MOVEit と行政データ:ルイジアナとオレゴンの数百万人の個人情報が漏えい

Millions of Oregon, Louisiana state IDs stolen in MOVEit breach

2023/06/16 BleepingComputer — ルイジアナ州とオレゴン州が警告を発したのは、MOVEit Transfer MFT (Managed File Transfer) セキュリティファイル転送システムをハッキングしたランサムウェア・ギャングが、数百万の運転免許証がデータなどを含むデータを窃取し、流出させたインシデントに関するものである。これらの攻撃は、ゼロデイ脆弱性 CVE-2023-34362 を悪用して、5月27日に MOVEit Transfer サーバに対する世界的なハッキングを開始した、Clop ランサムウェア・オペレーションによるものである。一連の攻撃により、世界中で流出したデータが広く公開され、企業/政府/自治体などに影響が及んでいる。

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CISA/NSA の共同指針:BMC セキュリティ強化ガイドラインを発表

CISA and NSA Publish BMC Hardening Guidelines

2023/06/15 InfoSecurity — 米国 の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) と NSA (National Security Agency) は、BMC (Baseboard Management Controller) のセキュリティ強化に関する共同指針を発表した。6月14日に発表された、この文書の目的は、重要なインフラ・システムの侵害を試みる脅威アクターにとって、潜在的な侵入経路となり得る BMC の、見落された脆弱性への対処である。

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Microsoft が警告するロシアの APT:ワイパー攻撃における WhisperGate と Cadet Blizzard の関連性

Microsoft Outs New Russian APT Linked to Wiper Attacks in Ukraine

2023/06/14 SecurityWeek — Microsoft のセキュリティ研究者たちは、ロシアの General Staff Main Intelligence Directorate (GRU) に関連する新たな APT グループの情報を公表し、この脅威アクターがウクライナの組織へ向けた破壊的なワイパー・マルウェア攻撃に取り組んでいることを警告している。同社の脅威情報チームが発表した新しいレポートでは、このグループは Cadet Blizzard と名付けられ、戦時環境におけるマルウェアの範囲と使用方法を明確にするための、兆候と証拠が記録されている。

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LockBit の被害総額が $91M に達した:CISA/FBI/MS-ISAC などが共同勧告

CISA: LockBit ransomware extorted $91 million in 1,700 U.S. attacks

2023/06/14 BleepingComputer — CISA が発表した共同アドバイザリには、2020年以降の米国組織に対する約 1,700件の攻撃において、LockBit ランサムウェア・ギャングが、約 $91M の恐喝に成功していると記されている。RaaS (Ransomware-as-a-Service) オペレーションである LockBit は、2022年におけるランサムウェアの脅威をリードし、そのデータ漏洩サイトで開示した犠牲者の数は最多であったと、米国/英国/オーストラリア/カナダ/ドイツ/フランス/ニュージーランドなどの、それぞれの当局が述べている。

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GeoServer の深刻な脆弱性 CVE-2023-35042 が FIX:RCE 攻撃が観測されている

Hackers are exploiting RCE Vulnerability (CVE-2023-35042) in GeoServer

2023/06/12 SecurityOnline — 地理空間データの閲覧/編集を可能にする、Javaで書かれたオープンソース・ソフトウェア GeoServer に、新たなセキュリティ脆弱性が発生した。このソフトウェアは、Open Geospatial Consortium (OGC) が定めたオープン・スタンダードに準拠しており、柔軟な地図の作成やデータ共有のための有力なプラットフォームとなっている。しかし、そのための強固なサーバーが、攻撃を受け続けている。

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Microsoft Azure ポータルが DDoS 攻撃でダウン:Anonymous Sudan が攻撃を主張

Microsoft’s Azure portal down following new claims of DDoS attacks

2023/06/09 BleepingComputer — Microsoft Azure ポータルが停止しているが、その一方では、Anonymous Sudan と名乗る脅威アクターが、このサイトを DDoS 攻撃のターゲットにしたと主張している。このポータルの URL である https://portal.azure.com にアクセスすると、「現時点で、私たちたのサービスは利用できない。可能な限り早急に、すべてのサービスを復元するために取り組んでいる。時間をおいて再アクセスしてほしい」という内容のメッセージが表示される。なお、モバイル・アプリは、現時点では影響を受けていないようだ。

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iOS の iMessage を侵害するゼロクリック攻撃:ロシアが米情報機関を非難している

