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多要素認証バイパスを引き起こすテクノロジー Top-5

Top 5 Techniques Attackers Use to Bypass MFA

2021/08/06 DarkReading — 企業では、サーバー攻撃を防ぐために、多要素認証 (MFA: Multi Factor Authentication) が利用されている。しかし、MFA により 100% が保護されるという考えは、まさに誤りだ。MFA とパスワードを比較すると、個人情報漏えいのリスクを 99% 削減されると強調した統計があるが、それを回避する方法を攻撃者は知っている。では、どこに目を向ければ良いのだろうか。幸いなことに、すべてが悲観的な状況ではない。MFA がバイパスされたとしても、侵害になる前に攻撃を察知して阻止することは可能だ。

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Black Hat 2021:Microsoft Exchange 問題の新たな観点

‘A whole new attack surface’ – Researcher Orange Tsai documents ProxyLogon exploits against Microsoft Exchange Server

2021/08/06 DailySwig — Black Hat USA 2021 において、ハッキング・マエストロである Orange Tsai は、Microsoft Exchange の脆弱性に関する待望の技術情報を公開した。2021年1月に Tsai が発見した認証前のリモートコード実行 (RCE : remote code execution) の欠陥は、Microsoft Exchange 史上で最も深刻な脆弱性かもしれないと、彼はリモート講演で語っていた。この欠陥は、3月にパッチが適用されたが、悪用されると世界の何十万ものエンタープライズ・メッセージング・サーバーがハッキングされるという、きわめて深刻なゼロデイ欠陥の1つだった。このバグを深く掘り下げた後に Tsai は、ProxyLogon は単一のバグではなく、研究者が新しい脆弱性を発見するために役立つ、まったく新しい攻撃対象領域であることに気づいた。

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サプライチェーン・セキュリティ:見た目ほど簡単ではない

Supply Chain Security – Not As Easy As it Looks

2021/08/06 SecurityBoulevard — SolarWinds への大規模な攻撃は、サプライチェーンの脆弱性を突いた典型的な例である。ロシアからの SolarWinds 攻撃により影響を受けた企業の大多数は、SolarWinds という名前すら聞いたことすらなく、重要なインフラを同社に依存していることも知らなかっただろう。実際のところ、現代における、製造業や、テクノロジー、インターネット、テレコミュニケーションのネットワークは、複雑なサプライチェーンの網 (正確には supply web) に依存しており、破壊や攻撃を受けやすいものとなっている。

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Black Hat 2021:Microsoft 365 への攻撃がワイルドになる可能性について

Incident Responders Explore Microsoft 365 Attacks in the Wild

2021/08/06 DarkReading — BLACK HAT 2021 – Microsoft 365 は、サイバー犯罪者にとってホットなターゲットであり、セーフガードを回避して企業データにアクセスする新たな方法が、常に模索されている。そして、防御側がゲームを強化すると、攻撃側も同じことを行う。

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Ivanti Pulse Connect Secure VPN に存在する深刻なコード実行脆弱性が FIX

Ivanti fixed a critical code execution issue in Pulse Connect Secure VPN

2021/08/06 SecurityAffairs — Ivanti の Pulse Connect Secure VPN アプライアンスに存在する、複数の脆弱性に対処するためのセキュリティ・アップデートが公開された。最も深刻な脆弱性 CVE-2021-22937 は、Pulse Connect Secure の管理者用 Web インターフェイスに存在する高危険度のリモートコード実行の脆弱性である。リモートの攻撃者は、この脆弱性を悪用して任意のファイルを上書きし、root 権限でコードを実行できる。この脆弱性の CVSS は 9.1 であり、2021年10月にリリースされた CVE-2020-8260 対処するための、パッチのバイパスに起因すると、専門家たちは指摘している。

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VMware 製品群の深刻なバグに対応するパッチが提供された

VMware Issues Patches to Fix Critical Bugs Affecting Multiple Products

2021/08/06 TheHackerNews — VMware は、複数の製品のセキュリティ・アップデートを公開し、機密情報へのアクセスに悪用される可能性のある重要な脆弱性に対応した。脆弱性 CVE-2021-22002 (CVSS:8.6) および CVE-2021-22003 (CVSS:3.7) は、VMware Workspace One Access (Access) および、VMware Identity Manager (vIDM) 、VMware vRealize Automation (vRA)、VMware Cloud Foundation、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager に影響する。