Russia Blames US Intelligence for iOS Zero-Click Attacks

2023/06/01 SecurityWeek — 2023年6月1日に、ロシアに本拠を置く Kaspersky は、企業ネットワーク内の iOS デバイスに対して、ゼロクリックの iMessage エクスプロイトを仕掛ける APT アクターを発見したと発表した。 同じ日に、ロシアの連邦保安庁 (FSB:Federal Security Service) も、国内の契約者や外国公館が所有する数千台の iOS デバイスを標的とした、スパイ・キャンペーンが進行していることについて、米国の情報機関を非難した。ソ連の KGB を引き継いだ、ロシアのセキュリティ機関 FSB は、NATO 諸国/中国/イスラエル/シリアに赴任する外交官の iPhone が、”米国の諜報機関による偵察オペレーション” により感染したと主張している。

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米海軍 グアムの IT インフラにハッカーが侵入:China 対 Five Eyes の情報戦が始まる?

US Navy hit by Chinese hacking campaign, report says

2023/05/27 SCMP — 中国のハッカーと疑われる人物が、緊張が高まる太平洋地域の通信を混乱させるために、広範なキャンペーンの一環として米海軍に侵入したと、サイバー・セキュリティ専門家たちは捉えているようだ。米海軍長官の Carlos Del Toro は、「Volt Typhoon という名の中国に支援されるハッキング・グループにより、米海軍が影響を受けたと説明し、政府/通信/製造/IT などの組織で警戒が必要だ」と、5月25日に CNBC に述べている。

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CISA KEV 警告 23/05/26:Barracuda ESG の脆弱性 CVE-2023-2868 を追加

CISA Adds CVE-2023-2868 Vulnerability to KEV Catalog

2023/05/26 SecurityOnline — 終わりのないサイバー戦争において、新たな脅威が出現した。米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) が発した警告は、Barracuda の Email Security Gateway (ESG) アプライアンスに存在する、セキュリティ脆弱性に関するものだ。この脆弱性 CVE-2023-2868 (CVSS:9.4) は、リモートの攻撃者にシステム・コマンド実行を許すため、侵入やデータ漏洩の可能性を生じるという。

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Volt Typhoon という中国の APT:グアムの重要インフラへの攻撃を Microsoft が検知

Microsoft Catches Chinese .Gov Hackers in Guam Critical Infrastructure Orgs

2023/05/24 SecurityWeek — 中国に支援されるハッカーが、グアムの主要インフラ組織からデータを窃取していたことを、Microsoft が発見した。グアムで中国製のサイバースパイ・マルウェアが発見されたことは、将来に起こり得るかもしれない中国と台湾の軍事衝突において、この小さな島が重要な役割を果たすと考えられるため、大きな関心を呼んでいる。

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GDPR は消費者の信頼を低下させた:IT リーダーの 66% が回答 – Macro 4 調査

Two-Thirds of IT Leaders Say GDPR Has Reduced Consumer Trust

2023/05/22 InfoSecurity — GDPR (General Data Protection Regulation) のあり方により、それぞれの企業に対する消費者の信頼が低下したという、IT リーダーの3分の2 (66%) の捉え方を、Macro 4 の最新調査が示している。2018年5月25日に、GDPR が欧州で施行されてから5年が経過し、個人データ保護の必要性に対する意識が高まった結果が、この調査に現れている。

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CISA KEV 警告 23/05/22:iPhone/iPad/Mac の3つの脆弱性を追加

CISA adds iPhone bugs to its Known Exploited Vulnerabilities catalog

2023/05/22 SecurityAffairs — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、iPhone/iPad/Mac に影響を及ぼす3件のつのゼロデイ脆弱性を Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加した。この3つの問題は、WebKit ブラウザ・エンジンに存在する、脆弱性 CVE-2023-32409/CVE-2023-28204/CVE-2023-32373 となる。

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Facebook の GDPR 違反と $1.3 B の罰金:米国へのデータ転送により最高額に!