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中国拠点のサイバー・スパイが東南アジアの ICS や SCADA を狙っている

China-Linked Cyberespionage Operation Suggests Interest in SCADA Systems

2021/08/05 SecurityWeek — 中国を拠点とするサイバースパイ集団が、東南アジア諸国の重要インフラ組織を標的にしていることが確認されて、攻撃者たちが産業用制御システム (ICS : Industrial Control Systems) に関心を示している可能性が生じた。中国の脅威アクターたちが、東南アジアを標的にすることは珍しいことではない。ここ数年、この地域の軍事/通信/技術/政府の組織を標的にしていることが確認されている。木曜日に Broadcom の一部門である Symantec は、同社の脅威ハンター・グループが、東南アジアの4つの重要インフラ組織に対して、ある脅威アクターが攻撃を仕掛けたことを確認したと報告している。

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Prometheus TDS という MaaS (Malware-as-a-Service) とトラフィック操作攻撃

A Wide Range of Cyber Attacks Leveraging Prometheus TDS Malware Service

2021/08/05 TheHackerNews — 複数のサイバー犯罪グループが、MaaS (Malware-as-a-Service) ソリューションを活用して、Campo Loader / Hancitor / IcedID / QBot / Buer Loader / SocGholish などのペイロードを展開する悪意のソフトウェア配布キャンペーンを、ベルギーの個人や米国の政府機関/企業/法人に対して実施している。この Prometheus というサービスは、2020年8月からアンダーグラウンドなプラットフォームで月額250ドルで販売されている。マルウェアが混入された Word や Excel のドキュメントを配布することで、ユーザーをフィッシング・サイトや悪意のサイトに誘導することを目的とした、TDS (Traffic Direction System) であることが、The Hacker News に共有された Group-IB の報告書で明らかになった。

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Mitsubishi Safety PLC に生じたリモート攻撃にいたる脆弱性とは?

Unpatched Security Flaws Expose Mitsubishi Safety PLCs to Remote Attacks

2021/08/05 TheHackerNews — Mitsubishi の Safety PLC (programmable logic controllers) において、未パッチの複数の脆弱性が公開されている。これらの脆弱性を悪用されると、ブルートフォース攻撃により、モジュールに登録されている正当なユーザー名を取得され、CPU モジュールへの不正ログインやサービス拒否 (DoS) が生じる可能性がある。今回、Nozomi Networks が公開したセキュリティ上の欠陥は、CPU モジュールとのデータの読書きと、ターゲット機器との通信で使用される、MELSEC 通信プロトコルにおける認証メカニズム実装に関連している。

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BlackMatter ランサムウェアの Linux バージョンは VMware ESXi を標的とする

Linux version of BlackMatter ransomware targets VMware ESXi servers

2021/08/05 BleepingComputer — BlackMatter ランサムウェアが、ギャングたちの仲間入りをして、VMware ESXi 仮想マシン・プラットフォームを標的にした、Linux 用の暗号化ソフトウエアを開発した。エンタープライズでは、リソース管理やディザスタ・リカバリのために、サーバーを仮想マシンに移行する傾向が強まっている。VMware ESXi は最も一般的な仮想マシンプラット・フォームであるため、企業を標的としたランサムウェアの大半が、この仮想マシンを標的とする暗号化ツールをリリースし始めている。

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CISA と Microsoft / Google / Amazon が連携してランサムウェアと戦う

CISA teams up with Microsoft, Google, Amazon to fight ransomware

2021/08/05 BleepingComputer — CISA が発表した官民連携の JCDC (Joint Cyber Defense Collaborative) は、ランサムウェアなどのサイバー脅威から、米国の重要インフラを守ることを目的とするものだ。この新しい取り組みは、重要インフラを標的とする悪意のサイバー活動に対する、国家としての耐性を高めるために、CISA が連邦機関および、SRTT (state / local / tribal / territorial) パートナー、民間企業と協力し、サイバー防衛計画を策定することを目的とする。CISA の Director である Jen Easterly は、「CISA と省庁間で協力して活動することに同意してくれた産業界のパートナーは、サイバー侵入から国の重要な機能を守るという共通のコミットメントと、新しいソリューションを生み出す想像力を持っている。