EU Regulators Hit Meta with Record $1.3 Billion Fine for Data Transfer Violations

2023/05/22 TheHackerNews — Facebook の親会社である Meta は、European Union のデータ保護規制当局から、同地域のユーザーの個人データを米国に転送したとして、過去最高となる $1.3 billion の罰金を科された。EDPB (European Data Protection Board) の拘束力のある決定により、Meta はデータ転送の方式を GDPR に準拠させ、違法に保存/処理されたデータを、6ヶ月以内に削除するよう命じられた。

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CloudWizard という APT フレームワーク:CommonMagic マルウェアと多数の共通点

CommonMagic Malware Implants Linked to New CloudWizard Framework

2023/05/19 InfoSecurity — CommonMagic マルウェア・インプラントは、ロシアーウクライナ紛争に関連する未知の APT キャンペーンで採用されており、新しいモジュラー・フレームワークを用いるものだ。そして、関連が疑われる CloudWizard という名のフレームワークが、Kaspersky のセキュリティ研究者により発見され、今日のアドバイザリで説明されている。

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中国 – 台湾の緊張関係とサイバー戦争:PlugX マルウェアを仕込んだフィッシング攻撃が激化

Cyber Warfare Escalates Amid China-Taiwan Tensions

2023/05/18 InfoSecurity — 中国と台湾の間で緊張が高まるにつれて、台湾へのサイバー攻撃が大幅に増加していることが、Trellix のセキュリティ専門家たちの新しいレポートで明らかになった。特に台湾の産業界を狙うサイバー攻撃が急増しており、その主な目的は、マルウェアの配布と機密情報の窃取であると、同社は指摘している。

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Cisco Small Business Switches の RCE 脆弱性 CVE-2023-20159 などが FIX:直ちにパッチ適用を!

Cisco warns of critical switch bugs with public exploit code

2023/05/17 BleepingComputer — Cisco は 5月17日に、複数の Small Business Series Switches に影響を及ぼす4つの深刻なリモート・コード実行の脆弱性について、顧客に警告した。これらのセキュリティ脆弱性は、エクスプロイト・コードが公開されており、深刻度は CVSS スコア 9.8 と、ほぼ最大の評価を受けている。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、侵害したデバイス上で認証を必要とすることなく、root 権限で任意のコードを実行できる。

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NATO サイバー防衛ハブ:ウクライナ/アイスランド/アイルランド/日本が加入

4 Countries Join NATO Cyber Defense Center

2023/05/17 SecurityWeek — CCDCOE (Cooperative Cyber Defence Centre of Excellence) サイバー・セキュリティ・センターの 15周年記念日に、この発表があった。この、エストニアのタリンに本部を置く組織は、現時点において 39カ国のメンバーで構成されていつが、そこには非 NATO 国である、ウクライナ/アイスランド/アイルランド/日本も含まれる。

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MerDoor という高スティルス性のマルウェア:5年前からのバックドア展開を確認 – Symantec

Stealthy MerDoor malware uncovered after five years of attacks

2023/05/15 BleepingComputer — 南アシア/東南アジアの政府機関/航空機関/通信機関を標的に、Lancefly という新たな APT ハッキング・グループが、カスタム Merdoor バックドア・マルウェアを展開している。今日の Symantec Threat Labs の発表で明らかにされたのは、Lancefly が2018年以降において、スティルス性の高い標的型攻撃で Merdoor バックドアを展開し、企業ネットワーク上での永続性の確立/コマンドの実行/キーロギングを行ってきたことだ。

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CISA/FBI の共同勧告:PaperCut の脆弱性 CVE-2023-27350 が悪用されている

PaperCut Software Flaw Sparks Ransomware Attacks, CISA Warns

2023/05/12 InfoSecurity — PaperCut ソフトウェアの深刻な脆弱性が、近ごろの一連のランサムウェア攻撃に悪用されていると、米国の CISA が警告を発している。広く採用されている印刷管理ソリューション PaperCut に存在する、脆弱性 CVE-2023-27350 の悪用に成功した攻撃者は、認証情報を必要とせずに悪意のコードをリモートで実行できるようになる。その結果として、攻撃者はランサムウェアの展開に成功し、機密データへの不正アクセスに成功している。

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Snake はロシア FSB 由来:米政府が無効化した最強のスパイツールとは?