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Conti ランサムウェアが内部分裂:怒りのアフィリエイトが Play Book を暴露した

Angry Conti ransomware affiliate leaks gang’s attack playbook

2021/08/05 BleepingComputer — 不満を抱いた Conti のアフィリエイトが、ランサムウェア運用者の情報を含む、攻撃を行うためのトレーニング資料を流出させた。Conti ランサムウェアは、RaaS (ransomware-as-a-service) として運営されており、コア・チームがマルウェアと Tor サイトを管理し、リクルートされたアフィリエイトがネットワーク侵入やデバイスの暗号化を行う仕組みになっている。そして、コア・チームが身代金の 20%~30% を受け取り、残りをアフィリエイトが受け取ることになる。

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Cobalt Strike の新たなバグにより悪意のサーバーがダウンした?

New Cobalt Strike bugs allow takedown of attackers’ servers

2021/08/04 BleepingComputer — セキュリティ研究者が、ビーコン C2 (command-and-contro) 通信チャネルの遮断や、新たなデプロイメントを阻止する、Cobalt Strike のサービス拒否 (DoS) 脆弱性を発見した。Cobalt Strike は、レッドチーム (セキュリティの専門家が、自組織のインフラを攻撃する役割で行動し、セキュリティ・ギャップや脆弱性を発見する) の攻撃フレームワークで使用するために設計された、正規のペネトレーション・テスト・ツールだ。

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ロシアの行政機関が中国の Webdav-O ウィルスに攻撃されている

Russian Federal Agencies Were Attacked With Chinese Webdav-O Virus

2021/08/04 TheHackerNews — 2020年に発生した、ロシアの連邦行政機関に対する一連の標的型攻撃の背後には、中国の国家支援型脅威グループが存在していた可能性がある。シンガポールに本社を置く Group-IB が発表した最新の調査結果によると、その時の侵入で検出された Webdav-O と呼ばれるウイルスについて、BlueTraveller トロイの木馬との間に類似点があると指摘されている。

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Black Hat キーノート:モバイル上のゼロデイ・マルウェア駆逐が必須

Black Hat Keynote: Mobile Platforms ‘Actively Obstructing’ Zero-Day Malware Hunters

2021/08/04 SecurityWeek — 著名なセキュリティ専門家である Matt Tait は、水曜日に開催された Black Hat アニュアル・カンファレンスの冒頭で、急増するモバイル端末のゼロデイ攻撃やサプライチェーン攻撃に対処するため、プラットフォーム・ベンダーに対して、大幅な技術変更を要求した。Google Project Zero や、英国情報機関 GCHQ ににも、研究者として所属していた経験を持つ Tait は、現在進行中のゼロデイ攻撃に対応するために、モバイル・プラットフォームはデバイス上での観察能力 (on-device observability) の向上を、早急に実現する必要があると述べた。

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Cisco VPN ルーターの深刻な pre-auth RCE 脆弱性が FIX

Cisco fixes critical, high severity pre-auth flaws in VPN routers

2021/08/04 BleepingComputer — Cisco は、複数の Small Business VPN ルータに影響を与える、pre-auth セキュリティの脆弱性に対処した。この脆弱性を悪用するリモート攻撃者により、脆弱なデバイス上でサービス運用妨害や、懇意のコマンド実行、任意のコード実行 (RCE : Remote Code Execution) などが生じる恐れがある。CVE-2021-1609 (CVSS 9.8) および CVE-2021-1602 (CVSS 8.2) として追跡される2つのセキュリティ上の欠陥は、Web_based 管理インターフェイスで発見され、HTTP リクエストとユーザー入力における不適切に検証が原因となる。

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API セキュリティのためのベスト・プラクティスを策定する