U.S. Government Neutralizes Russia’s Most Sophisticated Snake Cyber Espionage Tool

2023/05/10 TheHackerNews — ロシア連邦の FSB (Federal Security Service) が保有する、高度なマルウェア Snakeが侵害したグローバル・ネットワークを、裁判所の許可を得た米国政府が、5月12日に停止したことが発表された。最も洗練されたサイバー・スパイ・ツールとされる Snake の背後には、Turla (別名 Iron Hunter/Secret Blizzard/SUMMIT/Uroburos/Venomous Bear/Waterbug) と呼ばれるロシアの国家支援グループがいるとされるが、その正体について米国政府は、FSB の Center 16 のユニットであると見ている。

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SBOM エコシステムを CISA が推進:OSS の可視性を高めていく – ETIC 2023

ETIC 2023: CISA Developing SBOM Ecosystem for Open-Source Software Visibility

2023/05/08 FedTechMagazine — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、ソフトウェア・プログラミングの基礎であるライブラリ/バージョン/コンポーネントの可視性を高めるために、企業が公開する SBOM (Software Bill Of Materials) のエコシステムを推進している。ACT-IAC の Emerging Technology and Innovation Conference において、CISA の Technical Director for Cyber である Christopher Butera は、今後の SBOM ガイダンスが詳細なレベルで実現するためには、ベンダーからのフィードバックが必要だと述べている。

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Kimsuky APT は北朝鮮由来:ReconShark という偵察ツールで標的を狙い続ける

N. Korean Kimsuky Hackers Using New Recon Tool ReconShark in Latest Cyberattacks

2023/05/05 TheHackerNews — Kimsuky という名の、北朝鮮の国家に支援される脅威アクターは、進行中のグローバル・キャンペーンの一環として、ReconShark という新たな偵察ツールを使用していることが判明した。 SentinelOne の研究者である Tom Hegel と Aleksandar Milenkoski は、「ReconShark は、スピアフィッシング・メールおよび、文書のダウンロードにつながる OneDrive リンク、そして、悪意のマクロの実行を介して、標的とする個人に対して配信されている」と述べている。

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Earth Longzhi という中国ハッカー・グループ:DLL 悪用マルウェアでアジアを狙う

Chinese Hacker Group Earth Longzhi Resurfaces with Advanced Malware Tactics

2023/05/03 TheHackerNews — 中国の国家支援ハッカー集団が再登場し、台湾/タイ/フィリピン/フィジーなどの、政府/医療/テクノロジー/製造業を標的とする、新たなキャンペーンを展開している。この Earth Longzhi グループは、APT41 (別名 HOODOO/Winnti) のサブグループであり、半年以上も活動を停止していたが、Earth Baku/SparklingGoblin/GroupCC などのクラスターと重複した動きを見せている。Earth Longzhi は、2022年11月にサイバー・セキュリティ企業により検出され、東アジア/東南アジア/ウクライナなどの組織への攻撃が分析されている。

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CISA KEV 警告 23/05/01:Oracle WebLogic の脆弱性 CVE-2023-21839 などが追加

CISA Warns of Attacks Exploiting Oracle WebLogic Vulnerability Patched in January

2023/05/02 SecurityWeek — 米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに3件の脆弱性を追加したが、その中には 2023年1月にパッチが適用された Oracle WebLogic の脆弱性も含まれる。ただし、WebLogic の脆弱性の悪用について記述された、公的な報告は存在しないようだ。この脆弱性 CVE-2023-21839 は、リモート・コードの実行において悪用される可能性があり、攻撃者による対象サーバの完全な制御に至る恐れがある。この脆弱性は、Oracle の January 2023 Critical Patch Update (CPU) で修正されたものだ。

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人工衛星の乗っ取りを実演:Thales が証明した制御方法とは?

White hat hackers showed how to take over a European Space Agency satellite

2023/04/30 SecurityAffairs — 宇宙産業のサイバー・セキュリティに特化した、欧州のイベントである CYSAT の第3回目が開催された。同イベントで ESA (European Space Agency) は、衛星のテスト・ベンチを設置し、ホワイトハット・ハッカーを招き、デモンストレーション目的で運用している超小型衛星 OPS-SAT を制御する試みを行った。そこで、Thales の Offensive Cybersecurity Team は、世界初の倫理的衛星ハッキング演習とされる、ESA 衛星の制御方法を実演した。

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Codenotary SBOM Center のプレビューが公開:セキュアな SBOM の作成が可能に

Codenotary Previews Secure SBOM Creation Service

2023/04/27 DevOps — 今日、Codenotary が公開したのは、SBOM (Software Bills Of Materials) を作成/保管し、必要に応じて安全に共有するための、集中型リポジトリ・サービスのプレビューである。このサービスについて、Codenotary の CEO である Moshe Bar は、「SBOMCenter は、ソフトウェアのサプライチェーン保護の必要性の高まりにつれて頻繁になる SBOM の作成を、より簡単に運用するのに役立つ」と説明している。彼によると、現時点で無料トライアルとして提供されている SBOMCenter は、改ざんされていないことを保証する方法で、SBOM を作成/保存する機能を備えているという。

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Tencent QQ ユーザーをハッキング:中国 APT の Evasive Panda が関与 – ESET

Tencent QQ users hacked in mysterious malware attack, says ESET

2023/04/26 BleepingComputer — Tencent QQ メッセージング・アプリの自動アップデートの一部として、マルウェア MsgBot を配布するという謎の攻撃に、Evasive Panda と呼ばれる中国の APT ハッキング・グループが関与していることが判明した。Evasive Panda とは、2012年頃から活動しているサイバースパイ・グループであり、これまでに中国本土/香港/マカオ/ナイジェリア/東南アジア/東アジアなどの国々で、さまざまな組織や個人を標的としてきた。

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ロシア国家支援の APT グループ Tomiris/Turla の関連性を掘り下げる – Kaspersky

Kaspersky Analyzes Links Between Russian State-Sponsored APTs

2023/04/25 SecurityWeek — ロシアと連携する ATP (Advanced Persistent Threat) 脅威アクター Tomiris と Turla の両者は、最小限レベルで協調しているようだ。この情報は、ロシアのサイバー・セキュリティ企業 Kaspersky からのものだ。Snake/Venomous Bear/Krypton/Waterbug としても追跡される Turla は、2006 年から ComRAT マルウェアに関与し、ロシア政府との関係があると考えられている。その一方で Tomiris は、比較的に新しいハッキング・グループであり、2021年に詳細が発表され、現在も活動を続けている。同グループは、主に CIS (Commonwealth of Independent States) 諸国の政府や外交機関をターゲットに、情報収集のために活動している。

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米国の軍艦造船業者 Fincantieri Marine Group でランサムウェア攻撃が発生

US Navy Contractor Fincantieri Marine Group Hit by Cyber-attack

2023/04/24 InfoSecurity — 米国の軍艦造船業者が、4月12日にランサムウェア攻撃を受けた。先週に Fincantieri Marine Group (FMG) は USNI News への声明で、メールサーバと一部のネットワーク運用に影響があったと述べ、このインシデントを認めた。その声明には、「先週に Fincantieri Marine Group (FMG) は 、サイバー・セキュリティ・インシデントを経験し、ネットワーク上の特定のコンピュータ・システムに、一時的な混乱を引き起こしている」と記されている。

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VMware Aria Operations for Logs の脆弱性 CVE-2023-20864/CVE-2023-20865 が FIX

VMware Patches Pre-Auth Code Execution Flaw in Logging Product

2023/04/20 SecurityWeek — 4月20日 (木) に VMware は、Aria Operations for Logs (旧v Realize Log Insight) 製品群における、深刻なセキュリティ脆弱性 CVE-2023-20864/CVE-2023-20865 に対するパッチを緊急リリースした。これらの脆弱性は深刻度 High と評価されており、未認証の攻撃者に任意のコード実行をゆるす可能性がある。同社のセキュリティ・アドバイザリでは、企業が問題を軽減するためのガイダンスも提供されている。

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中小企業でも OK:無料オンライン・サイバーセキュリティ・ツール5選

5 free online cybersecurity resources for small businesses

2023/04/19 HelpNetSecurity — サイバー攻撃の頻度と巧妙さが増すにつれ、中小企業 (SMB:Small and Medium-sized Businesses) は、サイバー脅威に対してより脆弱になりつつある。大企業とは異なり、中小企業には、悪意の人物からネットワークやデータを効果的に保護するための資金や技術的リソースが不足している場合が多い。多くの中小企業は、予算や IT スタッフが限られているため、どこにリソースを配分するのかという難しい決断を迫られる。

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CISA の Zero Trust 成熟度モデル:パブリックコメントを経て Initial という段階が加わった

CISA Updates Zero Trust Maturity Model With Public Feedback

2023/04/12 InfoSecurity — 4月11日 (火) に、米国の Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA) は、パブリックコメント期間中の推奨事項を盛り込んだ Zero Trust Maturity Model の第2版を発表した。このガイドラインの更新は、新しい国家サイバー・セキュリティ戦略を支援するための、連邦政府によるゼロトラスト・アプローチの促進を目的としている。