Developing Best Practices for API Security

2021/08/03 SecurityBoulevard — デジタル・トランスフォーメーションの全体的な成功において、API は欠かせないものだ。API を利用することで、デジタル資産や複数のシステムの開発が容易になる。Google のレポートによると、より多くの組織が API イニシアチブを採用し、API ファーストの姿勢でデジタル・トランスフォーメーションに取り組んでいる。このレポートによると、「58%は、上位の API イニシアチブにより、新規のアプリケーション開発のスピードを向上させる。

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産業用制御デバイスで用いられる Embedded TCP/IP スタックに深刻な脆弱性

Critical Flaws Affect Embedded TCP/IP Stack Widely Used in Industrial Control Devices

2021/08/03 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者たちが公開した 14件の脆弱性は、TCP/IP スタックに影響を与えるものであり、製造工場および、発電所、水処理施設、重要インフラなどで使用されているものであり、また、200社以上のベンダーが製造した、数百万台の OT 機器に影響を与えるものである。

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香港暗号通貨事情:昨年の二倍以上のペースで広がる犯罪

Cryptocurrency crime in Hong Kong hits record levels, with one victim losing HK$124 million to fraudsters

2021/08/02 SCMP — 香港における暗号通貨犯罪と損失規模は、今年の上半期に記録的なレベルにまで急増し、1人の被害者が HK$124 million (US$15.9 million) を騙し取られるケースまで出現した。2021年上半期に警察が記録した被害件数は 496件であり、被害額は HK$214.4 million に上昇した。

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米国の病院の 80% で使われる機器に PwnedPiper という深刻な脆弱性が

PwnedPiper PTS Security Flaws Threaten 80% of Hospitals in the U.S.

2021/08/02 TheHackerNews — この月曜日に、サイバー・セキュリティ研究者たちが、PwnedPiper と呼ばれる9つの脆弱性を公開した。これらの脆弱性により、広範囲で使用されている気送管システム (PTS : pneumatic tube system) が、完全に乗っ取られる可能性があり、深刻な攻撃につながる可能性が生じる。米国のサイバー・セキュリティ企業 Armis が公開した一連の脆弱性は、北米の主要病院の約 80%に導入され、また、世界の 3,000以上の病院に導入されている、Swisslog Healthcare の Translogic PTS システムに影響を与えている。

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Microsoft Azure WAF のボット防止機能がスタート

Bot protection now generally available in Azure Web Application Firewall

2021/08/01 BleepingComputer — Microsoft は、WAF (Web Application Firewall) のボット防止機能が、今週から Azure Application Gateway で提供開始されたと発表した。Azure WAF (Web Application Firewall) は、ボット攻撃やエクスプロイトのほか、クロスサイト・スクリプティング、SQL インジェクション、不正な認証、セキュリティの誤設定などの、一般的な Web の脆弱性から Web アプリケーションを保護するためにデザインされた、クラウド・ネイティブ・サービスである。Azure WAF は、Microsoft の Azure Application Gateway、Azure Front Door、Azure Content Delivery Network (CDN) などのサービスを利用することで、ワンクリックで数分以内に導入が可能だ。

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API 攻撃のトラフィックが6ヶ月で 300+% も増大している

API Attack Traffic Grew 300+% In the Last Six Months

2021/07/30 SecurityBoulevard — Salt Labs が発表したレポートにより、過去6ヶ月間における AP 攻撃が。かつてないほど急増していることが明らかになった。月間の API コールレートは 141% 増加し、悪意のトラフィックは 348% と大幅に増加した。今回の調査結果は、Salt Security の顧客データのみをベースにしているが、クラウド・ネイティブの脆弱性が広まっていることが浮き彫りとなり、また、より強固なサイバー・セキュリティ対応が、IT 業界全体にとって必要なことが明確化している。

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CISA が立ち上げた民間機関向けの脆弱性開示プラットフォームとは?