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Windows のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-28252:Nokoyawa ランサムウェアが悪用している

Windows zero-day vulnerability exploited in ransomware attacks

2023/04/11 BleepingComputer — Microsoft がパッチを適用した、Windows Common Log File System (CLFS) のゼロデイ脆弱性は、特権昇格や Nokoyawa ランサムウェアのペイロード展開などで、サイバー犯罪者たちに積極的に悪用されているものである。この、Windows のゼロデイ脆弱性 CVE-2023-28252 の悪用が続いていることを踏まえ、CISA も KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加し、連邦政府民間行政機関 (FCEB) に対して、5月2日までにシステムを保護するよう命じた。

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米陸軍は SBOM を望んでいる:民間への波及効果が期待される?

The Army Wants SBOMs—and So Should the Other Services

2023/04/11 DefenseOne — 公共分野の組織と、連携するすべての組織は、どのようなソフトウェアが使われているのかを、よりよく把握する必要がある。2022年10月に、米陸軍の調達部門は、ソフトウェアとネットワークをベースにした攻撃を防ぐために、大きな変化をもたらす可能性のある小さな一歩を踏み出した。それは、SBOM に関する情報提供を求めるものである。

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CISA KEV 警告 23/04/10:iPhone/Mac のバグを悪用する商用スパイウェア

CISA orders govt agencies to update iPhones, Macs by May 1st

2023/04/10 BleepingComputer — 米国の CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、iPhone/Mac/iPad の存在し野放し常態で悪用されている、2つの脆弱性にパッチ適用するよう連邦政府機関に命じた。2022年11月に発行された拘束力のある運用指令 (BOD 22-01) によると、CISA の KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加された全てのセキュリティバグに対して、連邦民間行政機関 (FCEB) はパッチを適用することが求められている。

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BGP ハイジャッキングを止めろ:オランダ政府が RPKI を全面採用する理由を考える

All Dutch govt networks to use RPKI to prevent BGP hijacking

2023/04/09 BleepingComputer — オランダ政府は、2024年末までに RPKI (Resource Public Key Infrastructure) 規格を採用することで、インターネット経路のセキュリティを向上させる予定だという。RPKI (Resource Certification) は、経路を暗号的に検証することで、悪意の有無にかかわらず、誤った経路変更からインターネット・トラフィックを保護するものである。この規格では、デジタル証明書を使用して、経路情報の交換に使用される BGP (Border Gateway Protocol) を保護し、ディスティネーション経路の IP アドレスを制御する正当なネットワーク事業者を、トラフィックが経由することを確認するものだ。

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CISA KEV 警告 23/04/07:Veritas Backup の脆弱性 CVE-2021-27877 など5件が追加

CISA orders agencies to patch Backup Exec bugs used by ransomware gang

2023/04/07 BleepingComputer — 2023年4月7日 (金) 日に CISA は、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに5つの脆弱性を追加した。そのうちの3つは Veritas Backup Exec の脆弱性であり、ランサムウェアを展開するために悪用されている。残りの2つは、Samsung の Web ブラウザを標的としたエクスプロイト・チェーンの一部としてゼロデイで悪用された脆弱性と、Microsoft Windows Certificate Dialog における権限昇格の脆弱性だ。

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GitHub が SBOM エクスポートをサポート:ソフトウェア要件への対応を容易にする

GitHub Adds SBOM Export to Make it Easier to Comply with Security Requirements

2023/04/06 InfoQ — GitHub が発表した SBOM エクスポートは、セキュリティ・コンプライアンスのワークフローやツールの一部として、使用されることを意図したものである。この新機能により、NTIA に準拠した SBOM を、容易にエクスポートできるようになったと GitHub は述べている。手動または自動化されたプロセスなどの各種の方法により、ユーザーは SBOM をエクスポートできる。手動で SBOM を生成するには、リポジトリ内の依存関係グラフにアクセスし、新たに提供された Export SBOM ボタンをクリックする。それにより、SPDX 形式の、マシン・リーダブルの SBOM が作成される。

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Cobalt Strike のクラック版を潰せ:Microsoft と Fortra が取り締まりを発表

Microsoft and Fortra crack down on malicious Cobalt Strike servers

2023/04/06 BleepingComputer — Microsoft/Fortra/Health-ISAC (Health Information Sharing and Analysis Center) の三者は、サイバー犯罪者が使用する主要ハッキングツールである、Cobalt Strike のクラック・コピーをホストするサーバに対する、広範な法的取り締まりを発表した。Microsoft の Digital Crimes Unit (DCU) の Amy Hogan-Burney は、「世界中でホストされている Cobalt Strike のクラックされたレガシー・コピーを取り締まるには、粘り強く取り組む必要がある。Fortra のセキュリティ・ツールの、正当な利用を保護するための重要な行動である。Microsoft も同様に、自社の製品/サービスの正当な利用を守るために尽力している」と述べている。

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Genesis のテイクダウン:Operation Cookie Monster が老舗のダークウェブを追い詰めた

FBI Seizes Genesis Cybercriminal Marketplace in ‘Operation Cookie Monster’

2023/04/06 DarkReading — 盗み出されたクッキーなどの、危険なデータを流通させるために広く利用されている、ダークウェブ・フォーラムのホームページが、米国連邦法執行機関の押収通知に置き換えられた。FBI が押収した Genesis Market は、盗み出されたクッキー/認証情報/トークンだけではなく、被害者のネットワークにイニシャル・アクセスするための、ボットなどのツールを提供する、最大かつ広範に利用されるダークウェブ・フォーラムの1つである。この出来事は、世界中でサイバー犯罪に関与している人々に、国際的な法執行機関が与えた新たな打撃である。

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Docker の BuildKit で SBOM をサポート:どのように機能するのか?どんな制限があるのか?

Docker’s BuildKit adds SBOM attestation capabilities: How they work — and key limitations

2023/04/04 SecurityBoulevard — 今年の初めに Docker は、BuildKit ツールにおいて、ビルド時の証明書と SBOM (Software Bills of Materials) のサポートを追加し、それぞれのイメージ内のソフトウェア・コンポーネントのビルド・プロセスを、開発チームが完全に記録する方法を提供するようになった。BuildKit とは、コンテナ・イメージを構築するための Docker のビルド・エンジンであり、従来からのスクリプト・ベースの Dockerfile ビルド・エンジンを改良したものである。Docker は、このツールにより、ビルドのパフォーマンスが向上し、Dockerfile の再利用性が高まったと主張している。

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CISA KEV 警告 23/04/03:Zimbra の脆弱性が NATO 諸国への攻撃で悪用

CISA warns of Zimbra bug exploited in attacks against NATO countries

2023/04/03 BleepingComputer — CISA が連邦政府機関に要請したのは、NATO 諸国を標的とした攻撃でロシアのハッカーが Eメールを盗むために悪用した、Zimbra Collaboration (ZCS) に存在する XSS (Cross-Site Scripting) の脆弱性の修正である。NATO に加盟する複数の政府のポータルへの攻撃で、Winter Vivern および TA473 として追跡されているロシアのハッキング・グループが、この脆弱性 CVE-2022-27926 を悪用して、当局/政府/軍人/外交官などのメール・ボックスに不正アクセスしていたという。

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CISA KEV 警告 23/04/01:スパイウェアなどを対象に9件の危険な脆弱性を追加

CISA adds bugs exploited by commercial surveillance spyware to Known Exploited Vulnerabilities catalog

2023/04/01 SecurityAffairs — CISA は、KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに、9件の脆弱性を新たに追加した。そのうちの5件は、セキュリティ監視ベンダーが自社の商用スパイウェアでモバイル機器を狙うために使用するエクスプロイトの一部である。これらの脆弱性のカタログへの追加は、Google Threat Analysis Group (TAG) が最近に発表した、Android/iOS/Chrome などに対して複数のゼロデイ脆弱性を使用した2つの異なるキャンペーンに関する詳細レポートを受けたものだ。

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LockBit が韓国の国税庁をハッキング:盗んだデータを公表すると脅迫している

LockBit leaks data stolen from the South Korean National Tax Service

2023.04/01 SecurityAffairs — 2023年3月29日に、LockBit ランサムウェア・ギャングは、韓国の国税庁をハッキングしたことを公表した。同グループは、この韓国の機関を Tor リーク・サイトに追加し、身代金が支払われない場合には、2023年4月1日までに盗み出したデータを公開すると脅している。主として、内税の査定と徴収を担当する国税庁は、1966年3月3日に大蔵省の外郭団体として設立されている。