CISA launches vulnerability disclosure platform for federal agencies

2021/07/30 BleepingComputer — 今日のこと、Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、米国連邦民間機関向けに新たな脆弱性開示ポリシー (VDP : vulnerability disclosure policy) プラットフォームの提供を開始した。

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RaaS (Ransomware-as-a-Service) のエコシステムを解析する

Why RaaS Has Become Easier to Launch

2021/07/30 SecurityBoulevard — Intel 471 の研究者から、組織内のサイバー・セキュリティ・チームに向けたヒントが届いた。サイバー犯罪者が何を学び、どのように行動しているのかを積極的に把握することで、セキュリティ・ニーズに対する解決策を見出すことができる。犯罪者たちが容易に攻撃を仕掛けられるのは、私たちが日常的に目にしているものを、巧妙に組み合わせているからだ。つまり、日常的に見られるような、技術的なノウハウを持った人々が増えていることが前提にあり、そこに緻密なビジネス・モデルが組み合わさっている。

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WellMess マルウェアと関連する C2 サーバークラスタが発見された

Experts Uncover Several C&C Servers Linked to WellMess Malware

2021/07/30 TheHackerNews — サイバー・セキュリティ研究者たちが、APT29 として追跡されているロシアの脅威アクター Cozy Bear が所有する、新たな C2 (command-and-control) インフラストラクチャの正体を明らかにした。Microsoft のサイバーセキュリティ子会社である RiskIQ は、The Hacker News に寄せられたレポートの中で、ロシアの SVR (対外情報機関) が運営する、30台以上の C2 サーバーの発見を発表した。

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Amazon に科された GDPR 罰金 970億円の意味と反論

Amazon gets $888 million GDPR fine for behavioral advertising

2021/07/30 BleepingComputer — Amazon だが、ターゲット行動広告の実施方法に関する GDPR 違反の疑いで、€746 million ($887 million : 970億円)という記録的な罰金を科せられた。この罰金は、個人情報の収集と使用の合法性を監視するために設立された、独立公的機関であるルクセンブルグの CNPD (Commission nationale pour la protection des données) から要求されたものだ。本日に提出された SEC Form 10-Q において、この巨額の罰金は、2021年7月16日に CNPD から科されたものであり、個人データの不適切な処理に対するものとされると、Amazon は述べている。

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Ubuntu Linux の eBPF 脆弱性に対する PoC エクスプロイトが公開

Linux eBPF bug gets root privileges on Ubuntu – Exploit released

2021/07/30 BleepingComputer — Linux カーネルの eBPF (Extended Berkeley Packet Filter) に深刻度の高い脆弱性があり、Ubuntu マシン上において攻撃者に高い権限を与えてしまう可能性があるため、セキュリティ研究者が PoC エクスプロイト・コードを公開した。この、5月に公開された脆弱性 CVE-2021-3490 は、特権昇格を引き起こすものであるが、それを悪用するには、対象マシンのローカル・アクセスが必要となる。なお、eBPF とは、特定のイベントや機能 (システム・コールやネットワーク・イベントなど) をトリガーとして、OS のカーネル内でユーザー・プログラムをサンドボックス化して実行する技術である。

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ビジネスメール詐欺 (BEC) を阻止するためのベスト・プラクティスとは?

Best Practices to Thwart Business Email Compromise (BEC) Attacks

2021/07/29 TheHackerNews — ビジネス・メール詐欺 (BEC : Business Email Compromise) とは、すべてのタイプのメール攻撃を指すが、それらがペイロードを持つことはない。BEC には様々な種類があるが、攻撃者が BEC 技術を利用して組織に侵入するメカニズムは、基本的に「なりすまし」と「アカウント乗っ取り」の2つに分けられる。最近の調査では、71% の組織が、過去1年間に BEC 攻撃を受けたと回答している。43% の組織が過去12ヶ月間にセキュリティ・インシデントを経験し、また、インシデントの 50% 以上を BEC/フィッシング攻撃が占めていると、回答する企業は 35% に達した。

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AMaaS >IDaaS:クラウドとオンプレの ID を統合

Pushing the Limits of IDaaS with AMaaS

2021/07/29 SecurityBoulevard — データへの安全なアクセスは、誰にとっても大きな懸念となる。そこで、クラウド ID 管理ソリューションとして、IDaaS (identity-as-a-service) が随所で採用され、アプリケーションにアクセスするユーザーが、本人であることの確認が、つまり、ID の認証が行われている。しかし、IDaaS は、問題の半分しか解決できない。個人情報保護法では、個人を特定できる情報 (PII) などの機密データに、適切な人だけが適切なタイミングでアクセスするよう求められている。

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