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CISA KEV に登録された危険な脆弱性:現時点で合計 1,500万件がインターネットに露出している

15 million public-facing services vulnerable to CISA KEV flaws

2023/03/31 BleepingComputer — CISA の KEV (known exploitable vulnerabilities) カタログに記載されている 896件の脆弱性のうち、少なくとも1つの脆弱性の影響を受けている公共性の高いサービスが、1,500万以上も存在することが明らかになった。この膨大な数値は、国家に支援される機関やランサムウェア集団などからの、サイバー攻撃にさらされる脆弱なシステムを特定するために、サイバー・セキュリティ企業である Rezilion が実施した、大規模な調査結果の報告に基づくものである。

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ChatGPT/GPT-4 を止めろ:Musk/Wozniak などの著名人グループが申し立て

Musk, Scientists Call for Halt to AI Race Sparked by ChatGPT

2023/03/29 SecurityWeek — いつかは人間を凌駕するかもしれない、パワフルなな人工知能技術の展開において、テック企業の動きは速すぎるのだろうか。著名なコンピューター科学者や、Elon Musk、Apple の創業者 Steve Wozniak といったテック業界の著名人たちのグループは、リスクを考慮するために、6ヶ月間の一時停止を要求している。この申立は、サンフランシスコのスタートアップ OpenAI が、先日に発表した GPT-4 に対するものだ。広く使われている AI チャットボット ChatGPT を、さらに進化させた GPT-4 は、ビッグテックである Microsoft と Google のアプリケーション開発競争に火をつけるきっかけにもなっている。

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Google TAG 警告:複数の Zero-Day/N-Day エクスプロイトを用いるキャンペーンについて

Google TAG shares details about exploit chains used to install commercial spyware

2023/03/29 SecurityAffairs — Android/iOS/Chrome に対して複数のゼロデイ・エクスプロイトを悪用する、2つのキャンペーンの詳細を、Google Threat Analysis Group (TAG) が公開した。専門家たちは、どちらのキャンペーンも、限定的で高度な標的型であったと述べている。攻撃の背後にいる脅威アクターは、エクスプロイトに Zero-Day と N-Day の両方を使用していたという。これらのエクスプロイト・チェーンは、ターゲットのデバイスに商用スパイウェアや悪意のアプリをインストールするために使用されていたようだ。

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ChatGPT に対するユーロポールの評価:近い将来に起こり得る問題の可能性

Europol details ChatGPT’s potential for criminal abuse

2023/03/28 HelpNetSecurity — ChatGPT に対する社会の関心が高まる中、この問題に真剣に取り組んでいる Europol Innovation Lab は、さまざまな部門の専門家が参加する、一連のワークショップを実施した。これらのワークショップは、ChatGPT のような LLM (Large Language Models) が犯罪者に悪用される可能性や、捜査官の日常業務を支援する可能性の、調査を目的としている。

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米大統領令による商用スパイウェア制限:政府による使用については曖昧さが残る

President Biden Signs Executive Order Restricting Use of Commercial Spyware

2023/03/28 TheHackerNews — 2023年3月27日 (月) に、米国のジョー・バイデン米大統領は、連邦政府機関による商用スパイウェアの使用を制限する大統領令に署名した。この大統領令には、「スパイウェアのエコシステムが、米国政府にとって深刻な防諜上のリスクとセキュリティ上のリスクをもたらし、また、外国政府または外国人により不適切に使用される重大なリスクをもたらす」と記されている。また、こうしたツールの政府による使用が、法の支配および、人権と、民主主義の規範/価値の尊重と一致する方法で行われることを、保証するよう求めている。

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Microsoft クラウドへのハッキングを検出:CISA が最新ツールを提供

New CISA tool detects hacking activity in Microsoft cloud services

2023/03/23 BleepingComputer — 米国の Cybersecurity & Infrastructure Security Agency (CISA) は、Microsoft のクラウド環境における悪意のアクティビティの兆候の検出に有効な、新しいオープンソースのインシデント対応ツールを公開した。米国エネルギー省の国立研究所である Sandia と共同で開発された、この Untitled Goose Tool という名の Python ベースのユーティリティは、Azure Active Directory/Microsoft Azure/Microsoft 365 環境からテレメトリ情報をダンプする。

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